やじうま日誌 2021年10月

【10月1日】
眞子結婚◆宮内庁が、眞子と小室圭の結婚の日程を10月26日と正式発表。眞子は婚姻届を提出した後、皇籍離脱して民間人となり、小室が生活拠点を置く米国へ移る見通し。秋篠宮家の側近トップ、加地隆治・皇嗣職大夫が記者会見し説明。眞子が自身と小室の家族を巡る誹謗中傷を感じ「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の状態にあると明らかに。宮内庁によると、皇室慣例の関連儀式は実施しない。結婚式や披露宴もしない。皇室を離れる際に国から支給される最大約1億5千万円の一時金は、眞子に辞退の意向があるとして、不支給とした。宮内庁が、皇室経済会議は開催しないと衆院に連絡。関係者が明らかに。西村泰彦長官が、徳仁、雅子が「今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願われている」と述べる。加藤勝信・官房長官が記者会見で「末永いご多幸と、皇室の一層のご繁栄を心からお祈り申し上げたい」。一時金の不支給に法的な問題はないとの認識を示す。「皇室経済法の規定については、基本的には一時金の支出は政府の義務ではあるものの、本人の受け取らない意向が明らかである場合にまで政府が支出義務を負うことにはならないと宮内庁が解釈した」。「眞子さまが一時金の制度そのものに異論を持っているわけではない」。/英BBC放送(電子版)が、眞子と小室圭の結婚発表について、メディアの取材攻勢にさらされてきた英王室のヘンリー王子夫妻と重ね合わせ、2人が「日本のヘンリー王子とメーガン妃」と一部で称されていると紹介。小室が米国からの帰国時に長髪を束ねた髪形をしていたことで「報道が一段と過熱した」と伝え、日本では「人の印象を決める上で外見が大きな意味を持つ」と解説。
皇位継承策◆加藤勝信・官房長官が記者会見で、政府が有識者会議を設けて検討する安定的な皇位継承策について、速やかな検討を政府に求めた国会の付帯決議を尊重して「静かな環境の中で検討が行われるよう配慮しながら対応する」。
侍従◆外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第二課企画官の押野智行が侍従に就任する宮内庁人事が公表される。
【10月2日】
【10月3日】
徳仁、雅子◆東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で開催の第40回全国豊かな海づくり大会の式典に、皇居・御所からオンラインで出席。徳仁が、会場の大型モニターを通じ「震災を乗り越えて大会が開催されることは誠に意義深く、復興に向けた地域の人々の、これまでのたゆみない努力と関係者の尽力に深く敬意を表します」。式典後に同市の震災被災者と画面越しに懇談。
佳子◆赤坂御用地の宮邸で、第8回「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を、オンラインで視聴。鳥取県で開催された開会式で、佳子のビデオメッセージが流され「感染症の影響がある中での練習には、難しいこともあったと思います。熱意や努力の成果が存分に発揮されていることと思います」と手話を交えてあいさつ。
【10月4日】
臨時国会「召集」◆第205臨時国会が、「召集」される。8日に徳仁が出席して開会式を行う。
秋篠宮◆1871(明治4)年の創業から150周年を迎えた造幣局(大阪市北区)で記念式典が開かれ、秋篠宮が「わが国の貨幣制度の確立や近代日本の建設、国民経済の発展に大きく寄与し、一貫して社会的使命を果たしてきた」とビデオメッセージを寄せる。
新内閣◆岸田文雄・新首相が皇居で「内奏」、首相任命式と閣僚認証式に出席。
解散、総選挙◆岸田文雄首相が官邸で記者会見を開き、臨時国会会期末の14日に衆院を解散し、次期衆院選の日程を19日公示、31日投開票にすると表明。新型コロナウイルスの「感染第6波」が懸念される中、全国的に感染状況が改善して緊急事態宣言が解除された新内閣発足直後の時期が得策と判断。眞子が小室圭と10月26日に結婚することも考慮したと報道。
宮内庁職員◆宮内庁が、職場で部下の水筒に洗剤を入れたとして、管理部工務課の課長補佐級の50代職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表。
【10月5日】
秋篠宮、眞子◆駐日パラグアイ大使から、両国の関係強化に貢献したとして、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で勲章を受ける。宮内庁によると、2人は勲章を受け取った後、大使らと懇談。
【10月6日】
明仁、美智子◆転居先となる旧赤坂御所の視察のため、東京・元赤坂の赤坂御用地を訪れる。現在、東京・高輪の仙洞仮御所に住んでいるが、宮内庁によると、旧赤坂御所の工事は翌年5、6月に終わる見込みで、その前後に移り住む。
副大臣認証式◆岸田文雄首相が皇居で「内奏」、副大臣認証式に出席。
首相就任の記帳◆岸田文雄首相が、東京・三番町の宮内庁分庁舎で就任の記帳。東京・元赤坂の赤坂御用地にある三笠宮東邸と三笠宮邸、高円宮邸で就任の記帳。東京・東の常陸宮邸で就任の記帳。
【10月7日】
正倉院◆奈良時代の聖武天皇ゆかりの品やシルクロードを経て大陸から伝わった歴史的宝物が数多く保管されている奈良市の正倉院で、年に1度、宝庫の扉を開ける「開封の儀」が執り行われる。勅使の枝慶侍従ら14人が、宝物が納められる六つの部屋の扉にかかる麻縄を切って開封。
【10月8日】
徳仁◆参院本会議場で行われた第205臨時国会の開会式に出席。
天皇、皇族◆眞子が複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)の状態と発表されたことについて、徳仁、雅子と明仁、美智子の側近が、ともに「心配されているご様子」と明らかにしたと報道。坂根工博・侍従次長「両陛下もご心配になっているとお見受けいたします」。高橋美佐男・上皇侍従次長「ご健康を大変案じており、ご心配の様子でした」。通常の結婚関連儀式が行われずに眞子が皇室を離れることについて、明仁、美智子が「お寂しいことと思われていると拝察しました」と述べた。
眞子◆宮内庁が、眞子が12日に武蔵陵墓地(東京都八王子市)を訪れ、昭和天皇の陵と、香淳皇后の陵を参拝すると発表。同庁によると、26日に予定する小室圭との結婚を報告する。17日には皇居・宮中三殿で催される「神嘗祭賢所の儀」に参列する。
就任の記帳◆岸田文雄首相が、東京・元赤坂の赤坂御用地にある秋篠宮邸で就任の記帳。
【10月9日】
秋篠宮、紀子◆北海道で開催の「第44回全国育樹祭」の行事に、東京・赤坂御用地の宮邸から、オンラインで出席。苫小牧市の現地会場で、2007年に明仁、美智子が植えた樹木に肥料を与える行事が実施される。
【10月10日】
佳子◆東京・赤坂御用地の宮邸で、日本でのガールスカウト運動100周年を記念する行事「国際ガールズメッセ」の記念式典と表彰式をオンラインで視聴し、ビデオメッセージを贈る。「多くの方々によって、ガールスカウトの志が受け継がれてきたことを、とても心強く感じております」とあいさつ。ジェンダーギャップ指数で日本が世界で下位になっていることを「残念なこと」とし「今後、ジェンダー平等が達成され、誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになることを、自らの可能性を最大限生かす道を選べるようになることを、そしてそれが当たり前の社会になることを切に願います」。
眞子結婚◆眞子と結婚する小室圭の母親の元婚約者が母親との金銭トラブルについて、小室側と代理人を通じて話し合いを継続しているとした上で「なるべく早くに解決し、皆さまにお伝えしたい」とのコメントを出す。眞子が複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)の状態と発表されたことについて「私の責任を痛感しており、心から申し訳なく思っております」。
【10月11日】
秋篠宮◆農業の発展や農村の振興を目的とする公益社団法人「大日本農会」の総裁として、東京・赤坂御用地の宮邸で、岩手県の農家とオンラインで交流。
【10月12日】
徳仁◆宮内庁が、和歌山県で30日に開催される第36回国民文化祭(国文祭)と第21回全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)の開会式に、徳仁がオンラインで出席すると発表。雅子も体調に支障がなければ一緒に参加する。
紀子、眞子、佳子◆眞子が東京・赤坂御用地で、駐日ブラジル大使から、両国の友好関係の増進に貢献したとして同国の勲章を受ける。紀子や佳子と、全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画「咲む」を鑑賞。
眞子◆小室圭との26日の結婚を報告するため、東京都八王子市の昭和天皇陵と香淳皇后陵を参拝。
靖国参拝◆岸信夫・防衛相が記者会見で、東京・九段北の靖国神社で17日から始まる秋季例大祭に合わせた参拝に関して明言を避け「適切に判断する」。後藤茂之・厚生労働相、金子恭之・総務相、金子原二郎農相、小林鷹之・経済安全保障担当相、若宮健嗣・万博相、堀内詔子・新型コロナウイルスワクチン接種推進担当相も明言しなかった。古川禎久法相、野田聖子・地方創生担当相、山際大志郎・経済再生担当相、二之湯智・国家公安委員長、西銘恒三郎・復興相、牧島かれん・デジタル相は、それぞれ参拝の予定はないと言明。野田、山際、牧島は「真榊」と呼ばれる供物も納める考えはないと答えた。磯崎仁彦・官房副長官が記者会見で、東京・九段北の靖国神社で17日から始まる秋季例大祭に合わせた閣僚らによる参拝に関し「どの国であれ、国のために命をささげた方々に尊崇の念を表することは当然だ」。参拝に対する中国、韓国の反発を念頭に「日本としては今後とも隣国である中国、韓国を含む国々との関係を強化していく方針に変わりはない」。自身の参拝について「適切に判断したい」。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が、東京・九段北の靖国神社で17、18両日開かれる秋季例大祭に合わせた一斉参拝を延期すると発表。衆院が14日に解散され、事実上の選挙戦が始まるため、団体での参拝は困難と判断した。
【10月13日】
「継体天皇陵」◆真の継体天皇陵とされる今城塚古墳(大阪府高槻市、6世紀前半)で太鼓形埴輪が出土し、市が発表。内田真雄・今城塚古代歴史館館長は「太鼓が単独で埴輪として作られていたのは大王の儀礼で重要な役割を果たしたからだろう。儀式の内容を再現する際の手掛かりとなる」と話している。宮内庁は、約1・5キロ離れた太田茶臼山古墳(大阪府茨木市)を継体天皇陵として管理しているが、埴輪の年代は5世紀中ごろで、531年に死亡した継体天皇の墓とするには100年ほども古いため、学界では今城塚古墳が本当の継体陵とみる意見が強い。
【10月14日】
徳仁、雅子◆8月の大雨で浸水などの被害が出た佐賀県に、宮内庁を通じて見舞金を贈る。宮内庁の石川泰三・総務課長が県幹部に渡した。
靖国参拝◆自民党の安倍晋三・元首相が自身のツイッターで、東京・九段北の靖国神社を同日参拝したと明らかに。「秋季例大祭を前に、ご英霊に尊崇の念を表し、み霊安かれとお祈りした」。
【10月15日】
眞子結婚◆宮内庁が、眞子と小室圭の結婚に伴う記者会見が26日午後に東京都内のホテルで開かれると発表。宮内庁によると、会見には、宮内記者会に所属する新聞、通信、テレビ各社のほか、日本雑誌協会や日本外国特派員協会などの代表者が参加する。宮内庁が、小室圭があいさつのため、秋篠宮、紀子と東京・元赤坂の赤坂御用地内で18日に面会することを明らかに。結婚に向けた眞子の日程も発表。19日に皇室の祖先などを祭る皇居・宮中三殿を参拝し、22日は皇居・御所を訪れ、徳仁、雅子にあいさつをする。25日に明仁、美智子へあいさつする。26日の婚姻届提出は宮内庁職員が代理し、眞子は同日、宮邸を離れる。
信子◆故寛仁の妻信子が、一般社団法人「女性の健康とメノポーズ協会」(東京)の名誉総裁に就任。
天皇制◆共産党の小池晃・書記局長が記者会見で、共産党が天皇制を憲法違反と主張しているとした公明党の山口那津男代表に反論し、発言撤回を求める。「全くのデマだ。天皇の条項も含めて憲法の全条項を守ると綱領に明記している」。山口代表は14日の東京都内での街頭演説で、立憲民主党と共産党の共闘を巡り「日米安全保障条約廃棄、自衛隊は違憲、天皇制は憲法違反、廃止すべきと言う政党と閣外協力しても、極めて安定感がない政権にほかならない」と語っていた。
表現の不自由展◆2019年に開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」で、昭和天皇の肖像を使った創作物が燃やされるような映像作品が展示され「天皇を侮辱する内容で精神的苦痛を受けた」として、大阪市の主婦3人が、主催者側の愛知県などに計150万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴したことが分かる。14日付で、実行委員会の会長だった大村秀章知事と、芸術監督だったジャーナリストの津田大介も相手取った。訴状で主婦3人は「昭和天皇を侮辱する展示は『象徴天皇制』を定める憲法に違反し、公序良俗に反する不法行為だ」と主張。県や大村、津田が展示を支援、助長したと訴えている。
【10月16日】
【10月17日】
眞子、佳子◆宮中祭祀の「神嘗祭賢所の儀」に臨むため、皇居を訪問。車の後部座席に佳子と共に乗り、半蔵門から皇居入り。
靖国問題◆岸田文雄首相が、東京・九段北の靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせて「内閣総理大臣 岸田文雄」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納。関係者によると、首相は18日までの例大祭中、参拝はしない。菅義偉・前首相が参拝。参拝後、記者団に「前内閣総理大臣として来た。国のために尊い命をささげられたご英霊に尊崇の念を表させていただいた」。後藤茂之・厚生労働相、若宮健嗣・万博相が真榊を奉納。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、会長の尾辻秀久・元参院副議長らが代表して参拝。/韓国外務省が、岸田文雄首相が靖国神社に「真榊」を奉納し、菅義偉・前首相らが参拝したことに「深い失望と遺憾を表明する」との報道官論評を発表。/中国の国営通信、新華社が、岸田文雄首相が靖国神社に「真榊」を奉納したことを速報し「中国側は、靖国神社問題における日本の政界要人の誤ったやり方に一貫して断固反対している」。
靖国合祀◆1978年の当日、靖国神社は東京裁判のA級戦犯のうち東条英機元首相、松岡洋右・元外相ら計14人を秘密裏に合祀。翌年、マスコミが報道し判明。
【10月18日】
秋篠宮、紀子◆東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑での秋季慰霊祭に参列。
秋篠宮、紀子、眞子◆眞子が、東京・元赤坂の赤坂御用地にある宮邸で、小室圭と約3年ぶりに再会。秋篠宮、紀子に2人で結婚のあいさつ。松野博一・官房長官が記者会見で「ご結婚は26日に予定されている。末永いご多幸と、皇室の一層の繁栄をお祈り申し上げたい」。
眞子結婚騒動◆眞子との結婚を前に、小室圭が秋篠宮、紀子にあいさつに訪れる。9月末の帰国時には長かった髪を切り、濃紺のスーツにネクタイ姿。宮邸がある東京・元赤坂の赤坂御用地に出入りする複数の門には、小室の動向を確認するため、多数の報道陣が詰め掛けた。宮邸に近い「巽門」の前には約60人の報道陣が集まり、上空には報道のヘリコプターが飛んだ。
皇位継承策◆松野博一・官房長官が記者会見で、政府有識者会議による安定的な皇位継承策の検討について「菅義偉政権でしっかりとした議論が丁寧に重ねられてきた。岸田政権でも会議を引き継ぎ、議論の結果を尊重したい」。
靖国問題◆岸田文雄首相と全閣僚は、東京・九段北の靖国神社で17、18両日に開かれた秋季例大祭に合わせた参拝をしなかった。自民党の高市早苗・政調会長が参拝。自民党政調会長としての参拝だと記者団に説明。「国策に殉じられた方に、尊崇の念を持って感謝の誠をささげてきた」。中国や韓国が閣僚らの参拝を批判してきたことへの見解を問われ「日本人として感謝をささげるのは当たり前だ。外交問題ではない」。/中国外務省の趙立堅・副報道局長が記者会見で、岸田文雄首相が靖国神社に真榊を奉納したことについて「日本が自国の侵略の歴史に対して消極的な態度を示した」と批判し、外交ルートを通じ日本側に厳重な申し入れを行ったと明らかに。
【10月19日】
眞子◆小室圭との結婚に伴って皇室を離れるのを前に、皇室の祖先などを祭る皇居・宮中三殿を参拝。結婚への批判を考慮して取りやめとなった慣例儀式の一つ「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」に代わる「私的」な参拝。
【10月20日】
美智子◆87歳の誕生日。
紀子、眞子、紀子◆紀子の父で学習院大名誉教授の川嶋辰彦が19日に東京都内の病院に入院したことが、関係者への取材で分かる。紀子が眞子、佳子と見舞ったという。
英女王◆英王室が、エリザベス女王が20~21日に予定していた「英領」北アイルランド訪問の「公務」を取りやめたと明らかに。「女王は数日間静養するため、医学的助言を不本意ながら受け入れた。元気だ」。英メディアが報じる。/存命中の君主として世界で最高齢のエリザベス英女王が、高齢者ら向けの英月刊誌が毎年選ぶ「今年の高齢者賞」の受賞を辞退したと、月刊誌側が授賞式で明らかに。女王は、年齢は感じ方次第だとして、自身は「受賞するための基準を満たしていない」との見方を示したと、英メディアが伝える。
【10月21日】
【10月22日】
徳仁、雅子、愛子、眞子◆眞子が皇居・御所を訪問し、徳仁、雅子に結婚のあいさつをする。途中から愛子が加わる。宮内庁が、小室圭との結婚について、自治体への婚姻届提出が26日午前になると明らかに。
眞子、佳子◆宮内庁が、眞子が日本テニス協会の名誉総裁と、日本工芸会の総裁を26日付で退任すると発表。テニス協会名誉総裁には27日付で妹の佳子が就く。
眞子◆30歳を迎える。
眞子結婚◆宮内庁が、眞子と小室圭との結婚について、婚姻届の提出が26日午前になると明らかに。/眞子との結婚を控えた小室圭が、米ニューヨーク州の弁護士会が主催したビジネス法部門の学生論文コンペティションで優勝したことが分かる。
【10月23日】
【10月24日】
眞子結婚◆眞子と結婚する小室圭が、秋篠宮邸がある東京・元赤坂の赤坂御用地を訪問。
英女王◆20日に一晩検査入院したエリザベス英女王は今後、公の場に姿を見せる「公務」の際、他の王室メンバーが同伴することになったと、英紙デーリー・テレグラフが報じる。
靖国問題◆北朝鮮の対南宣伝サイト「わが民族同士」が、岸田文雄首相が靖国神社の秋季例大祭に合わせて供物を奉納したことを非難。「新任首相、岸田」と名指しし、過去を反省せず良心をかなぐり捨てた政治家の代表だと主張。
【10月25日】
徳仁、雅子◆皇居・御所で、青年海外協力隊員や日系社会青年ボランティアとして活動し、帰国した男女3人を招き、懇談。
眞子◆小室圭との結婚に伴い皇室を離れるのを前に、明仁、美智子に「別れ」のあいさつをするため、東京・高輪の仙洞仮御所を訪問。
眞子結婚◆26日に予定される眞子と小室圭の結婚記者会見について、宮内庁が、2人の発言は冒頭のみで、事前提出した報道陣の質問5問には文書で回答すると発表。眞子は複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)との診断を受けており、口頭での回答に「強い不安を感じた」という。
【10月26日】
秋篠宮、紀子◆眞子が大学時代の同級生小室圭と結婚したことに関し、「皇室として類例を見ない結婚となった」とのコメントを出す。
眞子結婚◆大学時代の同級生小室圭と結婚。皇籍離脱して民間人となり小室と共に東京都千代田区のホテルで「記者会見」し「圭さんはかけがえのない存在。結婚は必要な選択でした」。小室が拠点を置く米国で新生活を始める予定。東京・元赤坂の赤坂御用地にある宮邸を離れた際、秋篠宮、紀子や佳子が見送る。代理の宮内庁職員が役所に婚姻届を提出。会見は、2人が冒頭に発言しただけで、報道各社が事前提出した質問5問に文書で回答。質疑応答はなく、約10分で退席。宮内庁は批判を考慮し、皇室慣例の儀式は実施せず、皇室を離れる際に国から支給される一時金は、眞子の意向を踏まえて不支給に。/眞子と小室圭が、渡米まで一時滞在する東京都渋谷区のマンションに入る。/岸田文雄首相「眞子さまはこれまで内親王として誠心誠意、公務を務めてこられた。これからのお幸せと皇室のご繁栄を心からお祈りしたい」。BSフジ番組で質問に答え。松野博一・官房長官が記者会見で「末永いご多幸と、皇室の一層の繁栄を心からお祈り申し上げたい」。閣議後記者会見で、堀内詔子・ワクチン接種推進担当相「幸せをお祈りしている」。野田聖子・こども政策担当相「日本の少子化の原因は非婚と言われている。さまざまな意見があるが、結婚する若い2人に心から祝福を届けたい」。/眞子と小室圭が結婚後に開いた会見は、眞子の体調を考慮し、口頭での質疑応答がない異例の形式に。2人は冒頭で結婚への心境を語り、宮内庁を通じて事前に受け取っていた質問への文書回答が記者に渡されると、退席。会場費用などは眞子と小室側が「私費」でまかなった。宮内記者会や日本雑誌協会、外国メディアの特派員ら約50人が出席。記者会などは宮内庁の求めに応じ、事前に5問を提出していた。宮内庁によると、眞子は民間人となったため、宮内庁関連施設の使用を控えた。会場となった皇居近くのホテル「グランドアーク半蔵門」(千代田区)の「華の間」は、広さ約360平方メートル、会議室としての利用は2時間で21万円。/眞子と小室圭の結婚について、英メディアが、小室家の金銭トラブルなどからメディア報道が過熱し、日本国内で是非を巡って論争になっていることを紹介し「これまでに類を見ない皇族の結婚だ」。ガーディアン紙電子版が、金銭トラブルが「報道の過熱と国民の非難の嵐をもたらした」と解説。小室が9月に米国から帰国した際に、その振る舞いから髪形まであらゆるものがソーシャルメディア上で論評の対象になったと報道。BBC放送電子版が、2人が米国で新生活を送る見通しだと伝え、過熱報道を嫌って米国に移住し、英王室を事実上「離脱」したヘンリー王子夫妻と重ね合わせて「日本のヘンリー王子とメーガン妃」と紹介。/ロシアのタス通信が、眞子と小室圭が提出した婚姻届が受理されたことを「日本のプリンセス、大学時代の同級生と正式に結婚」の見出しで、モスクワ時間の未明にもかかわらず東京発で速報。2人が記者会見で世間を騒がせたとして謝罪し、都内で結婚に反対するデモ行進があったことも報じる。/眞子と小室圭の結婚についてスペイン通信「メディアの詮索と保守的な人々の残忍さが、眞子さんに複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こした」。フランスのルモンド紙「日本のタブロイドは皇族がほんのわずかでも(規範から)ずれると容赦しない。女性が特に狙われる」。小室が米国から帰国した際に長髪を束ねた髪形だったことも批判を強めたと伝える。/中国国営通信、新華社が、眞子と小室圭の結婚について、一時金の辞退や小室家の金銭トラブルにも触れて伝え、共産党系メディアが、眞子が「完全な自由」を求めて結婚を決断したと報道。/眞子と小室圭の結婚について、韓国の聯合ニュース「反対世論を押し切り、皇族としては前例のない形で結婚した」。小室家で発覚した金銭トラブルなどに触れた上で、90%以上が結婚を祝福しないと回答した世論調査結果を紹介。「皇室に対する日本人の格別な愛情を考慮すれば極めて異例な反応だ」。韓国紙、朝鮮日報(電子版)「国民の反対の中、眞子さまから眞子さんに」。/眞子と小室圭の結婚について、米紙ウォールストリート・ジャーナルが、眞子が「強い不安」のせいで、記者会見で口頭の質疑応答を回避したと伝える。ニューヨーク・タイムズ紙が、祝賀ムードと程遠く、2005年に結婚し沿道に祝賀の人々が並んだ黒田清子の際と対照的だったと報道。小室の帰国時の髪形に注目するなど、世論の関心とメディア報道は「ばかげた範囲」に達していたと批判。/台湾メディアが、小室圭と結婚した長女眞子について、日本の報道を引用して伝え「小室眞子として民間人になった」。中央通信社などが結婚を巡り金銭トラブル報道が相次ぎ、皇室慣例の儀式は実施せず、国からの一時金が不支給となったことを伝える。/眞子と小室圭の結婚について、王室を持つベルギーのベルガ通信「長年の論争の末に結婚した」。/共同通信が「秋篠宮家の長女眞子さまは、結婚で皇族の身分を離れました。今後は原則として小室眞子さんと表記し、敬語は使用しません」との「おことわり」を出す。
皇位継承策◆松野博一・官房長官が記者会見で、安定的な皇位継承策の検討を巡り、菅前政権で設置された政府有識者会議による議論の結果を尊重する考えを重ねて示す。有識者会議の今後の進め方について「会議での議論を見守りたい」。
内奏◆岸田文雄首相が、皇居で「内奏」。
文化勲章◆政府が、2021年度の文化勲章をスポーツ振興の長嶋茂雄、ノーベル物理学賞に決まった気象学・気候学の真鍋淑郎、歌舞伎の尾上菊五郎、分子生物学の岡崎恒子、短歌の岡野弘彦、文化人類学の川田順造、洋画の絹谷幸二、数学の森重文と、20日に死去したバレエの牧阿佐美の9人に贈ることを決める。文化功労者には俳優・歌手の加山雄三、漫画の大島弓子、アニメーションの富野由悠季ら、同時選出の真鍋を含む21人を選ぶ。
【10月27日】
天皇、皇族◆昭和天皇の末弟で、明仁の叔父に当たる三笠宮が死去してから5年の命日で、東京都文京区の豊島岡墓地で「墓所祭」が営まれる。墓前で、徳仁、雅子や明仁、美智子の使者に続き、妻の百合子が玉串をささげて拝礼。故三笠宮の孫の彬子、瑶子らが参列。
眞子皇籍離脱◆宮内庁が、天皇と皇族の戸籍に当たる「皇統譜」に、小室圭と26日に結婚した眞子が、皇族の身分を離れた事実を登録。宮内庁書陵部の庁舎で西村泰彦長官らが、理由として「小室圭ト婚姻シタルニ因ル」と記された皇統譜の正本と副本に、毛筆で丁寧に署名。
英女王◆英王室が、エリザベス女王が月末から北部グラスゴーで始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)への出席を断念したと明らかに。医師らの助言に従い静養を優先し、ビデオの録画メッセージを公開する。「残念な思いで決断した」としている。英メディアが伝える。
【10月28日】
眞子◆東京都品川区の鮫洲運転免許試験場を訪れる。免許証の名義変更や国際運転免許証の取得などの手続きとみられる。夫の小室圭が同行。
眞子結婚◆宮内庁の西村泰彦長官が定例記者会見で、眞子について「体調が万全でない中、会見で結婚に関する考えや気持ちを真摯に述べていた。今後、これまでとは違った苦労があるかと思うが、2人で手を携え、力を合わせて乗り越えていってほしい」。結婚会見が、冒頭発言のみで質疑応答はなく、文書回答が配布されたことについて「どこかのタイミングで2人そろって考えを述べることは大事だと思っていた。最終的にああいう形になったのは残念だが、やむを得なかった」。報道に対し「静かな環境で生活できるよう、協力いただければありがたい」。事実と異なる報道やインターネット上の書き込みへの対応について「宮内庁として、どういう在り方がふさわしいか研究していく」。
【10月29日】
宮内庁職員◆宮内庁が、酒気帯び運転を繰り返したとして、同庁の御料牧場(栃木県)に勤務する男性職員を懲戒免職処分にしたと発表。宮内庁によると、職員は7月、宇都宮市の国道で、車内で仮眠していたところを職務質問され、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。当月、宇都宮地裁で執行猶予付き有罪判決を受けた。酒気帯び運転で2007年にも人身事故を起こし、罰金の略式命令を受けた。当年3月に同県高根沢町で追突事故を起こした。
【10月30日】
徳仁、雅子◆和歌山県で開催の第36回国民文化祭(国文祭)と第21回全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)の開会式にオンラインで参加。徳仁が、皇居・御所と現地を中継で結び「交流の輪が新たな文化の創造につながっていくことを期待しています」とあいさつ。
愛子◆12月1日に20歳となる愛子の成年行事について、宮内庁が誕生日当日の実施を見送り、12月5日に行う方向で調整を進めていることが、宮内庁関係者への取材で分かる。学習院大に在籍しているため、大学の授業を考慮して平日を避け、日曜日の12月5日で調整している。
秋篠宮、紀子◆東京・元赤坂の赤坂御用地にある宮邸で、オンライン形式で開催された第61回海外日系人大会の開会式に出席。秋篠宮がビデオメッセージで、新型コロナウイルス禍で日系社会でもオンラインの活用が進んでいることに触れ「地域や国境を越えての新たな連携の広がりが実現しつつあるとも聞き及んでおり、心強く感じます」。
眞子結婚◆眞子と結婚した小室圭が受験した米ニューヨーク州の弁護士試験について、小室の結果が不合格だったことが分かる。結果が州の司法試験委員会のホームページで発表されたが、掲載された合格者の中に小室の名前の記載がなかった。
英女王◆英王室が、エリザベス女王が最低2週間静養を続け、卓上で行えるような軽い「公務」のみを実施するよう医師から助言を受けたと発表。静養は年齢を考慮した予防措置だという。英メディアが伝える。英北部グラスゴーで31日に始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の欠席が決まっており、COP26で公開されるビデオメッセージを収録。
【10月31日】

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