やじうま日誌 2026年4月

【4月1日】
彬子◆「三笠宮家」の彬子が、学習院大史料館の客員研究員に就任。史料館が運営する霞会館記念学習院ミュージアムで講演会などに携わると報道。
信子◆宮内庁が、故寛仁の妻信子が同日付で花絵文化協会(東京都世田谷区)の名誉総裁に就任したと発表。協会は、床や壁に花びらなどで描く「花絵」の普及と振興を目的に2016年に設立され、宮内庁によると、信子は22年から協会が毎年春に開催する芸術イベントの名誉総裁を務めてきたと報道。
宮内庁人事◆文部科学省大臣官房付兼内閣府地方創生推進事務局参事官の枝慶を侍従に、侍従職御用掛の寺沢千穂を女官に、外務省大臣官房儀典官の鍛治宗能恵を皇嗣職宮務官に、宮内庁秘書課長補佐の遠藤拓哉を皇嗣職宮務官に、慶応大病院の茂松梨咲を皇嗣職侍医に、宮務課宮務調整専門官兼宮務課「三笠宮寛仁親王妃」付の山田吉教を宮務官に起用する宮内庁人事が公表される。
皇室宣伝◆宮内庁京都事務所が、交流サイト(SNS)のインスタグラムやユーチューブを活用した情報発信を始めたと報道。新たに開設するのは「京都の御所と離宮」と名付けたインスタグラムの公式アカウントとユーチューブチャンネルで、京都御所のほか、京都仙洞御所と桂離宮、修学院離宮について、建築物や庭園の風景、障壁画や調度類の写真や動画を随時投稿し、参観情報や施設の保存管理の取り組みも紹介していくという。
フランソワ1世◆長野県松本市の国宝、松本城とフランス中部ロワール地方にある世界遺産のシャンボール城が、姉妹提携を結ぶ。マクロン大統領の訪日に合わせ、日仏の他の文化協力と共に東京で署名式が行われる。シャンボール城はレオナルド・ダビンチをイタリアから招いたフランス国王フランソワ1世が建設を命じたと報道。
【4月2日】
徳仁、雅子◆フランスのマクロン大統領夫妻と皇居・御所で会見。車寄せで出迎える。昼食会に参加。
タイ王室◆共同通信が企画記事「タイ、伝統衣装に脚光/王太后功績、新スタイルも」でタイの伝統衣装を取り上げる。「タイで伝統衣装が脚光を浴びている。1960年前後からデザインを見直して伝統を再確立したシリキット王太后が昨年死去し、功績が注目されたことがきっかけだ。さらに人気歌手が、現代のズボンに上半身は伝統衣装をまとう新たなスタイルを発信し、若者の間でブームになっている。/王太后は2016年に死去したプミポン前国王の妻で、ワチラロンコン現国王の母。首都バンコクには王太后の名を冠する『織物博物館』がある。昨年10月24日に93歳で死去した後、追悼の目的もあり多くの国民が訪れた。/博物館によると、タイの衣装はアユタヤ王朝時代からの歴史があり、王室法で着用方法も定められている。王太后は伝統を尊重しながらデザインの見直しを主導。60年代からプミポン国王との外遊で着用し、洗練されたスタイルに国際的な評価が高まった。/王太后はタイ各地の織物生産も支援し、タイシルクのブランド化にも貢献。衣装は定番8種を確立し、受け継がれている。」
サウジ皇太子◆米ニュースサイト、アクシオスが、トランプ米大統領がサウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子と電話会談し、イランでの停戦の可能性について協議したと報じる。
国旗損壊罪◆神谷宗幣・参政党代表が、罰則付きの「日本国国章損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を提出後、記者団に「アリバイ作りの法案では駄目だ。高市早苗首相の公約なので、きちんとした形を促すためにも野党から提案した」。
【4月3日】
女性天皇◆中道改革連合の小川淳也代表が記者会見で、女性天皇に賛同し「生きているうちに見てみたい」とした自身の発言を撤回し、謝罪。「言葉のハンドリングを誤った。不用意な一言が入り対象者が限定されかねず、意図と異なる形で受け止められる可能性がある」。私見として「将来的に女性天皇の議論があっていいが、皇室制度改革は歴史と伝統を重んじて漸進主義的でなければならない」。
「春の園遊会」◆宮内庁が、徳仁、雅子「主催」で17日に東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれる春の園遊会の招待者を発表。フィギュアスケートペアの三浦璃来選手と木原龍一選手らミラノ・コルティナ冬季五輪の金メダリストや、前年ノーベル化学賞を受賞した北川進・京都大特別教授ら計約1750人が招かれ、徳仁、雅子や秋篠宮、紀子ら皇族が出席し、歓談すると報道。
サウジ皇太子◆ロシアのプーチン大統領が、サウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子と電話会談。中東情勢の混乱が世界のエネルギー安全保障に悪影響を及ぼしているとし、石油市場の安定化に向け協力することで一致したと、ロシア大統領府が発表。
【4月4日】
「鴨場」◆宮内庁が、埼玉県と千葉県にある「鴨場」で5月と6月に開催する見学会の参加者を募集していると報道。
ブレダ宣言◆1660年の当日、清教徒革命でオランダに亡命中の英国王チャールズ2世が、復位の条件として信仰の自由などを約束した「ブレダ宣言」を発出。議会が受諾したため帰国し、正式に即位したが、王政復古後は宣言の一部を守らず、反動的な姿勢を強めたと報道。
【4月5日】
「行幸啓」◆茨城県笠間市の常磐自動車道下り線で奈良県警機動隊のバスが走行中、車線変更した乗用車を避けようとした際に横転。茨城県警高速隊と奈良県警によると、バスには奈良県警の管区機動隊員13人が乗車して警備のために福島県へ向かっていたもので、奈良県警は警備内容を明らかにしていないが、徳仁、雅子と愛子が東日本大震災の復興状況視察のため6日から福島県を訪問すると報道。
中東情勢◆イタリアのメローニ首相が、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の中東3カ国を歴訪し、サウジの実権を握るムハンマド皇太子らと会談して、エネルギー供給やホルムズ海峡の航行の安全確保について協議したと、イタリア首相府が発表。カタールのタミム首長やUAEのムハンマド大統領らとも相次いで面会したと報道。
【4月6日】
徳仁、雅子、愛子◆東日本大震災から15年に際して復興状況を視察するとして、新幹線で福島県に入る。福島駅に到着し、事故を起こした東京電力福島第1原発が立地する双葉町に車で移動。「東日本大震災・原子力災害伝承館」で供花台に献花した後、地震と原発事故の複合災害に関する展示を見て回り、被災者らと「懇談」。災害対応拠点となった「Jヴィレッジ」に宿泊。1泊2日の日程で、原発から20キロ圏内にある富岡町、大熊町、浪江町を巡ると報道。
徳仁、雅子◆福島県双葉町の視察を終え、宮内庁を通じ「東日本大震災の被害の大きさを肌で感じ、さまざまな苦難を乗り越えてこられた福島の人々の思いを改めて深く心に刻んだ」との感想を公表。
徳仁◆共同通信が企画記事「皇室ノート」で「原発事故15年、福島を思い/陛下、復興の歩みに触れ」と題し「天皇陛下は、巨大地震による原発事故が未曽有の複合災害を引き起こした東京電力福島第1原発が立つ福島県双葉町を訪問された。15年を経た被災地は『帰還困難区域』が多く残り、県全体で今なお約2万3千人が避難を強いられる。陛下は過酷な被害に改めて向き合うとともに、故郷の再生へ歩みを続ける人たちの声に直に耳を傾けた」と配信。
皇族数確保策◆中道改革連合の野田佳彦・前共同代表が、自身のホームページで皇族数確保策を巡り、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持した上で「配偶者と子」も皇族とすべきだと重ねて主張。「一つの家族の中に皇族と一般国民が同居するのは極めて不自然だ」。配偶者や子の身分が「一般国民」のままだった場合は、立候補や政党設立、芸能活動なども可能になると主張し、女性皇族は投票権を持たないなど権利が制限されるとして「たくさんの不都合が噴き出すのではないか」。皇統に属する男系男子の養子縁組を容認する案について「国民の納得と共感につながるか疑問だ」。与党が養子縁組案を優先して皇室典範「改正」を目指しているのを念頭に「数の力でごり押しすれば、国民の総意に基づく象徴天皇制そのものに影響を与える」。
【4月7日】
徳仁、雅子、愛子◆福島県富岡町を訪れ、震災と東京電力福島第1原発事故の記憶を伝える「とみおかアーカイブ・ミュージアム」を「視察」。大熊町の町立教育施設「学び舎ゆめの森」を訪れ、授業を見学。被災者や地域再生に取り組む人たちと「懇談」。浪江町を訪れ、「道の駅なみえ」で伝統工芸品「大堀相馬焼」や地酒の販売エリアを見て回る。6日からの訪問を終え、夜に帰京。
愛子◆共同通信が「愛子さま『お印』に笑顔/浪江の酒蔵、ラベル紹介」と題し、愛子が福島県浪江町の「道の駅なみえ」で、自身の「お印」のゴヨウツツジをラベルにした日本酒の紹介を受けたと報道。「酒蔵の代表は、道の駅の開業5年と愛子さまの訪問を記念したと説明し、愛子さまが『売れなかったら私の責任ですね』と冗談めかすと、その場は笑いに包まれた。」
彬子◆共同通信が「脇道にそれる出会い大切に/学びの面白さ、若い世代へ/留学記漫画化の彬子さま」と題し、彬子のインタビュー記事を配信。「三笠宮家の彬子さまが英国留学の奮闘をつづってベストセラーとなったエッセーを原作とした『マンガ 赤と青のガウン』第1巻(漫画・池辺葵さん、新潮社)が刊行された。彬子さまは『自分の手を離れた作品をみんなで新たに作り上げ、学生時代の文化祭を思い出すようでした』と振り返る。」
海外慰霊碑◆政府が、閣僚らが海外出張した際、政府が建立した戦没者慰霊碑の訪問に努めることを閣議了解。政府建立慰霊碑は、硫黄島やフィリピンなどの主要戦域と旧ソ連地域に計31基が点在しており、民間団体などが海外に建てた慰霊碑は約700基で、厚生労働省は2025年度から管理状況などを調査していると報道。
【4月8日】
紀子、佳子◆東京都中央区の日本橋高島屋を訪れ「山村御流いけばな展」を鑑賞。山村御流は、皇室にゆかりが深い門跡寺院・円照寺(奈良市)の住職が代々家元を務める華道の流派と報道。
【4月9日】
天皇一家福島訪問◆宮内庁が、徳仁、雅子、愛子が福島県富岡町夜の森地区の桜並木を見て「地元の方々が桜を大切にし、誇りに思っていることを実感し、うれしく思った」と明らかにしたと報道。「側近によると、美しく咲き誇る様子を眺めて感慨深く思ったという。/大熊町で被災者や移住者の話を聞き『地域のために貢献したいという前向きな気持ちに敬意を抱いた』とする一方、被災地の生活の困難さや、今も故郷に帰れない人が多くいることを案じた。/浪江町では伝統工芸品や地酒を見て回った。ご一家は『努力が産業の再建として実を結んできていることをうれしく思い、こうした努力を通じて地域が復興していく』よう願っているという。」
徳仁◆皇居の生物学研究所脇にある苗代に、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの種もみをまく。
紀子◆東京都清瀬市の国立看護大学校を訪れ、開校25周年の記念式典に出席。
チャールズ英皇太子◆2005年の当日、チャールズ英皇太子がカミラと結婚式を挙げる。長年の交際は故ダイアナ元妃との離婚原因にもなり、再婚に慎重な英国国教会に配慮して式は民事婚という異例の形式で行われ、エリザベス女王夫妻も欠席したと報道。
サウジ皇太子◆英国のスターマー首相が、湾岸諸国の歴訪を開始し、サウジアラビアのジッダで同国の実権を握るムハンマド皇太子と会談。米国とイランが合意した停戦を維持して恒久的な平和につなげることが重要だと訴えたほか、ホルムズ海峡の航行再開に向けた取り組みについても協議したと、英首相官邸が発表。
【4月10日】
カンボジア国王◆カンボジアのシハモニ国王が、前立腺がんであると明らかに。中国・北京の病院で検査して判明したというと報道。
皇族数確保策◆森英介・衆院議長と自民党の麻生太郎・副総裁が衆院議長公邸で会談。衆参両院の各党派が皇族数確保策を協議する全体会議の再開を控え、意見を交わしたと、関係者が明らかに。
御料牧場◆宮内庁が、栃木県にある御料牧場で5月28日と29日に開く見学会の参加者を募集していると報道。
ラオス・ルアンプラバン◆東南アジアのラオスで児童買春の疑いで日本人男性が逮捕された事件で、現地警察が性被害に遭ったとみられる少女の1人が12歳だったことを特に重くみて捜査していると、複数の地元当局関係者が明らかにしたが、関係者によると、男性は当時12~16歳の少女3人と北部の古都ルアンプラバンのホテルに滞在中、警察の捜索を受けたとと報道。「ルアンプラバンは人気の観光地で、歴史ある仏教寺院やフランス植民地時代の建物が残り、1995年には一部地域が世界遺産になった。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが昨年11月に初の海外公式訪問でラオスを訪れた際もルアンプラバンを視察された。」
【4月12日】
ブルネイ国王◆ミャンマーの国営紙が、インドのモディ首相やブルネイのボルキア国王、パキスタンのザルダリ大統領らが、軍事政権を率いたミンアウンフライン前国軍総司令官の大統領就任に祝意を示したと伝える。
【4月13日】
エスワティニ国王◆台湾総統府が、頼清徳総統が22~26日にアフリカのエスワティニ(旧スワジランド)を訪問すると発表。国王ムスワティ3世の即位40年式典に出席して関係を強化し、経済協力でつなぎ留めると報道。
「遷都の詔」◆744年の当日、聖武天皇が難波京(現在の大阪市)への「遷都の詔」を発する。平城京の副都として造営されていたが、九州で挙兵した藤原広嗣の乱で平城京を脱して都を転々としていた聖武天皇が正都とし、1年ほどで平城京に再び遷都したと報道。
UAE皇太子◆中国の李強首相が、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のハリド皇太子と北京で会談し、エネルギー協力強化や貿易拡大で一致。李首相が人工知能(AI)やデジタル経済などの分野への対中投資を呼びかけたと、新華社が報じる。
靖国神社◆大相撲の春巡業で、東京都千代田区の靖国神社で奉納相撲が行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが参拝し、豊昇龍、大の里の両横綱が雲竜型の土俵入りを披露。
【4月14日】
徳仁、雅子◆東京都渋谷区の新国立劇場を訪れ、日本国際賞の授賞式に出席。徳仁があいさつで「人類の持続的な発展に向けて、科学技術を最良の形で生かす方法を模索する努力がなされることを願っている」。夜、東京都港区のホテルで催された夕食会に出席。
オランダ国王◆トランプ米大統領が、ホワイトハウスでオランダのウィレムアレクサンダー国王夫妻との夕食会を開く。トランプは前年6月にNATO首脳会議でオランダを訪れた際、王室の招待で王宮に宿泊しており、その返礼として、国王夫妻がホワイトハウスに泊まる予定だというと報道。
UAE皇太子◆中国の習近平・国家主席が、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のハリド皇太子と北京で会談。イラン情勢の緊張を踏まえ、引き続き和平交渉を促し、建設的な役割を果たしていくと強調したと、中国外務省が発表。
オマーン国王◆高市早苗首相が、オマーンのハイサム国王と電話会談し、ホルムズ海峡の安全航行を含めた中東情勢の沈静化に向けて連携する方針で一致。首相が、中東からの邦人退避に対するオマーンの協力に謝意を伝える。/オマーンの国営通信によると、オマーンのハイサム国王とカタールのタミム首長が電話会談し、航行の安全確保に向けた取り組みの強化や、外交的手段による米イランの紛争解決の重要性を強調。
「君が代斉唱」◆高市早苗首相が、陸上自衛官が自民党大会で「国歌」を歌唱したことを巡り記者団に「職務ではなく私人として歌唱した。国歌を歌唱することは政治的行為に当たるものではない」。当日会場に着くまで、自衛官が出席して歌唱することは知らなかったと述べる。/玉木雄一郎・国民民主党代表が、陸上自衛官による自民党大会での「国歌歌唱」に関し記者会見で「党勢拡大への協力と見なされてもおかしくない。政治的中立性に疑惑を持たれるような行為は慎むべきだった」。/自民党大会での陸上自衛隊中央音楽隊の自衛官による君が代歌唱に関し、陸自トップの荒井正芳・陸上幕僚長が記者会見で「法令に抵触しないと報告を受けていた。職務ではなく私人として歌唱したもので、不適切だったとは考えていない」。「さまざまな受け止めが生じていることは承知している。隊員一人一人の自覚を促すような指導を徹底したい」。自衛官が制服を着用して歌唱したことについて「私人としての行為であり、法令上、職務外での着用が禁止されているわけではない」。
【4月15日】
英国王夫妻◆英王室が、チャールズ国王が当月下旬に米国を「国賓」として訪問する際、議会で演説すると発表。英君主が米議会で演説するのは1991年の故エリザベス女王の訪米時以来2回目で、イラン攻撃を巡ってトランプ米大統領が英国の姿勢を批判し、英米関係がぎくしゃくする中での演説となるが、訪米中は、トランプとの会談も予定されており、妻のカミラとともにホワイトハウスでの晩さん会に出席すると報道。
皇位継承策◆自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」が国会内で会合を開き、安定的な皇位継承のため皇室典範を「改正」し、皇統に属する男系男子の養子縁組の容認を求める提言をまとめる。代表の青山繁晴・衆院議員が月内にも高市早苗首相や衆参両院議長に提出すると報道。
皇族数確保策◆共同通信が、「一歩でも前進させたい」と掲げた論説記事を配信。「皇族数をいかに確保するか、衆参両院は全党派が参加する全体会議を約1年ぶりに開いた。『女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持』と『皇統に属する男系男子と皇族との養子縁組』の2案を基に2022年1月から議論が始まったものの、自民党と立憲民主党の対立が尾を引き、今なお『立法府の総意』を取りまとめるに至っていない。(略)亀裂は深まるばかりだ。自民は男系男子による皇位継承に固執し、女性天皇には消極的だ。女系天皇に至っては可能性の芽を摘むことしか頭にない。そのかたくなさが皇族数確保策の選択肢を大幅に狭めている。膠着状態を打開するため柔軟な姿勢こそ求められる。(略)養子案は中道の公明出身者や国民民主党を含め、多くの党派が支持している。しかし数の力で押し切っては、総意と呼ぶに値しない。絶対に避けるべきだ。」/共同通信が「協議5年目、皇室先細り/『立法府総意』欠かせず」と題した解説企画記事を配信。「与野党が『喫緊の課題』との認識を共有しながら、皇族数確保の協議は5年目に突入した。皇室活動の先細りが懸念される中、国会は見解の取りまとめを迫られる立場だ。一方で皇室制度に関するテーマは自民党などの多数派が『数の力』で押し切ることなく、天皇退位特例法の時のように『立法府の総意』を追求する努力も欠かせない。(略)立民時代に党内議論をリードした野田佳彦元首相は『数の力でごり押しすれば、象徴天皇制そのものに影響を与える』とけん制するものの、中道幹部は『うちがまとまらないからと言って、議論が停滞するのは許されない状況になってきた』と頭を悩ませた。」
「君が代斉唱」◆木原稔・官房長官が、陸上自衛官による自民党大会での「国歌歌唱」に関し衆院内閣委員会で「政治的に誤解を招くことがないかは別問題で、その点はしっかり反省すべきだ。防衛省の政務三役や官房長、事務次官に報告が上がっていれば別の判断があったかと思う」。/小川淳也・中道改革連合代表が、陸上自衛官による自民党大会での国歌歌唱に関し記者会見で「政治的に誤解を招く。どのようなプロセスで意思決定が行われたのかは再発防止の観点から極めて重要だ。なお政府側に説明責任が残る」。/藤田文武・日本維新の会共同代表が記者会見で「陸上自衛官による自民党大会での国歌歌唱は法的には問題ないが、政治的には抑制すべきだった。不適切との評価を下さざるを得ない。自民がうかつだった」。
皇族数確保策◆神谷宗幣・参政党代表が、皇族数確保策を巡る議論の進め方について記者団に「人気投票で決まるものではない。先人の英知でルールは決まってきた。そこは守るべきだ」。
皇族数確保策◆福島瑞穂・社民党党首が記者団に「女性天皇を含め皇位継承の議論をせずに、皇族数確保策を決めようとするのはおかしい。女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持するかどうかは、ご本人が判断すべきだ」。
【4月16日】
徳仁、雅子、愛子◆熊本地震から10年に当たり、皇居・御所で黙とうしたと、宮内庁が明らかに。宮内庁は、復興状況の視察のためとして、徳仁、雅子が秋に熊本県を訪問する方向で調整していると報道。
徳仁、雅子◆宮内庁が、徳仁、雅子が全国植樹祭の式典出席などのため、5月16日から1泊2日の日程で愛媛県を訪問すると発表。滞在中、2018年に発生した西日本豪雨の被災者と「懇談」する予定で、雅子の体調次第では、徳仁単独となると報道。
愛子◆共同通信が企画記事「皇室ノート」で「世代超えて寄り添う/愛子さま、福島を見つめ」と題し、「天皇、皇后両陛下は東日本大震災と原発事故の複合災害に遭った福島県へ長女愛子さまを同伴された。発生から15年がたち、記憶の風化が懸念される中で『皇室は世代を超えて寄り添っていくとの思いを込められた』と宮内庁幹部は推し量る。愛子さまは訪問した先々で質問を重ねて過酷な経験に触れ、記憶の継承に高い関心を示した」と配信。
モンテネグロ大統領訪日◆佐藤啓・官房副長官が記者会見で、モンテネグロのミラトビッチ大統領が19~24日の日程で訪日すると発表。滞在中に徳仁、雅子と会見し、高市早苗首相と会談すると報道。
中東情勢◆パキスタンのシャリフ首相が、訪問先のサウジアラビアで実権を握るムハンマド皇太子と会談し、パキスタンが仲介する米イラン協議で意見交換し、外交的解決が重要との姿勢で一致したほか、カタールを訪問してタミム首長と会談し、円滑なエネルギー供給維持に向けた国際連携が緊張緩和への支援とともに重要だとの考えを確認したと報道。カタール首長府が、タミム首長とトランプ米大統領が電話会談でイラン情勢を協議したと発表。
「神聖ローマ帝国」◆1521年の当日、神聖ローマ皇帝カール5世に召喚されたマルチン・ルターが帝国議会の開かれるボルムスに到着。審議では教皇庁の贖宥状(免罪符)販売を批判した意見の撤回を求められたが拒否したため、皇帝がルターを帝国外に追放する勅令を発したと報道。
「君が代斉唱」◆共同通信が論説記事で「政治利用の疑念拭えぬ」と題し、「高市早苗首相らが参加して開かれた自民党大会で現職自衛官が登壇し、君が代を斉唱した。自衛隊法が隊員の政治的行為を厳しく制限しているにもかかわらず、政治的中立の原則を逸脱しかねない由々しき問題である」と配信。「戦後の安全保障政策が大きな転換点を迎える中、関係者に慣れやおごりがなかったと言えるだろうか。首相をはじめ党幹部や防衛省側は法的に問題ないとの立場だが、政治利用の疑念が拭えない。」
「四・一六事件」◆1929年の当日、治安維持法に基づき特高警察が全国一斉に共産党員や支持者を摘発。1道3府24県で約700人を一斉摘発し、前年の三・一五事件に続く共産党弾圧で、ほとんどの中央幹部が捕らえられた共産党は壊滅的打撃を受けたと報道。
【4月17日】
天皇、皇族◆徳仁、雅子「主催」の春の園遊会が東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、ミラノ・コルティナ冬季五輪の金メダリストら各界の「功労者」、自治体関係者ら約1400人が出席。徳仁、雅子や愛子、秋篠宮、紀子らが会場を巡る。大学2年の悠仁は学業優先のため欠席したと報道。共同通信が、「宮内庁によると、招待されていたスノーボード金メダリストの戸塚優斗選手は欠席した」との情報を配信。
「昭和天皇の再発見」◆共同通信が「昭和を振り返る手がかり/皇室研究者が出版」と題し、所功・京都産業大名誉教授の新著を紹介する記事を配信。「昭和元年から100年となる今年、昭和天皇を通じて時代を振り返る手がかりになればと、皇室研究の第一線で発信を重ねてきた所功・京都産業大名誉教授が『昭和天皇の再発見』を出版した。」
皇位継承策◆自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」が、安定的な皇位継承のため皇室典範を「改正」し、皇統に属する男系男子の養子縁組を認めるよう求める提言を、衆参両院議長に提出。代表の青山繁晴・衆院議員が記者団に「皇室の在り方は国家の基本に関わり、先送りが許されない喫緊の課題だとの認識を、両議長と確認した」。
園遊会◆ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケート・ペアの金メダリストで、現役引退を発表した「りくりゅう」の三浦璃来選手と木原龍一選手が、徳仁、雅子「主催」の春の園遊会に出席。木原選手が記者団に、園遊会の前に発表したことについて「陛下に自分たちの考えていることをお伝えしたかった。今の気持ちを正直にお話しさせていただきたいという思いがあった」。
靖国問題◆東京・九段北の靖国神社で21~23日に予定される春季例大祭を巡り、高市早苗首相の対応が焦点となっていると報道。「首相就任直前の昨年10月の秋季例大祭では参拝せず、私費で玉串料を納めたが、政府内では、外交問題化を避けるため、今回も見送るとの見方が出ている」として、木原稔・官房長官「参拝するか否かは首相自身が適切に判断する。私も同様だ」。/牧野京夫・復興相が記者会見で、東京・九段北の靖国神社で21~23日に実施される春季例大祭に合わせた参拝を見送る考えを示す。「政務をしている間は参拝しないと決めている」。金子恭之・国土交通相「予定はない」。松本尚・デジタル相が、国会日程を理由に「時間がない」。小泉進次郎・防衛相は「国のために尊い命を犠牲にした方に哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表すのは当然だ」とした上で、参拝するかどうかは明言しなかったと報道。林芳正・総務相、石原宏高・環境相ら「個人として適切に判断したい」。松本洋平・文部科学相、上野賢一郎・厚生労働相、赤沢亮正・経済産業相、赤間二郎・防災担当相、黄川田仁志・地方創生担当相、小野田紀美・経済安全保障担当相「適切に判断したい」。鈴木憲和農相、城内実・経済財政担当相「コメントは差し控える」。
自衛官追悼◆共同通信が、「自衛官追悼で問題提起/元次官、国民的議論を」と題した論説委員のコラム記事を配信。「昨年10月、東京の防衛省で自衛隊殉職隊員追悼式に参列した。任務中の事故などで過去1年間に亡くなった隊員を悼む防衛相主催の行事であり、毎年秋ごろ営まれる。(略)式典後の今年1月、自衛官追悼の在り方に関する論考を、元防衛事務次官の増田好平氏が、防衛省OBらによる安全保障政策の専門ウェブサイト「市ケ谷台論壇」に投稿し、問題提起している。/論考は、昨今の国際安全保障環境に照らし『あってはならないことですが、隊員が「戦闘中に」殉職することはないとは言い切れない』と指摘。/終戦の日の全国戦没者追悼式などを引き合いに、仮に日本防衛の任務中に隊員が殉職した場合は『国のレベルで最大限の追悼を行うことは当然ではないか』と述べ、『国民的な議論を必要』とする見解を表明している。」
デモ監視◆高市早苗首相が、「国家情報会議」創設法案を巡り衆院内閣委員会で「政府の政策に反対するデモが情報活動の監視対象となることは一般的に想定し難い。マスコミや野党の追及をかわす目的だけで情報活動を行うことは現在想定しておらず、今後も行わない」。
クイーン◆1975年の当日、英国のロックバンド「クイーン」が初訪日。東京・日本武道館を皮切りに、愛知県、兵庫県などで公演し、「ボヘミアン・ラプソディ」など数々の名曲を生んだバンドは、フレディ・マーキュリー死去後も断続的に活動を続けていると報道。
【4月18日】
オランダ国王◆国際司法裁判所(ICJ、岩沢雄司所長)が、活動開始から80年の記念式典をオランダ西部ハーグにある法廷で開く。ハーグにある国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長や国連総会のベーアボック議長(ドイツ)、オランダのウィレムアレクサンダー国王らが出席。
小和田恒◆国際司法裁判所(ICJ、岩沢雄司所長)が、活動開始から80年の記念式典をオランダ西部ハーグにある法廷で開く。日本人の所長は2009~12年に雅子の父、小和田恒が務め、25年からは2人目となる岩沢が就いていると報道。
埼玉古墳群◆共同通信が、連載企画「歴史を旅する」で「115文字の古代ロマン/5世紀後半から築造」と題し、埼玉古墳群を取り上げる。「埼玉県行田市に埼玉古墳群がある。115の文字が刻まれた鉄剣が出土した稲荷山古墳が有名だ。この銘文は何を意味するのか。誰が埋葬されたのか。ヤマト王権とはどのような関係だったのか…。今も幾つもの謎が残っている。/埼玉古墳群は8基の前方後円墳と1基の大型円墳などからなる。5世紀後半、稲荷山古墳が『落下傘で降り立ったように、突然造られました』。県立さきたま史跡の博物館、佐藤康二主席学芸主幹がこう表現する。(略)『銘文には雄略天皇と推定されるワカタケル大王に仕えたと書かれています。雄略天皇が実在し、さらに東国までヤマト王権の影響があったことの証しとなりました』と佐藤主幹が意義を語る。」
【4月19日】
紀子、佳子◆東京・池袋の東京芸術劇場を訪れ「がん患者さんが歌う第九チャリティーコンサート」を鑑賞。
サッカー・スペイン国王杯◆サッカーのスペイン国王杯がセビリアで決勝が行われ、久保建英が所属するレアル・ソシエダードが6大会ぶりに優勝。
【4月20日】
サウジ皇太子◆中国の習近平・国家主席が、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談し、中東情勢を巡り「ホルムズ海峡の正常な通航を維持すべきだ」。中国外務省が発表。ムハンマド皇太子は中東での戦闘が湾岸諸国の安全を損ない、世界のエネルギー供給と経済に深刻な影響を与えていると指摘し、中国側と意思疎通や連携を強化していきたいと話したと報道。
「君が代斉唱」◆高市早苗首相が自民党役員会で、陸上自衛官が自民党大会で「国歌」を歌唱したことを巡り「党大会の運営、防衛省の対応につき、さまざまな意見を真摯に受け止め適切に対応する」。自衛隊法違反には当たらないとの認識を示し「当該自衛官に全く責任がないことは強調しておきたい」。鈴木俊一・幹事長が記者会見で明らかに。
【4月21日】
徳仁、雅子、愛子◆東京都千代田区の東京国際フォーラムを訪れ、第41回世界獣医師会大会の開会式に出席。徳仁が英語であいさつし「人と動物の共通感染症への対応や家畜伝染病の防疫などに果たす獣医師の役割は大切になってきている」。
徳仁、雅子◆モンテネグロのミラトビッチ大統領夫妻と皇居・御所で会見。車寄せで出迎える。
愛子◆11月にもシンガポールを「公式訪問」する方向で、宮内庁が調整していることが、政府関係者への取材で分かる。当年は日本とシンガポールの外交関係樹立60周年に当たるとして、大統領への表敬訪問や記念行事出席などを検討すると報道。
紀子◆東京都港区の明治記念館を訪れ、総裁を務める恩賜財団母子愛育会が主催する第58回愛育班員全国大会の式典に出席。
カタール◆高市早苗首相が官邸で、カタールのタミム首長と電話会談。
「内奏」◆高市早苗首相が、皇居で「内奏」。
「国賓」◆政府が、フィリピンのマルコス大統領を5月下旬にも「国賓」として日本に招待する方向で調整に入ったと、複数の政府関係者が明らかに。高市早苗首相と会談し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」進化に向けた連携で一致し、ホルムズ海峡の安全航行に向けた協力を申し合わせる見通しのほか、徳仁、雅子との会見や宮中晩さん会も予定すると報道。
靖国問題◆高市早苗首相が、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 高市早苗」名で「真榊」と呼ばれる供物を「奉納」。23日までの期間中の参拝は見送る方向と報道。官邸で記者団に「どの国であれ、国策に殉じた方に敬意を表し、感謝の気持ちを表すということは普通になされるべきだ」。例大祭期間中に参拝するかどうかを問われ「プライベートな日程なので申し上げることはない」。木原稔・官房長官が会見で「首相は私人の立場で真榊を奉納した。政府としての見解は差し控える」。森英介・衆院議長、関口昌一・参院議長の他、閣僚では上野賢一郎・厚生労働相、赤間二郎・防災担当相、城内実・経済財政担当相が真榊を奉納。与党から日本維新の会の藤田文武・共同代表、中司宏・幹事長らが参拝。中国外務省の郭嘉昆・副報道局長が記者会見で「断固反対し、厳しく非難する」と述べ、日本に強く抗議したことを明らかに。韓国外務省報道官が「深い失望と遺憾を表する」との論評を発表。
【4月22日】
英王室◆英国の故エリザベス女王の生誕から100年となり、2022年9月の死去から3年以上が経過したが、ロンドンで開かれた特別展のチケットは連日完売するなど、今なお人気は高いと報道。チャールズ国王が声明で、96歳で死去した母の生涯を振り返り「大きな変化の時代だったが、常に揺るぎなく人々に尽くした」。
靖国問題◆高市早苗首相が、東京・九段北の靖国神社の春季例大祭に合わせ、自民党の有村治子・総務会長を通じて自民総裁として「私費」で「玉串料」を納める。有村総務会長が参拝後、記者団に「高市総裁は閣僚時代も含めて、春と秋の例大祭のお参りを大事にしてきた。総裁の玉串料を携えてお参りした」。首相に関し「いずれの日か心してお参りしたいという思いをきっと持っている」。佐藤啓・官房副長官が記者会見で、首相は「私人」として「玉串料」を「奉納」したと主張し「国のために命をささげた方に尊崇の念を表するのは当然だ。日本として中国、韓国を含む国々と関係を強化する方針に変わりはない」。自民の小林鷹之・政調会長、城内実・経済財政担当相が参拝。小林政調会長が記者団に「祖父が戦死しており、遺族の一人として先人への感謝の思いで参拝した」。城内担当相「国のために尊い命をささげた英霊の御霊に対し、尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・逢沢一郎・自民党衆院議員)のメンバーが、東京・九段北の靖国神社で、春季例大祭に合わせ一斉参拝。議連によると自民、日本維新の会、国民民主、参政各党などの120人超が参加。逢沢会長が記者会見で「日本の安定や平和の礎には多くの戦没者がいる。戦争の記憶や記録を決して風化させないよう、しっかり訴えていく」。高市早苗首相が自民総裁として「私費」で「玉串料」を納める。関係者によると、森英介・衆院議長、関口昌一・参院議長の他、閣僚では上野賢一郎厚生労働相、赤間二郎防災担当相、城内実経済財政担当相が「真榊」を「奉納」したと報道。/参政党の神谷宗幣代表が記者会見で、靖国神社の春季例大祭期間中の参拝を見送る方向の高市早苗首相に対し「ぜひ行ってもらいたい」。外交への配慮の必要性に理解を示しつつ、首相は就任後も参拝する意向を示していたとして「言ったことはやらないと、信頼がなくなってしまう」。/中国共産党機関紙、人民日報が靖国神社に「真榊」と呼ばれる供物を「奉納」した高市早苗首相を名指しで批判する国際評論を掲載。「高市氏という日本の右翼政治家が誤った歴史観に固執し、平和と正義に背く道を歩み続ければ、国際社会の厳正な監視と歴史の公正な審判に再び直面することになる」。中国外務省の郭嘉昆・副報道局長が記者会見で、高市首相が靖国神社に「玉串料」を納めたり、日本の閣僚が参拝したりしたことに反発し「公然と国際正義に挑み、人類の良識を踏みにじった。強い憤りを覚える」。国営通信新華社が、高市首相が「軍国主義の象徴として悪名高い靖国神社」に玉串料を納めたと報じる。環球時報が1面トップで中国が高市首相の「奉納」に抗議したと報じる。軍機関紙の解放軍報が「日本の右翼政治家が無謀な挑発を続ければ、より痛ましく徹底した敗北と処断を受ける」とする記事を掲載。
靖国神社◆春季例大祭が開かれている東京・九段北の靖国神社で、「独島は我が國の領土」などと書かれた横断幕を掲げ、神社の祭事の業務を妨害したとして、警視庁が、威力業務妨害の疑いで、韓国籍の男性を現行犯逮捕。逮捕容疑は、靖国神社の神門付近で、「対馬も我が國の領土」「戦争犯罪者の靖国神社参拝を、中止せよ」などと記載された横断幕を掲げるなどし、神社の例大祭の業務を妨害した疑いで、関係者によると、横断幕が掲げられたのは、徳仁の勅使が乗る車の前だったと報道。
【4月23日】
徳仁、雅子◆冬の大雪などにより、特に甚大な被害を受けた北海道、青森、秋田、山形、新潟の各県に「見舞金」を贈ったと、宮内庁の長村順也・総務課長が、5道県の東京事務所長らに伝達。/宮内庁が、岩手県大槌町で発生した山林火災について徳仁、雅子が「不安な思いで毎日を過ごされている方々を案じているとともに、一刻も早い鎮火を願っている」と述べる。側近によると、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の対象地域であることも気にかけているというと報道。
英国王◆英国で、2009年1月1日以降に生まれた人に対し、生涯にわたり紙たばこや電子たばこの販売を禁じる法案が議会を通過し、チャールズ国王の裁可を経て成立する見通しと報道。
英王子◆チャールズ英国王の次男ヘンリー王子が、ウクライナの首都キーウを予告なしに訪れる。安全保障関連の会議で演説し、ウクライナが国境や主権、民主主義を守る戦いの最前線に立っているとたたえたと、地元メディアが報じる。
サウジ皇太子◆高市早苗首相が、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談。ホルムズ海峡が事実上封鎖された後も、サウジが紅海側の港を経由して日本に原油を供給していることに謝意を伝達。日本へのエネルギー供給拡大に協力を要請。ムハンマド皇太子「前向きに対応したい」。
イラン元皇太子◆1979年のイラン革命前の王制で皇太子を務め、米国で亡命生活を続けるレザ・パーレビがベルリンで記者会見し、世界の人々は「革命から47年もの間、自国政府が(イランのイスラム体制に)融和的な姿勢を取ってきたことについてイラン国民に謝罪すべきだ」と主張。米国とイスラエルの攻撃で多くの民間人が犠牲になり、パーレビ自身が軍事介入を支持した責任を感じるかとの質問に「体制のインフラや抑圧の手段を標的とするのを、人々が実際に求めた。巻き添えになった人々には同情するが、自由の追求を謝罪するつもりはない」。イランの体制転換を巡り自身が君主制を排除しない姿勢を示している理由を問われ、欧州にもスペインやスウェーデンなどの立憲君主制の国があるとして「(今後の体制は)イラン国民が投票して決めるべきだ」。ドイツのメディアによると、記者会見後、会場付近で男に赤い液体をかけられる騒ぎがあったと報道。
皇族数確保策◆宮内庁の黒田武一郎長官が定例記者会見で、皇族数確保策に関する衆参両院の全体会議が約1年ぶりに再開したことについて「協議内容にコメントする立場にない」。「動きを注視している。何らかの制度改正がされた場合は、皇室の方々のお気持ちを十分に踏まえながらできる限り対応をしていく」。①女性皇族が婚姻後も皇族の身分保持②皇統に属する男系男子の養子縁組を容認―の主要2案が実現した際に対象になり得る皇族や該当者への意向確認について問われ「私たちは現行法を適切に運用する立場。決定前に変更を前提として、何かをするということはあり得ない」。
「明治の日」◆超党派の「明治の日を実現するための議員連盟」(会長・古屋圭司・自民党衆院議員)が総会を国会内で開う。明治天皇の誕生日に当たる11月3日の「文化の日」に「明治の日」を併記する祝日法「改正」案を議員立法で当国会に提出し、成立を目指す方針を確認。古屋会長「日本が近代化を進めた本当に重要な時期。この記念日をつくることは極めて重要だ」。
靖国問題◆東京・九段北の靖国神社で開かれていた春季例大祭が終了。高市早苗首相は初日の21日に「真榊」と呼ばれる供物を「奉納」し、22日には「私費」で「玉串料」を納めたが、参拝はしなかったと報道。/百田尚樹・日本保守党代表が、靖国神社を参拝後、記者団に「平和な日本で暮らせるのは、英霊が日本を守りたいという思いで戦ってくれたからだ。感謝の気持ちをささげるのは当然だ」。
神道政治連盟◆高市早苗首相が、官邸で打田文博・神道政治連盟会長と面会。奈良市の春日大社の花山院弘匡宮司らと面会。
【4月24日】
徳仁、雅子◆東京都千代田区のホテルを訪れ、第20回みどりの式典に出席。式典後、「みどりの学術賞」の受賞者と「懇談」。
サウジ皇太子◆ウクライナのゼレンスキー大統領が、サウジアラビアを訪問。実権を握るムハンマド皇太子と会談し、安全保障やエネルギー、食料安保での協力強化に向け協議したと、通信アプリで明らかに。
「国賓」◆政府が閣議で、フィリピンのマルコス大統領を5月26~29日の日程で「国賓」として日本に招待すると決める。徳仁、雅子との会見や宮中晩さん会、高市早苗首相との会談を予定していると、木原稔・官房長官が記者会見で発表。「国賓」の訪日は前年3月のブラジルのルラ大統領以来で、政府は2月にアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領の「国賓」招待を予定していたが、中東情勢の悪化で延期されたと報道。
【4月25日】
愛子◆皇居で、宮内庁楽部による春季雅楽演奏会を鑑賞。
対馬丸事件遺族会◆太平洋戦争中の1944年8月、鹿児島県沖で米軍に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の遺族が、新たに遺族会を設立。これまで遺族や協力会員でつくる「対馬丸記念会」が慰霊祭の開催を担ってきたが、高齢化が課題だったため、新たに「遺族会」の名前で組織をつくり、犠牲者のおいやめいなど若い世代を募り、記念会と連携して事件の記憶継承を目指すと報道。
エスワティニ◆台湾総統府が、アフリカのエスワティニ(旧スワジランド)訪問を取りやめた頼清徳総統の代わりに、林佳竜・外交部長(外相)を特使として派遣したと明らかに。総統府は、セーシェルなど3カ国が中国の圧力で専用機の上空飛行許可を取り消したことを理由に、頼総統の訪問中止を21日に発表しており、中央通信社によると、林特使は国王ムスワティ3世の即位40年式典への出席などで友好関係を深めると報道。
統帥権干犯◆1930年の当日、衆議院で野党の政友会が、浜口雄幸内閣が軍の反対を無視してロンドン海軍軍縮条約に調印したのは、天皇の統帥権を干犯する行為だと批判。政府は批准を強行し、首相は11月、この問題を理由に右翼青年に銃撃されたが、命をとりとめたと報道。
【4月26日】
英国王◆トランプ米大統領が、FOXニュースのインタビューで、ホワイトハウス記者会の夕食会で起きた発砲事件は27日からのチャールズ英国王の訪米に影響しないとの見方を示す。
英国王訪米◆トランプ米大統領が、ホワイトハウス記者会主催の夕食会で起きた発砲事件は27日から予定するチャールズ英国王の「国賓」訪米に影響しないとの見方を示す。FOXニュースの電話インタビューに「彼は来る。私たちは素晴らしい時間を過ごすだろう」。
オマーン国王◆イランのアラグチ外相が、パキスタンの次の訪問国オマーンでハイサム国王と会談。
アイヌ遺骨◆北海道新ひだか町のアイヌ民族の団体が、国の慰霊施設に保管されているアイヌの遺骨と副葬品の引き渡しを求め、5月8日にも札幌地裁に国を提訴することが、代理人弁護士への取材で分かる。代理人弁護士によると、原告は2019年設立のアイヌ団体「シベチャリアイヌトライブ」で、返還を求める遺骨は北海道大、東大、札幌医科大が研究目的などで過去に同町で収集した200体超と報道。
【4月27日】
英国王訪米◆英王室が、チャールズ国王が英国を出発し、「国賓」訪問を予定する米国に向かったと共同通信の取材に明らかに。英メディアによると、ホワイトハウス記者会主催の夕食会で起きた発砲事件を受け、米側と対応を協議していたと報道。
皇位継承策◆自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」が、安定的な皇位継承のため皇室典範を「改正」し皇統に属する男系男子の養子縁組を認めるよう求める提言を政府に提出。高市早苗首相とは日程の調整が付かず、木原稔・官房長官に提言書を手渡したと報道。代表の青山繁晴・衆院議員が提出後、記者団に、特別国会での皇室典範「改正」に向け「首相や官房長官の指導力に期待する」。
【4月28日】
英国王訪米◆英国のチャールズ国王が、米首都ワシントン郊外の空軍基地に到着。トランプ米大統領がホワイトハウスで歓迎式典を開き、米英の「特別な関係」が変わらないことを望むとスピーチ。「大切な絆は今後も続いていくと確信している」。国王が妻のカミラとホワイトハウスを訪れ、トランプや妻メラニアとお茶会に出席。
靖国参拝◆自民党の保守系グループ「保守団結の会」の高鳥修一・衆院議員らが、東京・九段北の靖国神社を参拝。サンフランシスコ平和条約が発効し日本が主権を回復した1952年4月28日に合わせたもので、参拝後、記者団に「慰霊の気持ちで参拝した」。参政党の神谷宗幣代表が党所属議員らと参拝し、記者団に「国をしっかり守り、主権を維持すると誓った」。
「戦闘偉勲記念館」◆ロシアのウクライナ侵攻を支援するために北朝鮮が派遣した兵の戦死者が2千人を超えるとみられることが分かる。平壌で26日に完工した戦死者の追悼施設「海外軍事作戦戦闘偉勲記念館」の石碑に約2300人分の名前が記されていたと報道。
少女像◆ニュージーランド・オークランド市の地区委員会が、旧日本軍の従軍「慰安婦」問題を象徴する少女像の市有地への設置を認めないことを決める。大沢誠・駐ニュージーランド大使が「日本とニュージーランドの外交関係に重大な影響を及ぼしかねない」と設置に反対する立場を示しており、市民らの意見が割れ「分断を招きかねない」と判断したと報道。
【4月29日】
徳仁、雅子◆「昭和元年」から100年を記念するとして、東京・北の丸公園の日本武道館で開催された政府式典に出席。
「昭和100年記念式典」◆「昭和の日」に「昭和元年」から100年を記念するとして、政府が東京・北の丸公園の日本武道館で徳仁、雅子を迎えて式典を開催。高市早苗首相が、人口減少や物価高、複雑化する安全保障環境に触れ「先の大戦や幾多の災害を乗り越え『希望』を紡ぎ出した先人たちに学び、果敢に挑戦していく必要がある」。/「昭和元年」から100年を記念する式典の警備に当たっていた機動隊員のヘルメットをたたいたとして、警視庁が、公務執行妨害の疑いで、中核派活動家の男性を現行犯逮捕。男性は式典に反対するデモ行進に参加しており、逮捕容疑は、東京都千代田区九段北1丁目の児童遊園で、機動隊員から規制を受けた際に、隊員のヘルメットを手でたたいた疑いと報道。
英国王◆米国を「国賓」訪問中のチャールズ英国王が、連邦議会の上下両院合同会議で演説。英君主が議会で演説するのは1991年の故エリザベス女王以来、2度目で、米国の対イラン攻撃を巡って米英関係が揺らぐ中、両国の歴史に触れ「核心は和解と再生、驚くべき協力の物語だ」と強調し、民主主義など共通の価値観を基に「常に協力する道を見いだしてきた」とし、改善へ期待を示したと報道。トランプが主催したホワイトハウスでの晩さん会に妻のカミラと共に出席。/米国を「国賓」訪問中のチャールズ英国王が、ホワイトハウスで開催された晩さん会で、第2次大戦中に運用された英海軍の潜水艦「トランプ」で使われた鐘を贈呈。/共同通信が「政治色強い異例の演説/懐柔狙う英、米は宣伝利用」と題し、チャールズ英国王による米議会演説は両国の軍事協力に細かく触れるなど政治色が強い異例の内容となったと報道。「英君主は『君臨すれど統治せず』の原則から政治と一定の距離を置くのが慣例だが、トランプ大統領の懐柔を狙う英政府の意向が反映された。米政府はトランプ氏と国王が並んだ写真を宣伝に使っているが、両国関係が改善に向かうかどうかは不透明だ。」
英王室◆イタリアの料理人100人がロンドンに集い、全長440・6メートルにわたる世界最長のティラミス作りに成功し、ギネス世界記録に認定されたと、英BBC放送が伝える。製作地を英国としたのはチャールズ国王と王室への感謝を示すためで、完成したティラミスには、チャールズ国王の「サイファー」と呼ばれるシンボルマークと王冠をかたどったデコレーションが置かれたと報道。
「春の叙勲」◆政府が2026年春の叙勲受章者を発表。最高位の「旭日大綬章」に元総務相の佐藤勉、元文部科学相の中川正春、元和歌山県知事の仁坂吉伸ら10人を選出したほか、マンガ家の里中満智子や、「機動戦士ガンダム」生みの親でアニメーション映画監督の富野由悠季に「旭日中綬章」が授与され、大綬章は徳仁、重光章は高市早苗首相が5月12日に皇居で授与すると報道。
「飛鳥・藤原の宮都」◆世界文化遺産候補「飛鳥・藤原の宮都」(奈良)の夏の遺産登録を見据え、地元で観光客の受け入れ準備が着々と進んでいると報道。「展示施設の改修や観光サイトの多言語化に乗り出しており、知名度アップのチャンスを活性化につなげたい考えだ。地域が誇る遺産を子どもたちにも知ってもらおうと、副読本の活用も始まっている。(略)『飛鳥・藤原』は、天皇の宮殿跡の飛鳥宮跡や藤原宮跡、極彩色の壁画が発見された高松塚古墳など19の資産で構成。政府が昨年1月に世界遺産候補として推薦を決めた。今夏に韓国・釜山で開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で登録可否が決まる見通しだ。」
【4月30日】
英国王夫妻◆「国賓」として訪米中のチャールズ英国王夫妻が東部ニューヨークを訪れる。2001年の「米中枢同時テロ」で崩壊したマンハッタンの世界貿易センタービル跡地で、犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑に献花。犠牲者の遺族や初動対応に当たった警官らと面会。王の妻カミラが、ニューヨーク公共図書館を訪れ、英作家A・A・ミルンが原作の童話「くまのプーさん」の出版100年を記念して、モデルとなったぬいぐるみのコレクションを見学し、新しいぬいぐるみを贈呈。
皇族数確保策◆衆参両院が、皇族数確保策に関する4月15日の全体会議の議事録を公開。森英介・衆院議長が「今国会中に皇室典範改正案の成立にまでこぎ着けたい」と述べて、各党派に速やかな取りまとめへの協力を要請し、衆院野党第1党の中道改革連合の笠浩史議員が「党内がまとまらないからと言って、いたずらに先延ばしすべきではない」と応じたと報道。
岡野弘彦◆戦後短歌界を長年リードした歌人で、文化勲章受章者の岡野弘彦が4月24日、心不全のため東京都世田谷区で死去したと報道。「歌人・釈迢空としても知られた民俗学者の折口信夫に師事し、敗戦後、折口が亡くなるまで共に暮らした。師の影響で短歌の実作と民俗学や日本文学の研究を続けた。(略)宮内庁御用掛を長く務め、昭和天皇の作歌を指南。歌会始の選者も務めた。」
「反ユダヤ主義テロ」◆英メディアによると、ロンドン北部でユダヤ人男性2人が男に刺され、重傷を負う。警察が「テロ事件」と認定し、殺人未遂容疑でソマリア生まれの英国籍の男性を逮捕したと発表。スターマー首相がX(旧ツイッター)で「反ユダヤ主義的攻撃」だと非難し、英王室報道官が、訪米中のチャールズ国王が事件の報告を受け「深く憂慮している」とコメント。
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