奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

« 一期目を終えるにあたって─ | メイン | 当選しました! »

奥山は、さまざまなテーマで活動しています。

●のら猫問題:地域猫の普及
●住基ネット、住民票の業者閲覧制限、国勢調査、
●ホームレス支援(路上生活者)
●たばこ分煙
●つくる会の歴史教科書、
●地域の開発問題:三井グランド、阿佐ヶ谷(阿佐ケ谷)住宅、宮前二丁目道路
●障害者問題:ガイドヘルパー、自立支援法
●プラスティックの焼却見直し
●民間委託とワーキングプアとの関連、ヘルパーの給与水準保証
などなど
以下に簡単なコメントを書きました。

●のら猫問題
杉並区は、猫の登録制を始めようとしています。
・当面は任意で進め、いずれ義務化するとの予定です。猫は勝手気ままな動物であり、複数のお家から餌をもらうなどが通常です。なぜ義務化なのか、必要性が不明です。
・のら猫に餌やりしたら、罰則! そんなことも区は考えています。抗議を受けて、「何らかの規制が必要」と、表現は変えましたが、根本は変わりません。「猫の餌やり罰則条例」にならぬよう、チェックが必要です。

 参考:「動物との共生を考える懇談会」議事録は区のサイトから検索できます。
 2007年3月には、中間報告書も出されています。近いうちにパブリックコメントを募集する予定です。

●住基ネット、住民票の業者閲覧制限、国勢調査
住基ネットは、最も力を入れたテーマです。議会でも何度も質問しています。
情報漏洩するからだめなのではなくて、そもそも個人情報を国が一元管理することはすべきではありません。自己情報コントロール権にもとづき、許されません。2005年5月の金沢地裁判決、2006年11月の大阪高裁判決でも明言しています。

●ホームレス支援(路上生活者)
格差社会が問題になっています。生活保護受給者は増える一方ですが、その網の目から漏れる人たちがいます。奥山は、仲間と一緒に区内のホームレスの支援を行っています。

●たばこ分煙
たばこ問題は奥山の得意テーマの1つ。2003年9月の議会で、全般にわたって質問しました。#議事録をお読み下さい。
日本のたばこ政策が、世界と比較して大変遅れていること。またたばこ税収入よりも、たばこによる損失(喫煙が勤務時間に食い込む、病気治療、火事、清掃など)の方が大きいという資料を引用。日本は国民の健康よりもいかに経済面に傾いているかを指摘して、区に分煙対策を迫りました。綿密なデータを示しての質問に、区は「たばこ税収入が増えることはよいことだ」とのそれまでの答弁を、「区民の健康を考えると喜んでばかりもいられない」と答弁変更するにいたりました。


●つくる会の歴史教科書
杉並区は、区立中学の歴史教科書に、2005年夏、扶桑社版、「新しい歴史教科書をつくる会」編集の「新しい歴史教科書」を採択しました。全国583採択地域のうち、2か所だけの一つです。
これを画策したのは、現在の杉並区長山田宏氏です。教育委員5名中3名を、自分の息のかかった人に変えました。それのみならず、教員の書いた調査報告書を書き換えさせることまでやってのけました(前後を見ることができます)。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)