Excelの数式を元にしたプログラミング言語「Microsoft Power Fx」が発表される

3 days 9 hours ago
Microsoftは昨年、Excelの数式は世界で最も広く使われているプログラミング言語であるとする話を出していたが、3月2日にこのExcelの数式をベースにしたプログラミング言語「Microsoft Power Fx」を発表した。オープンソースとなっておりGitHub上で公開されている(Microsoft Power Apps、GitHub、iTmedia、GIGAZINE)。 Power Fxは、Microsoftのローコード・ノーコードツール群「Power Platform」のロジックの記述に使用される言語。Excelでの数式の知識をプログラミングに使えるのが特徴で、いわゆるノーコードからプロ開発者によるプロコード開発といったあらゆる場面で利用できるとのこと。Power FxではExcelの関数とほぼ働きをする関数が多数用意されているものの、膨大な機能が備わっているExcelにはまだ及ばない。このため、今後はExcel開発チームとコラボレートしつつ、どの機能を追加するかを検討していくそうだ(@IT)。

すべて読む | ITセクション | オープンソース | ソフトウェア | プログラミング | デベロッパー |

関連ストーリー:
Python 30周年 2021年02月21日
プログラミング言語「Go」がM1チップ搭載Macに対応 2021年02月19日
優勝賞金は30万円。ディスカバリーチャネルコードコンテストが応募受付中 2021年02月12日
プログラム言語を処理するとき使う脳部位は言語野ではなかった 2020年12月23日
Microsoft曰く、Excelの数式は世界で最も広く使われているプログラミング言語 2020年12月08日
なでしこが教科書に採用されたことで日本語でプログラミングができる意味を考える 2020年11月02日

nagazou

シンガポール政府、オープン標準「HealthCerts」を開発。COVID-19検査結果とワクチン接種の証明書を相互運用可能に

5 days 12 hours ago
headless 曰く、シンガポール政府がCOVID-19検査結果証明書とワクチン接種証明書をデジタル化して世界規模で相互運用可能にするオープン標準「HealthCerts」を開発したそうだ(Smart Nationのプレスリリース、 CNAの記事、 Straits Timesの記事、 The Registerの記事)。 HealthCertsはシンガポール政府のSmart Nationと保健省(MOH)が共同開発したもので、GovTech Singaporeが開発したブロックチェーン技術を用いるオープンソースの文書公証フレームワーク「OpenAttestation」をベースにしているという。HelthCertsの公証システムは医療機関が発行した証明書を認証し、検証システムが真正性の確認を可能にする。Smart Nation担当大臣のVivian Balakrishnan氏は2月26日、デジタルIDシステムSingPassのモバイルアプリ「SingPass Mobile」でHealthCertsの公証による出国前テスト(PDT)結果証明書が利用可能になることを発表した(動画)。ワクチン接種証明書への拡大も計画しているという。なお、PDTを行うシンガポールの医療機関では、3月10日からHealthCertsに準拠したデジタル証明書の発行を開始するとのことだ。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | ソフトウェア | 医療 | Digital |

関連ストーリー:
厚生労働省、ユーザーが自費で行うPCR検査などの精度を確かめる方針 2021年02月26日
東京大学総合図書館の所蔵資料、インターネットアーカイブから利用可能に 2021年02月25日
COVID-19ワクチン開発企業共同設立者、イベントでの感染防止対策失敗を語る 2021年02月19日
米CDC、3か月以内にワクチン接種を完了した濃厚接触者は検疫不要 2021年02月14日
抗体検査2回目の調査結果出る。東京では0.91%と前調査時0.10%からほぼ9倍に増加 2021年02月05日
東京オリンピック組織委員会がルールブックを公開。歌ったり叫んだりせず拍手で応援など 2021年02月05日
裁判でコピー代高額化から証拠のデジタル開示を求めるも拒否。スキャナーの使用も不可 2021年01月21日
COVID-19に関する緊急事態宣言は3月21日まで延長、新たな水際対策も 2021年03月06日

nagazou

マイクロソフトのリポジトリにアクセスするRaspberry Pi OSに一部からブーイングが出る

2 weeks 6 days ago
以前はRaspbianと呼ばれていたRaspberryPi OSだが、2021年1月25日に行われたアップデートによりオープンソースファンから反発されている。ユーザーがアプリまたはOS自体を更新するたびに、Microsoftサーバーにpingを送信していたためだという(PCMag、GIZMODO)。 Raspberry Pi Foundationは、RaspberryPi OSにデフォルトでMicrosoftのVisual Studio Codeエディターを導入した。しかし、その結果、Visual Studio Codeエディタが格納されているリポジトリに接続確認するようになったようだ。ユーザーへの確認を取らない形で接続する仕様になっていたことから、強い批判が起きている模様。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | OS |

関連ストーリー:
Raspberry Piで最も多い故障箇所は電源ぶつぎりによるSDカードの故障 2021年01月08日
Raspberry Pi 3 Model B+発表 2018年03月16日
RaspberryPiの出荷台数、1000万台を突破 2016年09月14日
RaspberryPi Model A+ 新発売 2014年11月14日
Chromecastは簡単にハイジャックできる? 2014年07月26日

nagazou

GitHubのページをオンラインVSCode版で表示可能な「GitHub1s」

3 weeks 3 days ago
オンラインバージョンのVSCodeで、GitHubの任意のコードを表示できる「GitHub1s」というサービスが始まったそうだ。使用方法は簡単でURLのhttp://github.comをhttp://github1s.comに変更するだけでいいという。これによりgithubにあるファイルをオンライン版VS Codeに読み込んでくれる(kabukawaさんのツイート、GitHub1sプロジェクトアドレス、tproger.ru、Sina.com)。 統合用WebIDE「Gitpod」のようなより高機能なものも存在しているが、こちらは読み込みに数分を必要とすることもある。一方でGitHub1sは読み込み時間は数秒程度と非常に高速。またChromeユーザーの場合は、GitHub1sに対応した専用の拡張機能も用意されている。この拡張機能を追加すると、GitHubインターフェースに[Open withGitHub1s]ボタンが表示される。それを押せば、URLが追加されてVSCodeのオンラインバージョンでリポジトリを開くことができるそうだ(ITnews)。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | プログラミング |

関連ストーリー:
VSCodeの対抗馬というIDE「Eclipse Theia」登場 2020年04月08日
GitHubのリポジトリ数が1億件に到達 2018年11月12日
Windows標準アプリに対する要望募集、メモ帳に人気が集まる 2018年09月22日

nagazou

Microsoft、データベースエンジン「Extensible-Storage-Engine」のソースコード公開

3 weeks 5 days ago
Microsoftは長年利用してきたNoSQLデータベースエンジン「Extensible Storage Engine」(ESE)のソースコードが公開された(GitHub、ESE、Publickey、Petri、@IT)。 このデータベースは様々なMicrosoft製品に利用されてきたもの。ESEは「JET(Joint Engine Technology)API」を実装したもので、以前は「JET Blue」と呼ばれていたという。JET APIには「JET Red」という実装もあり、このJET RedはMicrosoft Accessに使われてきたものだという。 今回ソースコードが公開されたのはこの2種類のJET APIのうち、ExchangeやActive Directoryなどで利用されてきた「JET Blue」を実装したものだそう。@ITによれば、JET BlueとJET、JET Redは名称的な混乱が起きる可能性があることから、今回JET BlueはESEに改称されたとのこと。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | マイクロソフト |

関連ストーリー:
Microsoft、SolarWindsの悪用攻撃によりソースコードを閲覧される 2021年01月05日
Microsoft、流出したWindows XPのソースコードをGitHubから削除するのに10日を要する 2020年10月12日
Huawei、独自OS「HarmonyOS」をオープンソース化してスマートフォンにも投入する計画 2020年09月11日
GitHub、公開リポジトリのアーカイブ21TBを北極圏のデジタルデータ貯蔵庫に保管 2020年07月22日
Microsoft、GW-BASICをオープンソース化 2020年05月24日
Microsoft、TechNetギャラリーを6月に廃止 2020年03月19日

nagazou

Huaweiの「独自OS」は結局Androidのフォークなのか

1 month ago
headless 曰く、Ars TechnicaのRon Amadeo氏によれば、Huaweiの「独自OS」HarmonyOS 2.0のベータ版はAndroidのフォークにしか見えないそうだ(Ars Technicaの記事、 The Vergeの記事)。 Huaweiは最悪の事態に備えて2012年から独自OSを開発しており、IoTデバイス用のOSとして使用していたが、最悪の事態が現実化してAndroid OSを使用できなくなったことからスマートフォンにも投入する計画を示している。HarmonyOSについてHuaweiの王成録氏は先月、Androidのコピーでもなく、iOSのコピーでもないと述べていた。 HarmonyOS 2.0のユーザーインターフェイスはHuaweiのAndroidデバイスと同じEMUIを使用するため、外見が似ているのは当然といえば当然だが、HuaweiのアプリストアApp Galleryで入手可能なシステム情報アプリを実行すると、「Android 10 Q」と表示されるという。また、設定アプリでインストール済みアプリのリストを表示すると、Androidのパッケージがいくつも表示されるようだ。さらに「HarmonyOS System」というパッケージのバージョンは「2」ではなく「10」になっている。 HuaweiはHarmonyOSを「OpenHarmony」としてオープンソース化する計画を示しており、既にIoT向けバージョンはソースコードが公開されているが、こちらはHarmonyOS 1.0ベースであり、HarmonyOS 2.0とは明らかに異なるようだ。スマートフォン向けのバージョンは4月以降の公開となるため、現在のところソースコードを照合してフォークかどうかを確認することはできない。ただし、Amadeo氏が実行してみた限りAndroidと明らかに異なる点は見当たらないとのこと。ベータ版のOSにしては完成度が高過ぎるとも指摘している。 HuaweiがAndroid Open Source Project(AOSP)をフォークして独自OSを開発することに問題はないものの、Huaweiはフォークしたとは言っていない。HarmonyOS開発者サイトのドキュメントを検索しても「Android」を含むページはヒットしない。ただし、Google検索により、AOSPに言及するオープンソースライセンス関連ドキュメントが2件見つかった。 なお、SDK入手には登録が必要であり、写真入り身分証明書やクレジットカード表面のスキャンをアップロードするなどしたうえで、2日間の確認待ちが入るという大掛かりなものとのことだ。

すべて読む | デベロッパーセクション | オープンソース | OS | Android | アメリカ合衆国 | 中国 | スラッシュバック | 政治 | デベロッパー |

関連ストーリー:
中国ファーウェイ、次期SoC「Kirin 9010」を開発中との噂。製造できるかは別 2021年01月06日
ファーウェイ、Harmony OS Ver2.0ベータ版を公開 2020年12月22日
ソニーとキオクシア、米国当局に半導体の輸出許可を申請へ 2020年11月04日
Huawei、独自OS「HarmonyOS」をオープンソース化してスマートフォンにも投入する計画 2020年09月11日
米国防総省が請負業者に対するHuawei製品使用禁止を9月30日まで延期したとの報道 2020年08月22日
米商務省のHuaweiに対する一時的な一般ライセンス、期限切れとなる 2020年08月16日
ファーウェイ、独自のOS「HarmonyOS」を発表 2019年08月13日
Huawei、最悪の事態に備えて独自OSを開発していた 2018年04月30日
Samsung、同社のAndroidデバイスに4年間のセキュリティアップデートを提供する計画 2021年02月25日
命令数を4種類に限定することでIoT向けに最適化したCPUアーキテクチャ「SubRISC+」 2021年02月24日
米ノースダコタ州、アプリストアによる独占を禁ずる法案 2021年02月15日

nagazou

リリース直後に深刻な脆弱性が見つかったLibgcrypt 1.9.0、バージョン1.9.1への更新が呼び掛けられる

1 month ago
headless 曰く、1月19日にリリースされたオープンソースの暗号ライブラリLibgcrypt 1.9.0で深刻なヒープバッファーオーバーフロー脆弱性(CVE-2021-3345)が見つかり、29日に修正版のバージョン1.9.1がリリースされた(アナウンス、 Project Zero - Issue 2145、 The Registerの記事)。 GoogleのProject Zeroが発見した脆弱性は汎用ブロックバッファー抽象化コードに含まれており、ブロックバッファー内で占有されたスペースがアルゴリズムのブロックサイズを超えることがないという誤った前提が原因で、データを復号する際に発生する。オーバーフローするバッファーは直後に呼び出される関数のポインターと隣接しているため、容易に悪用が可能だという。 Project Zeroから1月28日に連絡を受けたGnuPG Projectは翌29日に使用中止の呼び掛けを行い、数時間後にバージョン1.9.1をリリースしている。バージョン1.9.0がリリースされたのは1月19日だが、脆弱性は1.9の開発段階でおよそ2年前に導入されていたそうだ。そのため、1.8 LTSブランチは影響を受けないが、GnuPG Projectでは少なくともバージョン1.8.5以降を使用するよう求めている。 リリース直後ということもあって影響範囲は広くないが、既にバージョン1.9.0を使用していたGentooや、macOS用パッケージマネージャーのHomebrewでは対策が行われている。Fedora 34にもバージョン1.9.0が含まれていたが、正式リリース前だったため影響は小さかったとのこと。ただし、バージョン1.9.1では脆弱性修正と無関係な変更も行われており(リリースノート)、Intel CPUでコンパイルエラーが発生するという問題も確認されているとのことだ。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | セキュリティ | バグ | 暗号 |

関連ストーリー:
Microsoft、SMSや音声通話による多要素認証をやめてアプリベースの多要素認証への移行を推奨 2020年11月13日
Web会議サービスZoom、虚偽のセキュリティを主張した問題等でFTCと和解 2020年11月13日
GoogleのProject Zero、Windowsカーネルのゼロデイ脆弱性を公表 2020年11月01日
オーストラリア政府、パプアニューギニア設置のデータセンター脆弱性でファーウェイを非難。意図的な不具合か 2020年08月24日
QualcommやMediatekのWi-Fiチップでも「KrØØk」に似た脆弱性が発見される 2020年08月12日
延期されていたTLS 1.0/1.1のデフォルト無効化、6月から順次実施 2020年06月15日
Microsoftのマルウェア対策エンジンに12年以上前から存在した脆弱性 2021年02月16日

nagazou

OSI、CERNのオープンハードウェアライセンスをオープンソースライセンスとして承認

1 month 1 week ago
headless 曰く、Open Source Initiative(OSI)がCERN Open Hardware License Version 2(CERN-OHL V. 2)をオープンソースライセンスとして承認し、1月28日に承認済みライセンスのリストへ追加した(The Registerの記事)。 CERNが策定したCERN-OHLは2011年に最初のバージョンが公開された。昨年3月に公開されたバージョン2.0では用語がより平易になっており、ライセンス条件の異なる3つのバリアント「CERN-OHL-P(パーミッシブライセンス)」「CERN-OHL-W(弱い相互主義ライセンス)」「CERN-OHL-S(強い相互主義ライセンス)」が用意されている。CERN-OHLを適用することで共有するハードウェア設計の利用・コピー・改変・配布条件や、設計に基づく製品の製造・配布条件を定めるもので、知的財産侵害のリスクを低減しつつ、利用の自由度を高めることが可能だ。 CERNでは既存のオープンソースライセンスがソフトウェアを対象としているため、ハードウェアに適用する場合は読み替えが困難なこともあるとして、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせに適用可能なOHLを策定したという。ただし、OHLはソフトウェアライセンスとしてのみ使用することもできるよう作られており、OSIではOHLをソフトウェアライセンスとして承認したそうだ。実際のところ、OSIが扱うのはソフトウェアライセンスのみであり、OHLのハードウェアライセンスとしての有効性については保証できないとのことだ。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | ハードウェア | ソフトウェア |

関連ストーリー:
エリック・レイモンド、オープンなUPS開発に乗り出す 2018年03月13日
日立のメインフレーム向け暗号LSIをベースとした暗号プロセッサ仕様がオープンハードウェアとして公開される 2016年06月14日
Facebook、経済効率抜群のデータセンターの技術をオープンにする 2011年04月10日
99ドルの手乗りPC発売 2010年03月16日
FreeBSD/alphaは6.x限り 2006年05月16日

nagazou

Twitter、iOSアプリ向けにアプリのテキスト編集コントロールをオープンソース化

1 month 1 week ago
TwitterがiOS開発者向けにオープンソースのテキストエディタAPI「Twitter Text Editor」を発表した。Twitter Text Editorは、Twitter for iOSで使用されているのと同じテキストエディタAPIで、オープンソース化されGitHub上で公開されている。Appleもテキスト編集のためのAPIを用意はしているものの、高レベルのAPIでは機能が不足しており、一方で低レベルAPIは複雑すぎて使いにくいとされていた。このTwitter Text Editorはその二つのギャップを埋める役割を果たすものらしい(Twitter公式ブログ、窓の杜、GIGAZINE)。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | Twitter |

関連ストーリー:
「オープンソースソフトウェア」を俺流解釈する人が増えている? 2020年09月08日
新型コロナ接触確認アプリで発見された不具合、OSS利用をめぐる議論にまで発展 2020年06月24日
「GIMP」は差別的単語だとして、「GIMP!」とTwitterに投稿したユーザーのアカウントがロックされる 2020年02月14日
公衆電話からポケベル風インターフェイスでTweetできるシステム 2019年12月12日
Notepad++、「フリーウイグル版」と称したバージョンをリリース 2019年11月05日
メガソフト、iOS向けテキストエディタをリリース 2019年05月31日
Vimの公式Webサイト、OSDNでのホスティングに移行 2018年05月10日
Twitter、ユーザー参加型のデマ対策機能を米国で試験導入 2021年02月12日
Twitterがメンバーシップ的な機能「Super Follow」を発表。今年中の導入を予定 2021年02月26日

nagazou

FedoraのChromiumパッケージメインテナー、GoogleのChrome専用API使用制限計画を批判

1 month 1 week ago
headless 曰く、Googleがサードパーティ製ChromiumベースブラウザーでChrome専用の非公開APIの使用制限を計画していることについて、Chromeの使用を強制するものだとFedoraのChromiumパッケージのメインテナーが批判している(FEDORA-2021-48866282e5、 The Registerの記事)。 Chromeの非公開APIはGoogleアカウントを通じたデータ同期機能やClick to Call機能などを利用可能にするものだ。Googleはサードパーティの使用を意図したAPIではないなどとして、3月15日以降アクセスに制限を設ける計画を先日発表した。しかし、FedoraメインテナーのspotことTom Callaway氏によると、Googleは2013年にAPIキーを通じ、これらの機能へのアクセス権限をChromiumパッケージのビルダーに提供していたのだという。これにより、オープンソースのChromiumブラウザーはChromeとほぼ同じ機能を得られていた。 そのため、API使用制限はセキュリティ上の問題を解決するためではなく、Chromeの使用を必須としたいだけだとCallaway氏は批判する。大幅な機能低下につながる変更を受けて、Callaway氏はChromiumパッケージのメインテナーを続けるかどうかについても思い悩んだそうだ。しかし、すべてのユーザーがこれらの機能を必要とするわけではないことや、後継メインテナーが同じ問題に突き当たることを考慮して当面は続けることにしたとのこと。 Googleによるアクセス制限は3月15日だが、Callaway氏は先日リリースしたChromium 88のパッケージでAPIアクセスを無効化した。これには時期尚早とのコメントもみられるが、Callaway氏はこのことを事前に知っておき、Chromiumを使い続けるかどうか検討した方がいいと考えているようだ。代替としてGoogleの機能をフルに活用したいならプロプライエタリなChromeを使用すればよく、後で機能制限がかからないFOSSなブラウザーを使いたければFirefoxがあるとも述べている。

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | Chrome | Google | Chromium | デベロッパー |

関連ストーリー:
Google、サードパーティ製ChromiumベースブラウザーでChrome専用の非公開API使用を制限する計画 2021年01月18日
Google、Chrome拡張機能プラットフォームのManifest V3ロールアウト計画を公式に発表 2020年12月11日
Microsoft Edge、Chrome拡張機能プラットフォームのManifest V3サポートへ 2020年10月17日
Google、Chromeウェブストアの決済機能を廃止へ 2020年09月26日
Web版「Google Earth」、Edge/Firefox/Operaがサポート対象になる 2020年03月05日
Google Playの脆弱性報告報奨金プログラム、対象が1億回以上インストールされた全アプリに拡大 2019年09月03日

nagazou

完全に自由なオペレーティングシステム実現のためには簡単にインストールできない不自由さを我慢するべきか

1 month 2 weeks ago
Debianが完全に自由なオペレーティングシステムを実現するため、非自由な(プロプライエタリな)ドライバー・ファームウェアを同梱するバージョンが見つかりにくいようにしていることに対し、Windows 10からの移行で苦労したユーザーがDebian開発者メーリングリストで異議を唱え、議論となっている(The Registerの記事、 メーリングリスト投稿)。 投稿者はWindows 10がプリインストールされたノートPCにDebianをインストールしようとしたが、Debianのサイトで容易に見つかる「netinst」インストールイメージでは非自由なネットワークドライバーが利用できないため、DVD版のISOイメージを探し出すまでインストールできなかったという。そのため、非自由なドライバーを含むバージョンを隠す方針はWindows 10からの移行に興味を持つ人の導入を制限しているとし、誰にでも利用できるようにすることを提案している。 これに対し、ファームウェアをnon-freeからnon-free-firmwareに移動することを提案したが総意が得られなかった、Debian開発者は「完全に自由だが動作しない環境の多いバージョン」と「非自由ソフトウェアによりほとんどの環境で動作するバージョン」の2バージョンを作成し、動作する方を隠して動作しない方をトップページに置いているなど、現状に批判的な返信がみられる。一方、非自由なソフトウェアを含むバージョンを「動作する」とはみなさず、そういうものがよければUbuntuを使えばいいといった強硬意見や、Debian側で問題を修正不可能なソフトウェアは配布できないという意見も出ている。 現在非公式版として配布されている非自由ソフトウェア同梱版にトップページからたどり着けるようにすればいいという意見も早い段階で出ていたが、議論は完全な自由を選ぶか不完全な自由を選ぶかという方向に向かっているようだ。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。

すべて読む | Linuxセクション | オープンソース | Debian |

関連ストーリー:
Debian 11のデフォルトテーマが決定 2020年11月14日
Debian Project、次期リリース「Bullseye」で使用するアートワークの人気調査を実施 2020年10月29日
Linuxディストロ別のsnapトップ5、spotifyが人気 2019年09月23日
Debian 10「buster」リリース 2019年07月10日
FSF、初の「完全に自由な」ノートパソコンを認定。ただし本体はThinkPad X60の再生品 2013年12月21日
「悪いことに使うな」というライセンスはフリーなライセンスではない 2012年03月14日
「フリー」論争再燃? OpenBSD は free as in air 2007年06月19日
日本発のオープンソースソフト42件の基準と内訳、と論争 2003年05月29日
Linuxはイデオロギーからも自由でありたい 2002年05月11日

headless

FreeBSD-CURRENのグラフィックコンソールへの変更で画面が表示されないトラブル

1 month 3 weeks ago
FreeBSD-CURRENの昨年末に行われた変更により、ブートローダーに異常が出るトラブルが起きていたそうだ。システム自体は起動するものの、画面表示がされないというトラブルであるとされる。対応されたものの解像度などの条件によって再発こともあるようだ(Boot loader blank screen)。 i12bhdn 曰く、久々に泣いた。確かに泣いた。 昨年末からcurrentに入った変更によって current起動時の画面が真っ黒になってしまうと いうことで、多くの人がのた打ちまわっている。 freebsd-currentメーリングリスト上でこのメールからのスレッドで 阿鼻叫喚が見られる。ひー、ぎゃー、あーっひゃひゃひゃひゃー。泣き。 ワークアラウンドは/boot/loader.confにscreen.textmode=1を追加すること。 snapshotのdisk1.iso(20210107)からvirtualbox vm上にインストールして確認した。

すべて読む | オープンソースセクション | 日記 | BSD |

関連ストーリー:
中国で「Kylin OS」などを開発していた2社、新OSの開発計画を発表 2019年12月17日
Linux Professional Institute、BSDスペシャリスト認定プログラムを開始 2019年11月06日
Thunderboltポート経由で本来行えないはずのデータの読み取りなどが行える脆弱性が見つかる 2019年03月05日
開発リソース不足という問題に直面するBSD系カーネル 2018年02月01日
NVIDIA、32ビットOSに対するドライバーサポート終了計画を発表 2017年12月24日

i12bhdn (posted by nagazou)

オープンソースプロジェクトの商標問題に対応する「オープンソース商標イニシアティブ」が誕生

3 months ago
オープンソース・グループ・ジャパンは11月30日、「オープンソース商標イニシアティブ」(Open source TradeMark Initiative:OTMI)をスタートさせた(– Open Source Group Japan – オープンソース・グループ・ジャパン)。理事長はスラドでもおなじみの佐渡秀治氏。OTMIは、最近顕在化しているオープンソースプロジェクトの商標登録や管理を支援するプロジェクトであるという。 設立の背景としてはPublickeyの記事が詳しいが、国内でもPythonの商標のように、オープンソース関連の商標権を無関係の企業に登録されてしまう事例が増えている。しかし、ボランティア主体のプロジェクト管理者では、弁護士または弁理士などの協力も必要となる商標管理問題に対処することは難しい。また登録するにしても費用も発生することになる。OTMIではそうしたオープンソースにおける商標登録や管理を支援する役割を担うとしている。 公式サイト上では取り組みの方針としては以下のような項目を挙げている 1. 商標登録の啓蒙と登録のための金銭を含む支援2. コミュニティ向けの標準的な商標利用許諾ガイドラインの作成3. 係争への積極的介入4. コミュニティからの委託または寄贈を受けて、自ら商標を取得、管理、運用

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース |

関連ストーリー:
Googleがオープンソースプロジェクトの商標管理団体を設立。すでに3種類の商標を移管 2020年07月15日
第三者によりPythonの商標が取られる 2019年07月23日
Pythonの商標出願を行った英企業CEO、「Python」についてはよく知らなかった 2013年02月20日
英企業が「Python」の商標をEUで出願 2013年02月16日
「人の金で焼肉食べたい」が第三者に商標登録される 2021年01月28日

nagazou

GitHubから削除された「youtube-dl」関連プロジェクトが復活へ。違反の事実はないと判断

3 months 2 weeks ago
アメリカレコード協会(RIAA)からの要請により、10月23日にGitHubから削除されていた「youtube-dl」プロジェクトが現地時間の11月16日に復帰した。復帰までの経緯はGitHubの公式ブログに記載されているが、日本語ではマイナビの記事が詳しい(GitHubブログ、マイナビ)。 今回の復帰には電子フロンティア財団(EFF)が一役買っていたようだ。EFFのの弁護団から送られてきた書簡の内容などから、GitHub側はyoutube-dlのライブラリが、RIAAの申し立てはDMCAの第1201条に違反している事実はないと判断。復帰につながった模様(CNET)。 GitHubは今後の方針として、著作権侵害が明らかな場合は削除を行うが、削除の前に所有者に対して問題を修正する機会を与えること、1201条に基づく削除要請は専門チームによりレビューを行い、不当な申し立ては拒否、合法な場合は削除前に所有者に通知を行うとしている(ITmedia)。 あるAnonymous Coward 曰く、先日話題になった、 RIAA からの DMCA notice によって GItHub から削除された youtube-dl だけど、無事に GitHub へ復帰したみたい。RIAA が口実にしたテストコードの中にあったミュージッククリップのダウンロードを削除した対応かな。 詳しくは GitHub のブログを参照 https://github.blog/2020-11-16-standing-up-for-developers-youtube-dl-is-back/ 情報元へのリンク

すべて読む | オープンソースセクション | オープンソース | 著作権 | YouTube | EFF |

関連ストーリー:
youtube-dl削除でGithub/DMCAがネタ荒らしされる。GitHubのフリードマンCEOは復活へ支援を表明 2020年10月30日
YouTube動画のダウンロードツール「youtube-dl」関連プロジェクトを削除 2020年10月27日
Microsoft、流出したWindows XPのソースコードをGitHubから削除するのに10日を要する 2020年10月12日
サービスの終了したオンラインゲームのDMCA迂回禁止条項免除対象を拡大し、博物館などの施設内に限らず利用可能にするという提案 2020年09月13日
小学館、オンライン辞書の見出し語「magi」をインデックスから削除するようGoogleに要請 2020年08月12日
カシオ、関数電卓を改造して組み込んだArduinoのソースコードにDMCA削除要請 2020年05月24日
不等号の向きを変えるコード書き換えで業務妨害に問われた裁判、無罪判決が出る 2021年02月04日
著作権保護が不十分だと著作権者に訴えられたYouTube、著作権侵害者と著作権者が同じIPアドレスを使用していたことを示す 2020年12月26日
ドイツ連邦最高裁、YouTubeは著作権を侵害したユーザーの電子メールアドレスなどを権利者に開示する必要はないと判断 2020年12月17日
GitHub、内部向けSlackチャンネルでナチスへの懸念を示した従業員の解雇は誤りだったと謝罪 2021年01月19日
集英社系の漫画イラストなどを投稿していたSNSユーザーにDMCA通知が届いたのはイタズラ、調査へ 2021年01月18日

nagazou

スパコン富岳のAIスタック、開発者が誕生秘話を公開

3 months 2 weeks ago
あるAnonymous Coward 曰く、富士通研究所が自社blogにて富岳用ディープラーニングライブラリの内側を公開している(富士通研究所の技術ブログ)。 これがなかなかに面白い内容で、Intelが公開しているx86向けディープラーニング高速化ライブラリをつかってJIT技術で動的にarm命令に変換、世界最高性能を達成したとのこと。普通ならIntelが激怒しそうな内容であるが、同時にIntelと成果をIntelのoneDNNにマージすることが合意され、今後は本家oneDNNがx86向けとarm向けの両方を管理するとのこと。 gihyo.jpでも本件のインタビュー記事が公開、共同開発のサイボウズ・ラボからも内部技術Xbyakの開発者よりコメントが寄せられている

すべて読む | オープンソースセクション | スパコン | オープンソース | IT |

関連ストーリー:
スパコン富岳、TOP500で2期連続首位に。日本勢の連覇は2011年の「京」以来 2020年11月18日
神戸ポートライナー「京コンピュータ前駅」改名か。スパコンの代替わりで 2020年10月28日
富岳の試算によると東京の経済活動がほぼ停止した場合、約2週間で全国に経済影響が出る 2020年08月21日
TOP500や「Graph500」など4つのスパコン性能指標で富岳が世界一を達成 2020年06月24日
Microsoft、独自Armプロセッサ開発と報じられる。将来性を懸念してx86-64株が下落 2020年12月22日

nagazou
Checked
1 hour 12 minutes ago
slashdot(open source)
アレゲなニュースと雑談サイト
Subscribe to slashdot(open source) feed