2026.06.19グローバル企業:日東電工、大阪・グランフロント前、抗議行動に参加しました
団体交渉を拒否し続ける日東電工、いつまでも労働争議を解決しない企業は国際社会で生き残れません!
会社は組合との話し合いに応じろ!
2026年6月19日、グランフロント大阪での日東電工株主総会に合わせ、グランフロント北館入口前での日東電工株主総会に対する抗議行動に参加しました。同社が韓国に設立した100%子会社・韓国オプティカルハイテック(KOH)の火災による「清算」過程で集団解雇や団交拒否を行ない、これに抗議した組合員らに対しても、多額の損害賠償請求や個人資産差し押さえなどの報復措置、労働運動への弾圧を繰り返しているとして、おおさかユニオンネットワークをはじめ、東京・名古屋・京都から労働組合や市民団体が抗議行動に参加しました。なにわユニオンからは4名が参加しました。
韓國からは当該の韓国オプティカルハイテック支会と上部団体の民主労総金属労組から闘いに駆けつけました。大阪労働委員会への救済申し立てとともに、親会社の責任を追及する大規模な抗議・情宣行動を展開しました。
労働組合と協議するのは国際企業として当然のこと、日本の労働諸法規にも組合との協議に関する定めがあります。日東電工が自らの企業価値を低下させる愚行をやめ、労働争議解決に舵を切るよう、ぜひ求めてください!
日東電工・韓国子会社不当解雇争議の概要
■ 争議のきっかけ
韓国現地工場の火災と一方的な全員解雇
本争議は、2022年10月に韓国・亀尾(クミ)市にある日本の日東電工・100%出資子会社(韓国オプティカルハイテック)で起きた工場火災がきっかけです。会社側は巨額の火災保険金を得たにもかかわらず工場を再建せず、メール1通で韓国人労働者を全員解雇し、液晶用偏光板の生産を韓国内の別のグループ工場へと一方的に移転させました。
■ 親会社の不誠実
度重なる団体交渉の申し入れを「門前払い」
解雇された労働者(全国金属労組)は別工場への雇用継続を求め、幾度となく団体交渉を申し入れましたが、日東電工側は「別法人」であることを理由に門前払いを繰り返し、話し合いを拒否して一切応じようとしませんでした。
■ 命がけの抵抗
世界最長「600日間の高空籠城」と日本の組合の立ち上がり
この頑なな態度に対抗し、労働者たちは工場屋上で600日間に及ぶ命がけの「高空籠城」抗議を展開しました。日本の親会社が対話の扉を完全に閉ざしたため、私たち日本の労働組合(おおさかユニオンネットワーク等)が国境を越えた支援・関与を開始しました。
■ 国際社会への波及
日韓一体の連帯行動が揺るがす外資の労働規制
この日韓一体となった強力な国際連帯行動により韓国政府や国会が介入に動くなど、本争議は外資企業の労働規制を揺るがす国際問題へと発展しています。
■ 事件の本質
労使対話すらシャットアウトする「資本の食い逃げ」
この事件の本質は、大企業が火災を口実に利益だけを貪り、労使対話の義務すら門前シャットアウトで放棄して現地の雇用を使い捨てる「資本の食い逃げ」にあります。
■ 会社側のあくどい弾圧
組合をねじ伏せるための「街頭宣伝活動禁止」裁判
会社側は解決のための話し合いに応じるどころか、組合や支援者を相手取り、本社周辺などでの「街頭宣伝活動の禁止」を求める弾圧裁判を実際に起こしています。
■ 私たちの決意
司法弾圧に屈せず、争議の完全解決まで闘い抜く
私たちはこのような表現の自由や労働運動をねじ伏せる司法弾圧にも決して屈せず、現在も「多国籍企業の社会的責任の追及」と「団体交渉の開催、そして争議の完全解決」に向けて現地との連帯・抗議行動を鋭意継続しています。
ペンライト集会で戒厳令を覆し、民主主義の力を示した韓国の労働者と連帯して、私たちは争議解決まで闘います!


