『亜空間通信』824号(2004/07/12) 阿修羅投稿を再録

参院選圧勝を宣言する凱旋将軍の憂鬱は深まる一方で救いがたい迷妄の有象無象の右往左往を叱責

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『亜空間通信』824号(2004/07/12)
【参院選圧勝を宣言する凱旋将軍の憂鬱は深まる一方で救いがたい迷妄の有象無象の右往左往を叱責】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

「小泉政治に痛撃」、「民主系54、自民49」、これが明日、2004年7月12日付けの『日刊ゲンダイ』の1面の横2段抜き大見出しである。

 下半分の縦の大見出しは、「最後は創価学会の票が大量に動いた汚れた結果」、「票欲しさに、公明党に完全に押さえ込まれた小泉政権のこれから」、「問題なのは小泉首相の居直り」であり、以下の大文字ゴシック・リードが続く。

「全国の選挙民から不信任されたのに相も変わらぬへらず口を叩いて自公連立で居座る無責任デタラメ男」

 私は、本日(2004/07/12)夕刻、ここ十数年来、通い慣れたる地元、武蔵野市の市役所に赴き、市議会事務局、秘書課、企画部、情報公開コーナー、市民課、国際交流課を経巡り、凱旋将軍のごとき処遇を受けた。

 皆がニコニコしていた。私は、今から数えて15年前、1990年の秋に、武蔵野市に転居してきた。以来、武蔵野市の市長選挙、その他の案件で、住民監査請求、議会への陳情など、一般には「反市長」として理解される活動を続けてきた

 すでに6期目、在任22年目の市長、土屋忠正は、先頃の市長選では、「小泉・石原・土屋」と大書したポスターを市内の目抜きの場所に貼りまくった。自民党を中心的な与党とし、公明党とは友好関係にある。小泉の「自公連立」の亜流である。その実力市長の足下の市職員が、私に対して、実に嬉しそうに対応するのである。これが現在の「民意」である。

 市役所内では、6月10日付けの『日刊ゲンダイ』、6月14日発売の『フラッシュ』などにより、わが「小泉レイプ事件」裁判が、知れ渡り、噂が噂を呼んでいた。その状況は、超多忙中の私にも、漏れ伝わってきた。

 このような約1ヶ月間の状況を爆発させたのが、11日の選挙結果である。

 しかし私は、内心、怏々として楽しまない。実に憂鬱である。イラク「戦争」はもとより、小泉だけでなく、創価学会の池田大作の「レイプ事件」あり、ブッシュを強姦で訴えていた有夫の黒人女性の銃弾が頭に撃ち込まれた死の自殺としての処理あり、浅ましいばかりの状況が続いている。その一つ一つを暴いていたら、切りがない。残り少ない人生の貴重この上ない時間が、どんどん減って行くのである。

 その一方で、反小泉の陣営の内情も、救いがたい迷妄の有象無象の右顧左眄、右往左往であり、これまた、いちいち叱責していたら、切りがない。

 手許の1988年刊、平凡社、『世界大百科事典』には、徳川家康(1542-1616)が残したとされてきた「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず」で始まる「東照宮遺訓」は「偽作」「であることが最近明らかになった」とある。

 だが、今から400年前、1605年、63歳で、将軍職を秀忠に譲り、大御所として、江戸幕府300年の基礎を築いた徳川家康の人生には、大いに学ぶべきところが多いと感ずる昨今である。

 目下、自分の憂鬱の治療に、イブ・モンタンの晩年のシャンソン、枯れ葉、CD録音を用いている。これで少しは、気が晴れる。

 以上。


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