Subject: [Africa on Line 00000043] 第43号!

Mon, 27 Mar 2000 00:00:00 +0900

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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE   (1025部発行)
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第43号 2000年3月27日発行
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□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●セネガル大統領選挙 2回戦
 ●速報!モザンビーク洪水被害状況報告
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部・東海
 ●関西
 ●九州
■人材募集
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●セネガル大統領選挙 2回戦
                           by門兄弟@川崎

その1(2000年3月19日付け)
インターネットのHPにのっているような当たり前のことしか書けませんが、
セネガルの大統領選挙の2回戦が本日ありますので、今までの経過のまとめ
です。

<民主国家優等生(?)のセネガル>
この国では、1960年代の独立以来、一度も政権交代を経験していず、大統領
もいままでサンゴールという人とディウフという人の二人しかなりえており
ません。

しかしながら、当国は他のブラックアフリカの諸国のようにクーデタで政権
がひっくり返るという歴史もなく、形だけでも選挙は行っており、また反与
党の新聞等も販売をみとめられていることから、西アフリカの「民主国家優
等生」と見なされておりました。

<第1回戦では決着つかず>
そのような中、セネガルでは先月2月27日に7年に一度の大統領選挙が行われ
ました。なお、この国の大統領選挙はフランス式で立候補者の中で過半数を
とるものがいないと、1位・2位との間での決選投票(second tour/2nd
round)になります。

そしてなんと、2月27日に行なわれた選挙では、(これもセネガルの歴史上
初めて)現与党がはじめて過半数をとれませんでした。そして、その決選投
票は本日3月19日に行われます。

第1回戦の結果はおおよそ以下のような数字になっておりました。

1位:Abdou Diouf 40.3% ←現与党(PS:社会党)
2位:Abdoulaye Wade 30.0% ←現在与党と連立をくんでいる(PDS:セネ
ガル民主党)
3位:Moustapha Niasse 16.7%
4位:Djibo Ka 7.1%
(5位以下続く)

("Jeune Afrique L'intelligent" no. 2043 , 7-13 mars 2000より)

<与野党のねじれた構図>

さて、1位のDioufは現与党側で、大統領です。

次に2位のWadeについてですが、彼は以前反政府的な言動で何度も投獄され
たこともあり、国民からかなり英雄視されており、5回目の大統領選挙挑戦
となる今回も最大野党の党首として期待されております。しかし実はいまま
で、この人の政党は与党Dioufとちゃっかり連立を組んでいた現副大統領で
す(以前日本で、社会党が最大のライバルの自民党と連立を組んだような形
に似ているかも)。しかもWADEは73才くらいの高齢。

また、3位、4位もそれぞれ別の野党ですが党首はともにはDIOUF率いる元社
会党出身です。

すなわち、かなり各候補はかなり近い存在なわけです。

<単純計算での与党と野党の支持率>
さて、1回目の選挙がおわり決選投票を行うということで、野党側は一斉に
野党代表のWADEを支持したかに見えました。そうすると、A.WADE31%+M.
NIASSE17%+D.KA7%で単純計算では合計55%となり、現与党のDIOUF40%を
大きく上回り、劇的な政権交代がにわかに現実味をおびてきました。

しかしながら、数日前、なんと4位のKA がなんと与党指示にまわりました。
おそらく重要な首相や副大統領のポストをDIOUFが約束したものと思われま
す。いずれにせよ、このような方針転換をして、もし負けたら政治生命は終
わるため、彼としてはかなり勝算ありと思ったんでしょう。しかし、野党支
持者は彼を「裏切りもの」と呼び、また彼の政党内でも賛否両論で揺れてい
るということです。

いずれにせよ、1回目の投票から推測した単純計算では与党側は「DIOUF40%+
KA7%=47%」。

一方WADEも野党陣営のNIASSEに首相の座を用意したようで「WADE31%+
NIASSE17%=48%」。
あと、5位以下の野党分の票がこれに上乗せされる模様です。

すなわちスーパー大混戦です。

<都市部と農村部の支持政党の違い>
ダカール市、ティエス市、ジガンショール市、サンルイ市など都市部の投票
所は、前回の選挙ではほぼすべてでWADEが1位を獲得しおります。一方、与
党のDIOUFは農村票をかき集めていることになります。

しかし、農村ではまだ、各村民が自分の意志で投票出来る状態でないところ
も多いそうです(一部都市でも同様)。実際セネガルの識字率は約25%であ
り、村長さんがまとめて村人全員の投票用紙に記入してまとめてほい、なん
て状況もあるそうです。また、選挙前は与党側がとくに、投票を条件に援助
を行なうとか、実際選挙まえに色々な物資をプレゼントするということも多
いそうで、そこらへんの票は特に与党側に流れやすいそうです。

<タバスキまつりの影響>
ところで、丁度おとといの17日はタバスキというイスラムの大きなお祭りが
あり、人口の90%がイスラム教であるセネガルの多くの都市民は、日本のお
ぼんがごとく、農村に里帰りしておりました。このことは選挙に少なからず、
影響を与えるのではという見方をしている新聞もあるようで、野党支持者が
多い都市部から人が減るので、野党不利とか、一方都市部の人々が一斉に農
村にいくので村民を感化させるのではとの見方などがあるようです。なお、
19日の今日は、都市部への交通ラッシュが予想され、そのことを本日のセネ
ガルのラジオなどでは選挙と絡めて盛んに流していることでしょう。

<宗教団体の支持の影響>
また、セネガルの面白いところは、実際の政府よりも、宗教団体の方がよっ
ぽど民衆の求心力となっており、その宗教団体が経済・政治までをインフォ
ーマル的に牛耳っております。そして、選挙もこの宗教団体がどこの政党を
支持するかによってかなりの行方がかわります。

セネガル・イスラムの2大宗派には、ムーリットとティジャンヌというもの
があり、当初はどちらも今回は野党支持のようでしたが、ここにきて、2番
目に支持者が多い、ティジャンヌ派が現与党支持にまわりました。これはか
なり大きな影響を及ぼすでしょう。なお、ムーリットの方はここにきて、明
確に野党支持なのかは読みとれませんでした。

<政策の違い>
さて、最後にもうひとつ、選挙ならば、実際与党と野党にどのような政策の
違いがあるのかということですが、これに関しては私の知識不足もあるので
しょうが、正直イマイチ何が焦点なのかわかりません。

民衆の一番の関心どころは、都市部の人々はおそらく失業対策や貧困問題で
しょう。実際、セネガルの首都ダカール人と政治の話しをすればきまってス
テレオタイプに「政府は、なにもしない。もっと仕事を作るべき」といいま
す(話しはそれますが、こうした論理には、正直企業やNPO等の第2・3セ
クターが成長しなければ発展はないはずの、その視点があまりに抜けている
のではと個人的には思っておりますが)。ですので、与野党共にこの失業問
題や貧困対策は共に掲げておりますが、その違いは「?」です。

そして、民衆はきまって次に「議員や大統領は何もしないくせに、お金を不
正にふところに入れている」という指摘をします。実際、セネガルではかた
ち上では、三権分立ですが、実際は司法も行政も思いっきり政権よりといっ
て間違いないでしょう。特に司法が与党に不利な判決は絶対にくださず、不
正がまかり通りやすい構図を作り出していると言われております。すなわち、
野党はここをかなり強調し、財政の透明性や不正をなくすことを盛んに訴え、
決選投票直前になっても野党が訴えているのは、「決戦投票でも与党は不正
をしかけている」ということです。一方与党の方も、不正の根絶とそれにつ
ながる憲法の改正等を訴えております。

最近セネガルから戻ってきた日本の人達に聞いても、国内の政策や近隣諸国
との関係なども一部話題にはなているが、民衆もどこどこの政党の政策が良
いというより、政治にクリーンさや変革さをもとめたり、立候補者の人柄、
(なかには出身場所等)できめている人が多いらしく、政策の違いで投票す
る人を決めているのかは果たして疑問だと言っておりました。本当のところ
はわかりませんが。

<結果は、もうまもなく>
このような状況ですが、結果はもう数日内にでるでしょう。
野党の代表のWADEは与党が選挙で不正を行なった場合には軍はクーデタ-を
おこすよう、呼びかけているとも言われております。また、結果はいかんせ
んいづれにせよ若者などが暴動をおこすだろうとも言われております。一方
諸外国の選挙監視団体が応援にかけつけたり、キリストやイスラムの宗教家
達が暴力には訴えないようにと呼びかけしたりしているようです。無事、暴
力なしのクリーンな形で、結果がでることを望みます。

以上あたりまえのことしか書けませんでしたが、お詳しい方コメントいただ
ければ幸いです。

その2(3月20日付)
台湾の裏側のアフリカ大陸でも、ドラスティックな政権交代劇が実現したも
ようです。

セネガルでは、3月19日大統領選挙・決選投票が行なわれましたが、その正
式な選挙結果を待たず、現大統領アブドゥ・ディウフが敗北宣言をした模様
です。すなわち、これは現野党第一党のセネガル民主党(PDS)代表のアブ
ドライ・ワッドの事実上の勝利であり、この政権交代でセネガル中が沸き返
っているとのこと。

なお、独裁主義や軍時政権がいまだ当たり前のブラックアフリカにおいて、
民主的な選挙で政権が交代した意味合いは大きく、このことはセネガルが西
アフリカ一の民主国家模範生としてその地位をさらに確立したことを意味す
るしょう。

その3(朝鮮日報3月22日(水)国際面)

 セネガルの有権者は、先の19日に実施された大統領選で野党指導者アブドゥ
ライ=ワーデ(74)を新しい大統領に選出し、60年フランスから独立してか
ら続いてきた社会党1党支配を終わらせた。

 74年野党のセネガル民主党を創党、78年から大統領選に挑戦してきたワー
デは出馬5回目にして夢を達成した。1党支配がもたらした貧困と腐敗に憤怒
した貧民層がワーデの支持層になり、分裂した野党勢力を統合したワーデの
戦略と組織作りが勝利をもたらした。

 先月27日、第1次投票でワーデは31%の得票で41%を得たディウフ現大統領
に敗れた。しかし、3位得票者(17%)のムスタファ=ニャセに当選後の総理
職を提案、自陣ヘ引き込んだことが成功した。第2次投票でワーデが60%以上
の票を得るや、4選を挫折したディウフが敗北を認めた。

 アフリカで与党候補者が落選することは極めて稀なことであり、現大統領
が勝者にお祝いの辞を述べるのも大変めずらしい。

 ワーデは、55年フランスで法律化を卒業しセネガル控訴裁判所で法廷弁護
士として社会生活を始めた。ヨーロッパ、アメリカなどで講義を担当したこ
ともある。
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以上セネガル関連のコメントは monchan777@geocities.co.jp
ないし monchan@bi.mbn.or.jp にお送り下されば幸いです。
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●速報!モザンビーク洪水被害状況報告

皆様に2週間にわたってモザンビーク洪水被害者に対する緊急支援のお願いを
してまいりましたが、日本国際ボランティアセンター(以下JVC)南ア事務所
の津山直子さんから現地視察報告が届いておりますので、早速皆様にもお伝
えします。
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◆視察報告             by JVC南ア事務所 津山直子

  3月12日から17日までJVC南ア事務所から津山直子と竹之下香代が現地
視察に行ってきました。
 今回の目的は、災害現場の状況確認、緊急復興支援のパートナーとなる
NGOを調査することです。
  大洪水で100万人の被災者が出ていますが、まだ雨が毎日のように降り続
く中、村に帰ることができず避難民キャンプに暮らす人が30万人を越えてい
ます。また、陸路でアクセスできない地域もかなり残っており、ヘリコプター
での救援物資の供給が続いています。通常でも3月いっぱいは雨期ですので、
あと2週間は雨が降りそうです。
  現在の食料、飲料水、テント、医療などの緊急救援はもちろん、水が引い
た後、避難民が村に戻り、生活を回復し、農業を再開することに長期的に関
わっていくことが大切だと感じました。
 現在の大規模な救援活動は3ヶ月以内には、大幅に縮小され、国連や各国
政府も引き上げる見込みです。
  その後の生活回復支援においては、日ごろからその地域の村人を支援して
きた現地NGOや地元の農民グループへの協力が重要です。
JVCは当初、 OXFAMが行っているサバイバルセット(被災者家族への生活必需
品) 配布に協力しました。今回の視察では、OXFAMとも話し合い、今後避難
民が村に戻り生活を回復する際の支援を行うために、長年その地域で活動し
てきている現地NGOが実施する緊急復興活動に協力していく方向で調査を進め
ました。
  国連や外国からの団体が、種子、農具の援助も始めていますが、その内容
はどこも画一的で、 種子では、メイズ(白とうもろこし)、豆、野菜(キャ
ベツ、玉ねぎ、トマト)、 農具では、くわ、なた、おのといった内容です。
 しかし、地元の人に聞くと、ソッガム、さつまいも、キャッサバ、かぼち
ゃ、バナナなど地域の気候にあい、生育も早いものを多様に植えたい、農具
でも、土砂を除くためのシャベルやすき、かま、長くつなど状況によりニー
ズが異なってくる、ということです。
  メイズは3月までと8月以降が植える季節ですので、4月以降に村に帰る
のが延びたときにメイズに頼っていると、結局、次の12月の収穫まで何もで
きないで、食料難に陥るというようなことが起こります。JVCは、そうい
った村々の状況を理解し、フィールドワーカーが活動している 現地NGOに
協力していくことにしました。 いろいろな団体を回りましたが、 KULIMA
(クリマ)、 ORAM(オラム)という二つの 団体への協力を行っていくこと
にしました。2団体の簡単な紹介は以下のとおりです。

Kulima(クリマ、スワヒリ語で耕すの意味):
1984年に設立され、モザンビークで一番古いNGOの一つ。代表のドミニコさん
は、INGC(災害復興委員会/政府、国連、NGOが参加)の農業部会に現地
NGO代表として出ている。各地の農民組合やCBO(住民組織)をサポートし、
地域開発、農業、トレーニングに地道に関わってきた。6州に事務所を持ち、
116人のスタッフがいる。緊急復興については、コミュニティーとの信頼関係
を生かし、長期的に関わっていく方針。

ORAM(オラム、農村相互扶助協会):
1992年に設立され、47人のスタッフが7州で活動している。農民組合の設立
や土地使用権取得への支援、農業トレーングの実施などを行ってきた。現在
207の農民組合を支援。耕作用の牛をコミュニティーの中で増やしていく牛銀
行プロジェクトも行っている。1995、1997年の洪水被害でも緊急救援の活動
をしている。

今回訪れた洪水現場の様子です。
<チャカラネ(最大の避難民キャンプ)>
チャカラネはガザ州の町、マシアとチョークエの中間点にある村(両方から
約30キロの地点)で、4.5-5万人の被災者が周辺の村々から集まってきている。
ヘリコプターなどで救出されてきた人もいるが、ほとんどは、各村から何十
キロも歩いてきている。人の多さに圧倒される。草で作ったやっと一人が入
れるほどの小屋、配給されたテント、ビニールシートを木で支えてテントか
わりにしている人たちなどせまい場所に密集している。テントやビニールシー
トは援助で集まったものが、まだ全部が配給されているようである。子ども
や女性にくらべて、男性の数が少ないのは、長年の内戦で死んだ人 、南アの
鉱山などに出稼ぎに行っている人が多いため。大勢がOXFAMにより水タンクが
備えられた場所に水を汲みにしてきている。簡易トイレがOXFAMなどにより作
られて いる。食べ物は、シマ(白とうもろこしの粉を炊いたもの)に近くの
川で取れた小さな魚など。十分な食べ物はないが、飢えが目立つ状況ではな
い。コレラやマラリアの大規模な感染は防げているが、1日数 人の死者が出
ている。女たちが食べ物や水の確保、子供の世話などに追われているのに比
べ、男たちは、寝ている人や土の上で石を使ったゲームをしている人などが
目立つ。子供たちに食べ物を配布している現地NGOもある。人々は、各村
ごとに固まって住んでおり、互いに助け合っている。

<チョクエ(洪水被害の大きかった地域)>
チョクエでは大雨続いている。町の一部に人が固まっている以外はほとんど
人気がない。周辺の村では、村全体が水に使っているところが多く、人々が
帰ることができる状況ではない。人々が戻る前に、井戸の修理や水タンクの
設置、家畜などの死体の処理と消毒をしなければならない。マラリアやコレ
ラは村に帰った後も大流行する恐れがある。チョクエからリンポポ川の対岸
にあるカニサドや80キロ下流のチブトは、現在も孤立しており、ヘリコプター
でしか行けない。

今後の予定
 4月以降も毎月1週間ずつ、モザンビークの現場を訪問する予定で、南ア
での活動(職業訓練、農村開発、子供の教育)に加え、モザンビーク緊急救
援に 関わっていきたいと思います。
 どうぞ、緊急救援キャンペーンへのご協力をよろしくお願いいたします。

  また、このメールをお知り合いの方などに転送していただき、より多くの
皆さまに現状を理解していただければ幸いです。JVCホームページ
(http://www.jca.apc.org/jvc)に写真を掲載する予定です。

◆JVC「モザンビーク緊急復興支援キャンペーン」を実施
2000年3月17日

モザンビークは、長年の植民地化と内戦が終焉し、やっと平和が訪れ、復興
の道を歩んできました。しかし、今回の50年来と言われる大雨とサイクロン
による洪水被害は 、世界の最貧国の一つであるこの国を深刻な状況に追いや
っています。
  JVCは、1992年以来、南アフリカに事務所を置き、南アフリカ国内の課題
に取り組みつつ、隣国であるモザンビークが内戦から復興する姿を見守って
きました。 今回の被害に対し、JVCはモザンビークで活動する OXFAM(オッ
クスファム)事務所と協力し 、 被災した人々に「ファミリーサバイバルセッ
ト」(生活に最低限必要な毛布、食 料、鍋、石鹸などがセットになったもの)
を配布する活動に緊急支援を行いました。現在も、被災民キャンプでの救援
活動が続けられています。と同時に、村人が村に戻り生活を再開するための
復興活動が始まっています。飲み水の確保、家畜などの死体の処理と消毒、
農地整備と農業の再開を迅速に行わなければ なりません。農業が復興しなけ
れば今後の食料不足が深刻な問題となります。
  JVCは今後、現地のNGOと協力し、家づくりの材料、生活必需品、農具、種
子などを支援する緊急復興支援キャンペーンを継続します。
  みなさまのご協力とご支援をお願い申し上げます。

  募金の宛先:郵便振替 00190-9-27495JVC東京事務所
 * 通信欄に“モザンビーク”と明記してください。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
以下のURLにてモザンピークを支援している10の団体の情報が掲載されていま
す。こちらもチェックしてみてください。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~AJF/Mozanlist.html
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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○ラティール・シー&SUNU XELCOM(スヌ・ヘルコム)の
        アフリカンパーカッションライブ
◆東京
日時:3月30日(木)19:30〜
場所:音や金時(JR西荻窪駅徒歩2分 03-5382-2020)
チャージ:¥2,500(1ドリンク付)
お問い合わせ:音や金時 または オフィス・テランガ teranga@gol.com
             http://www2.gol.com/users/teranga

●北海道
○ジンベクラス
主催者:いいだともき E-mail: i-da@qb3.so-net.ne.jp
会 場:札幌、小樽、釧路、帯広
その他:日程と会場は主催者までお問い合わせ下さい。
     ジンベは余分にあります。
参加費:1,000円〜2,500円

●関東・甲信越
○「MUSIC UNLIMITED Vol.2」
日時:4月15日(土)19:00〜24:00
場所:青山キラー通りの「VIVE LAVIE」(ビブラビ)
  渋谷区神宮前3-1-26 青山ビアンカビルB1F  tel:03-5410-4088
  ベルコモンズの斜め向いの交番より、ワタリウム(オン・サンデイズ)
 方向に20メートル位、歩いたところの地下1階です。
出演: 
 21:00〜ゲスト 
  イクバル・カジ・ムスタフィズ(タブラ) HIDE190(ディジリドゥ)
 22:00〜サバール
  ユッスー(ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ・パーカッション・オーケストラ)
  サンバ(コインビ) 
  アッサン(スーパー・サンチビ)
 23:00〜ジェンベ
  ブバカル・ガイ、オマール・ガイ(サハス)他
チャージ¥2000 with 1drink
問い合わせ e-mail;   sabarjpn@geocities.co.jp

○ナポレオン テテ ソロライブ
日時:4月22日(土)
開場:19:00/開演:19:30/21:00(2ステージ入れ替え無し)
会場:アフリカ居酒屋 バオバブ
    千代田線千駄木駅 団子坂出口前横断歩道渡り
  直進100m 谷中小手前
 Tel. 03-5685-6648
料金(1ドリンク付):前売 2,000円  予約Tel. 03-5685-6648
    当日 2,300円
出演:ナポレオン テテ (ガーナ出身 アフリカンパーカッショニスト)
  Vocal, Kpanlogo(パンロゴ), Talking drum, Korokoto等
ワークショップ、CD販売等お問い合わせ:
agu@mvh.biglobe.ne.jp

○KATIKA SHOW MILLENIUM  Super Percussion Combination
日時:4月28日(金)19:30より
場所:GUILTY  渋谷区東3-14-19 JR恵比寿駅徒歩10分
       03-3486-8557
チケット:前売3300円、当日3800円
出演:B.B.モフラン&ビタシカ 東京ナンガデフ
主催:マム・プロダクション
チケット申し込み&問い合わせ:マム・プロダクション
            0474-76-9840(Tel&Fax) mamuprod@gol.com
B.B.モフラン&ビタシカのセントラルアフリカのリズムに
東京ナンガデフのウエストアフリカのビートが熱いアンサンブルを。
ダンスとパーカッション、モダンとトラッド、の融合が
アフリカンミュージックの新しい世界を開拓する試みです。
(紹介者:当間 典子さん)

○PARC自由学校
今年も5月からPARC自由学校が開講します!地域スタディのコースほ
か、グローバリゼーションや戦争論に関して学び、議論を広げるクラ
ス、写真、胡弓など技術を磨く講座、語学入門講座、各種ゼミ、ワー
クショップなど、40以上の講座をご用意しています。関心のある方
は、ぜひPARC(アジア太平洋資料センター)までご連絡下さい。後日
パンフレットをお送りいたします。

日程:2000年5月〜2001年3月受講料:30,000円〜45,000円
連絡先:PARC自由学校 
   〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1 檜ビル3F      
    TEL:03-5281-0399 FAX:03-3292-2437 
    e-maill:parc@jca.apc.org
    HP:http://www.jca.apc.org/parc/

−主な講座−
●グローバリゼーションの中のアフリカ
2000年5月〜12月 隔週金曜日19:00〜21:00 全15回
● 受講料 35,000円
<講座の内容> 
◆ ムワタナンブエ・ミランガ=アフリカの債務は帳消しするべきか◆真島一郎
=西アフリカの市民と民族◆北川勝彦=アフリカと国際経済関係◆栗
本英世=国家と民族◆モリ・トラオレ=映画で表現するアフリカ◆福島
富士男=アフリカ文学の生命力◆津山直子=草の根国際協力の現場
から◆勝俣 誠=グローバル化のなかのアフリカ◆勝俣 誠=紛争と
開発◆稲泉博己=アフリカの食糧生産◆辻村英之=コーヒーからみえ
てくるアフリカ農村と日本の関係(タンザニア産コーヒー豆の流通構造
と農村協同組合◆舩田さやか=紛争と女性(モザンビークからみえて
きたこと)◆ラミアリソン・ヘリンザトブ・エメ=グローバリゼーションの波はサハ
ラ以南のアフリカに何をもたらすか?

●中部・東海
○"SEE YOU IN AFRICA"
Dance to African Music - mix with Lingala Reggae
毎月第一土曜日はAfrican Night!
リンガラやレゲエなどのBlack musicでフロアーは朝まで大ブレイク!
10月よりスタートしたばかり!
DJ.: Ras Yama, Charles
Presented by: Yuki Maeda (Lisanga)
場所:Elcoco(名古屋テレビ塔横タワービル6階)
時間:21:00〜05:00(翌朝)
料金:2,000円(2ドリンク付き)
問合せ:TEL:052-963-5066 (Elcoco)

●関西
○アフリカンダンスクラス生徒募集
 4年間アフリカ ガーナを中心に修行しプロのグループにも参加した
 gene(ジーン)さんのダンスクラス

 現在開催中のぱるるプラザ京都カルチャールームに加えて
 4レッスン会場が追加になります。

◆ぱるるプラザ京都カルチャールーム
水曜 16:30〜18:00、18:30〜20:00  tel075-353-7070
◆梅田ターミナルビル7F tel06-6373-1241 
火曜 20:00〜21:00 体験レッスン3/24
◆京阪天満橋駅松坂屋8F tel06-6941-1112 
土曜 18:30〜20:00 体験レッスン3/25
◆銀座東芝ビル3F tel03-3571-6662
第一第三金曜 19:45〜21:15
◆JR元町駅前一番街ジェムビル4F tel078-392-3290 
日曜15:30〜17:00 体験レッスン3/26
http://www.wave-kyoto.com/~gene/africa.html

●九州
○栗原氏のアフリカの野生動物に関するセミナー
<写真展示>
日時:3月28日(火)〜4月2日(日)
会場:アクロス福岡(福岡市天神1-1-1)2F メッセージホワイエ
入場無料
<講演>「アクロス・文化であい塾」
日時:4月1日(土) 14:00-15:30
会場:アクロス福岡2F・セミナー室
参加費:先着70名(無料)
問合せ:
栗原智昭  <tomo.kurihara@nifty.ne.jp> 福岡県春日市
栗原のHP<http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara>

○ 「九州・沖縄サミットへ向けたシリーズ企画第2弾−
           アフリカの声を聞こう!ウガンダと日本のNGOからの報告」
日時:年4月10日(月)18:30〜
場所:   福岡市内(未定。まもなく決まります)
ゲスト: ウガンダからのニリンギエ牧師
           アフリカ日本協議会の吉田昌夫氏両名を予定
主催:ジュビリー福岡
後援:福岡国際交流協会ほか(申請予定)

■人材募集
開発協力NGO
「ケニア事業地駐在スタッフ」募集

特定非営利活動法人アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、
ケニアの村落地域及び都市スラム地域において教育・保健・
環境保全の分野で開発協力活動を実施しているNGOです。
この度CanDoは、下記の通り、村落開発事業を調整する事業地
駐在スタッフを1名募集します。

(1)業務内容
    * 村落地域における総合開発事業の運営
     − 事業全般の運営管理(中でも小学校関連の事業が中心)
     − 地方政府、地域住民、および他の援助団体との折衝
     − モニタリングや事業形成のための調査
     − 助成金・補助金等の申請書、報告書の作成
(2)資格・条件
    *当会の活動原則や事業実施の姿勢について会報等で理解
      し、賛同して活動に反映させる意欲のある方
    *日本語および英語での業務遂行能力(交渉・文書作成)
    *途上国での実務経験(最低3ヶ月以上)
    *途上国の村落地域での生活に適応できる方
    *即日から3年間程度可能な方
    *資格・条件の一部が満たされない場合、インターンとし
      ての参加も考慮します。
(3)待遇 − まずはご連絡下さい。

応募に必要な手続きについては、下記の連絡先までEメールにて
お問い合わせ下さい。なお、応募の締切は特に設定しておりませ
んが、採用が決まり次第受付を終了いたしますのでご了承下さ
い。

<連絡先>
  特定非営利活動法人アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
  Email:tam-tam@t3.rim.or.jp(担当:國枝)
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■今日のひとこと
日高見・澤の泉・雪の松島・生鼓・浦霞・大和伝・夢幻→これは何でしょう?
(答:3連休に味わったうまいもの!)(Mao)
------[情報募集]-------------------------------------------
    あなたの身近なアフリカイベント情報募集しています!
掲載に必要な項目は、
イベント名称、日時、場所(住所よければ電話・FAX最寄駅等も)、参加費、
主催、問合せ連絡先(Tel、Fax、あればe-mail)
(紹介される方へのお願い)
*イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方
のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。
*特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。
よろしくお願いします。
○投稿先:mao-pole@bd5.so-net.ne.jp(奥田)
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