【おすすめ本】山﨑 裕侍 『償い──綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件 6人の加害少年を追って』―償いとは再犯しないこと 更正に向き合わなぬ社会を問う=八木 絹(ライター)

3 days 16 hours ago
 事件は忘れられる。とはいえネット上には、いつまでも真偽不明の情報一があふれる。これはそういう事件である。 1988年11月、埼玉県の17歳の女子高生がアルバイト先から帰宅途中、同年代の少年らに拉致された。次々襲いかかる性暴力。衰弱し性の対象でなくなると今度は殴打、火あぶり。監禁は40日に及んだ。翌年1月、殺害。ドラム缶にコンクリート詰めされた遺体は東京湾岸に捨てられた。  著者は被害者、加害者と同年代。ニュース番組のディレクターとして、事件を節目ごとに報じてきた。本書はその..
JCJ