ユニオンはタイムマシン 3年前に遡って団体交渉
2018年9月21日大阪外語分会は文際学園に抗議及び要求書を提出した。
2018年(平成30年)9月 20日
学校法人 文際学園
大阪外語専門学校
理事長 伊勢 洋治 殿
労働組合 なにわユニオン
執行委員長 大橋 正幸
同 大阪外語分会
分会長
抗議及び団体交渉申し入れ書
なにわユニオン及び同大阪外語分会は、貴学園に対して下記の抗議及び要求を行い、誠実に団体交渉に応じることを申し入れます。団体交渉は2018年10月9日(火曜日)から10月 19日(金曜日)までの間に開催することを要求します。(※10月10日は執行委員会のため除く)
窓口でその日程を協議するものとする。日程については3日程度の選択肢を提案し、協議すること。またこの申入れ書に対する回答は、団体交渉の前日までに文書で組合へ提出すること。
記
(1)抗議
2018年8月30日及び同年9月14日、大阪高裁は貴学園のなにわユニオンへの不当労働行為の判決を下しました。判決に従い、速やかに組合に不当労働行為を謝罪すると共に定年時再雇用の団体交渉を加藤、松谷両組合員について行うこと、また組合に財務諸表を即時閲覧させることを要求します。
過去の不当労働行為に対して厳重に抗議すると共に、解決に向け歩みだすよう強く要請します。判決に従わず解決を遅らせる場合はあらゆる手段で抗議します。
(2)要求
1 加藤、松谷組合員の定年時再雇用の労働条件について組合と協議すること
2 財務諸表を即時組合に閲覧させること
3 学園は定年時再雇用の労働条件についての団体交渉を拒否し続けた結果についての責任を取り、現在までの組合の要求額と現在の給料の差額を加藤、松谷組合員の定年再雇用時に遡り清算すること、また組合のこの事件に関する費用を弁償すること。
加藤組合員 229600(退職時給与×0.7)-179000(現在の給与)=50600円(差額) 30ヶ月(退職時から現在までの月数) 1,518,000円
松谷組合員 311500-243000=68500円(差額)10ヶ月 685,000円
弁護士費用 着手金等 600,000円 + 労働委員会費用
合計 2,803,000円+労働委員会費用
以上