奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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2009年二定 一般質問 6月6日

1 住まいの貧困と貧困ビジネスについて
2 ガイドブック等作成の民間委託について
3 教科書採択について
4 精神障碍者の生活支援について

1 住まいの貧困と貧困ビジネスについて
質問 1)無届け老人ホームについて
○無届け老人ホームについて、先般の火災事故により、その存在が明らかになった。杉並区の生活保護を受け、区外で居住する高齢者の状況はどのようなものか。ケースワーカーによる訪問はどのように行われているのか。
質問 2)民間宿泊所について
○民間宿泊所について、傷害事件や生活保護費の一方的管理や持ち逃げ等、様々な問題を抱えている事を、区はどのように認識しているか。また、何らかの対策を立てることは出来るか。
○路上生活者の居宅保護までの期間はどのくらいか。路上からの居宅保護を行わない理由は何か。
○NPOによる見守りサービス等の導入を検討できないか。ケースワーカー業務との役割分担などを検討できないか。
質問 3)入居者支援事業について
○区内において「追い出し屋」の被害が発生している。消費者センターはどのように把握し、対処し、また予防のための対策を講じているのか。
○杉並区が紹介する家賃保証会社は、追い出し行為で訴訟になっている業者である。杉並のブランドが利用されていることをどう考えるか。即刻、協定を解除すべきと考えるが、どう考えるか。
○高齢者の入居支援は、他区はかなり手厚いものがある。杉並区は現状の施策で十分と考えているのか。
○家賃支払いの公的保証制度は作れないのか。保険制度はどうか。

2 ガイドブック等作成の民間委託について
質問 1)「子育て応援券ガイドブック」の製作事業者の応募説明会において、参加事業者が顔を合わせる機会を得るという方法を選んだ理由如何。意を通じる機会を与えることになると考えなかったのか。
質問 2)「すぎなみくらしのガイド」での提案経費がほぼ拮抗しているのは、不思議である。その理由は何か。
質問 3)「すぎなみくらしのガイド」、「子育て応援券ガイドブック」のいずれも、製作を受託した事業者はサンケイリビング社であるが、その理由如何。
質問 4)「すぎなみくらしのガイド」、「子育て応援券ガイドブック」のいずれも、ほぼ製作費のみの、編集費を含まない経費で委託することで、その中に事業者の営利部分はあると考えているのか。
質問 5)大手の制作会社が受託すると見栄えが良いものが出来る一方で、下請け泣かせの面があるが、どう認識しているか。また、小さくとも区内事業者が受託しやすいよう工夫を考える余地はないか。

3 教科書採択について
質問 1)教育委員会は採択された教科書の使用を義務付けているのか。また、補助教材等の使用を禁止する指導は行っているのか。
質問 2)現行の歴史教科書を採択した理由と共に、その検証方法及び使用の成果について具体的に伺う。
質問 3)一般的に、入札対象リスト内の特定物件が順調に供給されない蓋然性が高い場合、その供給業者の入札参加を事前に排除することは可能か。また、入札に参加し契約を締結した後、供給に支障が得た場合、その責任は誰が取るのか。

4 精神障碍者の生活支援について
質問 1)精神障害者の障害福祉サービスの利用について、他区では、たいがいサービスを受給できているのに杉並では申請そのものが認められない例が多いと聞くがそれは本当か。申請阻害は権利侵害であるとの認識はあるか。
質問 2)相談支援から申請、受給までの流れを伺う。また、相談の内容は文書で残しているか。オブリガードはアドボケイト機能をどのように果たしているのか。

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