大阪外語分会

2026.06.27 「なにわユニオン第31回定期大会」議案書より
(大阪外語分会の「闘争記録」は「風林火山」にArchivesとして永久保存されます)※当HP最上部右から2つ目)

「27年間、ようがんばった、組合のおかげや」

大阪外語分会 (加藤)

1999年5月2日、(当時、ユニオンひごろ)塩見さんと大阪外語専門学校に組合結成通知を出してから27年、最後の組合員が再雇用期間を終え退職した。

組合を通して知った労働法や団体交渉、弁護士の先生にお世話になった労働委員会、裁判、これらのおかげで暴虐な外語の経営者に立ち向かえた。

退職を迎える組合員に「組合に加入してどうだったか」を聞いてきた。

Yさんは、「気持ちよく働くために組合に入った。結果的に問題が解決した」、Hさんは、「上司のパワハラが一番の問題だった。団体交渉で話をすることになり、最後まで安心して働けた」と語った。

最初はKさんと私の何気ない会話から組合が誕生。一番大きな問題はやはり労働時間と賃金。給料表がない。一時金はその時までわからない、好き嫌いで昇格したり、降格したりする。いじめがある。労働時間(時間外と休日出勤)が不透明。例えば5分遅刻すると30分余計に働くという慣習。

初めての団体交渉には、組合から杉之原さん、都留さん、塩見さんが参加し、Kさんと加藤が緊張して臨んだ。この時「労働条件の変更については、事前に組合と協議する」という労働協約が取れた時は感動した。

組合への関心を背景にした36協定選挙の実施、賃上げについてゼネラルユニオンの外国人労働者と共闘した2度のストライキは、組合の存在を周知させた。

組合つぶしに奔走する伊勢理事長と闘えたのは、組合の連帯と法律の力だった。組合顧問の丸山弁護士、山中弁護士から徹底した厳しい助言を得て、労働委員会や法廷での証言に臨んだ。「再雇用の労働条件は義務的団交事項である」「会社の財務諸表は利害関係人(組合)に開示しなければならない」という二つの決定が確定したことは、伊勢理事長の組合つぶしに終止符を打った。

会社という利益を追及する組織の中で、自分を生かし、守るために組合は有効だ。

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2025.06.21「なにわユニオン第30回定期大会」議案書より

大阪外語専門学校(文際学園)の伊勢洋治理事長は2005年に突然クーデターを起こし、旧経営陣を追い払い、大阪と東京の専門学校の実権を握りました。その後リストラを断行、多くの非常勤講師を雇止めにし、組合の抗議を無視して就業規則の改定を強行しました。組合は伊勢理事長に闘いを挑み、15年に及ぶ数多くの団体交渉、労働委員会不当労働行為救済申し立て、そして裁判を最高裁まで闘ってきました。
弁護士の力強い支援のもと裁判闘争に勝利しました。その結果文際学園は財務諸表の開示に応じ、文際学園が大黒字であることが判明。しかし巧妙に大阪外語はほとんど儲かっていないように偽装されていました。利益は全部東京に持っていかれていたのです。大阪の校舎を売った金も。
このようなトリックを暴きながら外語分会は団体交渉を重ね、再雇用制度については完全に制度化を達成しました。あとは通常の賃上げと同じように改善を要求していくだけとなりました。粘り強い闘いがやっと実ったと言う感じです。

2025年度は、2名の組合員が共に再雇用の最終年度になっています。団体交渉では、再雇用の労働条件について確認しました。2025年度は、一時金は夏・冬1000円アップ、月額賃金は、2000円の引き上げとなり妥結しました。