APC:抗議活動に伴うインターネットの遮断に関する共同口頭声明(国連人権理事会 第47回会合)
APCのウエッブに掲載された国連人権理事会での「抗議活動に伴うインターネットの遮断に関する共同口頭声明」の訳です。
2021年7月1日
著者 ARTICLE 19、Access Now、APC
共同声明
キャラム・バーチによる配信
私は、「ARTICLE 19」、「Access Now」、「Association for Progressive Communications」を代表して、この声明を発表します。
私たちは、抗議活動に伴うインターネットの遮断に関する特別報告者の補遺を歓迎します。特別報告者が正しく再確認したように、インターネットの遮断は本質的に不釣り合いで不必要なものであり、人権法のもとでは決して正当化されません。本理事会がインターネットの遮断を繰り返し明確に非難しているにもかかわらず、抗議活動や選挙の際に、インターネットの遮断や、ウェブサイトのブロッキング、フィルタリング、ネットワークのスロットリング、モバイルサービスの停止などの検閲措置に頼る国家が増加する傾向にあります。これらの措置は、反対意見を封じ込め、情報の自由な流れを止め、重大な人権侵害を隠蔽することを究極の目的としています。