12月12日:JCA-NET入会説明会(インターネットを民衆の手に取り戻そう)

下記の日程で、JCA-NETの入会を検討している皆さんを対象に、説明会を開催します。JCA-NETは、インターネットとコミュニケーションの権利運動を担うとともに、会員のインターネットアクセスのためのサービスも提供してきました。インターネットの多くのサービスが無料で便利という宣伝のなかで個人情報が営利目的や監視社会化に利用される傾向に多くの皆さんが危惧を抱きはじめています。メール、メーリングリストからブログの作成やグループでの利用まで様々な活用が可能です。JCA-NETの利用を検討されている皆さんに直接お会いして、活用の事例、セキュリティやプライバシーなどの取り組みなどについてご説明する機会です。是非お気軽にご参加ください。

日時 2019年12月12日(木) 18時30分〜
場所 秋葉原 ブルックリン会議室
東京都台東区東1-29-4 第一共和ビル501(昭和通り沿い、秋葉原と御徒町の中間付近)
日比谷線・仲御徒町駅4分/銀座線・末広町駅5分/JR線・秋葉原駅6分
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https://www.openstreetmap.org/node/7010345425#map=19/35.70190/139.77600

JCA-NETから小倉(理事、代表)が、グループ、個人による具体的な活用方法についてご説明します。
問い合わせ 070-5553-5495(小倉) toshi@jca.apc.org

今年はインターネットが生まれて丁度50年になります。1969年、この年に、ARPANETがインターネット技術の基本となるパケット通信を初めて実現しました。1990年代に商用化が始まり、今では私たちのコミュニケーションの必需品となっています。インターネットが社会の基盤をなすようになった結果として、政府は国家の安全保障や住民管理に、企業は営利目的にインターネットを利用するようになり、その結果として、私たちの個人情報や自由なコミュニケーションは監視や商品化の危険に晒されるようになりました。同時に、レイシズムなどの憎悪や流言蜚語の手段ともなり、人権と民主主義が脅かされるような事態が度々生じるようにもなりました。

インターネットは、人類史上初めて、権力のない民衆が直接不特定多数の人々とコミュニケーションをすることを可能にした画期的な仕組みです。政府や大企業、商用メディアにしかできなかった情報発信がほぼ全ての人々の日常生活のなかで可能になったのです。確かに、90年代以降の世界規模での反グローバリゼーション運動や湾岸戦争からイラク戦争など多くの戦争への世界規模での反戦運動、そしてアラブの春、オキュパイ運動から香港の雨傘運動まで世界各地の民衆の運動にインターネットは不可欠の役割を果しました。

にもかかわらず、90年代以降の世界は、決して平和な社会へとは向かわず、むしろ紛争は激化、拡散し、ヘイトスピーチの道具としても利用され、言論表現の自由も民主主義も常に危機の嵐にみまわれ続けてきました。そしてインターネットは営利目的の企業と監視社会化を強める政府に強く影響されてきました。日本では、盗聴法の制定にはじまり、共謀罪など刑事司法の分野でコミュニケーションの監視が強化されるとともに、「違法」とみなされるコンテンツへのアクセス遮断など情報アクセスの権利を規する動きも活発になっています。

インターネットには多くの可能性があります。私たち一人一人が多くの人々とコミュニケーションすることのできる唯一の道具としてのインターネットガ、政府の宣伝や監視に、企業の営利目的や労働者の管理に、ヘイトスピーチの道具になっている現実を放置していれば、インターネットはますます支配の道具になってしまいかねません。インターネット50年の節目の年に、今一度、インターネットを民衆の手に取り戻すための行動を起すことの大切さを訴えるとともに、微力ながらJCA-NETとしてもこうした活動に寄与していきたいと考えています。

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