【控訴審判決報告】2026.10.05 全日建連帯関西生コン支部・京都弾圧事件 控訴審で再び無罪判決!
控訴審で再び無罪判決!
2026年10月5日(月)10:00、裁判所に面する若松浜公園には、全日建連帯ユニオン、全港湾大阪支部をはじめ、多くの労働者・市民が集まった。昨年2月に一審京都地裁で完全無罪判決が出ており、大阪高裁での控訴審では検察側の事実調べ申請が全て却下されており、今回も無罪判決に違いないとの昂揚に満ちていた。10分後、裁判所別館玄関前で始まった大法廷の傍聴抽選には200を超えると思われる列が出来た。なにわユニオン組合員4人は1名だけが傍聴出来、3人は公園での集会に参加して報告を待った。
傍聴したなにわユニオン組合員の報告に拠れば、2分間のテレビ撮影の後、大阪高裁:飯島健太郎裁判長から控訴を棄却するとの主文が読み上げられた。(傍聴の代表が法廷を出て、公園で待機する人々に無罪と朱書きされた紙を示した。)そして、解決金は合意の上での支払いで、争議についても産別組合として違法な行為は無い等、検察の起訴内容を全面的に否定する理由を読み上げたとの事。
判決後の集会でのアピールで印象的だったのは、全日本建設運輸連帯労働組合書記長・小谷野さん。『今日の無罪判決を受けての東京での行動を明日から取組む。警察庁前48時間抗議ハンストを実施、その時間中に、参院議員会館での報告集会、警察庁への要請行動にも取組む。要請内容は、弾圧への謝罪、19年に京都府警・滋賀県警の組織犯罪対策課が関生弾圧で受けた警察庁長官賞の返納、違法弾圧の再発防止だ。』と言うもの。『大川原化工機事件では冤罪でっち上げの警視庁公安部外事課が警察庁長官賞を受けたが、後にこっそり返納している例を上げ、関生弾圧による受賞も必ず返納させるべき』と訴えた。
2026.10.19編集部追記
大阪高裁で無罪判決を勝ち取った関生弾圧京都事件で大阪高裁が上告を断念しました。
以下MBSの報道(10月19日(月) 18:57)より
一審の京都地裁は「労働組合がストライキで経営側の業務を阻害するのは当然で、刑法上の恐喝行為にあたらない」などとして2人に無罪を言い渡し、二審の大阪高裁も今月5日、「原判決の判断は正当で不合理なものはない」などとして、無罪を言い渡しました。
大阪高検は期限の19日までに上告せず、2人の無罪判決が確定することになります。大阪高検の畑中良彦次席検事は「判決内容は十分検討したが、適法な上告理由を見いだし難いため、上告は断念した」とコメントしています。


