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JCA-NETからのお知らせ(2025年1月のセミナー予告)
JCA-NET
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2025/1/4
Table of Contents
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1. セミナー1:1月22日(水)19時から pixelfedを使ってみる(写真、動画共有もMetaからお別れ!)
2. セミナー2:1月25日(土)15時から サイバー安保批判の基本
3. セミナー3:1月28日(火)19時から フォローアップ
4. 参加方法
5. セミナー参加者を中心としてdigital-rightsというメーリングリストが設置されています
1 セミナー1:1月22日(水)19時から pixelfedを使ってみる(写真、動画共有もMetaからお別れ!)
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開催方法:オンライン
(申し込み方法は最後をごらんください)
昨年はXに代わるSNSとしてmastodonを紹介しました。今年は、Instagramの代
替として、pixcelfedを紹介します。
「インスタ映え」という言葉が当たり前に使われるように、写真や動画を主と
するInstagramの利用者は大きく増加しているといわれています。Instagramは
Meta社が提供しているサービスとして、これまでもパレスチナの声を不当に検
閲してきたことで批判されています。X同様戦争に加担する企業には協力した
くないとすれば、Instagramを使わずにオルタナティブを選択するのもその意
思表示のひとつになるでしょう。
InstagramがMeta社によって管理される中央集権型サービスだとすれば、
pixelfedは、mastodon同様、特定の企業による管理ではなく、分散型の仕組み
に基づいています。今回のセミナーでは、現在のSNSの動向やMeta社のジェノ
サイドへの加担の現実も紹介しつつ、pixcelfedにアカウントを持つための基
本を紹介します。写真や動画をどのような目的でソーシャルネットワークで共
有するのかには、決まったルールがあるわけではありません。写真や動画を共
有する動機もひとそれぞれ。まだ画像・動画SNSに挑戦していない皆さんは、
今年こそ「百聞は一見に及かず」の年にしてみてはいかがでしょうか。
参考
開発者サイト
https://pixelfed.org/
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Pixelfed
無料かつ広告も表示されない写真特化型SNS「Pixelfed」を使ってみたよレビュー
https://gigazine.net/news/20221224-pixelfed/
(7anleh)消去され隠蔽される:Metaの検閲に関するパレスチナ人の証言(日本
語仮訳)
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/B5kZHwyLEASBfT2
2 セミナー2:1月25日(土)15時から サイバー安保批判の基本
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開催方法:オンライン
(申し込み方法は最後をごらんください)
現代の戦争は、情報通信、AI、ビッグデータと一体化した従来では想像すらで
きなかった事態になっています。戦時と平時の区別は消し去られ、戦闘員と非
戦闘員の区別もなく、誰もが標的にされ、誰もが戦争の加担者になりえます。
場所と時間の区別もないまま、従来の国際法のルールを無視した様々な手法で
の先制攻撃を仕掛けるのが当たり前になりつつあります。
政府は、経済安保によって経済活動を軍事・国益に統合する枠組を構築し、マ
イナンバー/カード体制によって人々の日常生活の監視を制度化して国策への
動員の基盤を構築してきました。サイバー安全保障は、一方で武器のIT化を推
進し、他方でサイバー攻撃への不安の扇動と虚実ないまぜのプロパガンダに
SNSを動員する体制の構築が目指されています。こうして、私たちの言論・表
現空間が戦争に巻き込まれはじめています。
今回のセミナーでは、11月末に出された政府有識者会議の提言「サイバー安全
保障分野での対応能力の向上に向けた提言」を批判的に検討します。この提言
を踏まえて25年の通常国会では、具体的な法整備へと向かうことになります。
「サイバー」の分かりづらい議論に翻弄されずに、サイバー戦争反対の核心を
突いた批判の観点を皆さんと議論します。
参考
サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた提言(有識者会議)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cyber_anzen_hosyo/koujou_teigen/teigen…
サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cyber_anzen_hosyo/index.html
平デジタル大臣記者会見要旨
https://www.digital.go.jp/speech/minister-241129-01
防衛省 防衛力抜本的強化の進捗と予算
https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/fy2025/yosan_20241227.pdf
(共同声明)能動的サイバー防御と関連する法改正に反対します―サイバー戦争
ではなくサイバー領域の平和を
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/296
3 セミナー3:1月28日(火)19時から フォローアップ
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開催方法:オンライン
(申し込み方法は最後をごらんください)
毎月最後の回は、特にテーマを設けずに、参加者の皆さんが持ち寄った様々な
疑問や質問、あるいは意見などをとりあげながら進めています。毎回のセミナー
では十分に取り上げられなかった課題や消化不良になった話題について、補足
の説明などにあてる場合もあります。セミナーでビッグテックのサービスへの
オルタナティブをとりあげた後のフォローアップでは、実際に使ってみての感
想や疑問などが寄せられることがあります。また、セミナーでは取り上げてい
ないテーマであっても、疑問などがあれば遠慮なく出していただければと思い
ます。
このセミナーではLinuxOSにも力を入れています。初心者の方でLinuxに関連す
る質問などができる場所が限られていますので、ぜひ疑問や質問を持ち寄って
ください。
そのほか技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一
例。
- TwitterやFacebookに代替するMastodonの使い方
- CryptPadの使い方
- パスワード管理
- Zoomに代替するJitsiを使ったオンライン会議
- 暗号化サービスProtonやTutaのメールサービス
- 機械翻訳の活用(DeepL)
など。
最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になっ
た事柄の一例。
- ガザ戦争とIT産業の戦争責任
- 能動的サイバー防御とサイバー安全保障
- 生成AI
- 国連サイバー犯罪条約
- マイナンバーとデジタルID
- 政府による暗号規制
- ジェンダーとインターネット
など。
4 参加方法
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JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。
下記の申し込みフォームから申し込んでください。(アクセスに若干時間がか
かるかもしれません)
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/apps/forms/s/EJWYbsArEEc4…
あるいはメールで申し込む場合は
jcanet-seminar@jca.apc.org
まで以下の各項目を記載して申し込んでください。
申し込み内容
- おなまえ
- メールアドレス
- 参加希望のセミナー番号(複数可)
- 今後もセミナーの案内を希望するばあいは「案内希望」とお書きください。
- セミナーのメーリングリストに参加希望のばあいは「メーリングリスト希望」
とお書きください。
参加費 無料(カンパ大歓迎)
オンラインはJitsi-meetを使用します
オンライン会議室 Jitsi-meetのマニュアル
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/93
JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されてい
る方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスし
てください。
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余裕のある方は是非カンパをお願いします。
セミナーはJCA-NETの会員の会費で運営されています。
郵便振替口座
JCA-NET (シ゛ェイシーエイ-ネット )
記号番号:00190-3-417584
ゆうちょ銀行〇一九店 417584
5 セミナー参加者を中心としてdigital-rightsというメーリングリストが設置されています
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セミナーで取り上げたトピックなどを中心に、幅広くインターネットにおける
諸問題や、ネットのセキュリティやプライバシー、非営利のオープンソースの
ソフトウェアの導入、あるいは政府や企業の情報通信政策、国際情勢など技術
的なノウハウから社会問題まで様々なトピックの情報交換が行なえます。参加
を希望される方は、
toshi@jca.apc.org
まで、件名に「メーリングリスト参加希望」と書き、メール本文に
おなまえ
配信希望のメールアドレス
を記入して送信してください。登録作業をいたします。
問い合わせ先
小倉利丸(JCA-NET理事)
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495