専門家が英国政府の反暗号化キャンペーンに異議

JCA-NETは、下記の共同公開書簡に署名しました。今回の事案は、英国政府の立法が直接の対象です。日本でもよく使われているWhatsAppやSignalなどエンド・ツー・エンド暗号化のサービスを規制することが目的とされています。英国をはじめとして、米国や日本、インドなどがこの間、エンド・ツー・エンド暗号化を規制する方向で各国の捜査機関などが国際的な連携をとっており、今回の英国における暗号化規制の法案は、私たちにとっても無関心ではいられない問題であり、早晩、日本においても同様の動きがでてくる危険性があります。暗号化は、インターネットのコミュニケーションのセキュリティを確保する上で必須の手段であり、政府や捜査機関が例外的に暗号を解読できる権限を持ったり、こうした公権力に企業が協力することはあってはならないことだと考えています。(JCA-NET理事、小倉利丸)

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専門家が政府の反暗号化キャンペーンに異議

サイバーセキュリティの専門家と人権活動家は、暗号化を弱めるために、一般市民を誤解させたり架空の事例を持ち出すような人々を不安に陥れる戦術が行なわれていると指摘しています。広告キャンペーンには50万ポンド以上の税金が使われています。

JCA-NET2月のセミナーご案内

JCA-NET2月のセミナーご案内
参加方法はこのメールの最後に記載があります。
■2月19日(土)15時から:海外情報を調べる
■2月20日(日)15時から:Jitsi-meetでオンライン会議(会議主催者のノウハウ)
■2月23日(水)19時から:JCA-NETの紹介(入会キャンペーン)

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■2月19日(土)15時から
■海外情報を調べる

JCA-NETのメーリングリストをお使いの皆様へ: Gmailから別のメールアドレスへの変更のお願い

JCA-NETのメーリングリストをお使いの皆様へ
Gmailから別のメールアドレスへの変更のお願い
(English)
JCA-NET理事会
2022年1月29日

今年に入ってから、JCA-NETが運用しているメーリングリストからGmail宛の配
信が頻繁にブロックされるようになりました。現在、メーリングリストの管理
者の皆さんの協力も得ながら、管理設定の変更など可能な限りの対処を試みて
いますが、配信を確実に実現できるようにはなっていません。原因やGmail側
のブロックについての理事会の見解は最後に述べます。

●Gmail以外のメールアドレスに変更をお願いします

JCA-NETは130余りの団体とともに、国連のサイバー犯罪条約案に人権セーフガードを盛り込むよう国連に要請

JCA-NETは、約130の海外の団体と専門家とともに、国連のサイバー犯罪条約案に人権セーフガードを盛り込むよう国連に要請しました。

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(参考:EFFのブログ)
EFFとヒューマン・ライツ・ウォッチは、56の国・地域・世界で活動する約130の団体・学識経験者とともに、国連サイバー犯罪条約案の起草を担当するアドホック委員会のメンバーに対し、最終的な成果物に人権保護が確実に組み込まれるよう要請しました。アドホック委員会の第1回会合は、1月17日に開催されます。

提案された条約は、サイバー犯罪、国際協力、法執行機関による潜在的なデジタル証拠へのアクセスに加え、人権および手続き上の保護措置を扱うことになりそうです。国連加盟国は、すでに条約の範囲を議論する意見書を出しており、その提案は多岐にわたっています。

JCA-NET1月セミナーのご案内

以下の3つのセミナーを開催します。関心のあるテーマがあればぜひご参加ください。

■セミナー1 ネットで情報収集:ノウハウの共有のために
2022年1月23日(日)15時からオンラインで開催
■セミナー2 Linux入門・情報交換会
2022年1月26日(水)19時からオンラインで開催
■セミナー3 パスワード管理
2022年1月30日(日)15時からオンラインで開催
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参加費は無料(カンパ大歓迎)
オンラインはJitsi-meetを使用します

参加方法:JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されてい
る方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスしてください。

JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。おなまえ、
メールアドレス、参加希望のセミナー番号(複数可)を書いて、下記に申し込んでください。

jcanet-seminar@jca.apc.org

JCA-NET12月のセミナーご案内

12月は下記の二つのセミナーを開催します。
12月22日(水)19時から 世界各地で起きているインターネット遮断
12月26日(日)15時から セキュリティとプライバシー対策―来年に向けて―

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■セミナー1
■12月22日(水)19時から 世界各地で起きているインターネット遮断
開催方法:オンライン(最後に参加方法の説明があります)
参加費:無料(カンパ歓迎)

日本では、政府がインターネットを強制的に遮断するといった措置はまだとら
れていませんが、世界各地で、インターネット遮断が起きています。特に途上
国や軍事政権、独裁政権でこうした傾向がみられます。インターネットが人々
の日常的なコミュニケーションの手段になるだけでなく、選挙などの政治活動
の重要な手段になっているために、政権与党に不利益になりそうな場合に、イ
ンターネット遮断という手段がとられる場合があります。世界で起きているイ
ンターネット遮断の現状を紹介しながら、ネットにおけるコミュニケーション
の権利について考えてみます。

JCA-NETからのお知らせ(会員集会、セミナーなど)

JCA-NETからのお知らせ
2021年11月6日

目次
(1)JCA-NET会員集会(オンライン) 11月25日
(2)11月のセミナー(オンライン)
11月27日 『反対派を防衛する』Part3を中心に
11月30日 インターネットガバナンスって何?ネットの民主主義の屋台骨がど
うなっているかを知る
(3)APCのブログから:デジタル社会の内側。インターネットガバナンス8つの
課題
(4)問い合せなどについて

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■JCA-NET会員集会(オンライン) 11月25日19時から

JCA-NETの今年度の取り組みも半年を迎えようとしています。JCA-NETのこれま
での活動と今後の活動について、会員の皆さんと意見交換の場を設けます。特
定のテーマは設けませんが、たとえば、一例として

デジタル社会の内側。インターネットガバナンス8つの課題

以下は、APCのウエッブに掲載されたデイビッド・ソウターさんがインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)のプレイベントで行なった基調講演の翻訳です。IGFは国連が主催するインターネットのガバナンスについての国際会議です。今年は12月にポーランドで、オンラインとリアルの会合の併用で実施されます。国連はインターネットのガバナンス組織ではありませんが、インターネットのガバナンスにも大きな影響をもちます。JCA-NETでは、11月のセミナーでインターネットのガバナスをテーマとして取り上げます。
関連記事
市民社会は、包括性を強化するためにバーチャルIGF2021の開催を要求

グローバル暗号デーの取り組みについて

English

グローバル暗号デーの取り組みについて

JCA-NETも参加しているグローバル暗号化連合は、政府などによる暗号規制を強めようとする動きを危惧して、10月21日を中心に、暗号の大切さを訴える国際キャンペーン「グローバル暗号デー」を開催します。

JCA-NETは、下記の日程で、このキャンペーンに沿った取り組みを行います。ぜひご参加ください。
関連資料はこちらをごらんください。

JCA-NET 9月のセミナーのお知らせ(ブログ作成、サイバー局問題、Tutanota)

JCA-NET 9月のセミナーのお知らせ
9月は下記のテーマで開催します。関心のある方はぜひご参加ください。また
仲間や友人の皆さんをお誘いいただければと思います。

■セミナー(1)ブログを作る(2回目)
9月18日(土) 15時から17時ころ
■セミナー(2)警察庁サイバー局構想とは
9月22日(水) 19時から21時ころ
■セミナー(3)Tutanotaブログを読む:個人情報防衛のために(その2)
9月25日(土) 19時から21時ころ

参加費:無料(カンパ歓迎です)
開催方法:オンライン(Jitsi-meetを使用)

参加方法:JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登
録されている方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみて
アクセスしてください。

JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。
おなまえ、メールアドレス、参加希望のセミナー番号(複数可)を書いて、下記
に申し込んでください。