わたしの雑記帳

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こしたんたん・・・
虎視眈々?

いいや

狙っているのは

トラではなく

(トラ)ネコだよ。

カメさん、ピ〜ンチ!

って、助けろよ

おい・・・
Photo by Kaori.K     



5月の警告!

熱中症の季節になりました。体育館などでは真冬でも熱中症が起きることもあるということですが、特に5月頃から屋内外での熱中症や熱射病が増え始めます。これから梅雨に向けても、雨の日の体育館内は湿度が高くなって汗が蒸発しにくく、内に熱がこもりやすくなります。
体調の整備、水分や塩分の補給に充分、気を配ってください。

今の子どもたちはエアコン完備の生活環境のなかで体温調整が苦手です。特に、急に暑くなった頃は、体が暑さについていけません。試験などで部活動を休んだあとの久しぶりの活動時にも、体調を崩しやすいので気を付けてください。
熱中症で、様々な障がいが出たり、命を失うこともあります。

また、小麦色の肌は健康的だなどと思っていませんか。炎天下のスポーツ。日焼け止めも禁止されている部活もあり、子どもたちの肌はトースト色になります。夢を追う子どもたちは、指導者の言葉に否と言えません。皮膚がんを発症したとき、責任がとれますか。

スポーツは心と体を健やかに育てるためのもののはずです。スポーツで、勝敗主義で、根性主義で子どもたちの生命を奪わないでください。
指導者は正しい知識と危機意識を常にもってください。「知らなかった」を免罪符にしないでください。

そして、いざというときには、自分たちのメンツや責任問題よりもまず、子どもの命を最優先してください。
救急車を呼ぶことをためらわないでください。
その時の対応が子どもの生死を分けるのです。
S020507
あなたは子どもの心と命を守れますか!


追記:学校での死亡事故を調べていくと、1975年から2001年までの26年間で135人の子どもたち(小学生から高校生)が熱中症で命を落としている。1年に5〜6人の割合となる。
「先生はぼくらを守らない −川西市立中学校 熱中症死亡事件−」/宮脇勝哉・宮脇啓子 著/エピック P292より
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参 照

9月の警告!


いじめられている子どもたちにとって、ほっとする夏休みが終わり、恐怖の新学期がはじまります。もしかして、夏休みのあいだに何かが変わり、いじめがなくなっていないか、淡い期待もあります。でも、再びいじめられるとき、いつ終わるともしれない、先が見えない絶望感に自ら命を断ってしまうことがあります。
子どもが学校に行きたがらなかったら、頭ごなしに叱らずに、ゆっくりと気持ちを聴いてください。
すぐには本当のことを言ってくれないかもしれません。せかさないで、待ってあげてください。
「命を危険にさらしてまで、学校に行くことはないんだよ」と言ってあげてください。

原因はいじめとは限りません。しかし、今年もすでにネットニュースから拾えるだけでも、3人の中学生が自ら命を断っています。

8月30日、山梨県下部町で、私立中学に通う男子生徒(中3)が、橋から飛び降り自殺。
部屋には、学校の成績が伸び悩んでいるという悩みが書かれた置き手紙が残されていた。
生徒が通う中学では、27日に始業式が行われたばかりだった。
(毎日新聞2004/8/31 参照)

9月2日、静岡県静岡市のマンションから、静岡市立中学校の男子生徒(中1・12)が飛び降り自殺。
生徒は8月31日頃から両親に「学校に行きたくない」と話し、9月1日も「頭が痛い。行きたくない」と学校を休んでいた。同日は特に変わった様子はなく、午後10時半ごろには就寝した。その後自宅を抜け出したとみられる。中学校によると、生徒は普段まじめな性格で学校の成績もよく、夜間に一人で出歩くこともなかったという。夏休み中も部活動の練習に参加していた。
(毎日新聞2004/9/3 参照)

9月3日、神奈川県相模原市で、登校を促した両親の目の前で、市立中学校に通う男子生徒(中2・13)が、マンション通路から飛び降り自殺。
男子生徒は1年の3学期に、たたかれたり、悪口を言われるなど、いじめが原因で不登校となった。学校側はいじめた生徒に謝罪させ、解決したと思っていた。2年に進学してからはほぼ休みなく登校していたが、7月に入って休みがちになった。始業式の9月1日と2日に欠席したため、担任教諭が2日朝、男子生徒に電話したところ「学校に行きたくない」と言い張ったという。
(東京新聞2004/9/4 参照)

原因はいじめとは限りませんが、統計的に中高生の自殺は9月がダントツに多いのです。
http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/socio/lab/sotsuron/96/okita/zuhyo.html

文科省は、教師の働きかけにより不登校が減少したと喜んでいる。一方で、校内暴力や自殺が増えている。子どもたちにとって、何がいちばん大切なのか、もういちどよく考えてほしい。


me041230 2004/12/30 小野朋宏くの裁判(2004/12/24)担任教師の尋問
me041223 2004/12/23 ある「いじめられ体験」  〜 メールの紹介 〜
me041216 2004/12/16 富士市のいじめ控訴審、結審
me041205 2004/12/ 5 小森香澄さんの裁判(2004/11/30)傍聴報告・担任教諭の尋問。
me041128 2004/11/28 小森香澄さん(2004/11/16)傍聴報告。部活嘱託指導員と養護教諭の証人尋問
(2004/11/30一部訂正)
me041110 2004/11/10 新潟地震について(サイトのトップにあったものを移動し、追記)
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小森美登里さんの人証調べ(9月6日の傍聴報告)2−2 反対尋問
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