『亜空間通信』884号(2004/11/06) 阿修羅投稿を再録

イラク斬首の香田氏遺言は大手メディア嘘八百強烈批判だがメディアの無視と嘘の上塗り追及!

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『亜空間通信』884号(2004/11/06)
【イラク斬首の香田氏遺言は大手メディア嘘八百強烈批判だがメディアの無視と嘘の上塗り追及!】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 昨夜、裁判所からの帰途、電車の中吊り広告に、イラク人質首斬り無惨、香田証生さんが6歳年上の彼女に告げた「別れの言葉」などと、いかにも誇大宣伝風の文字が踊っていた。

 仕方ない。大枚320円を投じて、『週刊文春』(2004.11.11)を、お茶の水駅の売店で求めた。中身は大したことはない。しかし、いかにもいわゆる純情な若者風の優しい別れの言葉である。

 ところが、帰宅してから、阿修羅戦争62掲示板を見ると、午後8時すぎの投稿だが、これは大変、非常に重要な事実が記されていた。

 以下の投稿の『ル・モンド』記事では、わが意訳によると、イラク戦争に関する大手メディアの報道が「嘘ばかり」だから、彼は、自分の目で事実を確かめるために、危険を承知で、イラクに入ったのである。

 私は、これを、最も重要な情報として考える。

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香田さん「嘘がはびこっている」と四ノ宮さんに(Le Monde紙)?
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/459.html
投稿者 Guy 日時 2004 年 11 月 05 日 20:01:16:cUyBWhCelM.xY

 フランス『ルモンド』紙10月31日付けの「Shosei Koda, 24 ans, jeune routard japonais」(香田証生、24才、日本人バックパッカー)と題する記事中に、気になる部分があったので引用して、訳を付ける。

(引用)Cette affaire bouleverse le Japon, mais la presse fustige aussi la "naivete du jeune homme et son ignorance des mises en garde des autorites, une nouvelle fois sur la sellette pour avoir envoye des troupes en Irak. Le jeune Koda voulait voir "de ses propres yeux", disait-il, ce qui se passe en Irak : "On raconte tellement de mensonges" furent ses derniers mots a un cineaste japonais rencontre a Amman avant de prendre un car pour Bagdad. 『LE MONDE | 30.10.04』(化ける文字の髭抜き:木村愛二)

(訳) この事件は日本を動転させたが、メディアは一方で、この若者が世間知らずで、(自衛隊イラク派遣を再度批判されている)政府の警告を無視したと強く非難している。香田青年は、イラクで起こっていることを自らの目で見たい、と言っていた。バグダッド行きのバスに乗る前にアンマンで出会った日本人映画監督に残した最後の言葉は、「嘘がはびこっている」だった

 この最後の言葉は、初耳である。直訳すれば、「人々はたくさんの嘘を語っている」であり、「世の中嘘だらけだ」と訳してもいいと思う。いずれにしても、このような意味の言葉を映画監督(『ルモンド』の記事には名前が引用されていないが、四ノ宮浩さんのことだろう)に言ったという報道は、国内メディアであったのだろうか。私が知らないだけなのか、『ルモンド』の記事が間違っているのか、それとも報道規制が行われたのか。

 香田さんが「嘘がはびこっている」と言ったのが事実であれば、旅行気分だとか観光目的といった非難は一切成り立たない。前回同様、政府が世論操作を行ったのか。

 なお、この記事に署名のある特派員Philippe Pons氏は、4月の人質騒動の際に朝日新聞でも紹介された、自己責任論を痛烈に批判した記事を書いた人物である。

 四ノ宮浩さんは、10月29日のTBSテレビ『情報とってもインサイト』に生出演していた。井筒和幸を中心とした香田さん非難に対し、四ノ宮さんが「彼は戦争(平和だったかも知れない。記憶が曖昧。)について考えたかったのではないか」と発言したが、 恵俊彰がすぐに話を戻した。山田五郎が「若いんだからしょうがない」というようなことを言いかけた時も 、恵俊彰がさえぎった。 四ノ宮さんを登場させながら、彼の発言から香田さんの行動を推察するのではなく、無鉄砲な旅行者との見方にお墨付きを与えたかったようだ。番組中、「嘘がはびこっている」という話は出てこなかった。
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 四ノ宮さんは映画監督だから、おそらく、ゆっくりと、情景を思い描きながら、しゃべったのだろう。そこを、軽薄な番組専属のテレヴィタレントに、話の腰を折られたのである。

 この『ル・モンド』の記事の電網版は、アルカイヴの以下に入っている。私は、印刷した。

http://www.lemonde.fr/web/recherche_articleweb/1,13-0,36-385194,0.html

 以下のごとく、「東京の通信員から」となっており、

Tokyo de notre correspondant
[中略]
Philippe Pons
ARTICLE PARU DANS L'EDITION DU 31.10.04

 最後に、Philippe Ponsの署名があるのだから、Philippe Ponsには、日本で会えるはずである。

『ル・モンド』東京支局の電話は、03-3446-6097

 電話すると、留守だったが、日本語の録音がに入っていたから、こちらの伝言を録音しておいた。誰でもが、日本語で彼と話せるはずである。

 私は、これから、武蔵野市の中央図書館に行って、印刷物の『ル・モンド』の複写を確保する。

 これは、日本の大手メディアへのわが頂門の一針の一つとなるであろう。

 以上。


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