第2次高市政権がさらに強固な形で成立した直後、2.11反「紀元節」行動と天皇誕生日(2月23日)奉祝に反対する集会は無事終わった(『反天ジャーナル』編集委メンバーも実行委に参加)。
反「紀元節」のデモは日本キリスト教会館で短い簡単な集会を持ち、早稲田から高田馬場に向かうデモを行った。
集会では3人の方からアピールを受けた。最初に根津公子さんから「国旗損壊罪」について、「日の丸・君が代」に反対し処分を受け続けてきた教員生活での体験を語りつつ、この法案の危険性について訴えられた。そしてこの法案に反対する取り組みが官邸前などで繰り返し行われいることを紹介し、参加を呼びかけた。次に池田五律さんが大軍拡、スパイ防止法、国家情報局制定等々、高市政権が目論む危険な事態に対する反戦反基地運動の連携の重要性を訴え、「大軍拡と基地強化にNO!アクション2025」が予定する行動への参加を呼びかけた。最後に日韓民衆連帯全国ネットワークの渡辺健樹さんから、例年行われている3.1朝鮮独立運動の今年107周年行動への参加の呼びかけと、高市の「台湾有事」発言で戦争国家化への拍車をかける状況や差別排外主義に反対し、日韓と東アジアの平和をめざす民衆連帯が訴えられた。
衆院選における高市の「圧倒的な勝利」を見たばかりの今年最初の反天デモは、緊張しつつ迎えたところもあるが、右翼の動きは不気味なほど見えなかった。一方で、警察によるデモ規制は参加者の背中を押したり、肩に手をかけたり、口うるさく、とひどいものだった。参加者は70名。
「天皇誕生日奉祝」反対の集会は、例年通り、23日当日は会場を借りられず、21日、文京シビックセンターにて開催。鈴木裕子さんの講演「天皇制に抗う——現在の視点から金子文子の反天皇制思想を読み直す」に、90員の人が集まった。鈴木さんは、反差別・反天皇制の短い人生を生きた金子文子のメッセージを紹介しながら、彼女が命懸けで闘った天皇制が現在もあり続けているというこの社会を批判。また、文子の言葉、生き方をいまの社会で読み直す意味、フェミニズムの視点から読み直す必要など話された。講演の全文は本サイトに掲載の予定。ご期待ください。 大子
