連載:シオニスト『ガス室』謀略の周辺事態 (その28)

アラブ人のシオニスト『ガス室』謀略批判

2000.3.3

〔パレスチナ人からの通信を翻訳・転載〕

訳者はしがき

 以下の訳文の原文は、次の英語頁へのリンク
 英語の原文へ
 で紹介しますが、2000.1.26.の日付で、私宛て、および、一部は私とも旧知の仲の世界各国の数人の歴史見直し論者宛ての同文E-mailとして、送られてきたものです。転載を歓迎する主旨の添え書きもありましたので、原文のみならず、この「訳者はしがき」を含めて、訳文の転載をも歓迎します。

 原文は、イスラエル国家から酷い目に遭われているパレスチナ人の手になるものなので、いささか厳しい表現になっています。訳文でも、その生身の怒りを伝えるように努めました。たとえば、「シオニストの恐喝」という表現には、驚く方も多いでしょう。

 ところが私は、すでに、むしろ逆の立場の研究の中にも、似たような意味の事実関係を指摘する歴史検証を発見していました。私自身が昨年、1999.7.31.ニューヨークで開かれた市民集会、「NATOを裁く独立国際戦争犯罪法廷」に参加した際、書店のベストセラー・コーナーで偶然発見し、直ちに購入して持ち帰った本の中にも、表現の選び方は違うものの、構造上は全く同じことが書かれていたのです。

 その本、『アメリカ人の生活の中のホロコースト』(The Holocaust in American Life. HOUGHTON MIFFLIN COMPANY, 1999)の著者、ピーター・ノヴィック(Peter Novick)は、ユダヤ人の歴史学者で、文章から見る限りではホロコーストの実在を疑っていないようです。373頁の大著で、なぜか、ホロコースト、またはガス室の検証の方は皆無に等しいのですが、アメリカ社会の内部での情報の流れ方と世論の変化の経過の方は、かなり克明に事実関係を追っています。

 つまり、あくまでもアメリカ国内の話なのですが、該当部分を私なりに要約すると、イスラエル建国の中心となった政治的シオニストは、アメリカ人一般だけではなくて、特にアメリカ在住のユダヤ人にイスラエル支持を強要するために、「ガス室によるユダヤ人大量虐殺を見逃した罪」を問う心理作戦を採用していたというのです。しかも、その「アメリカ人の罪悪感」の材料として、何と、こちらは間違いなしにアメリカ合衆国という国家が、時のトルーマン大統領の全権命令の下に犯した大量虐殺、「広島」が、「アウシュヴィッツ」と対の「双子の象徴」(twin symbols.p.112)として、アメリカ人の脳裏に焼き付けらたというのです。

 この本、『アメリカ人の生活の中のホロコースト』の該当部分に関しては、本頁の継続として、早期に要約紹介する予定です。

 文中のスウェーデンの“ラディオ・イスラム”に関しても、すでに1998年4月号のSmith's Reportで報じられていましたので、その周辺の「中東の歴史見直し論」の状況と合わせて、別の記事を準備します。

以下の[ ]内は訳者・木村愛二の注記。


“シオニストの大嘘”国際サミット

 30以上の国家の元首もしくは政府首脳を含む46か国の代表団が、2000年1月27日からストックホルムで開かれる“ホロコーストに関する国際会議”に参加する予定である。目立つ参加予定者の中には、ビル・クリントンの代理(多分、ヒラリー・クリントン)、ロビン・クック(トニイ・ブレアの代理)、リオネル・ジョスピン、ゲルハルト・シュレーダー、イフッド・バラクが含まれている。

 エリー・ヴィーゼルが会議の名誉議長に予定されている。映画『ショア』の制作者、クロード・ランズマンも参加予定である。

 この会議の開催予定地に近接した会場では、同時期に、別の集会、「ユダヤ人は“政策決定者と密着”するのが相応しい」と宣言した億万長者、エドガー・ブロンフマンを議長に頂く、世界ユダヤ人評議会も開かれる予定である。

歴史見直し論[ホロコースト見直し論]

 公式的に表明された開催の理由の背後には、この異例の国際的会合が開かれた真の理由、すなわち、インターネットの存在により、今や、世界規模に広がりつつある歴史見直し論の運動への、妨害を画策する意図が潜んでいる。

“ラディオ・イスラム”とインターネット

 ストックホルムは、今や、歴史見直し論の運動の最も活発な中心地の一つとして、あまねく認められるに至っているが、その理由は、そこにラディオ・イスラム放送局が存在すること、および、その創設者であり主宰者であり、元来はモロッコ出身のアフメッド・ラミが、スウェーデン市民として在住することにある。

(放送記録と音声は、インターネットの下記URLにより入手可能:)
 http://www.abbc.com/islam
 http://www.abbc.com/faurisson

アウシュヴィッツの[ガス室]神話

 アウシュヴィッツは、決して、“絶滅収容所“だったことはないのであって、むしろ、普通の集中収容所として理解すべきである。

 1月27日とは、ソ連軍がアウシュヴィッツ複合収容所に到着した1945年の、その当日の日付を記念する日程である。ソ連兵は、その時、そこで病人や死者をも見掛けたが、ドイツ人がその他の収容者を滞在させるために、彼らの国の収容所と比較すれば、はるかに人道的で居心地の良い収容所を用意していたことを知って驚いた。その直後の4日間、モスクワの日刊大新聞、プラウダは、アウシュヴィッツについて何も語っていない。

 プラウダの最初の報道では、ドイツ人が、アウシュヴィッツで勾留者を組織的に殺すために、主として電気を使っていたと主張している!

 わずか4か月後の1945年5月6日、プラウダは、そのプロパガンダの物語を別の筋書きと取り替えた。それは、アメリカのユダヤ人から仕込まれたもので、アウシュヴィッツとは、巨大なガス室によってドイツ人が人々を殺した場所だという説である。この後者の物語が現在まで容認されて続けているのである。

エリー・ヴィーゼル、嘘付き目撃証人の親玉

『“高名な偽者の目撃証人”エリー・ヴィーゼル』。これが、フランスの文書記録の鑑定の専門家で、大学教授のロベール・フォーリソンがまとめた研究論文の題名である。自伝的な著作『夜』の中で、この詐欺師のエリー・ヴィーゼル、この元アウシュヴィッツ収容所の収容者は、ガス室に言及することを“忘れた!”と称しているのである。彼によると、ドイツ人は、犠牲者たちを燃える穴(!)に投げ込んだのである。

 彼は、収容所では申し分ない待遇を受け、1945年1月18日に、父親と一緒に、選ばれて、ドイツ人に、つまりは、親衛隊の“人殺し”に伴われて、あえてソ連の“解放者”を待ち受けることなどはせずに、アウシュヴィッツを去ったのである。

(上記のフォーリソンの論文は、下記URLで見ることができる。)
 http://www.abbc.com/islam/french/texts/wiesel.htm
 http://www.abbc.com/islam/english/revision/wiesel.htm

詐欺、恐喝、抑圧のサミット

 これはまた余りにも桁外れな皮肉なのであるが、ここ半世紀以上にもわたって、ユダヤ人世界評議会の枠組みの中で招集された諸組織は、ナチスドイツのガス室とかユダヤ人のジェノサイドとか称する彼らの申し立てを振り回す詐欺を、政治的および商業的な目的のために利用し続けてきたのである。この手段によって、この間、彼らは、ユダヤ人による残酷なパレスチナの軍事的占領と、それに伴う植民地主義、帝国主義、領土の併合を、正当化してきたのである。

 彼らは、ドイツ人を、実際にはドイツ人が決して犯してはいなかった忌まわしい犯罪を、犯したのだと称して、告発している。

 彼らは、ドイツの戦争中の同盟国をも、この彼らの申し立て犯罪への荷担者として、告発している。

 彼らは、当時の中立国をも、この彼らの申し立て犯罪に対して冷淡な立場に止まったと称して、告発している。

 彼らは、勝利者の同盟国さえをも、この架空の犯罪が妨げられることなく進行するのを放置したと称して、告発している。

 これらのすべての詐欺的な告発は、政府、財閥、企業、銀行などを対象する果てしない恐喝の計画を可能にする。

 われわれは現在、凶暴で、かつ、新たなものほど従前よりもさらに強欲さを増す請求と強要が、ユダヤ人またはシオニストの種々雑多なマフィア集団から提出される有様を目撃している。

 さらに、この詐欺と恐喝は、“20世紀最大の大嘘”を暴き、歴史の真実を明らかにするために必死の戦いを続けている知識人、教職者、研究者、歴史家に対する残忍な抑圧を伴っている。

 民主主義の伝統を持つ国々の法体系さえも、ユダヤ人組織による圧力に屈して、特殊な反・歴史見直し論の法律を背負わされてしまった。

 この詐欺、この恐喝、この抑圧は、今や“耐え難い!”状態に達している。“本物の人種差別反対”の立場、“本物の歴史の教訓の記念”の立場、“ユダヤ人とユダヤ人世界評議会のシオニスト・ロビーの監視からの自由を求める”立場からすれば、“ホロコーストに関する国際会議”の参加者たちの動きは、人種差別反対と“歴史の教訓の記念”に関する相も変わらぬ決まり文句の斉唱でしかない。

 彼らは調子外れに歌うであろう。彼らにとっては、“すべての形態の人種差別主義を粉砕せよ!”は、“選ばれた民[旧約聖書のユダヤ人]以外に対するすべての形態の人種差別主義を粉砕せよ!”を意味するのであり、特筆すべき問題としては、“歴史の教訓を記念せよ!”が、“ユダヤ人の歴史の教訓を記念せよ!”を意味することなのである。

 これらの富み栄え、強力な人々、これらの存分に組織された迫害者たちは、自分たちの方が、貧しく、弱く、迫害されているかのように語るであろう。ドルの王様とその虚ろな思想による強制的な世界化の現状の下で、彼らは、われわれを、彼らの足元に膝まづかせようと企てるであろう。しかし、嘘に基づく帝国主義が勝利することはあり得ない。

 その行く手を阻むのは、すべての真の人種差別反対のための戦い、いかなる例外も許さず、すべての人々の苦難の歴史の教訓を記念するための戦い、いかなる差別をも許さない戦い、さらには、思想の自由、検閲の廃止、言論の抑圧禁止、すべての人々の独立の保証のための戦いなのである。


以上で(その28)終わり。(その29)に続く。


(その29) 世界各国に歴史見直し論の動き澎湃!

「ガス室」謀略
『憎まれ愚痴』51号の目次