連載:シオニスト『ガス室』謀略の周辺事態(その74)

兼『亜空間通信』2001.09.28:19号

毎日新聞が「テロ、ユダヤ人が関与?」の見出しでタリバン政権大使会見報道

送信日時 : 2001年 9月 28日 金曜日 8:15 PM

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 ついに日本の大手メディアにも溢れ出てきたアラブ・イスラム側の主張を、急遽、 説明抜きで紹介する。この記事の発見に至る経過は次号で述べる。


『毎日新聞』(2001.9.26)7面の記事

[タリバン] 代理代理大使との一間一答

「テロ、ユダヤ人が関与?」

 アフガニスタン・タリバン政権のソエル・シャヒーン駐パキスタン代理大使との一問一答は次の通り。【イスラマバード春日孝之】

 --米国の対タリバン政策をどうみるか。

◆我々はいつも対話の窓を開けているが、米国は閉ざしている。高慢で、非妥協な姿勢からは何も得られない。

 --同時多発テロはだれが起こしたか。

◆ウサマ・ビンラディン氏には今回のような大規模テロを行う能力はない。ユダヤ人 関与の可能性がある。まず、テロ当日の9月11日、世界貿易センタービルには通常勤務しているはずの約4000人のユダヤ人が不在だった。さらに、シャロン・イスラエル 首相が、モサド(イスラエル情報機関)の助言で米国訪問を急きょ中止した。米国はこうした事実に目を向けようとしない。

 --ユダヤ陰謀説が真実なら、目的は。

◆ユダヤ人は米国の力を利用し、イスラム社会の破壊をたくらんでいる。この事件を機に、イスラムは米国への支持、不支持をめぐり混乱し分断の事態に陥っでいる。

 --米国のアフガン攻撃が迫っているが。

◆アフガン侵攻は容易だが、居座ることは困難だ。英国(19世紀)、ソ連(1979 ~1989年)と、当時の超大国でさえアフガン征服に失敗した。米国がカブールにかいらい政権を打ち立てても安定政権は望めない。国外のイスラム教徒1万人が対米ジハード(聖戦)に参加したいと申し出ている。米国はピクニック気分で臨む雰囲気だが、数年後、アフガンは彼らの墓地と化す。

 --同時多発テロ自体をどう見るか。

◆我々はテロを認めない。

◆米国は反タリバン連合などと「タリバン後」の政権構想について議論を始めている。米国の本当の標的はビンラディン氏ではなく、タリバン壊滅にあるのだろう。


以上で(その74)終り。

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