読書案内」カテゴリーアーカイブ

『天皇と神道の政治利用:明治以降の天皇制の根源的問題』(思索者 、2019)

本書は「思索者」というグループによる共同研究の成果ということだが、これは法学者で … 続きを読む

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古川隆久著『建国神話の社会史──史実と虚偽の境界』(中央公論社・2020年)

まず著者は、『日本書紀』や『古事記』に描かれた「天照大神を中心とする天皇の祖先と … 続きを読む

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佐瀬隆夫著『1942年アメリカの心理戦と象徴天皇制──ラインバーガーとジョゼフ・グルー』

アメリカが大日本帝国との戦争に向けた調査や準備は、きわめて周到なものだったことが … 続きを読む

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坂野潤治 著『明治憲法史』

憲法を軸にして近現代日本の(政党)政治史を捉えるときに、明治憲法の時代—総力戦の … 続きを読む

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御厨貴編著『天皇退位 何が論じられたか──おことばから大嘗祭まで』

アキヒト天皇の「生前退位」を実現するのに大いに力となった安倍首相がつくりだした「 … 続きを読む

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山田朗 著『日本の戦争Ⅲ 天皇と戦争責任』

本書は、天皇の戦争責任回避の根拠として定説となっていた、天皇「無答責」論と実態と … 続きを読む

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福間良明『戦後日本、記憶の力学──「継承という断絶」と無難さの政治学』

著者がここで扱っている論点として、はじめに選んでいるのは「靖国神社、千鳥ヶ淵」「 … 続きを読む

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長尾龍一 著『日本憲法思想史』

不思議な本である。「あとがき」に自ら「旧稿を集めて本にするのは、なかなか勇気がい … 続きを読む

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伊藤博文 著『憲法義解』

この本(皇室典範義解とあわせて一冊になっているが今回はこれは省略)は、大日本帝国 … 続きを読む

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遠藤興一『天皇制慈恵主義の成立』

皇室はいつから福祉に関わるようになったのか。赤子である国民に、国父として恵みを垂 … 続きを読む

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