国連サイバー犯罪条約の採択が迫っています。団体反対署名に是非参加してください

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国連サイバー犯罪条約の採択が迫っています。団体反
対署名に是非参加してください

JCA-NET
https://www.jca.apc.org
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2024年11月3日

Table of Contents
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1. 国連総会での採決の日程が近づいています
2. 日本政府に反対投票を要求する団体共同声明に是非参加してください!!
3. 参考

(Human Rights Watch)EU 加盟国は国連サイバー犯罪条約に「ノー」を突きつけるべきである

以下は、Human Rights Watchのウエッブに掲載された、国連サイバー犯罪条約の採決に際してEU加盟国に反対票を投じるよう要請する共同書簡の日本語訳です。JCA-NETをはじめとして、日本でも広範な諸団体が国連サイバー犯罪条約に反対の意思表示を示しています。また現在もこの共同反対声明への団体賛同を募集しています。11月の国連総会での採決が目前に迫っているなかで、あらためて日本政府に対しても、反対を投じるよう強く要請したいと考えています。下記の共同声明は重要な反対の論拠を網羅しています。ぜひお読みください。(JCA-NET理事 小倉利丸)

11月のJCA-NETセミナーのお知らせ

11月のJCA-NETセミナーのお知らせ
2024年10月29日

1 セミナー1:11月19日(火) 19時から 普及しはじめたAI検索、AIチャット――使う?使わない?どうする?
2 セミナー2:11月23日(土) 15時から ガザのジェノサイド:ビッグテックとサイバー戦争
3 セミナー3:11月27日(水) 19時から フォローアップ
4 参加方法
5 セミナー参加者を中心としてdigital-rightsというメーリングリストが設置されています

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1 セミナー1:11月19日(火) 19時から 普及しはじめたAI検索、AIチャット――使う?使わない?どうする?
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グローバル暗号化デー2024声明

以下は、グローバル暗号化デーに際して出された声明の日本語訳です。通信における暗号化の強化を求める世界中の217団体の連名で出されました。JCA-NETも参加しています。

グローバル暗号化デー2024声明

投稿日時
2024年10月20日

強力な暗号化は、人々、彼らの情報、そして通信をプライベートかつ安全に保つための重要な技術です。暗号化はオンライン上の信頼を支え、脆弱なコミュニティのメンバーを保護し、政府、企業、そして市民のデータを犯罪者やその他の悪意ある行為者から守ります。

しかし、一部の政府や組織は暗号化の弱体化を推し進めており、これは世界中の何十億もの人々のセキュリティとプライバシーを危険にさらす危険な前例を作ることになります。暗号化を弱体化させるような一国の行動は、世界中の私たちのすべてを脅かすことになります。

(APC)暗号化とは何か、なぜそれが人権の鍵なのか?

(まえがき)以下の記事は、10月のグーバル暗号化デーを踏まえて、暗号化の重要性について、あらためて多くの人々にアピールする必要性から書かれたもので、APCのウエッブサイトに掲載されたものを訳したものです。JCA-NETもグローバル暗号化デーの国際的なアクションへの参加企画として、月例のセミナーを暗号化特集として提供しています。詳しくはこちらをごらんください。

(APC)暗号化とは何か、なぜそれが人権の鍵なのか?

ベロニカ・フェラーリ
2021年10月18日|2024年4月24日更新

(APC)パレスチナとレバノンの民間人に対する通信テクノロジーの武器化を非難する

JCA-NETが加盟している進歩的コミュニケーション協会(APC)の声明を訳して掲載します。

(APC)パレスチナとレバノンの民間人に対する通信テクノロジーの武器化を非難する

進歩的コミュニケーション協会
2024年10月3日|更新 2024年10月4日

ガザで行われた残虐行為に対する説明責任の欠如は、通信テクノロジーやインフラを悪意を持って使用することで、地域全体の民間人に対する更なる侵略への道を開いている。パレスチナでもレバノンでも、テクノロジーの兵器化が新たな抑圧を助長し、すでに過酷な生活を強いられている人々の苦しみをさらに増大させている。

10月のJCA-NETセミナー(グローバル暗号化デー特集)

10月のJCA-NETセミナー(グローバル暗号化デー特集)

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1 セミナー1:10月21日(月) 19時から 暗号化を阻む政府の動きに抗して
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(申し込み方法は最後をごらんください)

暗号技術はオンラインのコミュニケーションで安全を確保するための必須の手
段です。暗号化とは、データを人間には理解できない記号群に置き換えること
で読まれないように対処する技術ですが、通信のデータに人間がアクセスする
ときには、人間が読むことのできるデータとして表示されるので、暗号化の実
際を直感的に把握する場面にはほとんど遭遇しないかもしれません。その結果
として暗号化が果している役割は、家の玄関に鍵をかけることに比べても、そ
の効果や役割を実感しづらく、暗号化への対処が疎かになりがちです。

通信デバイスへの妨害行為とそれに起因する人道的危機に関する市民社会共同声明

以下の共同声明は、2024年9月23日付でArab Alliance for Digital Rightsのウエッブに掲載され、その後APCなど諸団体のウエッブでの公開されました。JCA-NETもこの声明を支持し、以下日本語訳を提供します。

アラア・アブド・エル=ファッタさんは今月中に刑期満了で釈放されるべきである


JCA-NETは、下記の国際共同声明の賛同団体になりました。(2024年10月3日賛同団体追加)

アラア・アブド・エル=ファッタさんは今月中に刑期満了で釈放されるべきである

2024年9月25日

エジプト系英国人の作家であり活動家でもあるアラア・アブド・エル=ファッタさんは、エジプトの法律に従い、9月29日(日)に5年の実刑判決を終えて釈放されるべきであると、エジプトおよび国際的な人権団体20数団体が本日発表した。

これらの団体は、アラアさんの弁護士が伝えたところによると、エジプト当局はアラアさんを2027年1月まで釈放するつもりはないというニュースに深い懸念を表明する。

9月29日にアラアさんを釈放しないことは、エジプト刑事訴訟法第482条の違反にあたる。同条は、施設内処遇は「受刑者の逮捕の日から…起訴前の勾留期間と逮捕期間の合計を差し引いた日数」を起点とすると規定している。