Subject: [Africa on Line 00000033] 第33号!

Tue, 18 Jan 2000 00:20:00 +0900

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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE   (885部発行)
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第33号 2000年1月17日発行
   ■■■   
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□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●象牙海岸クーデター・その後
 ●バオバブの木 その2
■アフリカの紹介
 ●アフリカ紹介番組『東アフリカ・色と模様の世界』
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部・東海
 ●関西
 ●九州
 ●海外
■人材募集
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●象牙海岸クーデター・その後

出典は『金鉱山からのたより』 第26号 2000/1/11発行(まぐまぐから配信
されています)

◆新年おめでとうございます
昨年のクリスマスイヴには、象牙海岸共和国(コートジボワール)でクーデタ
ーが実行されました。昨年12月24日付の号外でその第一報をお知らせしたの
ですが、その後はどうなったのか、というお気遣いの問い合わせをいただい
ています。極東の国の大新聞は、西の果ての国々のことなど、丁寧には書い
てくれませんし、個別にお答えするのも煩雑過ぎますので、ギニア在住の不
肖私めが、隣国への国境侵犯を承知の上で、いかにも見てきたような少々く
さいレポートを、新年早々のお目汚しにお届けします。いくぶん退屈かもし
れませんけれど、少しの時間お付き合いいただければ幸いです

◆クリスマスプレゼント
1999年12月24日正午近く、アビジャンにあるフランス大使館の正門に、黒っ
ぽいスーツの小柄な黒人を乗せた公用車が、門番に誰何されることもなく、
静かに吸い込まれていきました。事務所に入ったその男は、疲れた表情のま
まマイクに向かい、ラジオフランスのアフリカ向け放送で流されるはずのメ
ッセージを、事務的に淡々と読み上げます。

このメッセージは、国民に対する抗戦の呼びかけと、この不法なクーデター
に対して、国際機関の救済措置を求めるものではありましたが、抑揚のない
声はすでに訴える力を失っていて、そのどれもが不可能であろうことを、そ
こに居合わせたフランス人はもとより、たった今失脚したばかりの本人自身
が良く理解していました。

同じ頃、市内のテレビでは、迷彩服にブルーのベレーをのせた恰幅のいい男
が映し出され、「コートジボワールの大統領」と紹介されていました。

次いで画面が切り替わり、どこかの家の庭で、灰色の塀を背にし、シャツを
はだけ、疲れ果てて不安げな表情の内務大臣が、「軍はコートジボワールの
ために働いている」と告げていました。それは「叛乱軍」に一時拘束された
前政権の大臣の姿でした。

◆フランスへ行きたしと思えど
翌25日は、フランス大使と「新」大統領との間で、「前」大統領の扱いにつ
いての交渉が続けられていました。

そして26日朝、フランス大使公邸で永い二夜を過ごした「前」大統領ベディ
エ氏は、フランス当局者に対して改めて「脱出」の意思を表明し、待機して
いたフランス海兵隊第43部隊の護衛で、フランス大使公邸からアビジャン空
港近くのPort-Boueに移動。ここからフランス軍のヘリコプターAS-555を2
機連ねて、家族と共にガーナを越えてトーゴ共和国の首都ロメへ。

年が改まった1月3日、「前」大統領ベディエ氏は、3カ月間の観光ビザで、
パリ・オルリー空港からフランスへ入国。

前年3月には大統領としてフランスを公式訪問したばかりの氏は、出迎えの
フランス政府関係者に「また来ました」と挨拶。

◆この無血クーデターは、表面上は、1999年12月23日朝から突発的に軍の叛
乱が開始され、ほぼ24時間後には大統領が交代していた、ということになる
わけですが、水面下の動きは当然かなり早くから始まっていました。またそ
の火種についても、時系列的に動きを追ってみます。

◆借金依存国家の宿命
国債発行というお玉じゃくしの共食い制度を持たないアフリカのほとんどの
国々は、IMF・世界銀行等からの借り入れを前提としての国家予算を組ん
でいます。予算の4-5割をも借り入れに依存している自転車操業の発展途
上国はザラにありますから、その融資がストップされれば、たちまちのうち
に公務員の給料不払い、借入金の返済遅延等々、多くの障害が発生するシス
テムが完璧にできあがっています。

蛇足ながら、極東の国債大国の場合は、借換債を含めた平成11年度の国債発
行額は79兆円で、国家予算の実質的な国債・借金依存度は、発展途上国の平
均的数値をはるかに上回る61%以上になります。

現在では、アメリカの国策銀行であるIMF・世銀のコントロールは、旧宗
主国の隠然たる精神的・経済的影響力以上に、直接的にその国の行く末を左
右し、場合によっては、その政権を吹き飛ばすことのできる充分な腕力を持
ってしまっています。

◆しのびよる影IMF
コートジボワールの主要な輸出産品であるコーヒー・ココアの国際価格には、
フランスから独立した当時の輝きはなく、80年代にはすでに国の経済を支え
る力を喪失していました。それからはご多分に漏れず、長期にわたって経済
の不振が続き、遺産を食いつぶす日々が続いていたわけですが、それに加え
て、政権の腐敗を糊塗するために独裁体制がいっそう強化され、国民の不満
は当然のように高まっていきました。

そこへ、IMF・世銀という地球規模の権力が、コートジボワールの財政運
営の不健全さ、はっきり言えば国庫金の横領が目にあまる、という理由で、
1999年3月から、融資ストップという銃の引き金を力いっぱいに引き絞りま
した。それまでのIMFの監査では、なぜか指摘されなかった闇の部分では
あります。

政権の生殺与奪権を握っている巨大な権力が、融資凍結という強力な銃弾を
放ったわけですから、その殺人的効果は絶大です。

◆満を持して火を放つ
そうして、時の政権が財政運営に苦しみもがき、同時に腐敗が極点に達して
大衆の支持をほとんど失ったその時、元IMF副専務理事で、前政権では首
相を務め、現在は「野党」RDRのリーダーとなっていたワタラ(Ouattara)
氏が、2000年10月の大統領選挙への出馬を表明しました。それが1999年8月
1日のことです。

ところで、この対決には、忘れられないひとつの因縁があります。1993年
12月、当時のボワニ大統領の死去に伴って、国民議会議長であったベディエ
氏が暫定的な大統領に就任した時に、当時首相であったワタラ氏を更迭し、
IMFの副専務理事に転出させました。このベディエ氏こそが、今回フラン
スへ「脱出」したあの大統領だったのです。

◆出自をめぐる疑念
「野党」RDRリーダー・ワタラ氏の大統領選挙への出馬表明を受けて、当
時のベディエ大統領は、ワタラ氏が提出した出自についての証明書類への疑
念をさっそく表明し、もっぱらこの点での攻撃を開始しました。ワタラ氏は
その出自に問題があり、大統領になる資格がないと。

西アフリカ一帯での出自についての考え方は、両親双方がその国で生まれて
いる場合に限って、その国でその両親から生まれた子供がその国の大統領に
なる資格を有する、というものです。これは、つい少し前に植民地として分
割されるまでは、現在の国境とは無縁の伝統的な支配体制が存在したことか
ら考えれば、あまり適切な輪切りの仕方とも思えませんけれど...。

ともあれ、号外でも触れましたように、ベディエ陣営は、密使に600万FCFA(
およそ100万円)を持たせて、捏造書類を調達しようともくろみました。それ
を公開することで対抗馬の出鼻を叩き、選挙以前に相手を葬り去ろうという
作戦でした。しかし、これは露見して失敗。

◆燃え続ける国内
その後も、ベディエ陣営とワタラ氏との綱引きは続きます。しかしながら、
コートジボワールのような独裁体制国家では、当然のように政治犯という制
度が存在していますから、大統領の対抗馬がその国内で政治活動をすること
は、かなりの危険を伴います。そのため、9月19日大統領公邸での会談を最
後に、ワタラ氏はコートジボワールを離れ、パリに移動します。

この後にも、国内ではワタラ氏率いる陣営が過激なデモをしたり、鬱屈した
国民の不満が抗議行動として展開されたりと、しだいに一触即発の状況がか
もし出されていきました。氏がリーダーを務める政党RDRの幹部も多数逮
捕されました。

ワタラ氏は、「わが国は民主主義を必要としている。そのためには、私も代
償を支払う覚悟がある」として、11−12月の帰国を示唆する発言も聞こえて
いました。

これを受けて、12月8日には、ワタラ氏の逮捕状が発行されました。フラン
ス、アメリカ、イギリス等、少しでも信念を持った大国は速やかにこれに反
応して、ベディエ政権に対する懸念の表明と、フェアな選挙を望む声明を出
しています。

◆話し合い不成立
そしておそらくは10月頃から、水面下で、ベディエ「前」大統領と軍幹部の
話し合いが始まっていました。しかしながら、12月20日頃、大統領自身がす
でに当事者能力を喪失したと判断した軍幹部は、「無用な市民戦争を避ける
ため」に、現職大統領を追い出す行動を最終的に決断します。

12月23日、若年兵士による騒乱開始。空に向けて自動小銃を乱射し、一部の
商業地区では、店舗の破壊、商品の略奪をしています。彼らは、単純に待遇
改善を要求する示威行為、との認識で動いていました。

ここで、1995年の大統領選挙の後にベディエ氏が正式に大統領に就任した際、
軍の参謀長を更迭された経歴を持つゲイ(Guei)氏が、軍幹部に請われた形で登
場します。氏の人望は、軍を的確に把握するためには必須のものでした。

そして12月24日朝、ゲイ参謀長は軍の交渉団と共にベディエ大統領と最後の
対面をします。その要求には、政治犯として逮捕されている、「野党」RD
Rのメンバーの解放も追加されていました。

◆暫定政権成立
交渉決裂後は、冒頭でお話ししましたように、国民へのクリスマスプレゼン
トとしての無血クーデターが成立したわけです。もっとも、ゲイ新大統領は
当初、「これはクーデターではなく、革命だ」との言葉を口にしてはいまし
た。

RDRのワタラ氏は、12月29日に避難先のフランスから喜色満面で帰国して、
手際良く「野党」RDRのメンバー複数を、大蔵大臣をはじめとする主要閣
僚として配置します。

ゲイ新大統領から、政権への参加を要請された社会主義政党FPIのリーダ
ー・バグボ(Gbagbo)氏は、民主主義の確立のために暫定政府への協力はするけ
れど、閣外から見守りたいとして、閣僚を送り込むことは固辞し続けてい
ました。
これはひとつには、主要なポストはワタラ氏率いるRDRのメンバーに占め
られることをはっきりと理解していたためでもあります。しかし1月10日、
最終的には6閣僚を送り込むことに同意。

◆軍事クーデターともいえない事情
RDRのリーダー・ワタラ氏は、「これは私の政府ではない」、「ゲイ大統
領は、そのポストに執着しないといっている、できる限り早く大統領選挙が
行われるだろう」と言明し、同時に、前政権によってこじれたIMFとの関
係修復を、まず最優先の仕事にすべきである、とも発言しています。

ワタラ氏は否定しているものの、暫定政権へのみごとな参入ぶりと周辺の動
きを追ってみると、ワタラ=軍、の連携プレーが透けて浮かび上がってきま
す。

例えば、暫定政府の大統領となったゲイ氏は、11月はパリに旅行していて、
クーデターの発生する半月ほど前に帰国した後、故郷の村で「待機」の体制
に入りました。これは、パリでの「打ち合わせ」があったと考えるのが自然
です。

いうまでもなく、ゲイ氏、ワタラ氏は共に、独立後のボワニ大統領の時代に、
参謀長、首相を務め、次の政権成立時にはほぼ同時期に更迭された人物でもあ
ります。また、今回、内務大臣、外務大臣のポストについた幹部軍人は、
ワタラ氏が首相だった時代の護衛担当でした。この二人がワタラ氏と同地方
・同部族の出身であることも、この国では忘れてはならないキーポイントで
す。

◆ひとりごとですが
昨年4月にはニジェール共和国大統領の暗殺。5月には、ギニアビサウ共和
国大統領の国外追放。そして12月には象牙海岸共和国で現職大統領の国外脱出。
どれもが、まったく似たような国内状況で起こったクーデターでした。
さらに、西アフリカには、これらに似た状況の国がまだいくつか存在してい
ることを考え合わせると、この2000年も目が離せない地域ではあります。

また、今回の「象牙のクーデター」は、「IMFの実験」がみごとに功を奏
したモデルケースとして、借金依存国家の政権担当者に、見たくはない悪夢
を送り続けることでしょう。


*以上の記事は、BBC,CNN,RFI,AFP,Le Monde,Jeune Afrique,現地紙,ギニア
紙,独自の材料等を参考にしています。

*コートジボワールの首都は正式にはヤムスクロ(Yamoussoukro)になるの
ですが、実質的な首都機能はアビジャンにあります。国の羽振りが良かった
時代に、首都をヤムスクロに移転してはみたものの、今では目障りな存在に
なってしまいました。

*(少し)参考になる日本外務省の資料:
 
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●バオバブの木 その2(その1を読む)

先週に引き続き、アフリカ開発メーリングリスト (P-Africa ML)でやりとりさ
れているバオバブ談議をお届けします。
尚、下記アドレスからMLへ登録できます。

○登録方法
※jambo-adm@y7.com (管理人)へ、自己紹介のメールを送り登録が行
われます。自己紹介の際には下記のフォームを利用してください。

なお、この自己紹介はメーリングリストに流されますのでご了承下さい。

===============参加申し込みフォーム================
【名    前(ふりがな)】:
【住んでいる所】:(詳しい番地等は必要なし)
【登録したいE-Mailアドレス】:
【別のE-Mailアドレスがあれば】:
【アフリカとのかかわり、関心を持っていること】:
================================================

門@川崎のこたつの中です。

くるみさんこんにちは。

あたたかい、バオバブのメールありがとうございます。ちょっとアフリカを
思いだしてしまいました。

セネガルでも、バオバブは見るだけでかっこよかったですが、バオバブは時
として語り部が埋葬されていたり、神がやどるとして神聖な木とされており
ました。
日本のガイドブックには、バオバブは神聖な木でセネガル・マリ鉄道もバオ
バブの木をよけて線路がしかれていると記されております。しかし、全ての
バオバブが神聖化されているとは限らないようで、時としてはむしろ色々な
用途に使える木として重宝されていたり、「単なる」木であったりするよう
でした。

Kurumi wrote:
>ケニアに住んでいた時にバオバブの木はよく見かけましたが、
>実の方は見た記憶がありません。タンザニアに来て、村の
>子どもたちが大きな木にむかって石を投げ、実を落としている
>ところに出くわし、それがバオバブの実だと知りました。
>実の大きさは野球ボールからラグビーボールまで様々で、
>見た目は、アンデスメロンを薄緑色にしたような感じですね。

先夏ケニアにいった時もバオバブの実、ありました。バオバブは他の果実と
違い乾燥しているので(日本にもってかえっても、検閲でどうどうと通れる
ので)私もちょっぴりもってかえってきました(^^)。

セネガルの人が日本に来ると、よくこのバオバブの実をおみやげにもって来
るようです。

ちなみに、セネガルではバオバブの実は『サルのパン』と呼ばれておりまし
た。
なんでだろう???

>猪のこども(瓜坊)のボディ部分と言ったほうが分かり
>やすいかも。固いからを割ると中にはおがくずのような
>ものが詰まっていて、これは燃やすと、蚊よけになります。
>食べられるのは、白い粉のかかった種の部分で、ラムネ
>菓子のような酸っぱい味がします。ビタミンCが豊富で、
>暑い季節むきの酸味は村の子供たちの絶好のおやつです。

セネガルの街中では、このバオバブの実をすりつぶしてさとう水でとかした
ジュースがあちこちで売られております。さらに、人気があるのは同じくビ
タミンCたっぷりのハイビスカスジュースとミックスしたタイプの飲み物で
す。

暑い時には、これを氷らした、バオバブアイスやハイビスカスアイスが人気
です。

>バオバブの実を発芽させるには工夫が必要で、植える前に
>種に切り込みをいれるか、熱湯あるいは海水に24時間
>つけておくとよいとガーデニング好きの英国人が言って
>ました。(う〜ん、さすが英国人。園芸のことになると
>ちょっとうるさい。
>でもバオバブを庭に植えるとは思えないから、
>単なるうんちく!?)

セネガルでは、「バオバブボンサイ」というネーミングそのままで、はちに
うえられたバオバブが街中の売り子お兄さんたちの手で売られておりました。
お友達になった台湾のODA派遣(?)の園芸技術者の方が「バオバブボンサ
イ」普及にはげんでおりました。

>西アフリカでは種を干してからつぶし、細かい粉にして
>ソースや肉汁にとろみをつけたり、果肉のぴりっとした
>味を加えるために使うそうですが、手が込んでますね。

そうだったんですか。知らなかったです。
一つ思い出したのが、バオバブの葉は栄養価があるらしく、緑の野菜が少な
い地域なので、ある協力隊の方がせっせとこのバオバブの葉を料理に取り入
れるよう指導していたことです。

随分昔に、その名も「バオバブ」という写真図鑑で世界のあらゆるところに
生息しているバオバブを載せている本を読みました。残念ながら、上のよう
なバオバブのこうした文化的な意味合い等はほとんどのっていなく、植物学
的な観点しかのっていないのですが、アフリカのあちこちに生えているバオ
バブもかなりいろいろな種類があったように記憶しております。あと、オー
ストラリアなどにも、バオバブはたくさんあるらしいです。アフリカとオー
ストラリアの大陸がくっついていた頃から(両大陸はくっついていたんでし
たっけ?)、バオバブは存在していたのでしょうか?それくらい長い歴史を
もっているような、壮大なイメージをバオバブはもっておりますが。

それでは、それでは皆様良いお年を。
……………………・………………………
もんちゃん
P-Africaのみなさま

明けましておめでとうございます。
Y2K問題も今のところ大きな問題は生じていないようですね。ホッと一息で
す。

さて、バオバブです。

くるみ@モシさん;
>際電話で「夏に帰国したときにもらったバオバブの種を
>植えたら、ものすごい数の芽がにょきにょき出てきた。
>家族で大騒ぎして、ああでもないこうでもないと世話を
>したが枯れてしまい、最後の一本だけになってしまった。
>どうやって育てたらいいだろう?」と聞かれました。
>話の最後に「そもそもバオバブってど

マラウィ協力隊時代に、帰国する隊員から「日本でバオバブを育てたい」と
相談を受けました。実家の庭にそびえたつバオバブの大木をイメージしたよ
うです。が…
「バオバブの樹齢って、100年単位なのは知ってる?」というと、自分が生
きている間にはイメージしたような大木にはならないと悟ってくれたようで、
諦めました。

それに、熱帯の乾燥地に適応した植物ですから、日本の多湿では根腐れする
でしょうし、冬の寒さを越せないと思いますね。鉢植えにすれば、サボテン
同様多少は生育するかもしれないですが、それこそ「ボンサイ」の世界。か
といって大きく育てるには温室も無理がありますし…。露地植えで可能性が
あるとすれば、年間を通じて暖かく、比較的雨の少ない瀬戸内の気候ですか
ね。

>石を投げ、実を落としてところに出くわし、それがバオバブの
>実だと知りました。

>いて、これは燃やすと、蚊よけになります。食べられる
>のは、白い粉のかかった種の部分で、ラムネ菓子のような
>酸っぱい味がします。ビタミンCが豊富で、暑い季節むきの
>酸味は村の子供たちの絶好のおやつです。

僕も暑い季節のフィールド仕事では良く食べました。あの粉を種ごと口に含
むと心地よい酸味が口に広がって、つばきがたくさん出てきて、喉の渇きが
治まります。多分あの粉は、ビタミンCの結晶でしょう。

中島@清瀬さん;
> 先日、鑑賞した「アフリカの風」でも苗木をもらった
>ハイエナが慌てたあまり、逆さまに突き刺して植えて
>しまったという話しが登場していました。

この話しはマラウィのガイドたちも話してました。罰を受けたハイエナは、
以来昼間行動することを禁じられたとか。

>ブの木はちょっと不気味な感じがしますが、タンザニアの
>イリンガへ向かった時に、その途中の、ミクミ・ナショナル
>パークを過ぎてバスが山中を通過している時に見た、光景が
>ものすごかったです。

タランギレ国立公園@タンザニアもすごいです。
僕のいたリウォンデ国立公園@マラウィには大木は少なかったですが、それ
でも直径5メートルを越す大木がありました。今にも動き出しそうな力強さ
を感じたものです。

僕のHPにはこのバオバブをモデルにした短編小説が2編収めてあります。良
かったら読んでみてください。

http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara/leon.htm
http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara/bigtree.htm

門@川崎さん;
>のっていないのですが、アフリカのあちこちに生えている
>バオバブもかなりいろいろな種類があったように記憶して
>おります。あと、オーストラリアなどにも、バオバブは
>たくさんあるらしいです。アフリカとオーストラリアの
>大陸がくっついていた頃から(両大陸はくっついていた
>んでしたっけ?)、バオバブは存在していたのでしょうか?
>それくらい長い歴史をもっているような、壮大なイ

現在の通説としては…
アフリカ大陸のものはすべて同一の種類(ディギタータ種)。オーストラリ
アには1〜2種。そしてアフリカ大陸のに浮かぶマダガスカルには8種(上
記ディギタータ種と、7つの固有種)となっています。
マダガスカルのバオバブは僕も見に行きましたが、圧巻です。

約一億8千年前のジュラ紀にゴンドワナ大陸が分裂したと言いますから、そ
れまで、アフリカもマダガスカルもオーストラリアも(南米、インド半島、
南極大陸も)くっついていたらしいですね。バオバブの祖先種の誕生はそれ
以前だったんでしょう。

バオバブについては、舞台がマダガスカルですが、下記の本がお勧めです。
科学的な話しだけでなく、民俗学的な視点も盛り込まれた本です

「マダガスカル異端植物紀行」湯浅浩史著 (1995・日経サイエンス社)

あ、そうそう。いよいよ福岡の写真展です。よろしく!(次号につづく)
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■ Africa a la carte アフリカの紹介
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●アフリカ紹介番組
『東アフリカ・色と模様の世界』   by野村 民夫

 ご存知だとは思いますが、NHK教育テレビの人間講座で「東アフリカ・色
と模様の世界」が始まりました。副題は「無文字社会の豊かな想像力」です。
(水曜日23:00〜23:30、再放送:木曜日15:30〜16:00、全12回、
テキスト560円)
 また、NHK学園の通信講座では、毎月1回(放送4回分、全
3回)、与えられたテーマに対してレポートを提出すると講評が返送されてき
ます。(1月21日締切、定員120名、6000円。テキスト末尾参照)

 文化人類学でエチオピアの遊牧民を取り上げる様なので、ちょっと苦手だな
ぁ、と思っていたのですが、第1回は、太陽や虹の色、日本の古代の色の表現、
等、とっつきやすく感じました。

 第2回は、フィールド・ワークの実際を、経験に基づいて説明がありました。
 文化人類学を大学の一般教養で学んだのは30年も前ですが、教科書に書いて
あることでも、実体験で説明されると納得できます。妻子と共に、というのも
新鮮でした。
 アフリカに行く前に、かろうじて残っていた四国の焼畑を調べたそうですが、
高校の「脱線」で聞いた覚えがあります。(もう一箇所最後まで残っていた九
州の五木はダムに沈もうとしています。)

 フィールドがエチオピア、スーダンの戦乱に巻き込まれなかったのか、無文
字社会での識字教育はどの様にすべきなのか、アマゾンやインドネシアの森林
喪失の報道で開墾と伝統的な焼畑を(故意に?)混同しているのを何とかしな
ければ、などという現代的な問題意識は一時忘れて、この社会にしばらく浸っ
てみたいと思っています。

 テキストの前書きの最後は次の様になっています。

  地球上には、サバンナのボディの世界のように、その地に咲く美しい花が
まだまだたくさん見いだされるはずである。それらは、人類が誕生して以来え
いえいとはぐくんできた叡智の花である。しかし、その花の寿命は、もはや秒
読みの段階に入っている。

 通信講座も申し込んだことだし、全回見られるように頑張ります。
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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○ラティール・シー&SUNU XELCOM(スヌ・ヘルコム)の
        アフリカンパーカッションライブ
◆大阪
日時:2月25日(金)22:00〜
場所:Someplace Else(地下鉄心斎橋駅徒歩8分 06-6213-9100)
チャージ:¥2,800(予定)
お問い合わせ:LUCKY 06-6536-1860

◆京都
日時:2月26日(土)19:30〜
場所:Parker House Roll
(阪急四条烏丸駅徒歩10分/地下鉄五条駅徒歩3分 075-352-8042)
チャージ:¥2,600(前売り)¥3,000(当日) *共に1ドリンク付
お問い合わせ/チケット販売:
TAM TAM COMPANY 06-6241-5717/070-5654-4911

◆東京
日時:2月10日(木)+3月30日(木)19:30〜
場所:音や金時(JR西荻窪駅徒歩2分 03-5382-2020)
チャージ:¥2,500(1ドリンク付)
お問い合わせ:音や金時 または オフィス・テランガ teranga@gol.com
             http://www2.gol.com/users/teranga

●北海道
○ジンベクラス
主催者:  いいだともき(札幌市手稲区曙7-1-7-8)
      E-mail: i-da@qb3.so-net.ne.jp
                  Tel&Fax: 011-684-7553
<1月の日程>
小樽 19日か26日
釧路 26日
帯広 27日

参加費:1,000円〜2,500(レベルや会場によってことなります)
*時間や場所、その他の詳しい情報は、主催者までお問い合わせください。

◆CD販売のお知らせ
ジンバブエ在住の高橋朋子さんが主催するミュージックプロダクション、ジョ
ナグルが初めてCDを発売しました!ジンバブエのポピュラー音楽です。ジンバ
ブエの今の音楽を楽しむことが、今後の生産を支援することにもなります。み
なさん、ぜひ聞いてください!1枚2,500円(送料込み)です。申し込み/お
問合せは、いいだまで。

CDタイトル:Ndafunga Kure
アーティスト:Clive Malunga
収録曲:Ndafunga Kure, Zunde, Bereka Mwana Tiende,
          Zimbabwe, Dzrunga, Kachoro

 ジンバブエの歌手、Malungaの6枚目のアルバムです。Malungaは自分の音
楽活動をしながら、プロモーターとしても活躍し、他のアーティストを支援
したり、音楽祭を実施したりしています。今、彼は首都ハラレにアートセン
ター設立を目指しています。

○函南町文化芸術鑑賞会(真冬の祭典)
〜アフリカの熱い鼓動をあなたに!ようこそアフリカへ〜
「アクワバ&ママドゥ」コンサート
”パーカッション&ダンス&トーク”ライブ
日時:2月5日(土)開場17:30〜開演18:30
場所:函南町中央公民館・大ホール
入場料:一般,.000円  学生500円
その他:・全席自由席
     ・前売り券・当日券の区別なし
     ・入場券は函南町中央公民館窓口で取り扱っています。
     ・入場券の販売は、販売予定数量を完売した時点で中止しま
      すので、お早めにお求め下さい。
     ・駐車場スペースに限りがありますので、車でのご来場は御
      注意下さい。
問合せ:函南町教育委員会社会教育課 TEL:0559-79-1733 

●関東・甲信越
○ドゥンドゥン・ワークショップのお知らせ
アフリカン・パーカッション・グループ「WARABA」アフリカン・レゲエ・バ
ンド「SABOU」アフロ・レゲエ・バンド「NATTY・VIBE’S」 などで活躍中の
アブ―・ケンプ・カマラさんを講師にお迎えして、ドゥンドゥン・ワークシ
ョップを行います。

最新情報は
http://home.webnik.ne.jp/000429/index.html
にアップロードしています。楽しいワークショップにしたいと思っています。

連絡先:アブー: 090-84-890914  または
     Keiko Ishida:  03-5248-4480, kei-ishi@mail1.webnik.ne.jp
なお、持ちこまれる楽器はドゥンドゥンでもジャンベでも構いません。

○アフリカンダンス〜西アフリカのマンデのダンス
開催日:毎週木曜日夜、初日のみ土曜日
1/15(土) 20(木)、2/3、10、17、24、 3/2、 9、 16、 23、 /全 10回
受講料:35000円
講師:ニャマ・カンテ 通訳:鈴木裕之
 ひとことで「アフリカ』といってもとても広いのですがこの教室ではマン
デのダンスを踊ります。「マンデ」はマリ,ギニアを中心にアフリカ一帯に広
がる民族。彼らは非常に豊かな音楽を育み、サリフ・ケイタ・モリ・カンテ
といった国際的に有名なミュージシャンを輩出しています。教えてくれるニ
ャマ・カンテさんはモリ・カンテの姪っ子にあたり、アフリカ、日本でプロ
のシンガー・ダンサーとして活躍しています。体力、リズム感に自信がなく
てもだいじょうぶ!マンデの伝統的なダンスにちょっぴりモダンなテイスト
を加えた本場のダンスを、楽しんでみませんか。
お申し込み:PARC自由学校高橋まで
    TEL:03-5281-0399 FAX:03-3292-2437
締めきり:先着15名まで。お申し込み後、場所等詳細をご案内します。

○ナポレオンソロライブ(アフリカンパーカッション)
(Djembe, Talking drum, vocal, etc.)
◆日時:1月21日(金)
     19:45- 1stage
場所:アフリカ料理屋 「クスクス・パート2」
     東京都渋谷区桜丘28-3恒和ビル1階 
     TEL:03-3462-6588 JR渋谷駅南口から徒歩5分
ライブチャージ:無料
◆日時:1月26日(水)21:00-21:40
場所:DJ Bar & Restaurant Breath
       横浜市西区岡野1-16-7   Tel. 045-314-4784
      横浜駅西口 東急ハンズ先の岡野町交差点渡りサンクスの裏を右折
ライブチャージ:無料
問合せ:Breath 045-314-4784

その他のライブ・ワークショップなどの問い合わせ:安喰 agui@sip.mt.nec.co.jp

○AJF交流イベント in Shibuya
 −アフリカとどう関るか?−
講師:深井 善雄 氏(変更しました。) 
(株)アース・アンド・ヒューマン・コーポレーション 代表取締役社長

(講師経歴)
大学卒業後、協力隊隊員としてセネガルで活躍。農用地整備公団(現・緑資
源公団)を経て、若くしてコンサルタント会社を設立。現在、代表取締役社
長。(AJF会員)

(主な内容)
セネガルの協力隊員としての経験をはじめ、ODAコンサルとして様々な経
験を基に、開発調査およびコンサルタント業務、また農業のエキスパートと
して、今回は、アフリカでの開発調査やコンサルタント業界を目指す人向け
に話をして頂きます。スライドなどの上映もします。

日時:1月22日(土)15:00〜17:00
   終了後、お時間のある方は、アフリカビールでも飲みながら
   アフリカの未来について語り合いましょう!!
場所:アフリカ料理屋 「クスクス・パート2」
     東京都渋谷区桜丘28-3恒和ビル1階 
     TEL:03-3462-6588 JR渋谷駅南口から徒歩5分
(渋谷クスクスへのアクセス)
JR渋谷駅南口バスターミナル横の歩道橋(国道246)を渡る。
東急観光と丸井キャッシングの間にある細い坂道を上る。
ヒルポートホテルを通り過ぎ、二本目の細い脇道を左に入り、すぐ。
参加費:飲み物、資料代として
    AJF会員 500円 非会員 700円
問合せ:Africa Japan Forum (AJF)
      事務局 渡瀬のり子
      ajf@mtb.biglobe.ne.jphttp://www5a.biglobe.ne.jp/~AJF

○アフリカンミュージックの太鼓のリズムに合わせて踊ってみませんか?
日時 :2月5日(土)14:00〜17:00
場所 :板橋産文ホール    1階ホール
1部(14:00−15:00)  アフリカとケニアのお話し
       講師 : フローレンス マシュウコさん(ケニア大使館勤務)
      (15:00−15:30)  ケニア料理(試食程度)と飲み物(チャイ)
2部(15:30−16:00)  西アフリカのブルキナファソの紹介
     (16:00−17:00) ブルキナファソのミュージシャン、
         レイモントパレさんとその仲間による生演奏と踊り
特典: アフリカ民芸品の福引きもあります。(空クジなし)
参加方法: 電話申し込みによる先着80名まで、
参加費: 700円
申し込み先: 財団法人 板橋国際交流協会
           TEL:03-3579-2015
産文ホールへの交通:
       都営地下鉄 三田線 板橋区役所前 下車 5分
       東武 東上線  大山駅 下車 5分
(永棟敏夫さんの紹介)

○ガーナの太鼓「パラゴ」体験教室(初心者対象)
西アフリカ・ガーナにおける儀式、レクリエーション等で演奏されるパーカッ
ション「パラゴ」の音色やリズムを味わうとともに、ガーナ伝統の曲を練習
して、アンサンブルでの1曲の完成を目指す。

日時:2/9、2/16、2/23、3/1、3/8全5回  19:00〜21:00、(全て水曜日)
場所: ひの社会教育センター
   東京都日野市多摩平4-3 (JR中央線豊田駅北口より徒歩10分)
内容:
第1回 ドラムに慣れる
第2回 基本のリズムを叩く−1
第3回 基本のリズムを叩く−2
第4回 アンサンブルを楽しむ
第5回 アンサンブルで1曲を通して演奏する
講師:橋本和典(青年海外協力隊ガーナOB)
対象:初心者(市外の方も歓迎)
定員:7〜14人
参加費:9,500円(消費税別)、 ドラム貸出料2,500円 (ともに全5回分)
主催: 日野市、(財)社会教育協会
問合せ連絡先:ひの社会教育センター   担当:岡島
     TEL042-582-3136、FAX042-581-0647
(ひの社会教育センターの紹介)

●中部・東海
○"SEE YOU IN AFRICA"
Dance to African Music - mix with Lingala Reggae
毎月第一土曜日はAfrican Night!
リンガラやレゲエなどのBlack musicでフロアーは朝まで大ブレイク!
10月よりスタートしたばかり!
DJ.: Ras Yama, Charles
Presented by: Yuki Maeda (Lisanga)
場所:Elcoco(名古屋テレビ塔横タワービル6階)
時間:21:00〜05:00(翌朝)
料金:2,000円(2ドリンク付き)
問合せ:TEL:052-963-5066 (Elcoco)

●関西
○第95回アフリカ地域研究会のご案内
日時: 1月 25日(火)15:00〜17:00 
場所:京都大学アフリカ地域研究資料センター
      新館3階共同講義室(京都市左京区吉田下阿達町46)
演題:「農村開発計画と政策立案に関するアフリカからの展望
              :ウガンダの事例より」
            (An African Perspective to Policy Formulation and Rural
     Development Planning : A Case of Uganda)
講師:エドワード・キルミラ(Dr. Edward Kirumira )
     アキレス・セワヤ(Dr. Achilles Ssewaya )
   (ウガンダ・マケレレ大学、社会学・人類学講座)
         (Department of Sociology and Anthropology,
            Makerere University, Uganda)
要約:ウガンダでは現在、農村部での貧困問題に対処するための開発計画が、
日本の国際協力事業団の支援によって進行中である。講師の二人は、その立
案と実施に深く関与しており、その経験をもとにして今後のアフリカでの農
村開発のあるべき姿を展望する。
連絡先:京都大学アフリカ地域研究資料センター、立川みお
Tel. 075-753-7821  Fax.075-753-7810
e-mail:tachikawa@jambo.africa.kyoto-u.ac.jp

●九州
<<写真展>>「ロボットカメラが見たアフリカの野性」
日時:年1月6日(木)〜19日(木)(休・12日)
会場:さくらギャラリー(福岡市中央区大名1丁目)
問合せ:栗原智昭  <tomo.kurihara@nifty.ne.jp> 福岡県春日市
栗原のHP<http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara>12月8日改訂

●海外
○ENDA−GRAF主催 セネガルスタディツアー2000実行委員会共催
 ‐西アフリカ・セネガルスタディーツアー2000のご案内‐

独立以来一度もクーデターを経験したことのないセネガルで、今年2月27日、
7年振りの大統領選挙が行われます。今回は野党に非常に強力な候補が何人も
おり、活発な選挙活動が行われています。その激動の瞬間を体感しながら、
同時に草の根の人々の様々な活動(教育・保険・環境分野等)地を訪問し、
セネガルにとって、私達たちにとっての「民主化」とは何かを考えるのが、
このツアーのテーマです。

<日程> 2000年2月22日〜3月7日(セネガル内行程14泊15日)
     (1週間で帰国するオプションは要相談)

<プログラム>選挙キャンペーン地、メディア訪問、政党訪問、
 都市・農村部でのNGOや市民活動地等を訪問。その他イベント多数。

<ツアーファシリテータ>
 ENDA-GRAF(NGO) 職員 ママドゥ・ンジャイ氏
 及び元セネガル青年海外協力隊隊員・元国連職員が引率

<募集人数> 10名(申し込み人数が多数の場合は選考あり)
 なお、定員になり次第締切らせていただきます。

<事前学習>
 主に土曜日に勉強会3回・合宿1回を東京で行います
 (講師:勝俣誠氏・明治学院大教授、小川了氏・東京外国語大教授等を予定)

<参加費用> 149,000円。
 セネガルまでの往復航空費用は含みません。このツアーは、現地集合/解散
 ですが、格安航空券の情報(往復14万位から)は提供いたします。

<その他>
 事前の募集要項の送付、申込み、事前学習の多くは極力E-MAILを使
 用します。昨年のツアーでは北海道や海外(欧州・アフリカ)等から
 も参加いただきました。

<案内書送付方法> 参加希望者は、下記アドレス宛に、
       E-Mail : c-sst@egroups.co.jp
 「資料請求」の旨とご氏名・TEL・住所をそえていただき、連絡願います。
 まずは、E-MAILにて詳細な資料、申し込み書を送信いたします。

●人材募集
京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻
非常勤職員募集

本専攻では,下記の要領で非常勤職員一名を募集しています。

資格・条件
* 30歳以下が望ましい
* 英語に堪能であること
* パソコンでワープロ・データベース・電子メール等の操作ができる

仕事の内容
* 本専攻が出版している英文雑誌 African Study Monographs の編集作業
* アフリカ地域研究専攻の運営にかかわる事務
(本専攻についてはhttp://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/root.htm参照してください)

勤務時間・勤務の開始時期
* 月曜〜金曜 9時〜17時
* 可能ならば2000年3月はじめから勤務していただきたいと希望しています

給与
* 大学の規定に従って支給されます(経歴等によって変わります)
* 交通費も規定により支給されます。賞与はありません。

応募方法
応募される方は,市販の履歴書に準じた内容の履歴書を書き,下記のアドレス
へメールで送ってください。(締切り:1月末日)
(テキストファイルのみ。一太郎,Word文書等の添付ファイルは不可)
webmaster@jambo.africa.kyoto-u.ac.jp
応募された方の中から書類選考を行ない,そののち候補者に対して面接 を行
なう予定です。
書類選考の結果については,メールで返信いたします。

本研究科の所在地
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46 (荒神橋東詰め近く)
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■今日のひとこと
週末、450年の伝統を誇る世田谷ボロ市に行って来ました。
思わぬ掘り出し物にホクホク!(Mao)
------[情報募集]-------------------------------------------
    あなたの身近なアフリカイベント情報募集しています!
掲載に必要な項目は、
イベント名称、日時、場所(住所よければ電話・FAX最寄駅等も)、参加費、
主催、問合せ連絡先(Tel、Fax、あればe-mail)
(紹介される方へのお願い)
*イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方
のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。
*特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。
よろしくお願いします。
○投稿先:mao-pole@bd5.so-net.ne.jp(奥田)
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◆感想・投稿はmao-pole@bd5.so-net.ne.jp(担当:奥田麻緒)まで
◆アフリカ日本協議会(AJF)
      http://www5a.biglobe.ne.jp/~AJF
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