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今回は資料集である。以下、花粉症患者の投書と並べて、林野庁の最新『林業白書』に関する「発表報道」を紹介する。読み比べて頂きたい。
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『朝日新聞』(2000.4.3)「読者の投書」欄花粉症なくし方策を考えて主婦 荒井 晴子(神奈川県藤沢市 59歳) 友達がグシュングシュンして可哀想と、同情していたらまずは息子、次に5年前から私が花粉症で悩まされる羽目となった。アレルギ−科処方の薬も2年くらいは効果ありだったが、だんだん効かなくなってしまった。
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『日本経済新聞』(2000.4.7.夕刊)「ダイジェスト」欄森林機能維持へ新基本法 玉沢徳一郎農水相は7日の閣議に1999年度の林業白書を提出した。国産木材への需要の低迷で森林が荒廃している現状を重視し、林業の環境や国土保全上の機能を維持するための新たな林業基本政策の策定を打ち出している。深刻化するスギやヒノキの花粉症対策にも言及しているのが特徴だ。
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『日本経済新聞』(2000.4.8)花粉少ないスギ植林林野庁が花粉症対策3年後にも、効果に数十年 花粉症が深刻化しているのを受け、林野庁は、花粉の発散量が少ないスギの新品種の開発に取り組むなど、バイオ技術を活用した本格的な対策に乗り出す。早ければ、2003年ごろから千葉や山梨県で新しい品種の植林を始める。花粉症に悩む人にとっては朗報だが、スギの苗の成長には数十年かかるため、対策が軌道に乗るまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。 以上の「発表報道」の内、「国産木材への需要の低迷」「深刻化するスギやヒノキの花粉症対策」「2003年ごろから千葉や山梨県で新しい品種の植林」「間伐や枝打ちなどの森林管理」「5ヵ年計画で計150ヘクタ−ルの間伐事業」などの官僚作文の文脈に関しては、すでに本シリ−ズで批判し続けたところである。「大会社」による情報独占機構こと、「記者クラブ」所属の「記者」を「トップ屋」とする大手メディアは、結果として、まったく裏取り取材なしの提灯持ち記事を掲載しているのである。 ここでは特に、つぎの問題点を再度、指摘する。 1)花粉発生を抑制する決定打は「枝打ち」なのに、この位置付けが薄ボンヤリとしていること。実に怪しいのだが、林業の実態を調べない報道! |
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