奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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「ここが無くなったら大変よ」と亀の湯での会話

夕方天沼を通る用事があったので、亀の湯に行きました。ここは、一昨年の九月に急逝した関昌央区議会議員の経営する銭湯。現在は弟さんが継いでいます。

脱衣所で上がろうとする年配の女性が、「あ、よかった(人が来て)。さっき、私一人だったから」と話しかけてきました。銭湯のお客さんが少ないことを慮っての言葉です。
「関さんが亡くなった時、辞めちゃうと困るなあと思ったんだけど、続いていてよかったですよね」と奥山。「そうよぉ、ここが無くなったら、(遠くまで行かないといけないので)ほんと大変よ」。
「そうですねぇ。高円寺はお風呂けっこうありますけどね(この近くは少ない)」。
「あらそう、でも3時には開いてないでしょ」「いえ、3時から開いているところもありますよ」「あらそう」・・・「では、ごゆっくり」なんて、やりとりをしました。

湯船に浸かっていると、ぬるい方に浸かっている先客が「熱くないですか?」と。「いえ、さっき(身体)洗ったから大丈夫ですよ。寒い時は熱いと気持ちいいですね」と言うと、「えー、熱いわ」と言いながら、湯船から上がりました。

新しい客が入ってきて、湯船に向かう途中、目が合った私に、軽く会釈してくれました。

見知らぬ人と話を交わすことは、いまの日常生活ではめったにありませんが、関さんのお風呂では、そんな習慣が残っているようです。お客さんが少ないからかもしれませんが。
しっかりぬくもり、冷たい風を切って、自転車を飛ばしました。

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