『亜空間通信』669号(2003/09/27) 阿修羅投稿を再録

世界中の政府とメディアは911直後にイスラエル情報機関発の背後にイラク説を受け竦んでいた

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『亜空間通信』669号(2003/09/27)
【世界中の政府とメディアは911直後にイスラエル情報機関発の背後にイラク説を受け竦んでいた】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 イギリスの元環境大臣、一応の著名な「同盟国」の体制内の政治家、ミーチャーが、911疑惑からイラクその他を狙う世界征服計画あり、との発言を公表し、この問題の情報戦争は、新段階に入った。

 そこで、わが前編著『9・11事件の真相と背景』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発謀略か?アメリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)の出発点でもある以下の亜空間通信の重要情報の意義を、改めて指摘する。 

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/akuukan-01-09.html
『亜空間通信』抜粋:2001.09月分
[中略]
2001.09.12:04号【アメリカへの同時多発「ゲリラ攻撃」をどう見るか】
2001.09.13:号外【フランスの歴史見直し論者からのマンハッタン・ワシントン攻撃に関する緊急通信1.】
2001.09.13:号外【フランスの歴史見直し論者からのマンハッタン・ワシントン攻撃に関する緊急通信2.】

[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 以下では、上記の最初の04号を抜粋再録する。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/glo-65.html
連載:「シオニスト『ガス室』謀略周辺事態
(その65)『亜空間通信』4号(2001/09/12)【アメリカへの同時多発「ゲリラ攻撃」をどう見るか】

[中略]
 簡単に言うと、極右「偽」イスラエル支持者による謀略の可能性をも疑え、である。
[中略]
 犯罪捜査の基本は、事実関係の調査と同時並行する動機探しであり、その犯罪で得をするのは誰かを特定することである。アメリカを攻撃したい側にも、当然、動機がある。事実、イスラエルの違法不当な占領下にあるパレスチナ人の歓喜の踊りも声も表情も報道された[2003.09.26.注記:これは後にやらせと判明]。しかし、上記の「恐れ」から読み取れるように、「アラブ人に対する迫害や過剰な報復攻撃によるエスカレーション」を狙う勢力にとっても、これは願ってもない口実となる事件なのである。

 折しも、イスラエルとその最大の支持者アメリカは、南アフリカのダーバンで開かれた人種差別問題の会議から退席したばかり、つまり、国際世論の中での孤立に追い込まれていた。
 [中略]
 シオニストは常に、反ユダヤ主義の妖怪を持ち出しては煽り立て、イスラエルに対する絶え間ない脅威が存在しているのだから、イスラエルには援助が必要なのだと、世間に信じ込ませ続けている。イスラエルの不当な請求に仮面を被せるためには、新しい挑発行為を重ねる努力も怠らない。手口は、いつも似たようなものである。
 [中略]
 最後の決め手は、果たして「アラブ系とかイスラム系とか」、または、この種の事件が起きると必ず名前が出る「ウサマ・ビン・ラディン」とかに、あれだけの大掛かりな攻撃をするだけの実力があったのだろうか、という疑問である。しかも、この疑問は、次の疑問と表裏一体の関係にある。

 次の疑問とは何か。「自爆」にしろ何にしろ、これだけの計画的で大掛かりな攻撃ができるのだったら、なぜ、「偽」イスラエルの中枢部分を攻撃しないのだろうか、である。「偽」イスラエルの方は、アラファト政権の事務所やパレスチナ側の警察の建物をミサイルで攻撃し、要人の暗殺までしているのである。即座に仕返しができないのは、それだけの実力がないからなのである。

 いずれにしても、この際、最も重要なのは、「『悪夢のシナリオ』現実に/米『力の論理』に死角」(『日本経済新聞』2001.9.12.夕「ワシントン=春原剛」)というような歴史的な視点である。武力による支配は武力による反抗を呼び、武力による反抗の結果としての政権(イギリスから独立したアメリカもその典型)は、またもや武力による支配に至るのである。だからこそ私は、「力の論理」を先に放棄する側に、真の平和の担い手の資格を認めるのである。

 ともかく私は、この事件に関しても大いに疑いを持ちつつ、事態を見守ることにする。

 以上で(その65)終り。(その66)に続く。
---------- 引用ここまで ----------

 以下が(その66)とそれに続く(その67)の冒頭部分だけの抜粋再録である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/glo-66.html
連載:「シオニスト『ガス室』謀略周辺事態
(その66)フランスの歴史見直し論者からのマンハッタン・ワシントン攻撃に関する緊急通信1.

2001.9.16.追記:この通信資料は添付書類を削除しhtml形式をテキスト形式に変換したもので、最初からテキスト形式だった次の(その67)と同時にgif映像として入力している。テキスト形式送付を希望される読者は、altmedka@jca.apc.orgまで申し込まれたい。html形式の方も同様に送付可能であるが、添付書類は削除したので映像が出てこない。映像も含む原本入手希望者は先方に申し込まれたい。
(その1)Faits & Document-Bulletin mail du 12 septembre 2001 -No.7
[後略]


http://www.jca.apc.org/~altmedka/glo-67.html
連載:「シオニスト『ガス室』謀略周辺事態
(その67)フランスの歴史見直し論者からのマンハッタン・ワシントン攻撃に関する緊急通信2.

2001.9.16.追記:この通信資料は最初からテキスト形式だったが添付書類を削除しており、同様に添付書類を削除しhtml形式をテキスト形式に変換した前頁の(その66)と同時にgif映像として入力しており、テキスト形式の送付を希望される読者は、altmedka@jca.apc.orgまで申し込まれたい。 
その2)Faits & Document-Bulletin mail du 14 septembre 2001 - No.8
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 上記のFaits & Document-Bulletin mailは、非常に長文のフランス語なので、とりあえず、以上のごとく、「gif映像として入力」し、そのことを発表して置いたのだが、その後の超多忙状況ゆえ、自分でも見なければ、と思いつつも、その時間が取れなかった。

 2年を経て、ようやく、電網検索をしてみると、原文は、以下に保存され、公開され続けている。以下は冒頭の見出しだけである。

---------- 引用ここから ----------
http://www.f-d-in-mal.com/indexlettre1a30.html
INDEX LETTRES 1 A 30

http://www.f-d-in-mal.com/fetd7.htm
LETTRE NO. 7
12 septembre 2001

http://www.f-d-in-mal.com/fetd8.htm
LETTRE NO. 8
14 septembre 2001
---------- 引用ここまで ----------

 さて、これを見直すと、見出しが付いていて、最初の電子手紙よりも、ずっと見易い。この2番目のLETTRE NO. 8には、フランス語だけでなくて、英語のままの記事も入っていた。これがまた、実に重要な情報であった。

 この重要な記事は、以下である。本通信の題名、「世界中の政府とメディアは911直後にイスラエル情報機関発のイラク背後説を受け竦んでいた」の証拠文献なのである。

---------- 引用ここから ----------
http://www.f-d-in-mal.com/fetd8.htm
LETTRE NO. 8
14 septembre 2001
(omit)
Israeli intelligence: Iraq financed attacks
GEOSTRATEGY-DIRECT.COM
Wednesday, September 12, 2001
Iraq recruited Saudi billionaire fugitive Osama Bin Laden and his Islamic allies to carry out the suicide attacks around the United States, according to Israeli intelligence. Israeli officials and intelligence analysts said the suicide hijackings that downed the World Trade Center and destroyed parts of the Pentagon was too large an operation for any one group. The analysts said the operation was also too big even for a coalition of Islamic terrorists headed by Saudi billionaire fugitive Osama Bin Laden. Bin Laden is accused of masterminding the bombings of the U.S. embassies in eastern African in 1998.Intelligence sources briefed the Cabinet of Prime Minister Ariel Sharon on late Tuesday, hours after the catastrophe in New York and Washington, Middle East Newsline reported. The sources were quoted as telling the Cabinet that a Middle East government was probably the sponsor of the attack.The most likely sponsor for such an attack, the sources said, is Iraq. The Baghdad regime has long maintained an alliance with Bin Laden and Islamic groups."All the steps lead to him [Bin Laden]," Reuven Paz, a leading expert on Islamic terrorism, said. "Of all the countries, Iraq seems the most reasonable [candidate]."In Baghdad, Iraqi state television appeared to welcome the bombings. The television said the spate of attacks demonstrated the vulnerability of the United States."The massive explosions in the centers of power in America, notably the Pentagon, is a painful slap in the face of U.S. politicians to stop their illegitimate hegemony and attempts to impose custodianship on peoples," the television said. "It was no coincidence that the World Trade Center was destroyed in suicidal operations involving two planes that have broken through all U.S. security barriers to carry the operation of the century and to express rejection of the reckless U.S. policy.""The collapse of U.S. centers of power is a collapse of the U.S. policy, which deviates from human values and stands by world Zionism at all international forums to continue to slaughter the Palestinian Arab people and implement U.S. plans to dominate the world under the cover of what is called the new [world] order," the television added. "These are the fruits of the new U.S. order."The Israeli Cabinet was informed that the United States might launch a massive attack on Iraq and Afghanistan over the coming days. The sources said such an attack could prompt a regional war.On early Wednesday, Afghanistan appeared to have been a target of retaliation. Several bombings were heard in the Afghan capital of Kabul. U.S. officials denied that their country was responsible.In the aftermath of the suicide bombings in the United States, Israel closed its air space. Israel also warned the Palestinian Authority to immediately stop all attacks against the Jewish state.
(0mit)
---------- 引用ここまで ----------

 私は、わが編著『9・11事件の真相と背景』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発謀略か?アメリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)の中で、以下のように、事件直後の「イラクがやった可能性が高い」説を紹介した。

p.79.
●日本国内向けの米軍放送「傍受」による「初動捜査」の成果続々
[中略]p.80.
 直後の公共放送ラディオの加盟各局独自ルポでは、インタビューに応じた元CIA要員とイラク問題の作家が、異口同音、「ビンラディンには、あんなに洗練された工作を行う実力と資金、組織はない」という主旨のことを、確信に満ちた口調で語っていた。元CIA要員は、アフガン工作に同時期に参加していたので、ビンラディンをよく知っており、軽く、「そんなに大した戦士(warrior)ではない」と言い放った。イラク問題の作家は、「あれは国家規模の組織でないとできない作戦だから、山の中に隠れているビンラディンにできるはずがない、イラクがやった可能性が高い」と強力に主張していた。
 [後略]

 この「イラク問題の作家」は、女性だったが、その身元が気になりながらも、やはり、調べる時間が無かった。いずれ、どこかで出てくるだろうと思っていたが、まだ情報がない。

 しかし、この「作家」の情報源が、上記の「イスラエル情報機関発」である可能性は、非常に高い。また、当時から、類似の見解は、流され続けたのであろう。米政権が今、「アルカイダとイラクを結びつける材料なし」と発表しているのに、アメリカ人の大多数が、「そう思っている」という状況の底流には、このような巧みな地獄発の情報操作が潜んでいるのである。

「世界中の政府とメディア」ばかりでなく、これに対抗すべき立場の方も、「竦んでいた」のである。これこそが、古今東西、「憎まれっ子、世にはびこる」状況の知る人ぞ知る免許皆伝、必殺の極意である。

 以上。


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