奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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参議院選挙が始まります(7/12公示〜7/29投票)

今回の参議院選挙は、投票用紙は2枚。奥山の立場は次の通りです。
東京選挙区は、◆川田龍平さん@無所属。
比例区では(一人に絞れず)、◆田中康夫さん(党首兼候補者)@新党日本と、◆上原ひろ子さん@社民党、を応援しています。

川田さんは、1995年菅直人さん(現在民主党代表代行)が厚生省の大臣だった時、薬害エイズ原告のみなさんに謝った、あの時実名公表して闘った19才の青年です(今年31才)。薬害エイズ禍は役人と製薬会社の癒着が根本の原因。彼は今でも変わらない日本の構造を、人のいのちを大切にする仕組みに変えたいと言います。

田中さんは、長野県の首長=知事であった時、国からの補助金に地方自治体ががんじがらめになっている仕組みを打破しようと、ダムをやめ、ハコモノ行政を止めて地域に小規模なグループホームを作り、また住基ネットにも異を唱えました。しがらみや利権を断ち切り、県議会議員から不信任を突きつけられ、職員(=有権者)にもこびなかったので、結局3回目の選挙では負けてしまいました。
奥山は、政治家田中康夫さんの業績や視点を高く評価するものですが、新党日本についてはその憲法9条観について相容れず、到底支持できるものではありませんでした。しかし、この7月5日、新井広幸、滝実議員がまさに9条観の相違を原因に離党。田中さんの9条ビジョンは、3項を加え自衛隊を国際救助・救援隊として位置付けるもので自衛隊容認論であって、やはり奥山とは相容れないものです。しかし1、2項の堅持をうたっていることを評価したいと思います。何よりも、田中さんは本当の意味での「制度改革」を知っており、「脱談合、脱しがらみ」のキャッチフレーズの通り、それが出来る人だと思います。だから彼のような人にこそ国会で活躍してほしいと心から願い、応援しています。

上原さんは、国立市の首長として8年務めました。住基ネットに不参加を貫き、国民保護計画の導入を保留し、「しょうがい者があたり前に暮らすまち宣言」(実際、国立市では多くのしょうがい者が地域で暮らしている)を出すなど、住民の生活を守るとは何かを本気で取組んだ人です。田中康夫さん同様、たびたび予算を否決されるなど、議会となれ合わなかったしっぺ返しを受けて、この4月の選挙で市長を引退しました(後任は上原市政を継ぐ人)。

比例区も本来は応援は一人に絞るべきなのですが、応援したい人がたくさんいて、結局2人にまで絞りました。

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