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11月14日13時から緊急行動:エジプト大使館前スタンディング
エジプト政府はAlaaさんとすべての政治犯を今すぐ釈放せよ!!
日時:11月14日 13時から14時
場所;エジプト大使館前
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-5-4
東急東横線代官山駅正面口徒歩7分
呼びかけ
JCA-NET
art4all
JCAFE
問い合わせ:
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495 小倉
アラさんをめぐる状況は全く好転をみせていないようです。私たちは引き続き、
抗議のスタンディングを続けたいと思います。
アラアさん(Alaa Abdel-Fattah)は、英国籍のエジプト人作家であり、人権擁
護者であり、ソフトウェア開発者です。2011年1月25日の革命の際、主要な論
客のひとりでありキャンペーンを展開した一人です。アラビア語の著名なブロ
グアグリゲータを設立したことでも知られ、多くの市民ジャーナリズムのイニ
シアチブに関与してきました。彼の著書「You Have Not Yet Been Defeated」
は、深く影響力のある著作のいくつかをまとめたもので、広く称賛されていま
す。
アラアさんは、生涯を通じてエジプトのすべての政権下で逮捕されてきました。
現在、人権擁護活動に関連する不当な容疑で不当な裁判を受け、勾留されてい
ます。2022年4月2日、アラアさんは自由を求める最後の手段として、無期限のハ
ンガーストライキに踏み切りました。200日以上に及ぶ部分的なハンガースト
ライキの後、アラアさんは2022年11月1日から、これまでの100キロカロリーの摂
取を止め、完全なハンガーストライキに移行することを発表しました。さらに
アラアさんは、エジプト・シャルムエルシェイクで開催されるCOP27の開幕に合
わせて、2022年11月6日からウォーターストライキを開始することを決定しま
した。11月9日には、刑務所当局が強制的な医療措置に移行したとも伝えられ
ていますが、弁護士や親族の接見すら拒否され、実際に何が起きているのかは
不明です。これは、もし釈放されなければ、アラさんは18日のCOP27閉幕前に
死を迎えてしまうことを意味します。
2022年10月31日、国連人権・環境特別報告者は、「COP27を前に、私は、意見
を述べただけで何年も刑務所に閉じ込められているエジプトの活動家、アラア・アブデル-ファッタさんの即時解放を求める世界の声の大合唱に加わります。
言論の自由は、気候変動の正義のための必須条件です!」と述べています。
エジプト当局に対し、アラアさんおよび権利を行使しただけで逮捕・拘留された
すべての人々を直ちに釈放するよう要求します。
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背景説明
現在のアブデル・ファタフ・アル・シシ大統領のもとで、何千人もの人々が、
著しく不公正な裁判の後、あるいは平和的に人権の行使を行っただけで、法的
根拠なく恣意的に拘束され続けています。何千人もの人々が、偽りのテロリズ
ムや国家安全保障上の告発に基づき、長期間の公判前勾留を受けています。恣
意的に拘束された人々の中には、メディア活動の対象となった数十人のジャー
ナリスト、批判的なオンラインコンテンツを共有したことで処罰されたソーシャ
ルメディアユーザー、Tik Tokビデオを作成したことで道徳に関わる罪で有罪
判決を受けた女性、冒とく罪で訴えられた宗教的少数派のメンバーなどが含ま
れます。囚人たちは、拷問やその他の虐待の絶対的な禁止に違反する拘留環境
に置かれており、アブデル・ファタフ・アル・シシ大統領が政権を握って以来、
医療拒否やその他の虐待が報告される中、数百人が拘留中に死亡しています。
エジプトは依然として世界有数の死刑執行国で、2020年に107人、2021年に83
人を処刑し、2021年には少なくとも356人が死刑判決を受け、その多くが緊急
裁判を含む著しく不公正な裁判の後に処刑されています。こうして、エジプト
の治安部隊に、超法規的処刑やその他の不法な殺害、強制失踪、拷問を、結果
を恐れず実行させる力を与えてしまっています。
詳しい情報は下記をごらんください。
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/238
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/240