2023一般質問項目です。

1.シルバー人材センターのあり方について
(1)財政面
○2018~19年度2年間の、収入構造の内訳を伺う。会費収入、事業収入、補助金(国・都・区の交付元別に)、その他別に示せ。
○補助金の金額の算定根拠は何か。減額は可能な仕組みになっているか。補助金なしでは、センターは成立し得ないと受け止めて良いか。
(2)管理運営面
○理事長は民間人だが、事務局長は区の管理職の再任用、天下りである。区職員が関与しない、会員による自主運営は、可能か。
○センターの職員の採用はどのようにしているのか。試験採用か面接採用か。それは誰が担当するのか。縁故採用はあるか。
○就業形態に応じた労働関係法令は遵守しているか。労働災害の発生事例はあるか。
○会員がグループで就業するケースでは、人間関係のトラブルが発生することもあるのではないか。対応は困難を極めると思うが、誰がどのように対応しているか。
(3)シルバー世代のニーズ
○現在、高齢者の数が増えている一方で、会員登録が特に増えているわけではない。年金支給開始が70歳になったので、シルバーの働き方では収入面で不足することなどが原因かと思うが、どう分析しているか。
○配分金は十分な割合を支給していると思うが、その多寡について、会員から希望などはあるか。
(4)センターの今後
○高齢者のできる仕事は体力、能力面でかなり制限されると思う。就業率6割を高めることは可能か。
○マンション清掃の受注が増えているとのことだが、低廉な受注金額による民業圧迫になってはいないか。
○法改正により、「臨時的・短期的」な就業にとどまらず、無料職業紹介や派遣を取り入れることで、継続的な雇用が可能となっている。杉並ではどのように対応しているか。
○ホワイトカラーに従事していた高齢者に向けた就業の発掘が課題だと言うが、受注の見込みはあるか。
○これからのセンターの存在意義を、どのようになると考えているか。仕事の開拓員を2名増やしたというが、ほどほどに受注していくという方針もあるかと思うが、どうか。

2.宗教2世をいかに発見するかについて
(1)厚労省ガイドライン
○昨年末、厚労省から出された、宗教2世にかかる児童虐待へのガイドラインによって、今後はどのような対応が可能になるか伺う。
(2)学校の役割
○学校で宗教2世への虐待を発見するためには、相談してくるのを待つといった姿勢は解消されるのか具体的な対応を伺う。
○対応マニュアルの作成や教員研修をどのように行うのか伺う。
(3)子ども家庭支援センターの役割
○虐待に関しての通報状況について伺う。子ども本人からの通報は如何か。
○「『ゆうライン』に相談して」と言うだけでなく、具体的な事例を示したパンフレットを作成・配布などしては如何か。
(4)社会の役割
○親による輸血拒否で死亡した事例は、宗教だから仕方がないのではなく、虐待であると、今般明確に示された。広く世の中に知らせていく必要があるが、区としてできることを伺う。

3.「情報公開№1」の区政の進捗について
○「はんこ白塗り事件」において、区はこの4月に、開示決定における処分性について、6年前の判断を取り消して、新たに処分性を認める決定を交付した。どのような判断に基づき、判断を変更したのか。今後はどのようにするのか伺う。
○情報公開の開示決定を実質的に判断するのは誰なのか、区長の実質的な関与はあるのか。実施機関と情報公開担当との連携はどのようにしているのか、伺う。
○4年近く放置されていた審査請求で、諮問に至る前に「取下書」を原告に送付している。なぜ、そのような事態になったのか伺う。また、審査請求等の処理について、「多忙」の状況にあるとのことだったが、現在はどうか、解消されつつあるのか伺う。
○例えば都市計画マスタープランの改訂は、どのように告知して、集まった意見はどのようにして、お知らせをしたか伺う。
○説明会の内容の記録が区のホームページで公開されるようになった。誠にありがたい一方で、手間が大変だと思う。文字起こしのために、外注費用や職員の残業が発生してはいないか。金額の換算はできるか、伺う。