弾圧された二人の当該が勾留されているひたちなか署と水戸署の前で、二人の仲間への激励と両署・茨城県警に対する抗議行動を行いました。急な呼びかけにも関わらず、約20人の仲間が集まり、逮捕・勾留された当該に届くよう声を上げました。
JR 勝田駅に集合後、一人が勾留されているひたちなか署前に移動したところ、同署の入り口には、10人を超える制服警官とおよそ同数の “police” という腕章をした男たちが待ち構えていました。私たちは、仲間に声が最も届きそうなところを探して同署の門前を通過したところ、ついてきた2人の私服警官が、何をするのか、どこに行くのか、としつこく聞いてきました。いろいろ聞く割に自分のことを言わないので、名を名乗るように要求したところ、二人はひたちなか署のセキと茨城県警公安課のマスコ(マシコ?)と名乗りました。こちらは目的をはっきり説明し、妨害しないよう要求しました。
私たちはひたちなか署前の道路で、二人が留置されていると思える部屋の方向に向かい、救援会が立ち上がり抗議声明を出したこと、多くの人から声明への賛同が寄せられ、二人へのメッセージが届いていることを、トラメガを使って伝えました。その後、この抗議行動に参加したメンバーから順に激励の発言がありました。大学ではサークルのビラや商業ビラなど様々あるにも関わらず、天皇行事への反対のビラだからこそ受けた弾圧であることから、思想信条や表現の自由への弾圧であると声が上がりました。警察署・県警に対しては、理不尽な不当逮捕に抗議し、二人を即時解放することを要求しました。一人の参加者からは、活動の中で当該にかけられた言葉に救われて今の自分があると、感謝の思いを伝える言葉もありました。また、留置場内では人権が著しく制限されており、食事一つとってもアレルギーへの対応やベジタリアン・ヴィーガンへの配慮がないこと等を指摘する訴えもありました。特に印象に残ったのは、この行動は二人の仲間への激励行動ではありましたが、他の勾留者がいることも配慮し、事情の説明や騒音へのお詫び、連帯のメッセージが述べられたことでした。その後、ひたちなか署の裏側にも回り、同じように激励の声を上げました。そのかん、先述の私服警官が私たちにやたら近づき、介入しようとしてきたので、それへの抗議をしながらの取り組みになりました。
勝田から水戸に移動し、もう一人が勾留されている水戸署の前でも同様の激励・抗議行動を行いました。あいにく昼休み時になってしまいましたが、当該に声が届くよう声を張り上げました。茨城で育樹祭への反対行動のみならず、地道に日常の運動を続けてきた当該に対して、だからこそ茨城県警が弾圧を謀ったのだと、何人もの参加者が指摘しました。また、天皇行事を批判するビラに対する今回の弾圧は、実際に戦争をする体制構築が進んでいる現在、人々の反発を受けにくいところからまず狙って反戦運動・社会運動への抑圧の足掛かりとする戦時弾圧だとの指摘もありました。水戸署は周囲が公共施設に囲われ、激励に適切な場所が見当たらなかったため、どこまで当該に声が届いたかは分かりません。しかし、水戸署の建物に反響した私たちの抗議の声は、きっと当該はもちろんのこと、この水戸の中心地で生活を送る人たちに届いたと思いました。
一日も早く、弾圧を受けた二人を取り返そう!
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