全日警関空分会
2027.06.27「第31回なにわユニオン定期大会」議案書より
現場の犠牲で経営の失敗を穴埋めさせるな!
この1年間、航空・観光需要は回復基調にあったものの、政治的・地政学的リスク、そして経済の歪みによって、関西空港の現場は予測困難な状況が続きました。
- 高市首相の発言による「中国人旅客」への影響
- イラク情勢などの中東危機による影響
- 歴史的な「円安」による日本人旅客の動向
上記のような情勢が重なった結果、関西空港の国際線旅客数は当初の予測を下回る結果となりました 。
全日警と関西エアポートとの間で、今年(2026年)6月からの国際線保安検査場の増レーンおよび増ポスト(人員配置の拡大)」が予定されていました。会社側はこの計画に合わせ、大量の新規採用や人員の囲い込みを行ってきました。しかし直前になって、「旅客数が想定に満たない」という理由から、この増レーン・増ポスト計画は「無かったこと(白紙化)」にされました。
計画のために確保され、訓練を重ねてきた貴重な人財は、一転して「関空では余剰人員」扱いを受けることとなりました。これは、場当たり的な人員計画を進めた会社および関西エアポートの経営見通しの甘さが原因であり、そのツケを現場の労働者に押し付けるものに他なりません。
航空保安検査の仕事は、専門的な知識と高度なスキル、そして職場への定着があってこそ安全が担保されるものです。他現場への場当たり的な支援業務の常態化は、組合員のモチベーションを低下させ、職場への帰属意識を揺るがす重大な問題です。
私たちは、会社(株式会社全日警関西空港支社)に対して団交を含む強力な働きかけを行います。「現場の犠牲で経営の失敗を穴埋めさせるな!」
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2025.06.21「第30回なにわユニオン定期大会」議案書より
関西空港の大規模改修工事が進められて、2024年9月3日から国際線保安検査場が新しくなりました。以前から南北2か所ある保安検査場が1か所に集約され、関西空港の運営会社は待ち時間の短縮を前面に掲げていますが、現場の労働者への負担は増し配慮に乏しい職場環境にあります。分会は昨年度と同様に、定期昇給、夏季、冬季賞与に年3回の団体交渉、隔月に実施する職場懇談会の申し入れを行っています。
今後は1か所に集約された保安検査場の職場環境改善、労働者のモチベーション向上を目的とした運営会社関西エアポートの主催によるワーキンググループの参加で意見、提案を伝えていきます。


