「国民文化祭」

  • 「クール・ジャパン」を目指す国策文化イベント
  • 1986年、当時の文化庁長官・三浦朱門が提唱し、文化庁と東京都の共催でNHKホールで第1回を徳仁親王行事として開催。その後毎年各県持ち回りで開催。「国文祭」と略され、関係者は「文化の国体」と位置付ける。
  • 2019年(現天皇即位)より、全国植樹祭・国民体育大会・全国豊かな海づくり大会と並ぶ天皇の「4大行事」の一つとなる。
  • 文化庁による意味付けは「観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野における施策と有機的に連携しつつ、地域の文化資源等の特色を生かした文化の祭典であり、伝統芸能や文学、音楽、美術などの各種芸術、食文化などの生活文化等の活動を全国規模で発表、共演、交流する場を提供するとともに、文化により生み出される様々な価値を文化の継承、発展及び創造に活用し、一層の芸術文化の振興に寄与するもの」
  • 開会式・オープニングフェスティバルは、郷土芸能、邦楽、和太鼓、能楽、カルタ競技などのほか、洋舞、オペラ、ダンススポーツ、国際交流フェスティバルほか諸々、てんこ盛り。
  • 開催地の財政負担は大きく選定が難航。2016年から費用削減する案が挙がっている。
  • 2017年からは全国障害者芸術・文化祭(「障文祭」ないし「芸文祭」)と合同開催されている。
  • 2020年、新型コロナウイルス感染拡大のため翌2021年への延期(開催地:宮崎県)。

*参考:文化庁ホームページ、Wikipedia、ほか

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