奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

« 2009年05月 | メイン | 2009年07月 »

2009年06月18日

7/18シンポジウム「戦う”ブログ市長”(竹原信一阿久根市長) 東京で吠える!」

開かれた議会をめざす会 2009 シンポジウム

「戦う”ブログ市長”(竹原信一阿久根市長) 東京で吠える!」
多数野党議会からの二度の不信任決議に、最初は議会解散で応え市議選挙、次は自身の失職。そして市長選挙で返り咲いた竹原氏。マスコミ報道では、「破壊者か?」と言われ「強引」な印象の強い阿久根市長ですが、実際は、どうでしょうか?(ぜひご自分でブログをご覧になることお勧めします)。

今回、はるばる鹿児島から上京をお願いしました。質疑の時間をたっぷりとっています。ご本人を交えての懇親会(3,000円程度)も予定しています。
参加に予約は不要ですが、会場が小さいので事前申し込み(ハンドルネームOK)者を優先入場とします。

●竹原氏のブログより--------------------
「市民の、市民による、市民の為の市政
 市民の代表として話し合いをするはずの議会では対話を放棄しています。 議員は質問するだけ、市長は質問できず答弁するだけです。議員間の話し合いもできません。おまけに議員の質問はひとり3回あるいは一時間で終了です。そもそも、「言いっぱなしと多数決」を議論とか審議などと呼び、誤魔化しているのです。市民の皆さんのお力で議会を話し合いの場に変えさせていただきたい。」(再選後の6月、市長就任あいさつ ブログより抜粋)---------------●

■+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 ■日時:7月18日(土)午後1:30〜4:30 (開場:午後1:00)
 ■場所:東京都新宿区立若松地域センター(3Fホール 100名程度)
 ・新宿区若松町12-6 TEL:03-3209-6030
 ・都営大江戸線「若松河田」駅下車「河田口」より左手方向徒歩2分
「若松河田」駅周辺地図 
 ■参加費:1,000円(会員500円 当日入会可能)
  ※事前申込者優先入場。ブログを読んでのご参加をお勧めします。
  「阿久根時事報ー住民至上主義」   
■++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 【第一部】
  午後1:30 アンケートから見える議会の姿ーどうしたら議会は開くのか
    報告:日野克彰豊島区議(開かれた議会をめざす会)
 【第二部】
  午後2:00 基調講演「住民至上主義」竹原信一鹿児島県阿久根市長
  午後3:00 会場との質疑応答
   コメンテーター:小林弘和専修大学法学部教授(専門地方自治・地方議会)
…………………………………………………………………
●主催:開かれた議会をめざす会
事前申込先:お名前(ハンドルネームOK)をお伝え願います。
 tel/fax:03-3315-2155 (奥山たえこ@杉並区議) 
 hirakaretagikai@gmail.com
 
7/18シンポチラシ ダウンロードはこちら

2009年06月14日

6月15日■かんぽの宿・郵政民営化を問い直す杉並集会

■「改革」とは何だったのか?「郵政民営化」、それは「私物化」だったのではないか?徹底的に問い直します!

▼2009年6月15日(月)19:00〜
会場:杉並産業商工会館
(JR阿佐ヶ谷駅下車徒歩5分・丸の内線南阿佐ヶ谷駅下車徒歩3分。中杉通り中程、ラーメンのさいたま屋、美容院の間の道を曲がって100m)
http://mappage.jp/popup/popmap.php?X=2.4371517600003&Y=0.62305662000024&L=12&KanriNo=13115S040020&init=yes
話:長谷川憲正さん(参議院議員・国民新党)
原口一博さん(衆議院議員・民主党)
保坂のぶとさん
参加費:無料
主催:かんぽの宿・郵政民営化を問い直す杉並集会実行委員会
問合せ:保坂のぶと事務所 TEL03-5347-9703

明日15日、産業商工会館にぜひお出かけ下さい。
#奥山が進行役を務めます。

あまり、政局のことはブログには書かないことにしてますが、関心はもちろんあります。

鳩山邦夫大臣の突然の辞任!
これで、ほんとに政権交代だと、
ブログなどでのいろんな方の見立て/解釈を読みましたが、保坂さんのどこどこ日記↓
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/11a7568550f2bdaeecf57ae493d08d3c
「鳩山邦夫元大臣は、麻生内閣という泥船から劇的に脱出することに成功した。次につなげたのである。」に、納得です。つまり麻生首相は盟友鳩山邦夫さんを切ったと見えますが、切ったのは鳩山さんの方ということになりますね。

「かんぽの宿」疑惑については、
今年3月5日のロフトでのイベントにも参加しましたが、めっちゃ面白かった。
保坂さんもすごいが、長谷川憲正さんはさすが郵政省出身(しかも国民新党)だけあって、詳しいのなんのって。この法律が出来る時に、最後の局面で竹中平蔵さんが、この条文を入れ込んでとか、かんぽの宿の成り立ちはそもそも厚生施設であって、営利施設ではなくてとか。いやあここまで詳細を解説できるなんて、ほんと面白い!
 


2009年06月13日

抗弁書書きました:政務調査費使途をめぐって

杉並区にも議会や区政に関する市民オンブズの人たちがいます。
2007年度の政務調査費(議員の調査研究のための経費。この年から領収書が添付義務化された)を情報公開請求し、これは使い方がおかしいという金額を議員ごとに指摘した住民監査請求を提出しました。
監査委員は、指摘された議員に対し、住民監査請求人の指摘に関して「抗弁書」を書くようにと命じました。
<続きを読む ↓>

 
私も書きました。抗弁書なんて生まれて初めて書きました。
いやあ、予想以上に時間かかった。
最初一瞥した時、「あ、(すぐ出来る)楽勝」と思ったけれど、論拠をもって文字で相手を納得させるのは論理だてにけっこう苦慮しました。
結局「ご指摘の件については、使途基準をはずしていません」がほとんどだけれど、中には、言い分を100%否定すべきでなく、なるほどなぁという箇所もあったので、その分は修正し、返還をすることにしました。
#ごまかしてせしめていたわけではありません!!
#労作なので、抗弁書をご覧に入れたいくらい(奥山作成以外の情報が入っているので、勝手にアップできません)。

実は、このオンブズの方々の請求は、昨年についで2度目。
その時は、監査委員が報告書を作成し、使途基準にはずれていないと抗弁?しました(この報告書は区のサイトから読めますが、はっきり言って、議員の防波堤になっており、本来の中立であるべき監査の役をなしていない)。
しかし今回は、その役目を各人に振った訳です。
これは、コペルニクス的転換です。
通常住民監査請求では、請求人がそこがおかしいと指摘する(立証責任)ことになっています。でも、情報が圧倒的に少ない立場にある住民にとって、それは酷な話です。負け続けています。
ところが最近、政務調査費については、使った側の議員に説明責任を求める判断や判決が主流になりつつあります。当然のことが、やっと確立してきたというところです。
それでも、まだまだ議員は、議会事務局、監査事務局・監査委員に守られています。これも議員特権だと言えるかもしれません。
おかしな構図だとつくづく思います。

2009年06月08日

日誌(抄):'09/6/1〜6/7

●6/ 6(土):本会議一般質問(奥山質問日)
●6/ 5(金):高嶋伸欣さん歴史教科書授業@阿佐ヶ谷
●6/ 4(木):一般質問原稿書き。
●6/ 3(水):杉教組第66回総会臨席
●6/ 2(火):福祉行動@荻窪
●6/ 1(月):ホームレスアパート事業裁判傍聴。一般質問ヒアリング。福士敬子/松本哉講演会@阿佐ヶ谷LOFT 

午前1時にほぼ満員の銭湯って・・・

  いま、お風呂から帰ってきました。午前1:53。
  日曜日の仕事(日誌に書かない仕事です。別に秘密じゃないけど)を終えた後、書原(区役所前の深夜本屋)で『Sight』と『世界』を買って、このところご無沙汰している店でご飯を食べて帰ってから、メールを読んだり書いたりしていて、気がついたら1時。あっ、いけないっ(間に合わない)! とばかり自転車に飛び乗りお風呂へ。
  日曜の夜だと言うのに、今日はいつも以上にいっぱいでした。
  ここのお風呂、若い人が多いのです(いつも歩いていく一番近所のお風呂は、見事!に年配の方ばかりです。奥山もその一人)。この若い人たち、お家にお風呂ないのかしら、いやそんなはずは、と思います。だのにこんな深夜にお風呂に来てるなんて、どんな仕事しているのかしら・・・。いやぁ、高円寺って奥が深いです。
  かく言う奥山の仕事は議会で、開始は午前10時。自転車で5分の職中接近! しかも独り者。だから、こんなサイクルで動けるのですが。

 

2009年06月07日

【一般質問速報】追い出し屋対策で区に約束させる

昨日、6月6日
 「住まいの貧困と貧困ビジネス」の質問項目で、
  現在杉並区が入居に困難を伴う方(高齢者、障害者など)への支援として行なっている、家賃保証会社の斡旋について、区との協定を解除せよと迫りました。この会社は追い出し屋としての被害を発生させているからです。
  答弁は結論的には、解除はしないが、「違法な行為を行なわないように、滞納が発生した時には区に報告させて、区がしっかり関与していく。」とのことでした。
  実は初回答弁では、「違法な行為が発覚したら、協定を解除する」だったので、再質問で「被害があってから、初めて動くのか、被害の発生を待つのか。行政の役割は予防だろう」と迫ったところ、上の答弁になったものです)
  これで一安心・・・とも言えるが、実はそうでもありません。
  ※執拗な取り立てにあっている方、その心配のある方、どうぞご連絡下さい(お電話でもOKです)。お力になります。

  <続きを読む↓>


  一安心とならないのは、もしかすると杉並区の顧客から得られない利益を他所で取り返すかもしれないからです。
  というのは、そもそも、この家賃保証会社のビジネススキーム自体が、穏やかな取り立てはありえないからです。リスクを背負わない仕組みになっていること自体、いったいどこが、保証なわけ? と突っ込むを入れたくなります。
  「保証」と言っても、保証人のような保証(時には自分が債務をかぶることもあることを予め承知している)ではなくて、滞納した家賃を一時立て替えるだけで、あとはしっかり取り立てる仕組み。だから立て替え分を極力少なくするべく、過酷な取り立てにひた走るしかない。営利企業として存続するためには、穏やかな取り立てはありえないのです。

  杉並区が使っている会社(F社)による、「追い出し屋」被害はすでに発生しています。福岡では2件すでに判決が出ており、その被害を認めています。
  F社が現在使っている契約書には、借り主に一方的に不利な違法な項目がいまだにあります(少しずつ契約書を改善してきている)。
  一番悪名高い、再契約委託料(滞納すると徴収される「違約金」のようなもの、1万円くらい。利息制限法に抵触)。これは、2008年には廃止しました。観念したのでしょう。
  しかし、まだまだ違法な契約内容があります。少しだけ挙げると、
  (1)賃借人が滞納2回で、家賃保証委託契約を解除できる(第8条第一項)とある、そうなると次に、家主/賃借人の意向に拘らず、原契約(アパートの賃貸借契約)を解除できる(第12条第一項マル1。
   ・問題点:当事者の意向を無視して、第三者が解除できるはずがない。消費者契約法10条によっても、このような片方に一方的に過酷な契約内容は違法です。

  (2)原契約(賃貸借契約)が解除されると、鍵を勝手に開けて荷物を屋外に搬出できることを予め認める(第17条第一項)という契約内容になっていること。
   ・問題点:自力救済は日本の法制度上認められていない。同様契約内容事例の勝訴判決もあります。民法の公序良俗違反(90条)。消費者契約法10条。

  なお、この会社による被害は、豊島区でも発覚しており、現在訴訟準備中です。被害者は、20数回再契約委託料を支払わされました。

F社は、最新の契約書をサイトにもアップしています。
http://www.4cs.co.jp/general.html?PHPSESSID=32353e6e6b37e17cb4914dbd3249c7da
↑一番下、「申請書ダウンロード」

2009年06月04日

委員会委員長は発言できるか:今年はヒラ委員です。

奥山の役職、
常任委員会:今年も、総務財政委員会。
特別委員会:今年も、道路交通対策委員会。ただしヒラ委員です。昨年は委員長なので質疑できませんでした。かなり辛いものがありました。その分、がんばります。

さて、委員長や議長は、質疑しないことが通例ですが、会議規則(議員のバイブル!)によれば、できると言えます。(監査の議員は、まったくしばりありません。でも杉並ではしないのが通例)
<続きを読む↓>

してはいけないとは書いていない。むしろ議長の発言を想定した規定になっている。
「第四十七条 議長が議員として発言しようとするときは、議席について発言し、発言を終つた後、議長席に復さなければならない。」
委員会条例では、「第三十条 この条例に定めるもののほか、委員会に関しては、会議規則の定めるところによる。
」とあるので(条例が(下位の規定である)規則を準用するというのもヘンですが)、委員会でも委員長は発言できるはずです。実際、杉並区議会において、過去に、委員長が一時副委員長と交代して発言するのを見たことがあると、先輩議員が教えてくれました。


2009年06月03日

2009年二定 一般質問 6月6日

1 住まいの貧困と貧困ビジネスについて
2 ガイドブック等作成の民間委託について
3 教科書採択について
4 精神障碍者の生活支援について

1 住まいの貧困と貧困ビジネスについて
質問 1)無届け老人ホームについて
○無届け老人ホームについて、先般の火災事故により、その存在が明らかになった。杉並区の生活保護を受け、区外で居住する高齢者の状況はどのようなものか。ケースワーカーによる訪問はどのように行われているのか。
質問 2)民間宿泊所について
○民間宿泊所について、傷害事件や生活保護費の一方的管理や持ち逃げ等、様々な問題を抱えている事を、区はどのように認識しているか。また、何らかの対策を立てることは出来るか。
○路上生活者の居宅保護までの期間はどのくらいか。路上からの居宅保護を行わない理由は何か。
○NPOによる見守りサービス等の導入を検討できないか。ケースワーカー業務との役割分担などを検討できないか。
質問 3)入居者支援事業について
○区内において「追い出し屋」の被害が発生している。消費者センターはどのように把握し、対処し、また予防のための対策を講じているのか。
○杉並区が紹介する家賃保証会社は、追い出し行為で訴訟になっている業者である。杉並のブランドが利用されていることをどう考えるか。即刻、協定を解除すべきと考えるが、どう考えるか。
○高齢者の入居支援は、他区はかなり手厚いものがある。杉並区は現状の施策で十分と考えているのか。
○家賃支払いの公的保証制度は作れないのか。保険制度はどうか。

2 ガイドブック等作成の民間委託について
質問 1)「子育て応援券ガイドブック」の製作事業者の応募説明会において、参加事業者が顔を合わせる機会を得るという方法を選んだ理由如何。意を通じる機会を与えることになると考えなかったのか。
質問 2)「すぎなみくらしのガイド」での提案経費がほぼ拮抗しているのは、不思議である。その理由は何か。
質問 3)「すぎなみくらしのガイド」、「子育て応援券ガイドブック」のいずれも、製作を受託した事業者はサンケイリビング社であるが、その理由如何。
質問 4)「すぎなみくらしのガイド」、「子育て応援券ガイドブック」のいずれも、ほぼ製作費のみの、編集費を含まない経費で委託することで、その中に事業者の営利部分はあると考えているのか。
質問 5)大手の制作会社が受託すると見栄えが良いものが出来る一方で、下請け泣かせの面があるが、どう認識しているか。また、小さくとも区内事業者が受託しやすいよう工夫を考える余地はないか。

3 教科書採択について
質問 1)教育委員会は採択された教科書の使用を義務付けているのか。また、補助教材等の使用を禁止する指導は行っているのか。
質問 2)現行の歴史教科書を採択した理由と共に、その検証方法及び使用の成果について具体的に伺う。
質問 3)一般的に、入札対象リスト内の特定物件が順調に供給されない蓋然性が高い場合、その供給業者の入札参加を事前に排除することは可能か。また、入札に参加し契約を締結した後、供給に支障が得た場合、その責任は誰が取るのか。

4 精神障碍者の生活支援について
質問 1)精神障害者の障害福祉サービスの利用について、他区では、たいがいサービスを受給できているのに杉並では申請そのものが認められない例が多いと聞くがそれは本当か。申請阻害は権利侵害であるとの認識はあるか。
質問 2)相談支援から申請、受給までの流れを伺う。また、相談の内容は文書で残しているか。オブリガードはアドボケイト機能をどのように果たしているのか。

2009年06月02日

2009年二定 6/6(土)一般質問です。

6月6日(土)土曜議会です。奥山の出番は、午前11時20分頃からの予定。流れによっては、答弁は、午後にずれ込むかも。

質問項目は、以下↓ <続きを読む>です。


2009年二定 一般質問<案>
奥山たえこ@社み

1 住まいの貧困と貧困ビジネスについて
 @無届け老人ホーム
Q 「先般の火災事故により,その存在が明らかになった。杉並区の生活保護を受け,区外で居住する高齢者の状況はどのようなものか。CWによる訪問もしくは、ご機嫌伺いはどのようか。」

 A民間宿泊所
Q 「刃傷沙汰や生活保護費用の一方的管理や持ち逃げなど、さまざまな問題を抱えていることを,どのように認識しているか。区が何らかの対策を立てることはできるか。」

Q 「居宅保護までの期間はどのくらいか。路上からの居宅保護を行なわない理由は何か。」


 B入居支援事業
Q 「区内において「追い出し屋」の被害が発生している。消費者センターはどのように把握し、対処し、また予防のための対策を講じているか。」

Q 「杉並区が紹介する家賃保証会社は、追い出し行為で訴訟になっている業者である。杉並のブランドが利用されていることをどう考えるか。即刻協定解除すべきものと考えるが、どう考えるか。」

Q 「高齢者の入居支援は、他区はかなり手厚いものがある。杉並区は、現状の施策で十分と考えているのか。」

Q 「家賃支払いの公的保障制度は作れないのか。保険制度はどうか。」


2 ガイドブック等作成の民間委託について
Q 「子育て応援ガイドブック」の応募説明会において,参加業者が顔を合わせる機会を得るという選定方法を選んだ理由は何か。意を通じる機会を与えることになると考えなかったのか。
Q 「すぎなみ くらしのガイド」での提示入札金額がほぼ拮抗しているのは摩訶不思議である。その理由は何か。
Q 「どちらも受託したのは、サンケイリビングであるが、その理由は何か。」
Q 「ほぼ制作費のみで委託することで、事業者の営利部分はあると考えているのか。」
Q 「大手の制作会社が受託すると,なるほど見栄えのよいものは出来るが,下請け泣かせの面があるのが一般的状況である。どのように認識しているか。また,小さくとも区内の事業者が受託しやすいような工夫を考える余地はないか。」


3 教科書採択について
Q 「採択教科書の使用を義務付け,それ以外のテキスト(あらゆる資料を含む)の使用を禁ずるという指導はしているか。」
Q 「教育委員たちは杉並の子どもたちにとって最適であると考えて中学校でつくる会の歴史教科書を選んだのだと考えるが,その通りか。だとすると,その検証は具体的にどのように行なうのか。他の自治体とは異なる教科書を使用させたことで子どもたちにはどのような利益があったか,具体的に述べよ。」
Q 「一般的に言って,入札対象リストの内特定物件が順調に供給されない蓋然性が高い場合,その供給業者の入札参加を事前に排除することは妥当か。もし参加させて,指名した後,実際に供給に支障が出た場合,その入札の責任をとるのは誰か。選定(指名)委員会か,最終的な決済権者か。」


4 精神障害者の生活支援について
Q 「障害福祉サービスの他区の申請、受給状況を把握しているか。他区ではたいがいサービスを受給できているのに杉並では申請そのものが認められない例が多いと聞くがそれは本当か。申請阻害は権利侵害であるとの認識はあるか。」

Q 「相談支援から申請、受給までの流れを伺う。また,相談の内容は文書で残しているか。オブリガードは,アドボケイト(権利擁護の代理人)機能をどのように果たしているのか」。

2009年06月01日

保坂のぶと議員が、ブログをせっせと更新する理由

  昨日の続きです。
  保坂さんに質問した。「議員の仕事力って、情報発信力や解説力って重要ですね。保坂さんは、国会での出来事をその日にも報告してくれるし、議事録(国会の議事録完成は超早い)より早く内容を伝えてくれたりで、すっごく助かってます。で、よくそんなに時間が取れますね」と。
  私はてっきり、「議員の務めですよ。それに僕は元々ジャーナリストだから、書くことは苦にならないんです。もっとも時間がない時はちょっと辛いですけどね」とかなんとかの答えを想定していたら、答は、まったく違った。
<続きは、↓をクリック>

  ある時、保坂さんは自分の著書を仕事でお会いした方に差し上げた。その方は、それを自宅の台所のテーブルに置いていたところ、奥さんが、本の表紙の名前を指して、「この人(保坂さんのこと)ね、いいこと言ってたのに、最近見かけないけど、亡くなったのかしら」とおっしゃった! 保坂さんはその頃だって、それなりに本も出していたし、その本は20万部以上売れていた。だのに露出が少ないとそんな風にしか自分の存在が見えないのか・・・と思った。だから、機会を捉えてせっせと発信することにしているんですという話だった。へーっびっくり。
  私は有名人ではないけれど、議会という責任ある場に、現在立ち会う職責にある。発信する責務もあると思う。
文章書くのは苦手な方だけど、(悪文は困るけど)名文である必要はないので、がんばって報告していきます。