Slackへの公開書簡にJCA-NETも賛同しました

Slackの日本のユーザー数は世界第二位ともいわれるくらい利用者が多いサービスです。このSlackではエンドツーエンドの導入や人権の防衛に必要な取り組みが遅れており、ユーザーのプライバシーの侵害、誹謗中傷、政府による監視に関しても深刻な問題が生じかねない状況にあります。JCA-NETは、日本のユーザー数が多い一方で、日本では、政府も民間企業も、インターネットにおけるプライバシー権利、監視されない権利、そして人権侵害や差別への対処に消極的であることに危惧を抱いています。

以下は、公開書簡および、Slackの何が問題なのかについて、https://www.makeslacksafe.com/ から解説を訳したものを掲載します。


Slackへの書簡

親愛なるSlackへ、

JCA-NETセミナー2023年5月のお知らせ

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JCA-NETセミナー2023年5月のお知らせ

JCA-NET (2023/5/7)
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Table of Contents
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1. セミナー1 5月24日(水) 19時から ChatGPT:政府と企業の動向とその批判
2. セミナー2 5月27日(土) 15時から NATOのサイバー軍と日本の自衛隊
3. セミナー3 日時:5月30日(火)19時から フォローアップ
4. 参加方法

1 セミナー1 5月24日(水) 19時から ChatGPT:政府と企業の動向とその批判

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公開書簡 プライバシー、表現の自由、報道の自由に対する私たちの権利を守れ

以下は暗号化への規制強化に反対する国際公開書簡です。JCA-NETも署名しました。この公開書簡にあるように、暗号化サービスが各国で危機に晒されています。特に、G7諸国において次々に暗号を規制するための法制度が計画されたり、すでに導入されています。Signa、Protonmail、Tutanotaなどは、日本でも人権団体や社会運動団体が使っている暗号化のサービスですが、これらを使うことができないような法規制などが導入されかねません。G7の議長国として日本は事あるごとに「開かれたインターネット」に言及しますが、その主張には暗号化規制お導入しようとしているG7諸国への批判がないばかりか、みずからも暗号規制を支持する動きをみせています。政府にとって「開かれた」というのは、ビジネスや国策にとって利用しやすいインターネットを意味しているにすぎず、政府や大企業に批判的なジャーナリズト、人権団体、労働組合や移民などの支援組織や脆弱なマイノリティのコミュニティの尊重を意味しているわけでないことに留意する必要があります。
JCA-NETは、暗号化規制に反対してこれまでも見解を表明してきましたが、今後も規制反対の取り組みを続けます。(理事、小倉利丸)

JCA-NETは賛同団体になりました:米国議会宛公開書簡「2023年インタラクティブ・テクノロジーの濫用・蔓延する不履行を排除する法律(EARN IT Act)に対する反対意見」

JCA-NETは下記の公開書簡の署名団体になりました。米国議会で審議されているInteractive Technologies Act of 2023(EARN IT Act)は、暗号化サービスの提供を萎縮させる深刻な問題を内包した法案です。米国のグローバル企業がインターネットのコンテンツサービスのルール作りに果たしている役割を考慮したとき、この法案は米国内に止まらず、国際的な影響をもたらすものです。この書簡では幾つかの問題点を指摘しています。

暗号化サービス特徴は、このサービスを提供しているプロバイダーですらユーザーのコンテンツを確認することができません。その結果、プロバイダーやコンテンツを管理している過失や意図的なサーバーからの情報の漏洩は防ぐことができ、当事者以外にコンテンツを読むことができないことによって、コミュニケーションの安全性が保障されます。その結果、捜査機関や情報機関は情報にアクセスできても、その内容を読むことができないことになります。

(韓国)Googleに勝訴! 韓国大法院(最高裁)利用者の個人情報閲覧権を認める

4月13日、韓国の最高裁にあたる大法院が画期的な判決を出しました。Googleが韓国国内でどのような個人情報を収集し、これを米国の情報機関に提供してきたのかについて、韓国の活動家達がGoogleを相手に情報公開を求めて提訴していました。Google側は、この提訴に対して米国内の法律を理由に、開示を拒否し、裁判でも一審、二審とも原告敗訴でしたが、大法院が逆転勝訴の判決を出しました。以下は、裁判を提訴した団体(経済正義実践市民連合、国際アムネスティ韓国支部、進歩ネットワークセンター、共に生きる市民行動)からの判決を歓迎する論評の日本語訳です。

JCA-NETセミナー2023年4月のお知らせ

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JCA-NETセミナー2023年4月のお知らせ

JCA-NET (2023/4/6)
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Table of Contents
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1. セミナー1 4月23日(日) 15時から:どうする?サイバー戦争の放棄!――ロシア・ウクライナ戦争を教訓に
2. セミナー2 4月26日(水) 19時から:どう守る?メールアドレス対策
3. セミナー3 4月30日(日) 15時から:フォローアップ――セミナーで取り上げたテーマに関連した質疑や情報交換
4. 参加方法

JCA-NETセミナー2023年3月のお知らせ

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JCA-NETセミナー2023年3月のお知らせ

JCA-NET (2023/3/9)
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Table of Contents
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1. セミナー1:ChatGPTと民主主義の未来
2. セミナー2:日本語・英語支配を克服する:機械翻訳の使い方と課題
3. セミナー3:フォローアップ
4. 参加方法

1 セミナー1:ChatGPTと民主主義の未来
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日時:3月19日(日) 15時からオンライン(申し込み方法は最後をごらんくださ
い)
参加費:無料

JCA-NETからEMOTETの感染再流行についての注意喚起

JCA-NETからEMOTETの感染再流行についての注意喚起
2023年3月8日
JCA-NET 理事会

JCA-NET会員の皆様へ。

インターネット関連のコンピュータセキュリティについて情報を発信している
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)から、3月8日づけでEmotet
の感染について、下記のような注意喚起が出されています。

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マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起
最終更新: 2023-03-08

JCA-NETセミナー2023年2月のお知らせ

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JCA-NETセミナー2023年2月のお知らせ

JCA-NET (2023/2/12)
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Table of Contents
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1. セミナー1 市民だれもができるオンライン・オープンソース調査とは――ベリングキャットを手がかりに
2. セミナー2 安保・防衛3文書――サイバー領域の非軍事化と民衆のサイバー安全保障とは
3. セミナー3 フォローアップ――セミナーで取り上げたテーマに関連した質疑や情報交換
4. 参加方法

1 セミナー1 市民だれもができるオンライン・オープンソース調査とは――ベリングキャットを手がかりに
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JCA-NETセミナー1月の開催告知

JCA-NETセミナー1月の開催告知
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昨年に引き続き、今年も毎月原則3回ほどのセミナーを予定しています。昨年
同様、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

セミナー1:1月24日(火)19時から
テーマ:twitterから連合型SNSへの移行の課題
セミナー2:1月28日(土)15時から
テーマ:防衛3文書をサイバー、デジタル監視社会の観点から読む
セミナー3:1月31日(火)19時から
テーマ:フォローアップ

1 セミナー1:1月24日(火)19時から
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テーマ:twitterから連合型SNSへの移行の課題
開催方法:オンライン
申し込み方法:このメールの最後をごらんください。