インターネット雑誌 “I.eye.愛” (aiaiai!)

『憎まれ愚痴』1月号

2000.1.7(金)発行開始:ユーゴ戦争他同時多発特集.49号

目次



編集長の頂門の毒針

米仕様オタク世渡り下手大工のっそり十兵衛

 さて、しかし、この種の「米仕様オタク」現象は、私の考えでは決して、インターネット時代に始まったものではありません。戦後の貧乏暮らしのわが家の居間に、父親が、当時はたったの一冊だった平凡社の百科事典を備えた時期に、アメリカの天才的な子供が百科事典を暗記する話を新聞で読んだ記憶があります。私は当時、丸暗記が嫌いな演劇部の大道具作り専門だったので、何だか薄気味が悪い思いをしました。
 なお、私が「オタク」に与えている定義は、百科事典、便覧型の岩波新書などの情報を、収集し、切り貼りすることの上手な、しかし、それらの既存便覧情報を、自分の手で調べ直し、自分の頭で疑い、分析し直すことをしない「世渡り上手の秀才」のことです。⇒全文を読む


「原発に死を!」特集

15.東海村臨界事故の法的措置に疑問(読者投稿:見尾光庸)

 東海村の臨界事故で最も被曝線量の高かった方がついに亡くなってしまいましたね。あらためて、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に目を通してみました。⇒全文を読む


「日本軍は流れ解散!」特集

4.墜落事故機美談「民家避け」の矛盾は地図で明らか

 どの方向から進入しても、基地との間には、入間川の両岸沿いに濃密な住宅地、商業地、市役所までがあります。一戸建ては、黒い点、点、コンクリート製らしい大型の建物の場合には、実線の輪郭の中に密度の濃い平行線が引かれています
 民間機には設置されていない緊急脱出装置を使って操縦士が逃げた無人の事故機は、そのどこに激突しても不思議ではなかったのです。地図には事故機に切断された人身御供の送電線も描かれています。住民にとっては、送電線が救いの神だったのです。⇒全文を読む


時事問題論評

神警隠しマニュアルの源流はオウム捜査中断問題か

 「神奈川県警/対応マニュアル」。『読売新聞』(1999.11.24)の1面トップと、35面の社会記事面を、デカデカと飾った「独自取材」(社会部記者)。ただし、どうやら内部告発の頂き記事のようでしたが、この問題の他社による追い掛け報道振りが、これまた典型的な、大手メディア報道の奇怪な構造なのでした。
 マニュアルの基本的な主旨は、「不祥事は積極的に公表すべきでない」です。このところ不祥事続きの神奈川県警で、しかも、今から8年以上も前の1991年3月に、県警監査室が作成し、県内全署長、県警本部の課長以上に、「取り扱い注意」として、極秘に配布していた明確に公務員法違反の秘密文書が、写真入りで暴露報道されたのですから、これは、まさに、ショッキングそのもの、重大な犯罪的スキャンダルなのであります。⇒全文を読む

続:神警隠しマニュアル読売記事全文ほか

 読売の1999.11.24.朝夕刊報道の全文を紹介

 『読売新聞』(1999.11.24) 神奈川県警/対応マニュアル 不祥事/安易に公表するな 組織防衛を最優先 再就職斡旋に努力 百数十部/1991年作成 署長らに配布
 [35面] 神奈川県警マニュアル 秘密保持まず身内から 懲戒免職の理由/所属長にも知らせず
 組織防衛を最優先に考える 不祥事は積極的には公表すべきでない 知る者を最少人員に限定する  免職した職員には、再就職斡旋に努め、警察の目の中に入れておくことが必要 交渉に当たる者に警察を名乗らせたくない場合には、十分な検討が必要 5.適切な報道対策
 公務員法違反の疑い 板倉宏・日大教授(刑法)の話
 情報公開制度化必要 堀部政男・中央大教授(情報法)の話
 『読売新聞』(1999.11.24.夕刊) 神奈川県警 不祥事対応「誤解招く表現あった」
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投書「読者の鍼灸・漢方秘薬」

少子化問題の日経記事に電話で対話萩谷良

 ものは試しと日経に電話をしました。
 日経の家庭欄はとても内容が充実しているとほめちぎって(事実、うちでは、子どもが日経の家庭欄がいちばんいい、と言うからとっているのです。日経の子どもと女性の問題の取り上げ方は、他紙のような変な情緒性がないから、でもあるようです)、上記のような点を指摘しますと、記者(記事の執筆者とは別の人)は、個人的には賛成なのだと言います。⇒全文を読む


2000年の新連載開始!:
21世紀アメリカの世界戦略を考える

(その1) 1992年の公開情報でコソボの運命は予測できた

 1992年と言えば湾岸戦争の翌年、掲載紙は『ロサンゼルス・タイムズ』(Los angeles Times.1992.8.25)。ヨーロッパの地図の下部、バルカン半島はユーゴスラヴィア連邦共和国の「コソボ州」の真ん中からアルバニアの真ん中まで、マジックペンによるらしい乱暴な手書きの太い矢印が書き加えられている。その右に並んだ手書きの線がさらに真下へ伸びて、そこに四角の白い紙片が貼られている。手書風の細文字で3段。
Kosovo becomes part of Albania (コソボはアルバニアの一部になる)⇒全文を読む


ユーゴ侵略戦争特集『週刊プレイボーイ』連載記事

11.NATOが撃ち込んだ劣化ウラン弾という悪魔

 ユーゴ戦争でアメリカ軍が劣化ウラン弾をふんだんに使ったことは、かなり広く知れ渡った。湾岸戦争での使用に関して少しずつ知られ始めていた情報の土台があったからだ。だが、その毒性に関しての研究はまだ日が浅い。誤解も多い。

12.セルビア人ジャーナリストが目撃した『コソボの悪夢』

13.ヨーロッパが狙ったコソボの《眠れる天然資源》

 この回のテーマの《眠れる天然資源》に関しては、大手紙報道もあった。それも狙いのひとつではあろう。しかし、私は、すでに別途記したように、主要な狙いは、旧ソ連崩壊後、もしくは歴史的には、それ以前からのカスピ海石油資源への接近路としてのバルカン半島の位置付けの方を重視している。現在、アゼルバイジャン、グルジア、トルコ経由のパイプライン敷設が関係各国の調印まで進んでいるが、これも、猛反対でチェチェン攻撃中のロシアを意識した迂回路であって、建設コストは非常に高くつくし、ルートの途中での販売には不利であり、特にヨーロッパ諸国にとっては望ましくないルートだったのである。


『週刊ポスト』バッシング対応:緊急資料

2.ユーゴ戦争が立証した"ジェノサイド"真理教の欺瞞

 アメリカの国務長官オルブライトは、「ユーゴのミロソヴィッチ大統領がジェノサイドを行っているから人道的武力介入をすべきだ」と主張して、劣化ウラン弾まで使用しました。
 そこで、現在、目の前で出されつつある演習課題の答えですが、オルブライトが「ジェノサイド!」とか「ホロコースト!」とか叫ぶと、事実の検証なしに、NATO諸国のメディアは、ウォー(war)と吠えたのでした。
 なぜかといえば、欧米では、「ジェノサイド!」「ホロコースト!」「ショア!」などの政治的シオニスト作成の呪文を唱えると、言論禁止、疑問封殺、刑事罰、魔女狩り、追放、などなどの日本なら戦前の特高警察並みの恐怖が、世間を覆うからです。事実の検証は禁止されてしまうのです。⇒全文を読む

3.近代造語ジェノサイドの驚くべき真相

 ナチがユダヤ人に加えた虐待を定義するために、三つの用語が、しきりに使われている。ジェノサイド、ホロコースト、ショアである。
 “ジェノサイド”という用語は、語源そのものからして、正確な意味を持っている。一つの人種の絶滅である。ユダヤ人という“人種”が存在するという仮定は、ヒトラーの人種主義の主張そのままなのだが、同じ主張をイスラエルの指導者が支持しているのである。⇒全文を読む

4.アイヒマン裁判で露呈された驚くべき真相

 エルサレムのアイヒマン裁判では、検事総長のハイム・コーヘンが判事に対して、つぎのように念を押した。
《あなたがたの哲学と一致しないのなら、カストナーを非難しても構わない。……しかし、それは対敵協力と、どんな関係があるのか?……われわれシオニストは伝統的に、パレスチナへの移民を組織する際にエリートを選別してきた。……カストナーは、それ以外のことをしていない》(同裁判記録)⇒全文を読む

5.迷惑mail憲法違反の検閲行為vs百科事典記述

 私が、「週ポBash反撃Web無料公開」と銘打って、零細出版社にも通告の上、拙著『アウシュヴィッツの争点』と『偽イスラエル政治神話』の連続mail発信を始めたところ、いくつかのメーリングリストで、見慣れた発信者名による「迷惑mail」が出現しました。⇒全文を読む

6.ドイツでSWC批判番組放映

毎日新聞』(1996.2.10) 写真説明:ウィーゼンタール氏 TVで「ナチハンター」批判 ウィーゼンタール氏
独/ユダヤ人社会に反響もタイトルは「サイモン・ウィーゼンタール、伝説の終わり」とし、イスラエルの情報機関モサドの元幹部や米国司法省のナチス戦犯追及担当者らの証言を集めている。これらの証言からウィーゼンタール氏のナチス戦犯追及運動への貢献は「伝説」に近く、実際はウィーゼンタール氏が運動を妨害した側面があることを浮かび上がらせている。⇒全文を読む


緊急連載:『週刊ポスト』Bashing反撃
『アウシュヴィッツの争点』Web無料公開

(2) 資料編2.

 特筆すべき資料のみを、先に紹介します。それぞれの冒頭の[ ]内が私の資料解説です。

(3) はしがき1.

 「ユダヤ人の三千年の歴史の悲劇をいちばん良く知っているのは、わたしたちだ。しかし、その悲劇の解決の過程に誤りがあったとすれば、また新たに千年の恨みが残り、悲劇は終わらない。諸民族の真の和解は、事実の確認の上にしか成り立たないのではないか」
 最後の「事実の確認」の部分では、発言中に会場の記者席から拍手がひろがり、「そうだ!」という何人かの賛同の声がひびいた。文芸春秋の廃刊決定は、だれの目にも「カネ」の力によるファッショ的な言論圧殺として映っていたし、記者会見の設定とその進行の仕方には、いかにも手打ち式でございという濃厚な臭いが立ちこめていたからである。⇒全文を読む

(4) はしがき2.

 ヒトラーを「殺人強盗犯」にたとえてみよう。つぎには、そのヒトラーならやりかねないという大衆心理を巧みに利用して、もうひとつ、「一家眷属皆殺しの計画犯罪」を追加して認定させたと仮定する。ところが、この方は事実ではなくて、一方ではパレスチナ人から国土を奪い取り、他方ではドイツ人から孫の代まで補償金を払わせるための情報操作だったとしたら、こちらも立派な国際的かつ歴史的な巨大政治犯罪なのではないだろうか。⇒全文を読む

(5) 序章「疑惑の旅立ち」1.……または「未確認情報」による「戦時宣伝」物語のあらすじ

 すでにこの問題を「二○世紀最大の情報操作」と名づけた人もいる。湾岸戦争の情報操作の象徴が「油まみれの水烏」の映像だったとすれば、「ホロコースト」の情報操作、誤報、錯覚の象徴は「おびただしい死体の山」の映像であろう。
 「ホロコースト」の犠牲者として、ほとんどつねに無言でしめされる映像の「おびただしい死体」の死因のほとんどは、ナチス・ドイツの崩壌直前に収容所で大流行した「発疹チフス」だった。しかも、発見された当初に、連合軍当局は専門家の調査報告をうけており、大量虐殺の死体でないことがわかっていたのである。 ⇒全文を読む

(6) 序章「疑惑の旅立ち」2.

 誤解をさけるために最初にことわっておくが、わたしが紹介する「ホロコースト」の見直しの主張は、あくまでも「ユダヤ人の民族的抹殺のための計画的大虐殺」、具体的にはとくに「ガス室という殺人工場による虐穀」の存在を疑うものであって、それ以外の差別、虐待、虐殺までを否定するものではない。ナチス・ドイツのゲルマン民族最優秀説の狂気も、ユダヤ人迫害政策もあきらかな歴史的事実である。だが、「ホロコースト」物語は、その狂気への上乗せであって、その裏には別の狂気の計算がひそんでいたのではないかという疑いがかけられているのだ。⇒全文を読む

(7) 序章「疑惑の旅立ち」3.

 南アフリカのオランダ系入植者は、新参のイギリス系入植者におしだされて北進したさいの「トレッキング」で、現地のアフリカ人からのはげしい抵抗をうけた。そのときの幌馬車隊の死にものぐるいの戦いの浮き彫りをならべた「記念館」による民族教有が、つい最近までつづいたアパルトヘイトの精神的土台となっていた。
 日本でも、日露戦争後の「三国干渉」を「民族的屈辱」として子ども心にうえつける教育がおこなわれ、それが「東洋平和のためならば」という勝手気ままな侵略の精神的土台となった。⇒全文を読む


緊急連載:『週刊ポスト』Bashing反撃
『偽イスラエル政治神話』Web無料公開

(1) 訳者はしがき-1.

 「もしも、『ホロコーストはなかった』という趣旨の『発言そのものの禁止』という立法の真の目的が、このようなシオニズムの歴史的事実の隠蔽にあるとしたら、それはそれでまた、もうひとつの怖い話でないか」⇒全文を読む

(2) 訳者はしがき-2.

 本件で感情的になる最大の原因を単純化すると、「被害者」であるユダヤ人に、なぜこんな疑いを掛けるのか、という気分に要約できるようだ。ところが、本書を読んでみれば分かるように、ユダヤ人の内部にも、まったく相反する立場の人々がいる。日本人にも右から左、保守と革新、そして最大多数の時流迎合型中間派、などがいるのと同じなのである。⇒全文を読む

(3) 訳者はしがき-3.

 一九八二年は、本書にも何度か出てくるレバノン戦争勃発の年である。著者は、友人たちとともに、フランスの言論界の顔のような名門日刊紙、『ル・モンド』に、一面広告記事を載せた。記事の題は、「レバノンでの虐殺とイスラエルの侵略が意味するもの」であった。ところが、この記事の内容を理由にして、著者らばかりか、意見広告掲載を承諾した当時の『ル・モンド』の編集長までが、シオニスト支配下の組織から「反ユダヤ主義宣伝」の名目で告発を受け、裁判所の刑事法廷に召喚されたのである。裁判そのものに関しては、著者らが、日本の最高裁に当たる破棄院に至るまで連戦連勝だった。だが、この事件を契機として、⇒全文を読む

(4) 訳者はしがき-4./著者の宣言・著者と訳者の略歴

 「連合国」の本質を分かりやすく言えば、日本の江戸時代の「関八州」の大親分に当たるのが、「世界五州」の大親分、アメリカである。アメリカ以外に「拒否権」という手前勝手な特権を持つ中親分は、イギリス、フランス、ソ連(現ロシア)、中国であるが、この内、「西側」とされてきたのは、イギリス、フランスだけであり、この両国には、国力の相対的な低下もさることながら、第二次世界大戦でアメリカに助けられた弱味がある。つまり、西側世論を「連合国」の決定で押さえ込む場合に、アメリカの言論を操作する作業の位置付けは決定的なのである。こういう力関係の構図を通して見ると、パレスチナ分割決議は、まさに、大、中、小の「世界五州」親分衆による領土切り取り談合でしかない。⇒全文を読む

(5) 著者はしがき-1.「なぜ、この本なのか?」

 かつてイギリスの外務大臣、バルフォア卿は、自分のものではない国をシオニストに引き渡す意志表示をした。彼の時代から、「どんな方法でも中東の石油を確保できさえすれば構わない。肝心なのは石油を手に入れること」(『パレスチナとイスラエル』)だった。アメリカ国務長官、コーデル・ハルは、「サウディアラビアの石油が世界を動かす最も強力な梃の役割を果たしていることを深く理解する必要がある」(同前)と語った。バルフォアからハルの時代にいたるまで、つねに同じ政策の下での同じ任務が、イスラエルのシオニスト指導者に割り当てられてきた。⇒全文を読む

(6) 著者はしがき-2.「総論」

 《パレスチナに向けてユダヤ人の集団を押し出したのは、ヒトラーだが、その集団は、現地で働いて未来を築く準備のある選り抜きばかりではなかった。そこで、選り抜きによる有機的な発展が、安全を保障するために政治的な力を備えることが必要な集団的移民に引き継がれるようになった。……ユダヤ人の多数派は、われわれよりもヒトラーに学ぶ方を選んだ。……ヒトラーが示したのは、歴史が精神の道理ではなくて力の道理に従うものであり、人々が非常に強い場合には人を殺しても罰せられないという事実だった。……以上が、われわれの直面する戦いの状況である。……われわれが提案したのは、“イェフーディ”、……すなわち、ユダヤ人とアラブ人が一緒に暮らすことに満足するだけでなく協力し合うことだった。》⇒全文を読む


緊急集中連載:武蔵野版『不祥事隠し』独自捜査シリーズ

(その1)矛盾だらけの「元市職員の不祥事件」ご報告とお詫び

 1999.8.1.『市報むさしの』1565号の1面トップの右側、しかし、左側の話題集中、『Y2K対策ニュース』の扱いと比較すると、横幅では3分の2、見出し文字は4分の1ぐらいの地味な囲み記事で、『元市職員の不祥事件について、ご報告とお詫びを申し上げます……武蔵野市長/土屋正忠』とあり、2面に『元市職員による不祥事件の概要、原因、再発防止策、関係者の処分について』の順序になっています。でもでも、大事なことは「隠し」ているのです。⇒全文を読む

(その2)36億余円の滞納にシドロモドロの隠蔽答弁

『日本経済新聞』(1999.7.2) 元市職員が2,000万円横領 武蔵野市が告訴
 「約2,000万円着服」を、「業務上横領容疑で告訴した」という発表になっています。ところが、市長の土屋正忠の彦は、議会の答弁で、「3,000万円というような数字もないわけじゃない」などと、実に「わけ」の分からないことを平気で言っています。「4人の市民と2つの法人」と報道されているのですから、市当局または武蔵野署が、そう発表したはずなのなのに、6人とか6件とか、紛らわしい答弁に終始し、議員が何度も「2つの法人」ではないかと確認を求めるのに、税務部長が渋々認め、「プライバシー」を盾に取って、以後も6人と表現すると突っ張っただけで、市長は、一貫して、この質問に返事をしません。⇒全文を読む

(その3)箝口令と隠蔽越工作は厳然たる事実

『産経新聞』(1999.8.31) 武蔵野市横領事件 元納税課職員を逮捕
 前回紹介した『日本経済新聞』(1999.7.2)の記事では「約2,000万円」だった金額が、何と、1桁以下の「約170万円」に減っています。あれよ、あれよ、の事態です。議会の市長答弁では、「平成7年8月下旬から一昨年3月」までの2人についてのみ告訴」となっていますから、記事自体が不正確なのですが、その不正確名記事が出た基本的原因は、市当局の「隠蔽工作」にあります。⇒全文を読む


長編連載記事

●連載:シオニスト『ガス室』謀略周辺事態 (その23) ナチス強制労働&ドイツ作家論争の矛盾の絵解き

 「強制労働」までさせるほど「労働力不足」だったのに、「絶滅」を目的とする収容所を作って「大量殺戮した」と主張していることになるのですから、これは両立しません。おかしいと疑うのが普通の考え方なのです。ですから、パレスチナ分割決議を推進した政治的シオニストは、その要求を欧米列強に呑ませるために、「ユダヤ民族絶滅」を目的として「ガス室」工場まで作って大量虐殺をしたのだと主張することの方に力点を置き、「強制労働」の方は問題とはせず、そのことへの賠償金も要求しなかったのです。⇒全文を読む

●連載:シオニスト『ガス室』謀略周辺事態 (その24) 現イスラエルの考古学者が「歴史見直し」

 朝日新聞に、以下のような「ストレート・ニュース」が載っていました。かねてからの私の期待の「イスラエル内部からの歴史見直し」の一端として紹介し、その後に、それと関連する私自身の以前の記述をも紹介します。
 『朝日新聞』(1999.10.30.夕刊) 旧約聖書の記述、揺らぐ イスラエル 「史実じやない」考古学者が論文 「ユダヤの土地」入植根拠、動揺も ⇒全文を読む

●連載:本多勝一"噂の真相"同時進行版 (その32・最終回) 百人斬りを据物斬りや捕虜虐殺と言い抜け

 以上の資料を冷静に比較検討すれば、本多勝一が、自分でも「有名な話」と書き、東京裁判でも審理されて向井(元)少尉らが無罪になっていた事件について、その「モト」の記事すら確かめずに、平気で聞きかじりに勝手な憶測を交えた署名記事を書くデタラメ記者であり、その手抜きを指摘されると逆上して、手段を選ばぬ仕返しに転じ、最後には、「据物斬りや捕虜虐殺」があったのだと、言い抜けに終始する卑劣漢であることが、明白に浮かび上がってきます。
 そのような「偽の友人」の著名度に頼る自称平和主義者にも、再度、警告を発して置きます。「腐った腕を切り落とさないと全身に毒が回る」のです。⇒全文を読む

●連載:仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記
(その25) 緊急集中連載:武蔵野版『不祥事隠し』独自捜査シリーズ

●連載:仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記 (その26) 日の君の馬脚、自治体教育長に天下り先の人参発見!

 発見したのは、武蔵野市中央図書館の館長に、いくつかの改善策を提言していた最中のことでした。ふと、なにげなく右を見ると、いつもは壁かと思って気にも止めていなかった場所に、扉が開いていて、その奥は、とてもとても広い部屋で、地獄の底の闇の世界に急に光が射した想い、どこかで見掛けた男が正面のデスクに座っているのです。
 夢の中の出来事のような奇妙なショックを覚える瞬間だったのですが、幻想文学的表現は省略して、その後の取材結果を総合すると、その部屋の広さは39.66平米、約12坪、24畳、わが食堂・兼・書斎・兼・事務所の4畳半の約5倍。デスクの主は、名誉館長で、元武蔵野市教育長、その前は東京都職員の、杉本某の彦。非常勤特別職で、火・木・土の出勤、月俸25万円。期限は1年で再任あり。ウヌ!
 その晩、早速、市議会議員の市民の党、山本ひとみの媛に電話で聞くと、いつもと違うしおらしい小声で、「杉本さんの天下り先ですよ」と言います。何も騒がなかったらしいのです。共産党の地区委員会政策委員長でもある市議会議員、本間まさよの媛も、同じことを言います。⇒全文を読む

●連載再開:「元日本共産党『二重秘密党員』の遺言(特別巻頭) (その00) 緊急「日本共産党」への申し入れ

 日本共産党が関係する事件が常に陰惨な様相を呈するのは、「内部の問題を外部に出してはならない」との規約を盾に取って、事実上の独裁支配、官僚支配が横行するからです。
 「本問題」の核心部分は、後段の文書に出てくる「この男{共産党員}」による碓氷夫人、千栄子さんに対する「セクハラ」に発しています。争議中の事件だったので、解決への障害になるとの配慮から、碓氷夫妻は表沙汰にはしませんでしたが、関係者には訴えており、身近な争議団の私たちは熟知していました。⇒全文を読む