奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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2010年09月30日

奥山質疑10月1日(金):11:10頃〜11:40頃

奥山の質疑日程は、●10月1日(金):議会費、区民生活、職員費
11:10頃〜11:40頃。
ずれることなく、ほぼこの時間で始まると思います。

明日は、職員への違法な支給を追及する予定+他です。
#職員へ支給するものは、(法律に規定するもののほか)条例に書くべしとの規定(地方自治法)があります。ところが、規定がないのに払っている例があります。
けしからん、ですか? そのとおりです。

2010年09月29日

奥山の出番:30日は午前11時10分頃〜30分間

予算特別委員会。2日目。
明日30日は、奥山の出番

●時間は、午前11時10分頃〜30分間 の予定です。
#明日は、共産党から始まります。

●質疑内容は、歩きたばこのポイ捨てに対する過料徴収について。
歩きたばこに対する、苦情が区役所に日々寄せられています。
杉並区は、歩きたばこ禁止を条例で定めるだけでなく、昨年2009年10月から過料2000円徴収を始めました。

奥山は、かなり熱心な受動喫煙拒否論者(吸っている人に禁煙せよと言うのでなく、私に煙を吸わせないでという意味です)です。だから歩きたばこの煙は吸わせないでほしい。
禁煙学会の会員でもあります。たばこ問題では何度も議会質問しています。

しかし、だからと言って、条例で禁止しないと、マナーが守れない世の中は悲しいと思います。
行政に、何とかしろという問題でもないと思う。
まして、罰金(正確には過料)まで取るのか・・・と情けないです。
ルールから、マナーに。
そんな世の中になってほしい。

そういう観点から、質疑します。

区長答弁に思わず拍手

本日の予算特別委員会。田中良区長の答弁に奥山含め数名が拍手(これってほんと珍しい。本会議では同じ会派の議員に拍手はするけど、委員会ではしないのが慣例だし、そもそも答弁に対する拍手は見たことない)。
区長は、減税自治体構想の見直しに関する河野庄次郎委員の質疑に答えた後、補足しますと言って、次のように答弁しました(奥山のメモによる。正確な議事録ではありません)。

自分が選挙中に訴えたことは、これまでの区政をすべて見直すとも、継承するともいうのではなくて、検証していくということ。
区長就任後、管理職にレポートを書いてもらった。それによると、トップダウンで決まった施には、見直してほしいとの声が多かった。見直しをするにあたっては次の3点を考慮する。
@妥当性、継続性に疑問があるもの。
A次への転身や話題づくりのための施策。
B特定のイデオロギーに基づいた施策。
です。

いやあ、思わず(数名が)拍手! 

今回から、インターネット中継されるので、2,3日中には見られると思います。

本日から決算特別委員会

各会派の日程表をアップします。
決特は、面白いのでぜひお出かけ下さい。
#特に少数会派の質疑を。

#時間は若干前にずれることがあります。
#決算全体を4つに分けて審議します。

決算日程表

2010年09月17日

日誌(抄):'10/7/5〜9/12

●9/12(日):一般質問原稿書き。
●9/11(土):開かれた議会をめざす会運営員会。
●9/10(金):本会議(一般質問)。
●9/ 9(木):本会議(一般質問)。
●9/ 8(水):本会議(三定初日。代表質問)
●9/ 7(火):ごみ清掃車で収集体験
●9/ 6(月):一般質問準備
●9/ 5(日):イスラエル緑の党党員との懇談@高円寺
●9/ 3(金):一般質問準備
●9/ 2(木):生活保護自立支援調査(支援員)@西福祉事務所
●9/ 1(水):生活保護自立支援調査@西福祉事務所
●8/31(火):区民意見拝聴(福祉問題)
●8/30(月):一般質問準備、新区長誕生@阿佐ヶ谷LOFT
●8/27(金):補正予算説明受ける
●8/24(火):帰京。
●8/22、23(日):香川知事選挙手伝い@高松市
●8/21(土):名古屋で議員年金廃止集会参加
●8/18~20(水〜金):帰省
●8/16、17(月火):香川知事選挙手伝い@高松市
●8/14(土):議員年金廃止パンフレット原稿書き
●8/11(水):雑誌取材受ける(議会改革)
●8/10(火):和田中控訴審傍聴@東京高裁
●8/ 9(月):和田中学住民訴訟調査
●8/ 7(土):区民相談(大橋さん。住環境と不動産回り)
●8/ 6(金):裁判傍聴(最高裁裏金問題)
●8/ 5(木):杉並区政各種問題の勉強会
●8/ 4(水):委員会議事録読む・署名(署名委員)
●7/31(土):夜会@阿佐ヶ谷朝鮮初級学校
●7/30(金):臨時議会(教育委員、議員の監査委員選任)
●7/29(木):保坂のぶと選挙報告会@阿佐ヶ谷
●7/28(水):少数会派への幹事長会報告受ける
●7/27(火):議会基本条例勉強会(講師:江藤俊昭氏)@議会主催
●7/26(月):阿佐ヶ谷住宅住民説明会@阿佐ヶ谷
●7/25(日):開かれた議会をめざす会の集会報告作成
●7/23(金):議員年金廃止パンフレット作成の打合せ
●7/21(水):社会を明るくする運動、水谷修氏講演会@セシオン
●7/20(火):政務調査費の調査に関する打合せ
●7/18(土):23区民自治の会学習会(最近の税制改革)
●7/16(金):映画「布施辰治」@座・高円寺
●7/15(木):教育行政に関する意見交換(区民と)
●7/14(水):和田中学住民訴訟調査
●7/13(火):政務調査費の調査に関する打合せ
●7/11(日):和田中学住民訴訟調査
●7/ 6(火):選挙応援演説@新橋

2010年09月09日

ごみ収集車 体験しました! (2)

ごみ収集で、一番困るのは、スプレー缶、ガスボンベだそうです。
不燃ごみの収集時、職員は袋の中身を見て、取り出します。
これにけっこう手間取ります。
#だから「別に出して下さい」とお願いしています。

杉並区のサイトを見ると、
「(1)最後まで使い切り、空にする。
中身を空にするために穴をあけることは危険ですのでおやめください。」
と書いてあります。
でも、使い切るのってけっこう大変だったりします。
穴をあけるのが危険だと言うのは、消防の立場の人の意見。
昔は、缶ジュースの穴開けが手元にあったから、普通に穴をあけて捨てていました。

スプレー缶、ガスボンベが危険なのは、
車の中で火災、どころか爆発するからです。
それも、車の入り口くらいでなら消火器で消せるけれど、
内部の方に入ると(パッカーで押し込んでいるので)、とても消せません。

火災が起きると、一瞬たりと休まない収集がストップするし、車(特殊仕様車)は損害だわでほんとに大変です。捨てた人に賠償してくれということも無理ですし。

というわけで、
使いきって、さらに別に出して下さるようお願いします。

2010年9月三定 一般質問 質問項目

●一般質問:9月13日(月)10:40頃から11:20頃の予定です。
傍聴よろしくお願いします。

1 区長の区政運営方針について
(1)歴史観について
 区長だからといって、歴史観の披露を慎む必要は無いと考える。公私混同さえしなければよいと考えるが、どうか。
 
(2)組織運営について
 管理職レポートの提出や職場の意見を聴いているが、民間委託労働者の声を聴くルート、方法はないのか。
 
(3)減税自治体構想について
@「改めて合意形成する必要」というが、3月議会での議決があっても、区長選のを通じた直近の民意によっては、変更を余儀なくされるということか。
 
A金利収入を原資にして減税するというこの構想の根幹について、安全確実だと考えているのか。

B基本構想の検討内容によっては、条例廃止も視野に入れるということか。

続きは、『続きを読む」をご覧ください。

(4)住宅政策について
@質の高い住宅も必要だが、若い単身者が住める賃貸住宅市場を視野に入れたまちづくりは、構想にあるか。

A安い家賃で住みやすいまちづくりへの支援、例えば、アパートに対する簡易耐震補助、銭湯やコインシャワーの営業を継続しやすくするための支援を考えてはいかがか。


(5)環境問題・ごみ問題について
@高いごみ減量目標値の達成に向けて、区はどのような取組みをしていくのか。

A室内でも生ごみ処理ができる堆肥箱を政策販売してはどうか。

2 住民監査請求に対する監査報告について
@本年度の住民監査請求結果において、なぜ、スイカ・パスモのチャージを政務調査費として認めたのか。

A昨年度の監査結果と比べて、見難くなっている、なぜわざとこのようなことをするのか。

B議員を監査請求から守ることが監査委員の役割とでも心得ているのか。

3 行財政改革と非正規職員について
@区債残高の減少は、都の収入増や債務負担行為への付け替えなど、外的要因によるものもある。前区長の経営努力だけで「借金が減った」訳ではないと思うが、認識を伺う。

A正規職員の数こそ減ったが、その分、非正規職員または民間委託に振り替えただけであり、全体としての勤務人員はむしろ増えている。この傾向をこのまま続けるつもりか。任期付職員や任期付短時間職員の採用などを考えてはどうか。

B人材派遣や民間委託先労働者の労働条件、主に給与と社会保障は、官製ワーキングプアを増加させ、やがて国の根幹を揺るがすとの認識はあるか。放置しても構わないと考えるのか。

4 生活保護受給者への支援について
@生活保護受給者への自立支援に対する、当事者の取組みや意欲の状況はどうか。

ANPOや区内の介護施設に協力を仰ぐなど、支援体制の困難さを補う地域資源の活用をもっと考えられないか。


2010年09月07日

ごみ収集車 体験しました! (1)

いやぁ楽しかった。というか、すっごく勉強になりました。

奥山は、ごみ議員というか、環境問題は最重要テーマです。だから、ずっと前から、やってみたいと思いつつ、でもご迷惑をかけてはいけないと思って、言い出しかねていたゴミ収集車への同乗。やっと実現しました(実現まではあっと言う間でした。もっと早く乗ればよかった)。

乗ってみてびっくりしたのは、作業は、それこそ1秒のムダもなく進むことです。ほんと真剣勝負。
「仕事なんだから、当たり前じゃ〜ん」と言われれば、はい、その通りですけどぉ。この感覚は乗るとよく判る。

実は奥山は、まさにごみ袋を掴んで収集作業している時の写真(=絵)が欲しいなと思って、カメラを持って行きました。いかにも「こんなにがんばってまーす」という議員の(アリバイ的?)下心的レポートを、奥山も想定してました(お恥ずかしい)。
でもそんな余裕は、それこそ1秒とて無いんです。作業する中で「すみませ〜ん、シャッター押してくれますぅ?」なんて、そんなノー天気なこと言える余裕は全くありませんでした。そのくらい真剣勝負雰囲気です。ピシピシという感じで進みます。
まあ、次の収集所へ向かう車中では、(ハンドルを握る運転手さんはさておき、収集員は)少し身体は休まりますが、その時だって常に行き交う自転車などに目配りします。
降りて収集する時には、自分の身体、通過する車、通行人や自転車の安全に目を配ります。それだけでなく、ごみの水しぶき(! 説明は明日に続く)を浴びせないように注意を払います。

いやあ私たちは、ごみは、収集所に出したら、町からきれーいに消えて当たり前と思っているけど、それは、ちゃんと働いてくれている人たちがいるからこそなんです。続報します。

この写真は、奥山降車の折りのショットです。
ごみトラ同乗.JPG

2010年09月05日

イスラエル緑の党員との懇談:日本って、世界の非常識社会?

奥山が関わっている「みどりの未来」って、簡単に言うと、ヨーロッパ、北欧、にある「緑の党」のようなものです(いま現在その勢力はないですけど、それを目指しているのです)。

本日、2010年9月5日午後、イスラエルの「緑の党」のNetanya市(イスラエル第7の都市、人口20万ほど。イスラエル全体では800万人)支部の議長(25歳!)の来日に合わせて、数人で懇談しました。

話は、なぜ被爆国であり(核の怖さを知っている国である、はずなのに)、こんな狭い国土なのに、日本はこれほどの数の原子力発電所を持っているのかが不思議だという屈託ない話。
イスラエルは核を公式には所有していないので、健康被害があったとしても、それが表沙汰になることはないといったことなど、原発の話を中心に進みました。

他には、政治に関わるものとして、議会制度について伺いました。諸外国では、地方議員はほぼ無給のボランティアであることがなかば常識ですが、イスラエルもそうでした。
#市長と副市長のみは有給だそうです。当たりまえ。
議会は、ほぼ月に1回、夕方の6時間ほど(では6時から夜中の0時まで開催するのかどうかまでは未確認)。委員会は種類によって異なるので、2、3週間に1回のもあれば、もっと少ないのもある。
さらに初めて知ったのは、テーマ毎に各界NGOの専門家が参加して、市政だけでなく議会の活動についてもチェックしているということです。問題があれば裁判所に訴えることができるそうです(日本における行政不服審査は件数がごく少ない。費用もかかるし敷居は高い、そもそも勝訴率は宝くじなみ)。こういった市民参加が効果を出していれば、議員の活動も少なくて済み、夜間だけのボランティアでも可能なのかもしれません。

うーん、やはり日本の常識=世界の非常識のようです。


2010年09月02日

竹原信一阿久根市長に関する奥山の見解

竹原信一阿久根市長については、その市政運営手法に毀誉褒貶あって、現在市長リコールの手続きが進んでいることは、広く報道されているところです。中でも「障害者差別発言」は2009年12月頃大きく報道されました。

奥山は、その竹原氏を東京にお招きし集会でお話を伺ったことがあります。
なので奥山は、「あの竹原市長を認めるのか」との声を頂戴することがあります。
そこでどのように感じているのかを簡単ながら記すことにしました。

まず、竹原氏を招いたのは、2009年7月19日(土)。
集会の主催団体は、「開かれた議会をめざす会」(奥山が代表です)で、タイトルは「戦う“ブログ市長"東京で吠える!」。当会の目的はその名称の通りで、議会と戦っている首長に直接お話を伺いたいと考えました。講演の内容は当会ウエッブサイトで公開しています。
つまり、「障害者差別発言」はそれより数か月後のことになります。
また、このブログ内容は、私は削除された箇所も含めて、ネットで読みました。
お会いして垣間見たご本人の性格から推測するに差別の意図があるとは思えませんが(竹原さんの死生観がよく表われていると感じます)、障害当事者には確かにそう受け止められても仕方のない内容であったと思います。その意味で発言は残念だと感じています。

なお、議会改革に熱意を抱いている立場としては、現在の阿久根市の状況に引き続き強い関心をもっていることを、蛇足ながら申し添えます。

※奥山のメールアドレスは、トップページの一番下にあります。
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