あっという間にこれほどの猛スピードで審議が進むとは。16日に参議院法務委員会で採決が予定されている。当日抗議集会が行われる。
以下、盗聴法に反対する市民連絡会のアナウンスを転載。
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重複・長文、失礼します。

政府・法務省は、6月16日の法務委員会で政府質疑後、採決する
こと決定しました。与党議員の中にも、コンピュータ監視法につ
いて危惧を抱く議員がふえています。
政府・法務省は審議がのびればのびるほど、反対の声が大きくな
ることを懸念しているのか、法務委員会での採決を行おうとして
います。

14日の委員会にて参考人質疑が行われました。
令状なしの保全要請問題や電磁的記録の記録命令つき差し押さえ
え方法、ウイルスかどうかの判断や使用されてもいない段階での
処罰が妥当かどうかなど、まだまだ議論する必要性が明らかにな
りました。
日弁連の山下弁護士は、この法案が制定されれば、サイバー犯罪
条約を批准し、通信傍受法の改正につながると指摘されました。

コンピュータ監視法案は、サイバー犯罪条約を批准するための国
内法整備のために出されたものです。かって共謀罪とセットで提
案され、インターネットを使っての市民活動の監視と規制になる
と反対してきました。
自民党は、共謀罪の新設をあきらめてはいません。この次にくる
のは国連越境組織犯罪防止条約を批准するための共謀罪新設です。

コンピュータ監視法を制定させてはなりません。更に反対の声を
強め、同法を制定させないために、最後まで力をつくしましょう。

法務委員会終了後、議員面会所にて採決を許さない抗議集会を
行います。お昼間の時間帯ですが、お集りださい。

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<コンピュータ監視法の採決を許さない!緊急参議院議員面会所集会>

と き 6月16日(木)12時15分〜12時45分
ところ 参議院議員面会所(地下鉄国会議事堂前駅・永田町駅下車、
    参議院議員会館の真向かい)
発 言 国会議員、市民団体 ほか
主催:盗聴法に反対する市民連絡会

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▲参議院法務委員会傍聴のお願い
 *6月16日(木)午前10時〜12時
 *傍聴希望の方は15日午後5時30分までにご連絡ください
     連絡先:090-2669-4219
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