JCA-NETも加盟している世界暗号化連合の運営委員会が下記の声明を出しました。

Safer Internet Day 世界暗号化連合運営委員会の声明

2022年2月8日

世界暗号化連合の運営委員会を構成するCenter for Democracy & Technology、Global Partners Digital、Internet Societyは、「Safer Internet Day」に以下の声明を発表しました。

本日2月8日、世界中の人々がセーファー・インターネット・デーを迎えています。ユーザーが信頼できる相手と自由に、そしてプライベートにコミュニケーションできる、より安全なインターネットを実現するには、セキュリティが重要です。暗号化は、そのようなコミュニケーションを可能にする重要なセキュリティ技術です。エンド・ツー・エンドの暗号化は、メッセージの送信者と受信者のみがそのメッセージを読むことができることを保証する、機密性を約束するものです。エンド・ツー・エンドの暗号化は、子ども、社会から疎外されたグループ、LGBTQ+コミュニティ、人権擁護者など、脆弱なコミュニティがオンラインで安全な空間を確保するために非常に重要です。

こうした約束にもかかわらず、英国のOnline Safety Bill(オンライン安全法案)や米国のEARN IT法は、暗号化を利用する能力を攻撃することで、オンライン上のすべての人の安全を脅かす提案の一例となっています。世界各国の政府は、より安全なインターネットを促進するための解決策の一環として、強力な暗号化の使用を保護すべきです。
出典:https://www.globalencryption.org/2022/02/safer-internet-day-statement-o…