アルプスの小国リヒテンシュタイン公国、大公位を女性が継承できるよう規則を改正

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Updated 12:44 AM JST, August 16, 2026
https://apnews.com/article/liechtenstein-prince-royal-female-succession-3d890116a71754ee50aa960e94543da6

 GEIR MOULSON
(ゲイル・モールソン)

(翻訳・要約:編集部)

ベルリン(AP)— リヒテンシュタイン公爵家は土曜日(8月15日)、この小国の大公位継承規則を改正し、将来的に女性が大公の地位を継承できるようにすると発表した。

アロイス皇太子は、建国記念日の演説の中でこの変更を発表した。同皇太子は、この改正案が水曜日に、こうした事項について投票権を持つ公爵家構成員の3分の2以上の賛成を得て承認されたと述べた。公爵家のウェブサイトに掲載された演説原稿(全文訳はこちら:編集部)には次のようにある。

継続と刷新を組み合わせる能力は、我々が公爵家内で育んできた原則でもある。
我々の数世紀にわたる歴史において、長期的かつ熟考を重ねた上で決定を下すことが役に立ってきた。
大公位継承順位は、男子長子相続制から絶対長子相続制へと変更される。
つまり、今後は、性別にかかわらず、長子が大公位継承者となり、後にリヒテンシュタイン公国の大公となるということだ。

公爵家の声明によると、この変更はアロイスと妻のソフィー皇太子妃の間に今後生まれる子孫にのみ適用されるため、現時点の大公位継承順位には影響しないとのことだ。ハンス=アダム2世大公は依然として国家元首の地位にあるが、2004年にその権限の大部分を長男であるアロイス(現在58歳)に委譲した。これは、リヒテンシュタインの君主が後継者に統治の権限を委ねるという伝統に沿ったものである。アロイスの4人の子供のうち、第1子は31歳のヨーゼフ・ヴェンツェル公子、第2子は29歳のマリー・カロリーネ公女である。

スイスとオーストリアに隣接する人口4万人の富裕国であるリヒテンシュタイン公国は、ヨーロッパの基準から見て異例なほど強力な君主制を有している。大公には、国民投票の結果に拒否権を行使したり、裁判官を任命したり、政府を解任したりする権限がある。伝統的に保守的な国家で、国政選挙で女性の選挙権が認められたのは、ヨーロッパで最も遅い1984年である。この時の国民投票では、ハンス=アダム大公が支持していたこの変更案が、男性有権者によって僅差で承認されたのである。なお昨年、ブリジット・ハースが同国初の女性首相に就任した。

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