入間基地事故:「日本軍は流れ解散!」

防衛庁こと 日本軍大本営に怒りの叱責電話集中を!

1999.11.23.mail再録・増補。

 防衛大学校3期中退の元軍国少年Aこと木村愛二です。

 ただいま、防衛庁こと日本軍大本営、03-3408-5211に電話をして、祭日の留守番役の男声に、厳しく、直ちに飛行機を飛ばすのを止めろ!と、叱り付けました。ただ、ひたすら「済みません」「申し訳ありません」という相手は個人的には気の毒でしたが、もう1人「空幕」は、生意気にも暗に北朝鮮を指してクダクダ言い始めたので、「かつての侵略行為を反省しろ!」「日本は朝鮮や中国から10や20のミサイルぶち込まれたって我慢しなきゃならないんだ!」と、怒鳴り付けてやました。この際、皆さんにも、飛行機を飛ばすのを止める迄は毎日電話して、仕事ができないようにしてやるべきではなかろうかと、お誘いします。あれ、これって、あのNTTの儲けになるのも嫌なのですが、仕方ないでしょう。

 私は、若気の至りというべきか、天性の放浪癖のしからしむところと言うべきか、他の普通の大学の受験に失敗して、予備校に行くのも暗くて嫌だし、腕試しに受けて合格していた防衛大学校に行きました。中退の経過は別途としますが、半年間、準公務員の扱いで、当時の金(当然ですが)で、毎月3200円の小遣いまで貰い、その後、その分の税金泥棒だけは納税者に、お返ししなければと思い、無償奉仕で、軍隊も戦争も無い世界の実現を目指してきました。

 その、熟年暴走族の私が、昨日午後、三鷹駅に向かう道路を自転車で走っていると、ふと見上げた交差点の信号が真っ黒、さては、ついに目がいかれたかと、ドキンとしたら、交差点は警官で一杯。ピッピイ、で通してくれて、次の交差点は信号の色が見える、つぎはまた真っ黒、ピッピイ、さては、どこかで原発が臨界事故かと、ますますドキドキ、しかし、自分は生きている。目当ての銀行に入ると、これまた混乱の極。

 しかも、貧乏人の私が珍しく銀行に行ったのは、先にmailした件で、東京電力の自動振り込みを解約し、直接取りにこさせ、説教した上で原発分は借用証にするという画期的かつ平和的方針の実践的手続きのためなのでありました。あまりの符合に、ああ、ついにノストラダムスの予言実現か、などと顔見知りの行員に冗談しながら、かなり時間を無駄にして、手続きは終了。仕事ができなくなった方々の被害を集計すれば、大変な額に成るでしょう。臨界事故、ロケット失敗、またまた墜落で、すべて不要な軍事関係、「この、税金泥棒!」なのです。

 で、本日、新聞を見ると、「練習機が墜落、乗員2名が死亡」とあります。報道の基本の一つ、ヤンキー流では、where、つまり、死亡「場所」が抜けているので、はてなと、防衛庁に確かめると、1名は脱出したが死亡、もう1名の死亡場所は不明とのことでした。本人や家族には気の毒ですが、人口密度の高い日本列島でも、特に過度集中の首都圏の上を「練習」で超高速のジェット機を乗り回し、コックピットだか、こっくりこ、だかで、火が出たら慌てて、自分だけはボタン一つ押せば助かる玩具などというのは、危険極わまりないのです。

 その上に重要なことには、すでにヴェトナム戦争当時のアメリカでさえ、ジェット戦闘機乗りの肉体的条件の難しさが、問題になっていたのです。志願者の少ない日本軍の航空部隊には、三半規管の性能の悪い飛行士が沢山いるので、実戦では使い物にならないと言われています。しかし、実戦どころか、練習でも、しょちゅう事故を起こしているのですから、最早、即時、飛行中止、流れ解散してもらうべきです。

 取り急ぎ以上。


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