2024年度事業報告

Ⅰ.交流支援事業

  パキスタン、ラオスへの支援を行いました。

1)パキスタン

アル・カイールアカデミー職業訓練所支援

・縫製科の運営費を支援しました。2024年度分として本部より36万円を送金しました。
 今後柏ショップより3万6千円と、別途電動ミシン代として2万1千円を支援します。
・今年度の訪問は現地の治安の悪化により、中止になりました。
・縫製科の様子は、現地から送られてくる動画やアーシアンからの質問に対する回答という
 形で知ることになりました。
・日本ファイバーリサイクル連帯協議会(JFSA)を通じて、様々な報告を受けました。

2)ラオス

「セコン県農村部住民による共有資源の管理・利用支援プロジェクト」
 NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)支援

・講演会に合わせて生活クラブ虹の街組合員に「モノでの支援封筒」を配布し、その収益を
 ラオス事業に寄付しました。
・前現地代表の報告会を幕張公民館で行いました。

Ⅱ.販売事業

  • アーシアンショップ柏

開店30周年を迎え、1年を通してスタッフ全員で多くのことにチャレンジしました。地域の方々や関係者に改めてアーシアンの活動の意義やこの時代においての必要性、関わることの楽しさを知ってもらうことができました。

1.30周年イベント

・30周年をアピールするイベントなどをほぼ毎月担当スタッフを決め企画、開催しました。特に年間企画の「ハチド  リチャレンジ」は来店客に長年の活動を知ってもらう良い機会になりました。目標の電動ミシン3台分として2万1千円をアル・カイールアカデミーに寄付します。またメインイベントではアフガニスタンのドライフルーツを題材にお話会を開催し多くの方に参加いただきました。その他にもパレスチナやバングラデシュなど困難を抱える国の品物を多く取り上げた企画を行いました。
・30周年を記念した「アーシアンの風」ではアジア・アフリカの女性の手仕事を特集しました。

2.交流支援活動・キャンペーン・募金
・千葉カタログの売り上げから3万6千円をアル・カイールアカデミー縫製科に、アレッポの石鹸キャンペーンとして1,200円をパルシックに寄付します。
・アーシアン入会キャンペーンは新たなチラシを作りましたが、入会には至りませんでした。

3.生活クラブ虹の街関連
・千葉カタログは、紙面が増えた部分に生産地情報などを掲載しました。
・デポー展示会は継続して取り組み、売り上げは好調が続いています。
・デポー松葉町「ナイトマルシェ」のスタンプラリーに、コミュニケーション広場として参加しました。

4.その他関連団体、地域とのつながり
・柏市の市民活動イベントは新たに柏の葉地区でも開催しました。我孫子市とはイベント参加の他、本部啓発活動と  して子ども向けフェアトレード講座の開催に協力しました。
・新たに流山市でのイベントに初参加し、若い世代にアピールしました。
・JFSAとの連携について、カルハナ製品は縫製工房の閉鎖により新たな入荷が無くなり、イベントもできませんでした。
・地域で活動する団体や個人と新たな連携やイベントが実現し、今後にも繋がりました。

5.広報
・フェイスブック・インスタグラムなどSNSは、様々な工夫で特に若い世代のフォロワーを増やしており、そこから 来店やイベント参加に繋がっています。
・地域情報誌「BE-COM」への記事掲載を毎月継続しました。

6.店舗運営
・イベントなどの企画・実行・報告をスタッフ全員が経験し、各自がスキルアップできました。
・ミーティング内での研修としてパキスタン支援について取り上げました。外部研修には参加できませんでした。

2)アーシアンちば
1.商品開発
・新たな協働相手として、アフガニスタン難民の女性にアル・カイールアカデミー縫製工房
 が製作したストールに刺繍を入れてもらい販売しました。
2.生活クラブ虹の街関連
・センター・デポー出展、デポーでの常設販売・注文販売、千葉カタログでの販売を引き続き行いました。千葉カタ ログでは予想を大幅に上回る注文があり、カタログの影響力を感じました。
・商品の背景やフェアトレードの意義などをデポー出展でアピールしました。
3.BOX・地域
・九州で開催していたBOXが再開しました。
・地域イベントにはできる限り参加しました。多くの方とゆっくり話すことができました。
4.外部学習会
・外部の展示会や学習会に参加し、知識を深め、新たな活動につながる手がかりを作りました。
・難民を助ける会(AARJapan)と共催で、アフガニスタン料理教室を千葉市と野田市で計4回開催しました。家にこ もりがちな難民女性と地域の方をはじめとする参加者の交流の場となりました。多くの人にアーシアンを知っていただくことが出来ました。その後、アフガニスタン難民女性と事務所で作業をしながら交流を行いました。
・フリージャーナリストの下村靖樹氏の講演会「世界を学び、考えよう」講座の「気候変動の影響を受ける国ツバルの現在」を開催しました。
5.キャンペーン
・アル・カイールアカデミーに対する「給食支援キャンペーン」 5万1千円、シリア難民への支援「アレッポの石鹸キャンペーン」18,800円を引き続き支援しました。

Ⅲ 啓発・広報事業

・生活クラブ虹の街との共催で「世界の難民・日本の難民」講演会を開催しました。アーシアン会員や生活クラブ組合員だけでなく、地域の方やボランティアの方にも難民問題を知ってもらう機会となりました。
・今まで会員とスタッフを対象に開催していたJVCラオスチームの帰国報告会を地域の方にも参加いただけるように公民館で開催しました。
・講演会・学習会では他団体や自治体との共催を企画したり公民館を活用するなど、より多くの方に参加していただき参加者同士の交流もできました。
・多くの外部イベントに参加し、活動の内容やフェアトレードについて伝え、情報交換も行いました。

2)広報

・レター年3回(8月・12月・3月)発行しました。
12月発行の96号は開店30周年を迎えた柏ショップを特集しました。
・ホームページは新しい情報や内容の変更をより早く更新できました。
・コルザは年1回掲載しました。
・インスタグラムなどのSNS
これらの活用は近隣だけでなく、離れた地域からの反応が増えました。

Ⅳ.関連団体との協力

・生活クラブ虹の街
「世界の難民・日本の難民」講演会の共催、千葉カタログへの掲載等、多岐にわたり協力を頂きました。
千葉グループ協議会は地域別の活動となり、県北西部は柏ショップ、千葉市はアーシアンちばが交流会に参加しました。
・JFSA
レターの原稿について情報提供をいただきました。
・JVC
ラオス帰国報告会を開催しました。
生活クラブ虹の街との講演会時に、会員と生活クラブ全組合員へ講演会チラシとモノでの支援封筒を配布しました。

Ⅴ 組織運営

  • 理事会の開催と運営委員会、事業ミーティング
    ・理事会・運営委員会・事業ミーティングは予定通りに実施しました。
    ・中期計画に添って活動を行いました。

2)会員拡大と仲間作り
・個人会員期首 338名 3月末 333名
「世界の難民・日本の難民」にて4名の会員加入がありました。
各イベントでレターやリーフレットなどを積極的に配布しましたが、成果は今のところ出ていません。毎回、運営委員会でも議題として取り上げました。 団体加入はありませんでした。

3)その他
・日本・パキスタン協会へ「アーシアンと縫製工房~女性が働く場を作る試み~」を寄稿しました。

2024年度決算書類