組合員インタビュー

「電話相談させていただいたことがきっかけで・・・・」組合員Aさん)

社内に組合がなく、4月'(2025年※編集部注)になにわユニオンに加入させていただき、はじめて大きな会に参加しました。

上司からのハラスメントがあり、会社のコンプライアンス室の対応も悪かったことから電話相談させていただいたことがきっかけです。一人対組織は、限界がありました。組合に働きかけてもらって、やっと会社と対等に話ができるようになり、身をもって、ユニオンの必要性を感じたしだいです。

大会では、様々な労働形態の労働者が各々の課題にむきあって、具体的に行動し、労働条件を改善していく報告を聞くことができ刺激になりました。今回あらたに、5人の方が入会されたということで、一人の方から「モラルハラスメントはまわりからわかりにくいからつらいんだよね。私も経験があるからわかります。」と声をかけていただきました。様々な経験があってこその言葉。本当に勇気づけられました。

ハラスメントはとらえ方でどうとでも変わるので、言葉が独り歩きしたり、誤解されたり、相談した内容をやりかえされたりということもあり、声をあげるということの難しさを感じていたところでした。

個人加盟の労働組合は、この多様なそれぞれの経験が強みなのではないかと思います。組合員の数だけ痛みを共有でき力になるのではないか。そのような感想をもちました。