奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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東京のタクシー禁煙に!

奥山の政策の3本柱の一つが「たばこ」です。議会でも何度も質問しています。
さて、
来年2008年1月から、東京でもタクシーが禁煙になります。
実は奥山のふるさと別府市では昨年2006年にはタクシーが禁煙になりました(奥山のサイトにて既報)。その後大分県では県単位で全国初めて、今年4月から禁煙になっています。その後、名古屋市、神奈川県でも禁煙に踏み切りました。富山県、山梨県はこの10月からです。そしてやっと、大都市東京でタクシーが禁煙になります。なお、大阪はまったく動きがないそうです。

ここに来るまでには、長い長い道のりがありました。
その記念碑的存在が安井幸一さん、禁煙タクシー第一号です(奥山の選挙の推薦人でもあります)。
※参考禁煙タクシー訴訟

アメリカと異なり日本では、たばこ訴訟は原告の敗訴となっています。
ところが、安井さんたちが2004年に東京地裁に提訴した裁判では、2005年12月20日の判決において、「タクシーは全面禁煙がのぞましい」という画期的な判断を示し、実質勝訴を得ました(控訴せず判決確定)。

タクシーの禁煙要望は、私たち乗客が「くさい車に乗りたくない」という思いもありますが、第一義的には運転手の健康問題です。密室となるタクシー内で高濃度の受動喫煙にさらされる運転手さんはまさに自分の身体をけずって業務に従事しているのです。実際安井さんは長い間のたばこ煙の暴露によって心臓を煩っています。それを知れば、一過性の乗客が、「タクシーの中くらい好きに吸わせてくれ」と言うことはためらうようになるのではないでしょうか。
安井さんはいまは、体調を押して新たな裁判に取組んでおり、先日7月11日に結審、あとは判決を待つだけ(判決は、9月12日(水)午後1時10分 東京地裁626号法廷)。 

依然と比べると隔日の感があります。でも、まだまだです。
飲食店でたばこのけむりを気にすることなく飲み食べできる日が早く来ますように。

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