神奈川県警腐敗の背後にオウム関連巨大暗流@憎まれ愚痴

TBSバッシング検察リーク情報操作への疑惑

1999.9.11.mail再録・増補。

2018.6.26追記 TBS問題:1989年10月26日東京放送(TBS)ワイドショー番組のスタッフが、弁護士の坂本堤がオウム真理教を批判するインタビュー映像を放送前にオウム真理教幹部に見せたことで、9日後の11月4日に起きた坂本堤弁護士一家殺害事件の発端となったのではと指摘された。(wikipediaから)

 神奈川県警の腐敗が、このところ激しく露呈していますが、かつての大阪府警の腐敗の背景にも、山口組との癒着がありました。神奈川県警の場合には、それより以上に、恐るべき巨大暗流が存在する可能性を指摘しておきます。

 神奈川は、オウム真理教発祥の地です。いささか右翼チックの嫌いはありますが、私の分類では商業主義野次馬ジャーナリズムの新潮社の月刊雑誌、『新潮45』(1996.7)に、「オウム帝国の正体/完結編PART3/闇に葬られた警察情報」があります。長い記事なのですが、急遽、HP入力します。『週刊新潮』の記事にもなっていますが、そちらはコピーが手許にないので、発行日は分かりません。

 上記連載記事の筆者は、ペンネームで「一橋文哉」、末尾には「いちはし・ふみや」とありますが、ヒトツバシ・ブンヤ(新聞記者)と読めるので、千代田区一橋の毎日新聞の記者の匿名ではないかと噂されています。この記事を要約し、実名を入れると、オウムと、暴力団と、地下鉄サリン事件当時の警察庁長官の前任者、元神奈川県警本部長、城内康光の間に、闇の取り引き関係があったというものです。

 取り引き発生の原因は、城内が神奈川県警本部長時代に、部下で、しかも警察官の娘を、自分の宿舎の掃除中に強姦し、腹心の部下の揉み消し工作により愛人にしており、そのことを暴力団が知り、それが、オウムの前身の神仙の会事件の捜査中止の取り引き材料となったというものです。

 この雑誌記事では、実名が出てこないのですが、『噂の真相』の「うわさの真相」欄には、前後の事情から判断して、実名を記す短い記事が掲載されました。そこで、おりからTBS坂本弁護士テープ事件を調査中の関係で、私は、警察庁と新潮社に電話取材し、警察庁の広報関係者が新潮社に「抗議」に行き、新潮社は、筆者の調査結果を信じるとし訂正を拒否し、そのままになっていることを確認しました。少なくとも、警察庁には、新潮社を告訴できない事情があったことは確かです。

 しかし、こういう事情、記事によれば「伝説」は、下々には行き渡るものです。

 こうした警察部内の事情、それをごまかすための検察リーク情報操作、スケープゴートのTBSいじめ、ひいては冤罪報道の野放し、メディアの腐敗、その結果が、警察、検察、メディアのスキャンダル続出の背景にあるのです。日本は、マフィア支配のアメリカにも負けず、腐り切っているのです。

 別途、いわゆる「TBS問題」については、すでに1冊の単行本になるだけのワープロ草稿があるのですが、同時並行で、昨年出版に漕ぎ着けた拙訳『偽イスラエル政治神話』が話題となり、国際的にはより重要な問題をはらんでいたので、そちらを優先せざるを得ませんでした。

 そのような折、それまでの私の資料収集の中で、疑惑だらけのオウム真理教問題の捜査、起訴、そして、突如のTBS問題リーク、などなどに関して、最も鋭く、しかも、どうやら、ほとんどが警察内部からの告発情報と見られる記事が、この「オウム帝国の正体」「闇に葬られた警察情報」だったのです。

 しかも、私は、日時などの情報を忘れていたので、まったくの偶然なのですが、最初に記した日時にmailを送った直後、1999.9.12.日経で、「坂本弁護士一家を慰霊/元同僚ら」という記事を見たのです。元同僚の何人かは、私の争議中の司法問題での運動の仲間です。この記事では、「坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会」の事務局長が、「坂本事件は過去のことではない。教団の活動は再び活発化しており、裁判や信者の脱会問題など課題はまだ山積している」と述べたことになっています。

 私は、上記の「など」に、本当の真相解明が行われていないことも含まれていると解釈します。村井殺害、国松警察庁長官狙撃、その他、オウム事件は謎だらけであることは、誰の目にも明らかなのです。

以上で(その1) 終わり。下記の第1章に続く。


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