やじうま日誌 2024年7月

【7月1日】
歌会始◆宮内庁が翌年1月の「歌会始の儀(題は「夢」)」の選者5人を発表。
談山神社◆「『大化の改新』で知られる藤原鎌足を祭る談山神社(奈良県桜井市)で、装束を着用した蹴鞠体験が好評だ」と共同通信が報道。「鎌足と中大兄皇子(天智天皇)が蹴鞠会で知り合ったという故事にちなむ企画」。
豪総督◆オーストラリアで、国家元首であるチャールズ英国王の代理を務める連邦総督が交代し、元企業幹部のサマンサ・モスティンが就任。任期は5年の見通し。総督は政治的実権はほとんどなく名誉職の色彩が強く、地元メディアによると、モスティンはオーストラリアの立憲君主制から共和制への移行を過去に支持していたことがあると報道。
【7月2日】
皇位継承策◆与野党の国会議員が、東京都内で開かれた皇室の男系継承を掲げる集会に出席。自民党の麻生太郎・副総裁が、秋篠宮の次は悠仁という流れをゆるがせにしてはならないとして「皇位継承の仕組みを大きく変更するのは慎重の上にも慎重であることが求められる」。国論を二分せず、立法府の合意形成に全力を尽くすと語る。立憲民主党の野田国義「国民世論の動向も踏まえるべきだ。各党派との議論を重ね、丁寧な議論を通じて立法府の総意をつくる」。日本維新の会の馬場伸幸代表「いつまでも結論を先延ばしにするならば、他国との交渉などもうまくいかないのではないか」。公明党の北側一雄・副代表「次の国会で制度改正ができるよう取り組む」。国民民主党の玉木雄一郎代表「スピード感を持って対応しなければならない」。
平城京◆724年の聖武天皇即位時の代替わり式「大嘗祭」に関連する木簡が出土した平城京左京三条一坊二坪(奈良市)で、さらに「烏賊」「鰒」「梨」などの品目を記した1500点以上の木簡が確認され、奈良文化財研究所が発表。10世紀(平安時代)の法令集「延喜式」で定められた貢納品と同じ品目が多く、延喜式の記載は、延喜年間(901〜923年)以前に成立したが、今回の発見で大嘗祭用の貢納品目の規定は8世紀前半にまでさかのぼる可能性を示しているというと報道。
「皇室献上品」◆宮内庁関係者を名乗り、皇室への「献上」名目で福島、茨城両県の農家からモモなどの農作物をだまし取ったとして詐欺、偽造有印公文書行使などの罪に問われた農業園芸コンサルタントの被告の論告求刑公判が、福島地裁(島田環・裁判長)であり、検察側が懲役3年を求刑。弁護側が詐欺については無罪を主張し、結審。検察側が論告で「宮内庁職員らの証言から、同庁は被告に献上品の推薦を依頼しておらず、農作物は同庁に配送されていなかった」。弁護側が偽造有印公文書行使罪を認める一方で「献上品を推薦する権限はあった」。
【7月3日】
「貴賓室」◆JR神戸駅(神戸市中央区)で、「明治」時代から「昭和」にかけて皇族らが利用した「貴賓室」が「スターバックスコーヒー」の店舗として使われていると報道。「JR西日本によると貴賓室は1889年、当時の駅舎に設けられた。皇族が鉄道の乗り換えの際に利用し、1947年と54年に昭和天皇が、68年に皇太子時代の上皇さまが立ち寄られたという。/72年、山陽新幹線開通とともに新神戸駅が開設されると貴賓室の役割を終え、駅長室になった」。
【7月4日】
徳仁、雅子◆昭和天皇の武蔵野陵(東京都八王子市)と香淳皇后の武蔵野東陵(同)に侍従を派遣し、代拝。通例、外国訪問後に実施していると報道。
徳仁、雅子訪英◆宮内庁の西村泰彦長官が記者会見で、6月の徳仁、雅子の英国「公式訪問」について「日英の長い歴史を踏まえた上で、今後さらに未来に向かった良好な関係を続けていく訪問だった。無事終わって安堵した」。徳仁とチャールズ国王の様子を「親密で兄弟のような関係を感じた」と語る。現地での行事の詳細を巡り「英国側からの情報提供が直前までなかった」。同行した報道各社に対し「事前の情報不足で、大変迷惑をかけた」。「私自身、直前でないと分からないことは多かった。どこに問題があったかを検証したい」。
【7月5日】
徳仁、雅子、明仁、美智子◆「英国公式訪問」を終えた徳仁、雅子が、東京・元赤坂の赤坂御用地にある仙洞御所を訪れ、明仁、美智子にあいさつ。仙洞御所に約40分間滞在し、宮内庁によると、英国滞在中に出席した英王室との昼食会で、雅子がチャールズ国王に、明仁、美智子が国王との思い出を大切にしていることを伝えたというと報道。
秋篠宮、紀子◆東京・代々木第二体育館で、パリ五輪の日本選手団結団式に出席。秋篠宮があいさつで「日頃の成果を存分に発揮することを期待する。一人一人がスポーツを通して世界の各国・各地域から集う人々との交流を深め、国際親善に努めることを願っている」。
「昭和100年関連施策」◆林芳正・官房長官が記者会見で、「昭和改元100年」となる2026年に向け関連施策の基本的な考え方を検討する「昭和100年関連施策推進室」を内閣官房に設置したと発表。「激動と復興の時代を顧み、将来に思いを致すことは大変意義深い」。超党派議員連盟(会長・麻生太郎自民党副総裁)が5月、政府主催の記念式典の26年開催を岸田文雄首相に要望し、首相が「ぜひ進めていきたい」と意欲を示していたと報道。
【7月6日】
徳仁、雅子訪英◆岸田文雄首相が、英国での新政権発足を受けてスターマー新首相と電話会談。徳仁、雅子の「英国公式訪問」に関し、英国の心温まる歓迎に対し謝意を述べたと報道。
皇居見学会◆宮内庁が、夏休みの小中学生に向けて「皇室・宮内庁を知ろう!」をテーマに、皇室や皇居の仕事を紹介する見学会の参加者を募集していると報道。8月7、8日に、宮殿の見学や皇室行事に使う馬車の馬との触れ合い、古式馬術の「打毬」の紹介などが予定され、1日はオンラインで、式部職、正倉院などの職員がそれぞれの仕事について説明するという。
【7月7日】
皇位継承策◆岸田文雄首相が、保守系団体が東京都内で開いた「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に出席し、憲法「改正」や安定的な皇位継承といった安倍が取り組んだ課題を例示し「結果を出すべく努力を続ける」。改憲や安定的な皇位継承について「多くの関係者が一歩でも前に進めようと努力している」。
【7月8日】
徳仁、雅子◆東京・上野の日本学士院会館を訪れ、学術上の業績を顕彰する日本学士院賞の第114回授賞式に出席。「太宰治論」が評価された日本近代文学の安藤宏・東大名誉教授ら10人が選ばれ、ヨーロッパ初期中世史の菊地重仁・東大准教授と地震学の小原一成・東大教授は恩賜賞も受賞したと報道。式後、小原らから研究の説明を受ける。皇居・宮殿で受賞者や日本学士院の新会員らと「懇談」。宮殿で日本芸術院賞の受賞者らとも「懇談」。
【7月9日】
靖国神社◆靖国神社(東京都千代田区)の石柱に落書きが見つかった事件で、警視庁公安部が、器物損壊と礼拝所不敬の疑いで、中国人男性を逮捕。他に中国人男性2人の逮捕状を取り、指名手配。逮捕容疑は共謀して5月31日午後9時55分ごろから5分ほどの間に、靖国神社の入り口近くにある神社名が記された石柱に、赤いスプレーを使って「Toilet」と書き、公然と不敬な行為をした疑いと報道。
検事総長◆徳仁から認証を受け、検事総長に同日付で就任した畝本直美が、東京・霞が関で記者会見を開き「検察に厳しい目が注がれている。適正な検察権の行使に努めたい」。戦後33代目の総長で女性は初めてと報道。
【7月10日】
天皇、皇族◆明仁、美智子の90歳の卒寿を祝うとして、皇居・東御苑にある音楽堂「桃華楽堂」で音楽会が開かれる。明仁は前年12月に卒寿を迎え、美智子は当年10月に90歳になるとして、宮内庁幹部らが主催したもので、明仁、美智子が徳仁、雅子と並んで座り、愛子、秋篠宮、紀子と佳子のほか、黒田清子夫妻が同席。
徳仁、雅子◆前年6月にインドネシアを「公式訪問」した際、ジョコ大統領夫妻から贈られた熱帯魚アロワナが東京の上野動物園で公開されることが決まったと、東京都などが発表。アジアアロワナの「スーパーレッド」と呼ばれる品種で、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、持ち込みには日本とインドネシア両国の許可が必要だったが、外務省が都に相談し、飼育実績がある上野動物園で受け入れることとなったと報道。
A級戦犯分祀◆外相や自民党副総裁などを歴任した高村正彦が、冷戦後の日本外交の舞台裏を証言する新著をこのほど出版したと報道。兼原信克・元官房副長官補ら外交専門家が聞き役となり、高村の口述をまとめたもので、極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀されている靖国神社に関し、安倍晋三・元首相の側近から「分祀できないか」と相談を受けたと紹介し、分祀を求めていた日本遺族会元会長で、衆院初当選同期の古賀誠・元幹事長に取り次いだ秘話を明かしたという。
靖国神社◆靖国神社の石柱に落書きが見つかった事件で中国人男性が警視庁に逮捕されたことについて、中国外務省の林剣・副報道局長が記者会見で、外国に滞在する中国人に対し「現地の法律・法規を順守し、理性的に(自分の考えを)訴えるよう改めて注意を促したい」。在日本中国大使館が男性と領事面会を行ったことを明らかにした上で、日本側に「公正な調査と審理」を求めたと強調。
【7月11日】
徳仁、雅子◆宮内庁が、発生から半年が過ぎた能登半島地震を巡り、徳仁、雅子が「復旧復興の道のりが順調に進み、被災者の皆さんが安心して暮らしを送れる環境が一日も早く整うことを願っている」との気持ちを示していると明らかに。
【7月14日】
久子◆故高円宮の妻久子が東京都千代田区の有楽町朝日ホールを訪れ、自動体外式除細動器(AED)を一般の人が使えるようになって20周年を記念するシンポジウムに出席。
皇族確保策◆皇族数確保策を巡り、衆参両院の正副議長による各党派への意見聴取が一巡するのは8月以降にずれ込むと、関係者が明らかに。6月14日に立憲民主党など3党派を皮切りに意見聴取を開始した衆参の正副議長は、これまでに全13党派のうち7党派の聴取を終え、7月第3週に計3党派の日程は決まったものの、衆院の額賀福志郎、海江田万里・正副議長の外遊もあり、参政党は8月上旬で調整しているが、与党の自民、公明両党の日程は未定と報道。
【7月15日】
英王室◆英国皇太子の妻キャサリンが、ロンドン郊外で開かれたテニスの四大大会ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を観戦し、優勝したカルロス・アルカラス選手にトロフィーを授与。長女シャーロットも観戦。/英王室が、チャールズ国王が10月にオーストラリアとサモアを「公式訪問」すると発表。元首としてオーストラリアを訪問するのは初めてと報道。
【7月16日】
秋篠宮、紀子◆東京都千代田区の帝国ホテルを訪れ、パリ・パラリンピックの日本選手団の結団式に出席。秋篠宮があいさつで「日頃からの成果を存分に発揮することを期待する。一人一人がスポーツを通じて、パリに集う人々との交流を深め、国際親善に努めることを願う」。
【7月17日】
徳仁、雅子、秋篠宮、佳子◆徳仁、雅子が皇居・宮殿で、第10回太平洋・島サミットに出席するため訪日した各国首脳と「懇談」。冒頭、徳仁が「日本と太平洋島しょ国・地域との友好親善と協力関係がさらに発展していくことを期待している」と英語であいさつ。秋篠宮と佳子が同席。
紀子◆献血運動推進全国大会出席などのため、岐阜県を訪問。美濃市にある「美濃和紙あかりアート館」で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された本美濃紙の手すきの実演を見学。専門学校「県立森林文化アカデミー」を訪れる。18日は岐阜市で開かれる全国大会に出席すると報道。
雅楽演奏会◆宮内庁が、10月18〜20日の3日間、皇居・東御苑で開催する秋季雅楽演奏会の鑑賞希望者を募集していると報道。
NEC◆1899年の当日、米国の通信機器メーカーと実業家の岩垂邦彦らの共同出資により、日本電気(NEC)が設立される。「国内最初の外資系企業で、初の合弁会社。1928年、開発したNE式写真電送装置で昭和天皇即位式の写真電送を成功させた」と報道。
「水上の音楽」◆1717年の当日、ドイツに生まれたバロック音楽の作曲家ヘンデルによる管弦楽組曲「水上の音楽」が、ロンドンのテムズ川で開催されたイギリス国王ジョージ1世の舟遊びで披露される。
【7月18日】
徳仁、雅子◆パリ五輪・パラリンピックに出場する日本代表選手団に、奨励のため金一封を贈ったと報道。宮内庁によると、黒田武一郎次長が日本オリンピック委員会(JOC)と、日本パラリンピック委員会(JPC)に伝達。
紀子◆岐阜市の長良川国際会議場で第60回献血運動推進全国大会の式典に出席。大会は日本赤十字社などが主催で、日赤名誉副総裁を務める紀子が、昭和天皇記念学術賞に選ばれた奈良県立医科大の藤村吉博・名誉教授らに表彰状を手渡す。式典に先立ち、日赤岐阜県支部を訪問し、献血について学べる「血育かるた」で遊ぶ小学生と学生ボランティアに「合流」したと報道。
悠仁◆宮内庁の西村泰彦長官が定例記者会見で、9月に18歳となり成年を迎える悠仁を巡り、宮中行事や祭祀への出席について「成年式を終えられた後、参列されるのが適当ではないか」。成年式は翌春の高校卒業後に執り行う方針と報道。春と秋の園遊会は宮中行事とは異なり「学業に差し障りがない限り参加される可能性がある」と述べる。成年の男性皇族に贈られる勲章の授与式は、閣議を経て実施されるとし「成年式の日に大勲位菊花大綬章が親授されることが恒例」。
皇位継承策◆衆参両院の正副議長が、皇族数確保策を巡り、参院会派「沖縄の風」から意見聴取。高良鉄美・参院議員が女性・女系天皇を認めるべきだと主張。「憲法に沿った考えだ。男女格差の問題を考えても、日本が変わったと見せるチャンスだ」。養子縁組による旧皇族男系男子の皇族復帰は認めない考えを示す。聴取後、記者団に。
皇居◆「皇居に舞う幻想的な光/放流から50年、ホタル自生」と題した企画記事を共同通信が配信。「手つかずの豊かな自然が残る皇居は、5月中旬から7月初旬にかけてホタルが飛び交う。約50年前、昭和天皇の意向で放流が始まり、現在までに自生する状況が育まれた。都心の貴重な森で毎年、黄緑色の光が幻想的に舞っている」。
【7月19日】
ベトナム共産党書記長◆ベトナム最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長が、ハノイ市内の病院で死去。国営メディアが報じる。日本との関係も重視して15年に訪日し、17年2〜3月には当時の天皇明仁、皇后美智子の「公式訪問」を受け入れたと報道。
【7月20日】
瑶子◆故寛仁の次女瑶子が、「第1回瑶子女王杯全日本スーパーフォーミュラ選手権」の開催に合わせ、静岡県の富士スピードウェイで記者会見。「注目が集まり、モータースポーツ全体が活気あふれるものになればいいと思っています」。19日に出場選手と「懇談」したと報道。瑶子はジャパンモビリティショーの総裁を務め、主催者の申し出に「業界のため力を添えたい」と瑶子女王杯の開催が決まったという。
【7月21日】
元広島原爆資料館長◆共同通信が「被爆者証言連載企画」の3回目で元広島原爆資料館長の原田浩を取り上げ「人踏み分け炎から逃げた」のタイトルで配信。「95年、天皇皇后両陛下(現在の上皇ご夫妻)が資料館を訪問された。展示内容の説明中、天皇陛下が『ところであの時、あなたはどうしていたんですか』と質問された。私が語り始めると、両陛下は恐ろしいほど視線を外さず、じっとこちらを見つめて聞かれていた。/2カ月後、慰霊の旅で両陛下が広島を再訪。天皇陛下に声をかけられ『この前は丁寧に説明してくれてありがとう。平和問題に取り組むのは大変なことだから、お体を大切にしっかり頑張ってほしい』と励まされた。/その後、皇太子ご夫妻(現在の天皇皇后両陛下)も資料館を訪れ、食い入るように展示を見られていた。そのやりとりから、両陛下からも話を聞かれたのだと分かった。親子二代で考えてくださっているのだと思った」。
【7月23日】
雅子◆皇居内の紅葉山御養蚕所で、5月から始めた養蚕作業の締めくくりとなる「御養蚕納の儀」に臨む。宮内庁によると、日本純産種の蚕「小石丸」などの繭からできた生糸の束を神前に供えたと報道。
【7月25日】
明仁、美智子◆「静養」のため、栃木県那須町の那須御用邸に入る。29日に帰京する予定と報道。
佳子◆静岡県御殿場市の馬術・スポーツセンターを訪れ、第58回全日本高校馬術競技大会の開会式に出席。長泉町にある県立静岡がんセンターを視察。
【7月26日】
秋篠宮、紀子◆全国高校総合体育大会の総合開会式出席などのため、羽田発の民間機で福岡県を訪問。北九州メディアドーム(北九州市)で自転車競技の女子ケイリンを観戦。観戦後、大会運営に携わる福岡県内の高校生と言葉を交わしたと報道。福岡市のラグビー日本代表強化拠点「JAPAN BASE」を視察。
【7月27日】
秋篠宮、紀子◆福岡県久留米市の久留米アリーナで全国高校総合体育大会の総合開会式に出席。秋篠宮があいさつで「日頃の成果を大いに発揮することを期待する。各地から参加する方々と交流を深め、高校生活の良き思い出をつくることを願う」。開会式でパフォーマンスを披露した高校生と「交流」。式典後、春日市の体育館を訪問。県のアスリート育成事業の一環として、五輪やパラリンピックを目指す10〜20代の男女がトレーニングをする様子を「見学」。
フランス「7月革命」◆1830年の当日、フランス王シャルル10世が発した言論統制などの勅令に反発したパリ市民が蜂起。政府軍との市街戦に発展、29日までの「栄光の三日間」で市民側が勝利し、シャルル10世は退位して新たな王政が誕生したと報道。
【7月29日】
明仁、美智子◆栃木県那須町の那須御用邸での「静養」を終え、帰京。25日から滞在し、御用邸内を散策するなどして、ゆっくりと過ごしたというと報道。
「保守団結の会」◆自民党保守系のグループ「保守団結の会」が党本部で会合を開き、9月の党総裁選に立候補表明した人を対象に、憲法「改正」や皇位継承などの政策に関する質問状を提出する方針を確認。高鳥修一・代表世話人が記者団に「一つの判断指標にする」。
【7月30日】
瑶子◆宮内庁が、故寛仁の次女瑶子が8月9〜20日の日程で、米国を「私的旅行」すると発表。カリフォルニア州で開催される日本の芸術文化を紹介する行事への出席が目的で、瑶子が「私的」に関わっているというと報道。
靖国神社◆東京都千代田区の靖国神社の石柱に落書きが見つかったとして東京地検が、器物損壊と礼拝所不敬の罪で中国籍の男性を起訴。起訴内容によると、5月31日、石柱にスプレー式赤色塗料で「Toilet」と大きく書いて汚損し、公然と不敬な行為をしたとされ、地検は損害の見積額を462万円としていると報道。
【7月31日】
秋篠宮、紀子、悠仁◆岐阜市の長良川国際会議場で第48回全国高校総合文化祭(総文祭)の総合開会式に出席。秋篠宮があいさつで「国内外から集う参加者が相互に交流し、文化・芸術の輪をさらに広げていくことを願う」。1泊2日の日程で、8月1日は総文祭の郷土研究部門などを視察すると報道。
ダイアナ◆英国の故ダイアナ元皇太子妃が元家政婦につづった数多くの手紙が、南東部エセックス州で開催された競売で計5万1850ポンド(約1千万円)で競り落とされる。オークションサイトによると、元家政婦はダイアナの誕生にも立ち会い、ダイアナが実家を出てからも親交が続いたと報道。
正倉院展◆奈良国立博物館(奈良市)が、「第76回正倉院展」を10月26日〜11月11日に開催すると発表。正倉院に伝わる鏡などの宝物57件が出品され、うち10件は初公開と報道。宮内庁正倉院事務所が、宝物の目録「国家珍宝帳」に記された聖武天皇愛用の肘置き「紫地鳳形錦御軾」の復元模造品を公開。

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