共同声明:スーダンにおける電気通信の遮断:紛争当事者は、集団的懲罰をやめ、命を救うための電気通信へのアクセスを可能にしなければならない
JCA-NETは下記の共同声明に賛同しました。
スーダンにおける電気通信の遮断:紛争当事者は、集団的懲罰をやめ、命を救うための電気通信へのアクセスを可能にしなければならない
2024年5月13日
スーダンで壊滅的な人道危機が急速に悪化している中、私たちは94の人道支援団体、市民団体、人権団体、そして#KeepItOn連合のメンバーを代表し、スーダン全土における通信インフラの復旧を緊急に訴えます。スーダンは世界最悪の避難民の危機と なっており、世界最悪の飢餓の危機に瀕しています。スーダンの人口の半分以上、約2500万人の人々が人道支援を必要としています。1年以上にわたる執拗な戦争と無差別暴力により、家屋、町、生活、重要な民間インフラが破壊されました。
戦争当事者による無差別攻撃や通信の遮断は、民間人が戦争の影響に対処する能力や、援助関係者にとって必要不可欠なサービスを提供する能力に深刻な影響を及ぼしており、現地の支援者が最も深刻な被害を受けています。双方は一貫して、電気通信インフラに対する標的型攻撃や官僚的制限(特定の衛星インターネット機器の輸入・使用禁止など)を課しており、民間人に深刻な影響を及ぼしています。