この秋、CUNN全国交流集会に参加します!

2025.11.29-30「第37回コミュニティ・ユニオン全国交流集会inえひめ松山」

 組合事務局より

今年の全国大会は、愛媛県松山市、松山市総合コミュニティセンターを会場に、2025年11月29日(土)から30日(日)の2日に渡って開催されます。直近では、静岡、札幌、熊本で開催され、昨年は地元大阪、エルおおさか2階エルシアターを会場に、全国各地から400名が結集しました。

今回、なにわユニオンからも8名の組合員が参加し、交歓会、分科会などを通じ、全国から参加する労働組合の方々と、情報共有、情報交換を図ります。特に、分科会では、組合員各々が各分科会に分かれて参加し、情報の発信だけでなく、受信に努め、組合活動の智恵を得る学習会と位置づけています。

 小さな組合の、大きなネットワーク

CUNNとは・・・

職場に労働組合がない人が、正社員に限らずパートでも、派遣でも、外国人でも、だれでも、ひとりでも加入できる地域に根差した労働組合をコミュニティ ユニオンと呼びます。CUNNとはCommunity Union National Network、コミュニティ ユニオン全国ネットワーク組織で、北は北海道、南は鹿児島まで32都道府県の76団体、約2万人が参加しており、なにわユニオンも構成員として共闘しています。

【コミュニティ ユニオンとしての、なにわユニオンの位置づけ】

なにわユニオンは「誰でもひとりでも入れる労働組合」を標榜しています。実際、なにわユニオンには、一つの会社から一人組合員の方、それから発展し、分会・支部を形成する組合員、パート、派遣、外国人など多彩な組合員が在籍しています。職種も営業、製造、サービス、教育、経理、医療福祉・・・など多岐に渡り、これらの多様性に対応し、それぞれに合った課題解決を行います。尚、外国人の方には英米語、スペイン語、ブラジル語、ポルトガル語の読む・書く・聞く・話すの4技能を具えたスタッフが、異文化間コミュニケーションに対応します。

先ずは「自分」の労働条件を改善し、その次は職場での仲間作り、知人・友人、同業・異業種他社へ発展し、ひいては地域社会に波及させることです。皆さんが組合に積極的に働きかけてくだされば、「1∔1=2」ではなく、数学の法則を超えて「1∔1=100」にも「1000」にもなって返ってきます。皆で団結して会社権力と闘いましょう!

2025.11.25-26全国交流集会概要

交流集会の1日目

CUNNの総会に加えて、全体企画として「特別報告」が行われ、引き続き、記念講演として、日本被団協代表理事 松浦秀人さんから「ノーベル平和賞受賞式に参加して」と題して講演が行われます。その後、レセプション会場に移り交歓会で一日目の幕を閉じます。終了後、 オプション企画として、女性交流集会、訪韓団交流会、脱原発被ばく労働問題交流会が実施されます。

交流集会の2日目

働く者が置かれた状況とユニオン運動の課題について、下記、10のテーマで組合員各々が各分科会に分かれて参加し、分科会討論が行われます。分科会後、最後に、特別アピールと集会宣言を採択し、全国交流集会を終了します。

分科会レジュメ

①労働委員会 ②外国人労働問題 ③会計年度任用職員 ④どのように団結を図るか

⑤最低賃金 ⑥ハラスメント相談 ⑦長時間労働 ⑧女性労働問題 ⑨同一労働同一賃金 

⑩福祉労働問題