ビンラディンの米軍による暗殺攻撃を口実に世界規模で「報復テロへの警戒」が叫ばれはじめています。また、福島原発事故から「国家緊急事態」を事実上発令して、震災・原発事故現地での住民に対する監視や情報統制が厳しくなっているように思います。大正デモクラシーと呼ばれた時代の末期、1923年に関東大震災が起き、多くの朝鮮人が虐殺され、その1年半後には治安維持法が公布されます。原発の悲劇は繰り返えされました。もうこれ以上、悲劇の歴史を繰り返させてはいけません。(小倉利丸)

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2011/05/09 シンポジウム 強まる監視・管理社会化 共通番号制、コンピュータ
監視法を考える(東京・飯田橋)シンポジウム

■と き
5月9日(月)18時30分~21時
■ところ
東京しごとセンター5階セミナー室(東京都千代田区飯田橋3丁目10-1
03-5211-1571
JR飯田橋駅東口下車7分、地下鉄東西線飯田橋駅A5出口7分)

■問題提起
小倉利丸さん(富山大学教員) 
原田富弘さん(やぶれっ!住基ネット市民行動)
■報告・討論
盗聴法に反対する市民連絡会
反住基ネット連絡会
浜島 望さん(一矢の会)   
ほか

■参加費
500円

■共 催
ネットワーク反監視プロジェクト
盗聴法に反対する市民連絡会
反住基ネット連絡会
■連絡先 盗聴法に反対する市民連絡会 反住基ネット連絡会
日本消費者連盟気付 TEL03-5155-4765

今、社会の監視・管理化が恐るべき勢いで進んでいます。監視カメラは国会か
ら道路、建物、電車、バスの中まで設置され、その動きはととどまるところを知
りません。そして、高速・主要道路には車を監視するNシステムがはりめぐらさ
れています。
市民生活の不可欠の通信手段となったコンピュータについては、監視を一挙に
強化しようとコンピュータ監視法が今国会に上程されています。
こうした中で政府は国民背番号制に向けて共通番号制の導入へと踏みだそうとし
ています。
私たちは、市民の日常生活が監視され、個人情報が行政に管理される社会をのぞ
みません。
進行する監視・管理社会化の現状をどうとらえ、どうすべきなのかを考えていき
たいと思います。
ぜひ、シンポにご参加ください。