【5月1日】
徳仁、雅子、愛子◆「静養」のため、栃木県の御料牧場に入る。車で到着し、集会所で福田富一知事らの出迎えを受ける。
彬子、瑶子◆宮内庁が、彬子が東京・元赤坂の赤坂御用地にある「三笠宮邸」に転居すると発表。現在は同じく御用地内にある「三笠宮東邸」に、妹瑶子と住んでいるが、三笠宮「家」の当主として宮邸で執り行われる祭祀を担うため、7日付で転居し、瑶子は引き続き東邸に住むと報道。「宮邸には、2024年11月に亡くなった前当主で祖母の三笠宮妃百合子さまが住んでいた。/彬子さまの母である寛仁親王妃信子さまは、千代田区にある住まいの宮内庁分庁舎の改修工事に伴い、港区の高輪皇族邸で仮住まいしている。」
トランプ関税◆トランプ米大統領が、輸入するウイスキーへの関税と規制を撤廃すると自身の交流サイト(SNS)で表明。「人々は長い間、望んでいた。英国王夫妻はほとんど要請することもなく、私に実現させた」と述べ、スコッチウイスキーで知られる英国から訪米したチャールズ国王夫妻への「敬意」だと説明したと報道。
【5月2日】
「7条解散」◆共同通信が「7条解散」について「解散制限『必要』55%/与党の維新支持層も過半数」と題し、世論調査結果の分析記事を配信。「『首相の専権事項』とされる憲法7条に基づく衆院解散について『制限が必要だ』と答えた人は55%で『制限は必要ない』の44%を上回った。与党の日本維新の会支持層も『必要』が56%と多数。年代が上がるにつれて『必要』の割合は高く、60代以上の高年層で64%、40~50代の中年層も53%と過半数を占めた。30代以下の若年層は38%で『必要ない』が61%だった。」
エスワティニ◆台湾総統府が、頼清徳総統がアフリカのエスワティニ(旧スワジランド)に到着したと発表。4月22日から訪問予定だったが、総統府は21日、セーシェル、マダガスカル、モーリシャスの3カ国が中国の圧力を受けて頼総統の専用機の上空飛行許可を取り消したため、頼総統のエスワティニ訪問を取りやめたと発表していたと報道。外交筋によると、頼総統がエスワティニで国王ムスワティ3世と会談。総統府は、どのようなルートで訪問したかなどの詳細は頼総統が台湾に戻ってから明らかにすると説明し、中国外務省が報道官談話で「密航まがいの外遊は国際的な笑いものとなった」。エスワティニに対し「少数の台湾独立分子のために危険を冒さないよう忠告する」。エスワティニ政府が「頼清徳総統がエスワティニの地に降り立った。歓迎する」と交流サイト(SNS)に投稿。
「英雄烈士慰霊碑」◆高市早苗首相が、ベトナム・ハノイの英雄烈士慰霊碑で献花。ホーチミン廟で献花。
【5月3日】
秋篠宮、紀子、佳子、悠仁◆東京都足立区の東京芸術センターを訪れ、日本人のパラグアイ移住90周年を記念したコンサートを鑑賞。秋篠宮、紀子は8月にパラグアイへの「公式訪問」を予定していると報道。
天皇賞競馬◆第173回天皇賞・春(京都11R3200メートル芝15頭、GⅠ)で、前年の日本ダービーを制した1番人気のクロワデュノール(北村友一騎乗)が3分13秒7で優勝。
特攻慰霊祭◆太平洋戦争末期の沖縄戦で死亡した旧日本陸軍特攻隊員の慰霊祭が、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和観音堂前で営まれる。主催団体の会長を務める塗木弘幸・南九州市長は「世界情勢は悪化しているが、恒久平和を訴え続ける」。
「新型軍国主義」◆中国外務省が、1946年5月3日に極東国際軍事裁判(東京裁判)が始まってから80年となったことを受け「日本で新型軍国主義が形成され災いとなっている状況で、東京裁判を思い起こすことは現実的意義を一層有している」と主張する談話を発表。一部の政治家らが靖国神社を公然と参拝して再軍事化を加速し、憲法修正を推し進めることで、日本自らが戦後掲げてきた「平和主義」に反していると非難。
【5月4日】
皇居・吹上御苑◆皇居・吹上御苑で自然観察会が開かれる。明仁、美智子の考えを受けて始まった春の恒例行事と報道。
エスワティニ◆台湾の頼清徳総統が、訪問先のアフリカ・エスワティニ(旧スワジランド)から台湾に向けて航空機で出発。外交筋への取材で分かる。頼総統は5月2日にエスワティニの国王専用機で電撃訪問したと報道。
戦死者追悼◆高石早苗首相動が、オーストラリア・キャンベラの戦争記念館で無名戦士の墓に献花。キャンベラ奈良平和公園で故安倍晋三・元首相の慰霊碑に献花。
安倍晋三慰霊碑◆高市早苗首相とオーストラリアのアルバニージー首相が、首都キャンベラの「キャンベラ奈良平和公園」にある故安倍晋三・元首相の慰霊碑に献花し、追悼。慰霊碑は安倍が2022年7月に奈良市で街頭演説中に銃撃され死去したのを受け、オーストラリア政府などが設置したと報道。
【5月5日】
カナダ総督◆カナダのカーニー首相が、国家元首であるチャールズ国王(英国王)の代理を務める次期総督に、元国連人権高等弁務官のルイーズ・アルブールを推薦、国王の承認を受けたと発表。総督は法案成立のための署名、議会の招集、解散などの権限を持つほか、軍最高司令官も務めると報道。
エスワティニ◆台湾の頼清徳総統が、訪問先のアフリカ・エスワティニ(旧スワジランド)から台湾に帰着。頼総統は訪問中に国王ムスワティ3世と会談し、往復ともの国王専用機を使ったと報道。
モンゴル皇帝◆1260年の当日、チンギスハンの孫フビライがモンゴル帝国第5代皇帝に即位。後に国号を元とし、南宋を滅ぼして中国を統一し、高麗を属国として安南やビルマなどを従えたが、日本征服は失敗したほか、中国的官制を採用したが、モンゴル人至上主義を貫いたと報道。
【5月6日】
英国王◆1910年の当日、英国王エドワード7世の死去で息子のジョージ5世が即位。第1次大戦中の1917年、「国民」の対ドイツ感情に配慮し、王朝名を祖母ビクトリア女王の夫(ドイツ人)に由来するドイツ風王朝名から、今のウィンザー朝に改称したと報道。
【5月7日】
徳仁、雅子、愛子◆「静養」先の栃木県から帰京。
紀子、佳子◆東京都港区のホテルを訪れ、子ども支援専門の非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の創立40年を記念したチャリティーディナーに出席。これに先立ち、1986年の創立からの歩みをまとめた年表や能登半島地震での活動を紹介するパネル展示、災害時に子どもたちに配布するおもちゃなどを見て回る。
明仁、美智子◆宮内庁が、美智子に少し疲れた様子があるとして、明仁と2人で10日に予定していた東京・両国国技館での大相撲夏場所の観戦を取りやめると発表。
マレーシア国王◆ロシアのウシャコフ大統領補佐官が、ベラルーシ、ラオス、マレーシア、スロバキアの4カ国首脳が、9日の対ドイツ戦勝記念日に合わせロシアを訪問する予定だと明らかに。ウシャコフ補佐官によると、ロシアのプーチン大統領が8~9日にベラルーシのルカシェンコ大統領とスロバキアのフィツォ首相、マレーシアのイブラヒム国王、ラオスのトンルン国家主席とそれぞれ会談すると報道。
皇族数確保策◆中道改革連合が、皇族数確保策を巡り検討本部の会合を開き、笠浩史・本部長が取りまとめ案を提起。政府の有識者会議の主要2案を基本的に容認する内容で、党内の意見が割れている女性皇族の配偶者と子の身分は「しかるべき時に個別の事情を勘案し、立法府の総意に基づき適切に対応する」と事実上先送りし、笠本部長が11日の次回会合で一任を取り付けたい意向を示す。笠本部長が記者団に「養子案の方は懸念する意見も一部あったが、おおむね了承されたと受け止めている」。
スペイン皇太子賞◆「スペインのノーベル賞」とも呼ばれるアストゥリアス皇太子賞のうちコミュニケーション・ヒューマニズム部門の今年の受賞者にスタジオジブリが決まったと、賞の財団が発表。アストゥリアス皇太子賞は、スペイン国王フェリペ6世が皇太子だった1980年に皇太子の称号を冠して設立された財団が81年から授与しており、芸術や文学、科学研究、スポーツなど8部門あると報道。
「帰国の記帳」◆高市早苗首相が、皇居で「帰国の記帳」。
「国力研究会」◆高市早苗首相(自民党総裁)が掲げた衆院選公約の実現に向け、自民の有志議員が新たな議員連盟「国力研究会」を設立し、発起人に麻生太郎副総裁らが名を連ねると、関係者が明らかに。具体的な政策テーマとして、「責任ある積極財政」、日米同盟や皇位継承などを扱う見通しと報道。
【5月8日】
「昭和100年」◆共同通信が「支持率優先に潜む危機/需要抑制には及び腰」と題した特別論説委員による政治コラムを配信。「政府が『明治百年記念式典』を開いたのは高度成長期まっただ中の1968(昭和43)年10月のことだ。/日本の近代化と戦争をどう評価するか。政治の世界でも学問の領域でも左右両派の対立が続いていた時代であり、政府の式典に賛否があった。(略)58年後の今年4月29日、高市早苗首相は昭和への改元から100年を記念する式典を、同じ日本武道館で開催した。高度成長期以降のヒット曲を自衛隊の音楽隊が演奏したが、昭和の最初の20年に起きた出来事には焦点が当たらなかった。/昭和の戦争を巡る論争は今も続いている。反省や教訓から距離を置く勢力を侮ることはできない。首相にとって昭和の歴史を語るのは簡単なことではない。『表現次第で支持者を怒らせたり、中国や韓国の反発を招いたりする』(首相周辺)。なじみ深い曲のメドレーに手拍子を打つのが無難な選択だったのだろう。」
「東儀秀樹」◆共同通信が芸能の企画記事で、当年デビュー30周年となった雅楽師東儀秀樹が、10月から翌年5月にかけて各地で記念コンサートを開催すると報道。「ギタリストで雅楽も演奏する息子典親と共演。日本の伝統音楽の可能性を切り開いたパイオニアならではの時代やジャンルを超えた音楽を披露する。/前半は「シルクロード」がテーマで、笙やひちりきの他、宮中の儀式で使われる日本古来の琴も使用し、雅楽の楽曲などを演奏する予定。(略)『いち東儀秀樹ファンです』と明かす典親は、父の好みの影響を受けて70年代ロックの世界に憧れながら『日本書紀』を愛読するという逸材だ。」
アイヌ遺骨◆北海道新ひだか町のアイヌ団体が、北海道大など3大学が過去に研究目的などで収集したアイヌ民族の遺骨と副葬品の引き渡しを求め、現在遺骨を保管する国を相手取り、札幌地裁に提訴。原告は2019年設立の「シベチャリアイヌトライブ」で、高月勉会長が札幌市内で記者会見し「なんとしても先祖を故郷の土に戻してやりたいというのが私たちの願いだ。当然謝罪も必要だ」。訴状によると、返還を求める遺骨は北海道大、東大、札幌医科大が収集した200体超で、個体ごとに特定できない遺骨も多くあるため身元特定が困難として国に移管され、国土交通省が北海道白老町の慰霊施設で保管していると報道。
スズラン「奉納」◆スズランの鉢植えが北海道千歳市から福岡県に空輸され、太宰府天満宮(同県太宰府市)に「奉納」される。天満宮の「梅の親善使節」が1月に千歳市に贈った紅白の梅鉢の返礼で、羽田空港を経由する形で千歳市と福岡市の空港間を日本航空便で往来できるようになったのを機に始まった交流は、当年で70回目を迎えたと報道。千歳市の横田隆一市長が「奉納」に立ち会い「大変うれしく思う。昭和、平成、令和と続く交流をこれからも続けていきたい」。
八田與一◆日本が台湾を統治した時代にダム建設に尽力したとされる日本人技師、八田與一(1886~1942年)の慰霊祭が、台湾南部の台南市で開かれる。頼清徳総統が出席し「(八田は)日本人であり台湾人でもある」。
【5月9日】
佳子◆東京都千代田区のイイノホールを訪れ、第35回森と花の祭典「みどりの感謝祭」の式典に出席。これに先立ち、森林文化の創造に貢献したとされる個人や団体が選ばれる「みどりの文化賞」の受賞者らと「懇談」。
「戦没者追悼」◆高市早苗首相が外遊先の国の戦没者追悼施設への訪問を重ねていると報道。「大型連休中に海外を訪ねる閣僚にも日本政府建立の戦没者慰霊碑を訪れるよう指示する徹底ぶりだ。『互いに祖国のために命を落とした兵士に敬意を払い合える国際環境』(首相)を整備する一環とみられ、将来的な靖国神社の参拝を意識しているのではないかとの見方も上がりそうだ。」
【5月10日】
皇室◆共同通信が、インタビュー企画「私と皇室」で「国民にとってどんな存在」と題したリード記事を配信。「象徴天皇制を支える皇室は私たちにとってどういう存在なのか。皇族数確保の議論が国会で進む中、精神科医や旧公家の跡継ぎ、社会起業家がそれぞれの立場で語った。」/共同通信が「時代、世相映す鏡」と題し、精神科医・香山リカのインタビュー記事を配信。「私が皇室に興味を持った契機は、同世代の皇后雅子さまが皇室入りした時です。男女雇用機会均等法の第一世代でキャリア外交官となった彼女が『どうして』という思いがありました。続いて上皇后美智子さまがバッシングを受けて倒れ、声が出なくなりました。精神科医として『なぜ』という疑問が湧いたのです。(略)懸念は皇位継承問題が先送りされていることです。秋篠宮家の長男悠仁さまのお妃選びは困難を極めるでしょう。男子出産への重圧で、選定が成り立つかどうか。天皇家の長女愛子さまの人生設計にもかかわります。男子皇族だけが皇位継承資格を持つ制度が限界に達していると痛感します。」/共同通信が「ジェンダー平等意識反映を」と題し、「社会起業家」たかまつななのインタビュー記事を配信。「天皇は『象徴』です。では、一体何を象徴する存在なのか。その問いを、私たちはこれまで真摯に議論してきたでしょうか。皇室は、結婚や職業選択の自由といった基本的人権に制約がある世界です。天皇の存在は、日本国と日本国民統合の『象徴』と憲法に規定されています。そうであるならば、女性を理由にその道を閉ざすという制約は、今の社会通念に照らしても、安定的な皇位継承の点でも見直していくべきではないでしょうか。(略)男系継承による皇室制維持を主張する首相は女性・女系天皇の皇位継承に否定的ですが、ゼロから話し合う場が必要です。結論ありきの議論は、真に国民の意思をくみ取ったものとは言えません。私たちは何を大切にしたいのか。『生身の人間』でもある当事者への敬意と、その方々の人生への想像力を忘れずに言葉を尽くすべきです。」/共同通信が「長い歴史、誇りに」と題し、「冷泉家後嗣」冷泉渚のインタビュー記事を配信。「冷泉家は藤原俊成、定家父子から約800年間、世襲で続く和歌の家です。かつては公家として朝廷にお仕えしました。明治以降、皇室と京都の間には距離的な隔たりができました。けれど日本の文化は天皇を中心に発展してきたわけですから、その文化を担う者として今後も変わらずに歩んでいきたいと思います。(略)皇位継承に皆さんの関心が高いのは、これほど続く皇室、王室が世界のどこにもなくて、日本人はそれを誇りに思っているから。日本人は長く続いているものが好きなのだと、つくづく感じます。」
外国人捕虜追悼式◆太平洋戦争中、長崎市にあった外国人捕虜の収容施設「福岡俘虜収容所第14分所」で、事故や病気、原爆により死亡した外国人の追悼式が、市内の追悼記念碑前で開かれる。遺族や在日オランダ大使館関係者ら計約20人が参列。
【5月11日】
皇族数確保策◆中道改革連合が、皇族数確保策を巡り検討本部の会合を開き、政府の有識者会議の主要2案を基本的に容認する取りまとめ案を了承。女性皇族の配偶者と子の身分は「当事者のご意向など個別の事情を勘案し、適時適切に対応する」とし、付則の検討条項に定めることを求めたと報道。立憲民主党時代に議論を主導した野田佳彦・元首相が記者団に「皇族や関係者の意思を踏まえた制度設計をしなければならない。その考え方が生かされた案だ」。自民党の鈴木俊一・幹事長が記者会見で「今国会中の皇室典範改正に全力を尽くしたい」。
自衛官「国歌歌唱」◆自民党の鈴木俊一・幹事長が役員会で、陸上自衛官による党大会での「国歌歌唱」に関し「政治的な誤解を招かないよう、もっと深く配慮すべきだった。自衛官や防衛省に多大な迷惑をかけ、大変心苦しく遺憾に思っている」。「企画会社から要請を受けた自衛官が個人の立場で、無償で歌唱することは法的に問題なく、自衛官に全く責任はない」。
【5月12日】
徳仁、雅子◆6月13~26日の日程で、「国賓」としてオランダとベルギーを訪問することが閣議で決定。両国で歓迎式典や国王夫妻主催の晩さん会に出席し、オランダではハーグでイェッテン首相との面会や議会訪問が予定されているほか、第2次大戦中にオランダの植民地だったインドネシアに旧日本軍が侵攻した際の戦没者の記念碑への供花も調整していると報道。
徳仁◆「春の叙勲」のうち、「大綬章」の「親授式」が皇居・宮殿「松の間」で催され、最高位の旭日大綬章の元総務相の佐藤勉や前茨城県知事の橋本昌ら14人に勲章を手渡す。
雅子、紀子、華子、信子、久子◆雅子が東京都渋谷区の明治神宮会館を訪れ、名誉総裁を務める日本赤十字社の全国赤十字大会に出席。名誉副総裁の秋篠宮の妻紀子や常陸宮の妻華子、故寛仁の妻信子、故高円宮の妻久子も出席。雅子が日赤の活動に尽力したとする個人や団体の代表に賞状などを手渡す。式典後、雅子が参加者と「懇談」。
英国王演説◆共同通信が「英国王の演説」と題した論説記事「時言」を配信。「それにしてもそこまで言うか、と思ったのは先の日米首脳会談での高市早苗首相発言だ。『世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ』。イラン攻撃に踏み切った本人であるトランプ米大統領を持ち上げた。(略)声高に非難するのではなく、静かでも押さえるべき点は押さえる。4月末のチャールズ英国王による米議会での演説は、米国に今後どう向かい合っていくのかのヒントになるかもしれない。(略)「米国第一主義」を念頭に「英米が内向きになるよう呼びかける声に耳を貸さないことを祈る」と主張することも忘れなかった。/トランプ氏がどう受け止めたのか不明だが、英国は少なくとも正論をためらわない姿勢を示すことはできた。身近な人間関係と同様、お追従ばかりでは、国際社会でも尊敬を得るのは難しいのではないか。」
ブルネイ◆中国の習近平・国家主席が、産油国ブルネイのビラ皇太子と、鉱物資源が豊富なタジキスタンのラフモン大統領とそれぞれ北京で会談。中国はイラン情勢を踏まえ、資源国と関係強化を図っていると報道。
皇族数確保策◆中道改革連合が執行役員会を開き、皇族数確保策を巡る政府の有識者会議の主要2案を基本的に容認する案を了承。有識者会議の皇族数確保策は①女性皇族が婚姻後も皇族の身分保持②皇統に属する男系男子の養子縁組を容認―の主要2案で構成されるが、中道の見解は①を「優先的な方策」とし、女性皇族の配偶者と子の身分は「個別の事情を勘案しながら、適時適切に対応する」と付則の検討条項に定めるよう求めた一方、②については党内の慎重論に配慮し、「制度化することも考えられる」と言及して抑制的な表現にとどめたと報道。笠浩史・検討本部長が記者団に「初の皇室典範改正になる。衆院の野党第1党として、しっかりと関与しなければならない」。/共同通信が「議論参加で主張反映狙う/中道、置き去り懸念」と題した企画記事を配信。「中道改革連合が皇族数確保策の党見解をまとめた。各党が『喫緊の課題』との認識を共有する中、意見集約を急がなければ置き去りにされかねないとの懸念が後押しした。積極的に議論に加わることで、制度設計への主張の反映を狙う。」
「春の叙勲」◆高市早苗首相が、皇居で行われた「大綬章親授式」に出席。午後、皇居で「重光章伝達式」に出席。
「昭和100年」◆麻実れいや真琴つばさら宝塚歌劇団の大物OGが、「昭和」の名曲を披露するコンサートを日本武道館で開催するのを前に、出演者による記者発表会が開かれたと報道。「コンサートは『昭和100年』を記念して、TOKYO FMなどが主催。ラジオリスナーのリクエストや、出演者が選んだ計約20曲が披露される。」
「お木曳」◆三重県の伊勢市歴史博物館が20年に一度、伊勢神宮の社殿を建て替える式年遷宮に向け、用材を運ぶ民俗行事「お木曳」で着る法被を集めた特別展を開催していると報道。
「大本教」弾圧◆共同通信が「宗教弾圧の記憶、継承願う/父の『村八分』体験明かす/現代に通じる教訓も」と題した企画記事で「戦前、警察当局が神道系宗教団体『大本』の信者約千人を治安維持法違反容疑などで摘発し、後に無罪となった事件があった」と配信。「国家による弾圧が反省もないまま忘れられる―。危機感を抱いた兵庫県尼崎市の平岡五城さん(84)は昨年末、事件後に『村八分』にあった父の体験を明かし、記憶継承を訴える。教団関係者は、現代に通じる教訓があると指摘する。」
【5月13日】
徳仁◆皇居内の生物学研究所の近くにある水田で田植えをする。皇居での稲作は裕仁が始め、明仁から徳仁に引き継がれたと報道。
秋篠宮◆福島県を訪れ、総裁を務める公益社団法人「大日本農会」から表彰された農家を視察。
英国王◆チャールズ英国王が、議会開会に合わせ、政権の施政方針を読み上げる。中東情勢などを挙げ「世界情勢がより危険で不安定化し、英国を脅かしている」と主張。欧州連合(EU)との経済関係を強化する法案を提出したり、物価高騰に取り組んだりすると強調。
イラン元皇太子◆1979年のイラン革命前の王制で皇太子を務め、米国で亡命生活を続けるレザ・パーレビが、米国とイスラエルによるイランの軍事目標に対する攻撃継続が必要だと訴える。イラン指導部との交渉は、体制の打倒ではなく固定化につながりかねないとして「矛盾」していると主張。米ニュースサイトのポリティコがワシントンで開いたイベントで。
【5月14日】
天皇オランダ訪問◆共同通信が企画記事で「公私に親交、信頼深く/両陛下とオランダ王室」と題し「天皇、皇后両陛下は6月、国賓としてオランダとベルギーを歴訪される」と配信。「長年にわたる欧州王室との交流の中でオランダは、天皇ご一家が20年前に当時のベアトリックス女王に招かれ、約2週間、私的に静養した間柄だ。専門家は『両陛下にとって個人的な信頼があり特別な国だろう』と話す。即位後初の訪問は友好を確認し、王室と新たな関係を築く機会となる。」
皇族数確保策◆森英介・衆院議長と自民党の麻生太郎・副総裁が衆院議長公邸で会談。衆参両院の各党派による皇族数確保策に関する全体会議が15日に開かれるのを前に、意見を交わしたと、関係者が明らかに。自民の小林鷹之政調会長も同席。
「聖徳太子」◆共同通信が、子ども向けの歴史企画記事で「黒馬で飛び富士山登る?/飛鳥の伝説的な政治家」と題して聖徳太子を取り上げる。「昭和期の『お札の顔』と言えば、聖徳太子でした。7種類も出され、最後の1万円札は1986(昭和61)年まで約27年間も発行。このため最も身近で、有名な歴史上の人物の一人でした。/飛鳥時代の政治家で、初の女性天皇となった、おばの推古天皇にたのまれて、593年に皇太子となり、政治の中心に。(略)そもそも聖徳太子は実際にはいなかったのでは、との説が登場するなど、なぞ多き有名人です。」
国連事務総長訪日◆政府が、国連のグテレス事務総長が17~20日の日程で訪日すると発表。滞在中、徳仁と会見し、高市早苗首相と会談する予定と報道。
出雲大社◆島根県出雲市の出雲大社で、五穀豊穣と皇室の繁栄を願う「大祭礼」が始まったと報道。「晴れ空の下、正服姿の天皇陛下の使者一行が供物を携えて参道を本殿へ進み、境内は厳かな空気に包まれた。」
【5月15日】
皇族数確保策◆共同通信が「協議大詰め、残る隔たり/猶予2カ月、迫るリミット」と題した企画記事で「皇族数確保策に関する与野党協議は意見集約に入り、大詰めを迎えた」と報道。「政府の有識者会議報告書の主要2案を採用する大きな流れはできたものの、衆院野党第1党の中道改革連合は個別論点で要求を突き付け、自民党との隔たりは依然残る。今国会の皇室典範改正に残された猶予は約2カ月とタイムリミットが迫る中、『立法府の総意』と言える取りまとめを図れるかどうかが課題となる。」
葵祭◆京都三大祭りの一つ「葵祭」が京都市で開かれ、十二単を身にまとったヒロイン「斎王代」ら平安装束姿の約500人が、京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社まで約8キロを進行。葵祭は両神社の例祭で、約1500年前の欽明天皇時代、飢餓や疫病が流行し、五穀豊穣を祈ったのが始まりとされると報道。
【5月16日】
徳仁、雅子◆全国植樹祭の式典出席などのため、愛媛県を訪問。大洲市の長浜保健センターで、2018年に発生した西日本豪雨の被災者ら3人と「懇談」。これに先立ち、センター内で県立長浜高の生徒が手がける水族館を視察。
「お言葉」◆政府が4月29日に開催した「昭和100年記念式典」で、天皇の「お言葉」がなかったことに疑問の声が出ていると報道。「政府は『総合的に勘案した』とするものの、明治元年から100年を記念した1968年の式典では、臨席した昭和天皇がお言葉を述べた経緯がある。当時と異なる対応に、交流サイト(SNS)には、政権批判を含めさまざまな臆測が飛び交った。」
「男系継承」◆自民党の有村治子・総務会長が、金沢市の講演で、皇位継承を巡り「男系という言い方が誤解を生みかねないと心配してきた。男が良くて、女が適切じゃないのかという意見も聞かれる」。「男系というより、父方系と思ってもらえばいい」。皇族数確保策の議論で主要論点となっている「女性皇族の配偶者と子の身分付与」について「皇族としないのが男系だ」と主張し、否定的な考えを示す。
トマス・モア◆1532年の当日、英ルネサンス期の代表的な人文主義者で、政治・社会を風刺した「ユートピア」を執筆したことで知られる政治家のトマス・モアが大法官を辞職。国王ヘンリー8世の離婚に反対したのが理由で、その後、反逆罪に問われ、死刑に処されたと報道。
【5月17日】
徳仁、雅子◆松山市の県総合運動公園を訪れ、第76回全国植樹祭の式典に出席。徳仁があいさつで「私たち一人一人が緑を守り育て、豊かな森林を次の世代、さらにその先の未来へと引き継いでいくことが、私たちの果たすべき大切な役割である」。徳仁がクヌギ、雅子はタチバナなどを植樹。これに先立ち、砥部町の県立とべ動物園で、国内で初めて人工哺育に成功したホッキョクグマ「ピース」を見学。砥部町で伝統工芸品「砥部焼」に関する施設を見て回る。夜、帰京。
皇族数確保策◆共同通信社が16、17両日、全国電話世論調査を行ったところ、皇族数確保策を巡り、女性皇族が婚姻後も身分を保つ案に賛成73・9%、反対16・1%で、皇籍離脱した11の旧宮家の男系男子を養子に迎える案には賛成43・7%、反対42・6%だったほか、女性天皇を認めることに賛成は83・0%、反対は13・1%となったと報道。/共同通信の世論調査で、皇族数確保策の主要2案の一つ「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」は支持政党別で評価が分かれ、賛成と回答したのは自民党54・6%に対し、中道改革連合は26・3%にとどまったほか、女性天皇容認に賛成する人は男性76・3%、女性89・2%で、女性が12・9ポイント上回ったと報道。
大山古墳◆国内最大の前方後円墳で、宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理する堺市の大山古墳(5世紀、全長486メートル)に、土を盛って造った「方形土壇」とみられる地形が前方部に確認できることが、宮内庁への取材で分かる。前方後円墳では後円部に埋葬されるが、前方部に土壇が設けられ、別の埋葬施設が存在する事例があるため、大山古墳に土壇があれば未知の埋葬施設が残されている可能性も考えられ、大王墓とされる巨大古墳の実態を解明する手がかりとなると報道。
「飛鳥・藤原の宮都」◆日本が世界文化遺産登録を目指して国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦した「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)について、ユネスコ諮問機関が6月上旬までに事前評価結果を勧告し、勧告に基づいて、7月19日~29日に韓国・釜山で開かれる世界遺産委員会で審査され、登録の可否が正式決定する見通しと報道。
国連事務総長訪日◆国連のグテレス事務総長が訪日。20日までの滞在中、徳仁と会見するほか、高市早苗首相らと会談すると報道。
【5月18日】
秋篠宮◆千葉県市原市の「いちはら子ども未来館」を訪れ、総裁を務める日本動物園水族館協会の通常総会に出席。あいさつで「気候変動による諸課題や加速する野生生物の絶滅の危機を前にして、私たちは生物多様性保全にどのように尽力していくべきかを常に考えていく必要がある」。
皇族数確保策◆自民党の麻生太郎・副総裁が、小林鷹之・政調会長と党本部で会談し、衆参両院の正副議長が進める皇族数確保策の取りまとめに向けた対応を協議。関係者が明らかに。小林政調会長が政府与党連絡会議で「今国会での皇室典範の確実な改正に向け、与党で連携していく」。/共同通信が「国民の総意にかなうか」と題して論説記事を配信。「皇族数確保を巡り、衆参両院の全13党派が参加した全体会議で、党内の意見集約が遅れていた中道改革連合が見解を明らかにした。『女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する』『皇統に属する男系男子を養子として皇族に迎える』という政府の有識者会議が2021年に示した2案を基本的に容認。これで、各党派の見解が出そろった。/自民党と日本維新の会は連立政権合意書で養子案を『第一優先』と位置付け、高市早苗首相は今国会中の皇室典範改正に意欲を見せている。衆参の正副議長は『立法府の総意』を取りまとめるために、議論と調整を本格化させる。7月17日の会期末までに、典範改正にこぎつけたい考えだ。(略)仮に典範改正まで進んだとしても、それで終わりではない。養子案を巡る配偶者と子への身分付与について、自民は母方のみが天皇の血を引く女系天皇の容認につながりかねないとして反対しているが、安定的な皇位継承を確保できるのか。あまり間を置かずに、今回は棚上げされた女性・女系天皇問題に正面から取り組むべきだ。」
ハンタウイルス◆共同通信が「昭和のウイルス」と題した論説記事「「時言」で「大西洋のクルーズ船でハンタウイルスの感染が発生した。耳慣れない名前だが、アジアや南北アメリカなどに広く存在する病原体で、昭和の戦時中、満州で日本陸軍を悩ませたことはあまり知られていない」と配信。「病気の解明のため関東軍防疫給水部(731部隊)が人体実験に及んだとされる。(略)防衛省が所蔵する軍医の報告に『人体実験として苦力2名に実施』と記述されている。(略)軍医は研究を論文にまとめて戦後、当時の防衛庁に寄贈した。実験は多数の『猿』を使い、感染で死んだ例はないとしつつ、『猿』を殺し解剖したと記した。寄贈時の手紙ではこう告白している。(略)手紙に自責の念や病原体を植え付けた人々への謝罪の言葉はない。代わりに、当時のソ連が発表したウイルスの特性は自身が解明したのだと主張し、業績を『奪われ残念』と悔しさをつづった。/軍医は戦後、罪に問われることもなく医師として生きた。政府が告白内容を厳しく追及した形跡もない。軍部の人体実験の確認は困難だというのが政府の立場だ。『昭和100年』に現れたウイルスが照らし出すこうした無責任さを、社会全体で直視したい。」
【5月19日】
明仁、美智子◆「静養」のため、神奈川県葉山町の葉山御用邸に入る。車で御用邸に到着し、「小磯の鼻」と呼ばれる近くの海岸を散策し、地元の住民らと「交流」。26日まで滞在すると報道。
英王室◆世界的に権威ある造園コンクール「チェルシーフラワーショー」がロンドンで開幕。英国王立園芸協会主催で、100年以上の歴史を誇り、英王室によると、開幕前日にはチャールズ国王夫妻やサッカーの元イングランド代表主将デービッド・ベッカムも訪れたと報道。
国旗損壊罪◆自民党が議論している日本国旗を損壊する行為を罰する法案を巡り、修正された骨子案が判明。損壊した場合に処罰対象となる国旗は、布や紙などで作られ掲げられる物とし「アニメや漫画、生成人工知能(AI)などによる創作物」は対象外としたほか、自ら損壊している状況をライブや事後に配信する行為も罰則対象とすると、関係者が明らかに。自民が党本部でプロジェクトチーム(PT)の幹部会合を開く。
「明治の日」◆共同通信が論説記事「時言」で「『国旗損壊罪』を創設する動きが注目を集める中で、別の取り組みも着々と進んでいる。自民党など超党派の国会議員連盟による『明治の日』法案提出の動きだ」と配信。「今回の動きには単なるカレンダーの表記を超えて、歴史的な意味を刻み込みたい政治側の思惑がある。それは『国家としてどの過去をたたえ、国民に何を記憶させるか』というものだと言っていい。無関心ではいられない。」
【5月20日】
徳仁、雅子◆徳仁が、皇居・御所で国連のグテレス事務総長と面会。宮内庁によると、当年は日本の国連加盟70周年に当たるとして、徳仁「来日は良い機会だ」。面会後、雅子が加わり、別室で「懇談」。
秋篠宮、紀子◆東京都渋谷区の明治神宮会館を訪れ、神社本庁の設立80周年記念式典に出席。秋篠宮があいさつで「神社は人々に心の安らぎを与える場になっている。今後も、地域に活力をもたらし、社会の平安に寄与されることを祈念する」。
皇族数確保策◆関口昌一・参院議長と自民党の麻生太郎・副総裁が、参院議長公邸で会談。衆参両院の正副議長が進めている皇族数確保策の取りまとめ案について協議したとみられ、関係者が明らかに。
「くじ引き議員」◆共同通信が「代表制を補う」と題した企画記事で、フランスの「市民議会」を取り上げる。「代表制民主主義の危機が多くの国で叫ばれて久しい。『市民議会』担当のケンザ・オカンセイは『フランスでも選挙に意味はないと考える人々が増えている』と話す。/そうした不信感に応え、代表制を補う形で生まれたのが『市民議会』だ。くじ引き議員たちは、法律そのものは策定しない。だが議論の割れる政治課題に方向性を与え、政府はその結論に責任を負う。『だから国民全体に関わる議題が、ふさわしい』と言う。/仮に日本で導入すれば、どうなるだろう。国民の関心が高く国会に託されながら、一向に結論が出ない課題。『選択的夫婦別姓』とか『女性天皇』はいかがだろう。」
【5月21日】
秋篠宮、紀子◆東京都渋谷区の国学院大博物館を訪れ、特別展「日本・ベルギー修好160周年記念―美と知の交流の軌跡」を鑑賞。
女性天皇◆共産党の田村智子・委員長が記者会見で、衆参両院の皇族数確保策を巡る全体会議に関し、女性天皇について議論するよう改めて求める。「国民総意の象徴たる天皇制だ。どの世論調査を見ても女性天皇容認が圧倒的多数だ」。
女性皇族◆共同通信が「女性皇族の生き方揺るがす/『お気持ち十分踏まえ』」と題した企画記事で「皇族数確保に向けた皇室制度改革は、『立法府の総意』が近く表明される」と配信。「実現すれば、女性皇族は結婚後も身分を保持し、皇室の活動に携わることができるようになる。対象は天皇家の長女愛子さま(24)や秋篠宮家の次女佳子さま(31)ら未婚の5人。今後の生き方に大きく影響し、宮内庁の黒田武一郎長官は『お気持ちを十分踏まえて対応したい』と話す。」
日伯関係◆日本とベルギーの修好160年を記念し、両国の交流に関わる美術品や歴史文書を展示する特別展が23日から国学院大学博物館(東京都渋谷区)で開かれ、明治天皇が寄贈した工芸品や日本では焼失した修好通商航海条約の原本などを披露する予定で、ベルギー側の企画担当者、ルーベン大のアドリアン・カルボネ准教授(日本近現代外交史)が「あまり知られていない物事を展示品に選んだ。今日まで続く王室と皇室の良好な関係の原点も分かる」と話したと報道。
英王室◆英政府が、チャールズ国王の弟アンドルー元王子と自殺した米富豪エプスタインの交友関係に絡み、関連する機密文書の一部を公開。元王子は貿易特使を務めていた際、エプスタインに機密情報を漏らしたとして当年2月、一時逮捕されたが、文書によると、特使就任には故エリザベス女王の意向が強く働いていたと報道。
「帰国の記帳」◆高市早苗首相が、皇居で「帰国の記帳」。
高市議連◆自民党の有志議員が、高市早苗首相が掲げた衆院選公約の実現を支援するためとして、新たな議員連盟「国力研究会」を発足させる。麻生太郎・副総裁や萩生田光一・幹事長代行らが発起人となり、党衆参両院議員計417人のうち、閣僚や党幹部を含む347人が入会すると報道。国会内で開いた初会合で、萩生田幹事長代行「憲法改正や皇位の安定的な継承、国防の在り方などに真正面から取り組まなければならない」。
【5月22日】
徳仁、雅子◆東京都千代田区の東京国際フォーラムを訪れ、日本感染症学会の創立100周年記念式典に出席。徳仁があいさつで、新型コロナウイルス禍での学会の「貢献」に触れた上で「今後も、新たな感染症に備えた研究の進展が図られることが期待される。感染症学のさらなる発展を通して社会に貢献されることを願う」と述べたと報道。/宮内庁が、徳仁、雅子が愛媛県の県立とべ動物園を17日に視察した際、国内で人工哺育され、26歳となったホッキョクグマの「ピース」と一緒に撮った写真などを公開。絶滅の危機にあるオランウータンの共同保護のため、インドネシアからきた「ジェニファー」と写る写真も。徳仁の「私物」のカメラで側近が撮影したといい、側近によると、ピースの人工哺育を担当した飼育員の高市敦広から当時の苦労やピースの体調などを聞き、愛くるしい姿を間近で見て、うれしく思ったというと報道。
徳仁◆東京六大学野球連盟が、徳仁が31日に神宮球場で行われる春季リーグの慶応大―早稲田大2回戦を観戦すると発表。
悠仁◆宮内庁が、「国賓」として訪日するフィリピンのマルコス大統領夫妻を招いて27日に皇居・宮殿で催される宮中晩さん会に、悠仁が出席すると発表。
「お言葉」◆木原稔・官房長官が記者会見で、政府が4月29日に開催した「昭和100年記念式典」で徳仁の「お言葉」がなかったことについて、対応に問題はなかったとの認識を示し「違和感があったとは思っていない。来場の皆さんも同じような感想を持っているのではないか」。式典の内容を巡り「総合的に判断して決定した」。「明治元年」から100年を記念した1968年の式典で、臨席した裕仁が「お言葉」を述べたことに関して「その時々の政府の判断だ」。
英国王◆英南東部エセックス州のラジオ局がチャールズ国王の訃報を誤って流した上、手順通りに放送を一時中断してしまったと報道。コンピューターの誤作動が原因というが、国王夫妻は北アイルランドに滞在中だったようで、ラジオ局はこれまで「国王のクリスマスメッセージを放送してきたことを光栄に思っており、今後もそうしていきたい」と平謝りと、英メディアが伝えたという。
英元王子◆英警察が、チャールズ国王の弟アンドルー元王子を巡り、2010年に性的目的で邸宅に送られたとする女性の代理人と連絡を取り、詳細を調べていると声明で明らかに。公務上の不正行為の疑いで「複雑な捜査」を進めているとして、情報提供を呼びかけており、英メディアによると、不正行為には性犯罪も含まれる可能性があるというと報道。
「国旗損壊罪」◆自民党が、日本国旗損壊罪に関するプロジェクトチーム(PT)の会合で、法案の骨子案を大筋で了承。国旗を「公然と損壊、除去または汚損する行為」を処罰対象とし、損壊している状況のライブ配信や動画を交流サイト(SNS)などに配信、投稿する行為も含まれるが、アニメ、漫画、ゲーム、生成人工知能(AI)などによる創作物は対象外にしたと報道。
戦時教育令◆1945年の当日、戦時教育令が公布、施行される。本土決戦に備え、学校で学徒隊、地域で学徒隊の連合体の結成を命じたもので、既に国民学校初等科を除き授業は原則として停止していたが、天皇の勅令として「忠誠純真ナル青少年学徒ノ奮起」を求めたと報道。
【5月23日】
徳仁、雅子◆熊本地震の発生から10年の「節目」に際し、9月下旬に熊本県を訪問する方向で宮内庁が調整していることが、関係者への取材で分かる。1泊2日の日程で、復興状況の視察や被災者との面会などを検討していると報道。
愛子◆東京都渋谷区の代々木公園を訪れ、ラオスフェスティバル2026の開会式に出席。
佳子、悠仁◆東京都渋谷区の国学院大博物館を訪れ、特別展「日本・ベルギー修好160周年記念―美と知の交流の軌跡」を鑑賞。明治天皇がベルギーへ寄贈した花瓶と蒔絵(まきえ)文箱の展示があるほか、1866年の修好条約批准書の原本や、82年の有栖川宮熾仁の滞在に関する当時の資料もあると報道。
皇族数確保策◆自民党の麻生太郎・副総裁が福岡市の党会合で、皇族数確保に向けた当国会中の「皇室典範改正」に重ねて意欲を示す。「15日に各党の意見表明が終わり、いよいよ取りまとめの段階に入ってきている。今国会中の改正に引き続き全力で取り組む」。
旧植民地犯罪◆ベルギーの最高裁判所が、旧植民地のコンゴ(旧ザイール)で現地女性とベルギー人男性との間に生まれた子どもを母親から強制的に引き離して孤児院に入れたのは人道に対する罪に当たるとし、政府に損害賠償の支払いを命じた控訴裁の判決を支持する決定を出し、ベルギー政府の敗訴が確定。コンゴは1885年にベルギー国王の私有地「コンゴ自由国」とされた後、1908年からベルギーの植民地になって、60年の独立まで苛烈な支配を受けており、地元メディアは原告側弁護士の話として、欧州の国が旧植民地で犯した人道に対する罪が初めて認められた判決としていると報道。
【5月24日】
秋篠宮、紀子◆東京都葛飾区の東京理科大葛飾キャンパスで開かれた第37回全国「みどりの愛護」のつどいの式典に出席。秋篠宮が「緑を守り育てる心をさらに高めていただくことを期待します。緑豊かな環境づくりが一層発展していくことを祈念します」とあいさつ。隣接する「葛飾にいじゅくみらい公園」で、桜の一種「ジンダイアケボノ」を植樹。午後、区内の都立農産高で、栽培する野菜や花に関して生徒から説明を受ける。「大正末期」から「昭和初期」に整備された「山本亭」で日本庭園を視察。
英国王◆北アイルランドの沿岸部を飛んでいたカモメが、訪問中のチャールズ英国王の服にふんを落としたと報道。欧米メディアが報じたもので、地元では幸運が訪れるとされており、国王は「頭に当たらなくてよかったよ」と冗談を飛ばしたが、国王は事件前、視察先でトイレットペーパーを手に取り「とても重要だ」と発言したとされ、AP通信は「自身の運命を予言したようだ」と伝えたという。
皇族数確保策◆自民党の小林鷹之・政調会長が、党所属地方議員との意見交換のため訪れた佐賀市で記者団に、皇族数確保策を巡り、中道改革連合が女性皇族の配偶者と子の身分について、個別の事情に基づく適時適切な対応を皇室典範付則の検討条項に定めるよう求めていることに関し「男系で皇位が継承されてきた重みを受け止めるべきで、党としてのめない」。衆参両院全体会議の早期開催を求める。
必勝祈願神事◆福岡県太宰府市の太宰府天満宮が、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会が6月に開幕するのを前に、日本代表の必勝を祈願する神事を執り行う。日本サッカー協会副会長で元代表監督の岡田武史が「玉串」を「奉納」し「全力を尽くすので見守ってくださいと宣言してきた。ベスト8の壁を乗り越えたい」。境内で日本代表の愛称「サムライブルー」にちなんだ、おみくじとお守りの販売を開始し、おみくじには日本サッカー協会のシンボル「八咫烏」と「日の丸」をあしらい、お守りには炎をデザインしたと報道。
【5月25日】
佳子◆第2次大戦中に海外などで死亡した身元不明の戦没者を慰霊するためとして、厚生労働省が東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開いた拝礼式に参列。
近衛忠煇◆日本赤十字社名誉社長の近衛忠煇が23日、解離性大動脈瘤のため、東京都渋谷区の日赤医療センターで死去したと報道。母方の祖父は元首相の近衛文麿、兄は細川護熙・元首相で、妻甯子は裕仁の末弟三笠宮の長女。
フィリピン大統領訪日◆政府が、フィリピンのマルコス大統領の「国賓」訪日に関する概要を明らかに。26日に訪日し、27日に徳仁との会見や宮中晩さん会への参加を予定しているほか、高市早苗首相と28日に東京都内で会談し、中国をにらみ、安全保障分野を中心に連携強化を確認する見通しと報道。
【5月26日】
明仁、美智子◆神奈川県葉山町にある葉山御用邸での静養を終え、帰京。
フィリピン大統領訪日◆フィリピンのマルコス大統領が、「国賓」として日本を訪問。徳仁との会見や国会演説、高市早苗首相との首脳会談などに臨み、29日に日本を離れると報道。フィリピン国内には、日本への急速な接近は中国との対立を激化させかねないと懸念する声もあり、太平洋戦争中に旧日本軍の「従軍慰安婦」にされたフィリピン人女性らの支援団体がマニラの日本大使館前で抗議活動を行い、「(日本とフィリピンは)戦争へ向かうな」と訴える。
「天覧試合」◆共同通信が企画記事「大学野球の話題」で「天覧試合で慶大Vなるか/今津主将『特別な機会』」と題して「東京六大学野球リーグで『天覧試合』が実現すると報道。「31日の慶大―早大2回戦(神宮)を天皇陛下が観戦されることが決まった。(略)今津慶介主将は『二度とない、特別な機会。一人一人が自覚や責任を持って臨みたい』と使命感を口にする。/昨年に創設100周年を迎え、優勝校には各競技に一つとされる天皇杯が下賜される。32年前の『天覧試合』、1994年春季リーグの『早慶戦』では天皇、皇后両陛下が観戦された。異様な熱狂の中、高橋由伸(元巨人監督)を擁する慶大が5―2で勝利。後にリーグ最多本塁打記録を更新した高橋氏は『一生忘れない光景。生まれて初めて球場が揺れる感覚を味わった』と語っている。」
「昭和気質」◆共同通信が、プロ野球巨人の阿部慎之助・前監督の逮捕に絡み「長くスター〝昭和〟気質も/猛練習で活躍の土台築く」と題する横顔記事を配信。「現役時代、守備の負担が大きい捕手ながら、打撃でも通算2132安打を放つなどスター選手として一時代を築いた。(略)一方で〝昭和〟の気質を持ち、今どきの風潮と異なる面は少なくなかった。/自身は猛練習で活躍の土台を築いた。『素晴らしい功績を残された方で、練習をしていない人はいない』との考えがあり、選手にも『とにかく(練習の)量だ。迷ったら、やれ』と語ったことがある。/科学的な根拠に基づいて練習量を管理したり、各自の自主性に任せたりする指導者も増える中で厳しさは際立つ。現役時代にサインミスをした投手の頭をはたいた場面は有名。周囲の目を気にせず信念を貫く一面もあった。」
戦死者追悼◆トランプ米大統領が「戦没将兵記念日(メモリアルデー)」とされる25日に南部バージニア州アーリントン国立墓地を訪れ、戦没者を追悼。バンス副大統領、ヘグセス国防長官と式典に出席し、無名戦士の墓に献花。演説で、対イラン作戦で13人の米兵が犠牲になったとして「世界一のテロ支援国家が決して核兵器を保有しないようにするため命をささげた。決して無駄にはならない」。
【5月27日】
天皇、皇族◆「国賓」として訪日したフィリピンのマルコス大統領夫妻を招き、徳仁、雅子が「主催」する宮中晩さん会が皇居・宮殿「豊明殿」で開かれる。秋篠宮、紀子ら皇族や高市早苗首相ら三権の長、両国の閣僚ら計約90人が出席。悠仁が初参加。徳仁があいさつで「両国の間には、過去に苦難の時期もあった」と太平洋戦争時の歴史に触れた上で「戦後、多くの先人たちが、相互理解と信頼を育むために努力を積み重ねてきた。両国関係が献身的な努力の上に築かれていることを胸に刻み、これからも信頼関係がますます深まることを切に願っている」。近年、科学技術や防災分野で協力が進んでいるとし「海でつながる親しい隣国として、緊密な交流を続けていくことを期待する」。午前に皇居・宮殿で行われた歓迎行事で、徳仁、雅子が出迎え、マルコス大統領が儀仗隊の栄誉礼を受ける。徳仁、雅子が「竹の間」で大統領夫妻と約20分間会見。
フィリピン大統領訪日◆高市早苗首相が、皇居で行われたフィリピンのマルコス大統領夫妻の歓迎行事に参列。皇居で行われたマルコス大統領夫妻歓迎の宮中晩さん会に出席。
【5月28日】
皇族数確保策◆衆参両院の正副議長が調整中の皇族数確保策の「立法府の総意」案の概要が判明し、主要2案の「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」と「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」を基本的に妥当と指摘したうえで、養子容認は慎重論を踏まえ、必要があれば「一定年数ごと」に見直すとの検討条項に言及する方向で、「安定的な皇位継承策」は引き続き議論すると付帯決議に盛り込む考えも示したと、関係者が明らかに。衆院の森英介議長、石井啓一・副議長、参院の関口昌一議長、福山哲郎・副議長が27日の4者会談で、この案を協議しており、翌週に再協議してまとまれば、衆参の全13党派が参加する全体会議を開き、「立法府の総意」案として提示する方針と報道。/衆参両院が、皇族数確保策に関する15日の全体会議の議事録を公開。中道改革連合の笠浩史が、悠仁の次代以降の皇位継承に関する議論の継続を求め、「悠仁さまのご年齢やご結婚を巡る状況を踏まえ、女性天皇の是非なども含め、議論を深めていかなければならない」と述べたほか、共産党の小池晃が「女性だから天皇になれないのは男女平等を掲げる憲法の精神に反する」と批判し、社民党の福島瑞穂が「過去に推古天皇をはじめ女性天皇はいた。なぜ認めないのか。理解できない」と主張していたと報道。/共同通信が「立法府総意へ野党に配慮/政府案丸のみせず」と題し「皇族数確保策を巡り、衆参両院の正副議長による『立法府の総意』案の取りまとめに向けた調整がヤマ場だ」と報道。「政府の有識者会議報告書で示された主要2案を丸のみすることはせず、『旧11宮家の男系男子を養子に迎える案』に慎重な野党の見解も反映し、配慮を欠かさない。各党派の幅広い賛同を得ようと、4者は丁寧に協議を続けている。」
「皇室典範改正」◆自民党の麻生太郎・副総裁が、伊吹文明・元衆院議長と東京都内で面会。皇族数確保に向けた「皇室典範改正」を巡り意見交換したとみられ、これに先立ち、麻生副総裁が麻生派会合で「皇室典範改正」について憲法「改正」と並び「最重要課題だ」との認識を示す。
【5月29日】
徳仁、雅子◆「国賓」として訪日したフィリピンのマルコス大統領夫妻と皇居・御所で面会し、別れのあいさつをする。車寄せで出迎える。宮内庁によると、徳仁「フィリピンとの間で、かつて戦争の時期に多くの方が亡くなられたことは残念に思っているが、現在、両国が素晴らしい関係を築いていることをうれしく思う」。
皇族数確保策◆共産、社民両党と参院会派「沖縄の風」が国会内で記者会見し、衆参両院の正副議長が調整中の皇族数確保策の「立法府の総意」案に女性・女系天皇を認める内容が盛り込まれていないと批判。共産の小池晃・書記局長「女性・女系天皇を認めるというのが国民の総意だ」。社民の福島瑞穂党首が、衆参両院の全体会議が女性・女系天皇を中心テーマとしなかったことを問題視し「なぜ真正面から議論しないのか分からない。強行するのは国会の総意としてふさわしくない」。
【5月30日】
大本営壕跡◆太平洋戦争末期、日本海軍が長野市安茂里小市に造った「小市大本営海軍部壕」の見学が4月上旬から中止されていると報道。「沖縄県名護市辺野古沖で3月、同志社国際高(京都府)の生徒らが死亡した転覆事故を受け、崩落の懸念があるとして壕を管理する団体が判断した。(略)造成が始まったのは1945年6月。44年10月のレイテ沖海戦で連合艦隊は事実上壊滅し、45年3月には本土決戦への捨て石に位置付けられた沖縄戦が始まっていた。/そうした状況で掘られた壕に、海軍の最高統帥機関の大本営海軍部が移転する計画だった。南東約10キロの山中では『松代大本営』の天皇御座所の建設も進められた。」
間島五・三〇事件◆1930年の当日、朝鮮人が移住していた中国東北部の間島(現・吉林省)で、朝鮮人共産党員らが「反日」を掲げて武装蜂起し、日本領事館などを襲撃したと報道。「中国共産党の満州省委員会が指導。多数の死傷者を出し、日本が武力弾圧、多くの朝鮮人を逮捕した。」
【5月31日】
徳仁、愛子◆東京・神宮球場を訪れ、東京六大学野球リーグの慶応大対早稲田大の試合を観戦。四回表の終了後、2人が貴賓席に到着した際、両チームの選手がグラウンドに整列して出迎える。宮内庁によると、東京六大学野球の「天覧試合」は32年ぶり、徳仁は8歳だった1968年10月に観戦したことがあり、愛子は初めてで、明仁、美智子は在位中の1994年5月に早慶戦を観戦していると報道。
秋篠宮、紀子◆石川県羽咋市の「よき交流センター」で開かれた能登地域トキ放鳥記念式典に出席。秋篠宮があいさつで「半世紀ぶりにトキがこの地に放たれることに深い感慨を覚える」。式典後、隣接する余喜グラウンドゴルフ場で放鳥式に臨む。2人は2008年、新潟県佐渡市で開かれた放鳥式典に出席したと報道。
皇族数確保策◆衆参両院の正副議長が皇族数確保策の取りまとめを進める中、「有識者」がNHK番組に出演。皇族減少対策が急務との認識を共有する一方、主要2案のうち「女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する案」の配偶者と子も皇族とすることには賛否が分かれ、もう一つの「旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」でも温度差があったと報道。「京都産業大の所功・名誉教授は『(皇室の現状は)非常に危機的だ。女性皇族が婚姻後もとどまることで現状は維持できるが、配偶者や子も皇族になることで、初めて数が増える』と主張した。/日本大の百地章・名誉教授は『配偶者が皇族になれば、(母方に血筋のある)女系天皇が誕生する可能性がある』と懸念を示した。/事業構想大学院大の田中里沙学長は『同じ屋根の下で暮らす中、一人は皇族で他は民間人だとしたら、警備や税制などの問題で現実的に成り立つのか』と指摘した。/1947年に皇籍離脱した旧11宮家を養子に迎える案に関し、所氏は『窮余の一策だ。一般国民として生まれた方々が、皇室で生まれ育った方々と同じようなことができるのか』と疑問視した。/百地氏は『旧宮家の方々は皇室と密接なつながりがある。男系男子の系統を継いでおり、養子に迎えるのは自然の発想だ』と説明した。田中氏は『皇族の持続可能性のため、旧宮家の中から貢献したいとの声を上げる方がいるなら、賛同が集まるのではないか』と語った。」
やじうま日誌 2026年5月
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